あなたは「カラス」という鳥に、どのようなイメージを持っていますか? ゴミ捨て場に群がってゴミを荒らす、よく響く声でうるさく鳴くといったネガティブなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。 カラスは日本全国に生息している、私たちにとって馴染み深い野鳥です。 ですが、誰でも存在を知っている反面、実は寿命を含めた生態についてまだわからない部分が多い鳥でもあります。 本記事では元動物園の飼育員である筆者が、意外と知らないカラスの寿命や生態を解説していきます。
「春になると日本にやってくる身近な野鳥は?」と聞かれたら何と答えますか? この質問に、白と黒のコントラストが美しい鳥「ツバメ」と答える方が多いのではないでしょうか。 ツバメは害虫を食べてくれる益鳥として、昔から世界中の人に愛されてきました。 家の軒下に巣を作る姿や、見事な滑空で昆虫を捕らえる姿を見たことがある方もいるでしょう。 しかし、ツバメはとても身近である一方、生態について知られていないことが多い鳥でもあります。 当記事ではそんなツバメについてその生態や特徴、保護の方法を解説していきます。
鮮やかな体の色と美しいさえずりが魅力のオオルリ。 日本には4月ごろやって来て巣作りをし、繁殖をします。 しかし、10月を過ぎた頃から暖かい場所へと去ってしまいます。 観察できる期間が限られているオオルリですので、是非とも観察に出かけたいところ。 今回はオオルリについて、体の特徴から生活の様子などを説明していきます。 さらに、関東地区でオオルリを観察しやすいスポットも紹介。 観察のコツを頭に入れて、綺麗な野鳥のオオルリをみてみましょう!
長い長い冬を越え、春の足音が聞こえるころに現れる「ウグイス」 「ホーホケキョ」と鳴く声は日本人には大変親しみのあるものです。 しかし、ウグイスの名前や鳴き声は知っていても、姿かたちをよく知っている人は少ないようです。 こんなにも有名で愛されている鳥なのに、言われてみるとその歴史や生態、ペットとして飼えるのかなど分からない事ばかりです。 そこで今回は謎多き春を告げる鳥「ウグイス」の生態や歴史についてご紹介してみましょう。
野鳥は普段からよく見ることがある思いますが、その野鳥は何という名前でどんな鳥か知っていますか? 種類は違くても見た目が類似している鳥がいたり、飛んでしまって見えにくいため、意外と鳥の見分け方は難しいのです。 鳥の見分け方の一つとして生息地の違いがあります。 場所により生息している鳥が決まってくるので候補が絞られ、鳥が見分けやすくなります。 さらに鳥の生息地を知っていることで、お目当ての鳥の観察がしやすくなるのです。 本記事では「身近」「海辺」「水辺」「野山」の4エリアに分けて野鳥を紹介します。
ホトトギスは万葉集や古今集などにも登場することから、昔から親しまれていたことが分かります。 その特徴的な鳴き声や模様は多くの人々に親しみや親近感を与え、現代でも人気が高い鳥となっております。 日本には5月中旬ごろに渡来する「夏鳥」として知られているので、ホトトギスの鳴き声を聞くと夏の始まりを感じる人もいるのではないでしょうか? 今回の記事では、そんなホトトギスの特徴や生態、鳴き声に至るまでまとめてみました 。
猛禽類といえば、鋭い眼光にシャープな体、そして肉を食べるイメージが強いですよね。 しかし、そんな猛禽類の中でも「ハチ」を好んで食べる「ハチクマ」というタカがいることをご存知でしょうか。 当記事ではタカの中でもちょっと変わった、ハチクマの生態やハチクマを飼育している動物園について、元飼育員が解説します。
ブッポウソウは、興味深い名前と美しい容姿をあわせ持った、魅力的な鳥です。 その名の由来は鳴き声と考えられていますが、「ブッポウソウ」と鳴く鳥は、実は彼らではありません! ブッポウソウという鳥は、どのような鳴き声で、どういった特徴があるのでしょうか。 また、絶滅危惧種に指定されている鳥でもあるため、これからも保護していかなくてはいけない大変貴重な存在です。 ブッポウソウの生態や現在の繁殖状況、観察する際に気をつけたいポイントについても、この機会に確認しておきましょう。
ヨシゴイと言う鳥をご存知でしょうか。魚の「鯉」ではありませんよ。 意外と私たちの身近に現れることのある鳥なのですが、あまり知られていないことも事実です。 しかし、その一方で独特な姿や仕草が面白いと、SNSを中心に一部で話題にもなっています。 珍鳥とも言われるヨシゴイは、果たしてどのような鳥なのでしょう。 ヨシゴイの生態や特徴を始め、珍鳥と呼ばれる理由を紹介します。 ぜひ、珍鳥ヨシゴイに癒しを求めてみてはいかがでしょうか。
日本各地に生息するホオジロ。 かつてはカッコウの卵を代わりに育てていました。 ホオジロの特徴の一つに聞きなしがあります。 鳴き声が日本語で表現した時に面白く聞こえますよ。 渡鳥ではない留鳥の一種ですのでいつでも観察できそうですが冬場はより難しくなります。 今回はホオジロについて体の特徴から歴史、鳴き声、見つけ方など詳しく紹介していきます。 スズメと似ていることもあるせいか見つけることが難しいと感じている方は特に必見の内容になっています。 それでは、ぜひ読み進めてください。
北海道から沖縄まで、日本のほぼ全域で観察することができるムクドリについてご存知ですか? 名前は聞いたことがあるけど、どのような鳥なのかは知らないという人が多いのではないでしょうか。 ムクドリは大群で行動するため、鳴き声やふんに悩まされている人が多い鳥でもあるのです。 本記事では「ムクドリの特徴」や「ムクドリの種類」など、ムクドリについて解説しています。 ムクドリについて詳しく知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
実は人間の近くで暮らしてる猛禽類の仲間「ノスリ」を知っていますか? 大きいわけでも派手な色をしているわけでもないことから、ノスリの存在自体に気付いていない方もいるかもしれません。 当記事では色はちょっと地味だけど、意外とかわいい顔をしているノスリについて解説していきます。 その生態や特徴、ペットとして飼えるかどうか、ノスリのいる動物園などをご紹介します。
野鳥というと、スズメやカラスのようにさほど大きくない鳥をイメージしますが、たまに野外で大きな鳥を見ることはありませんか。 その大きな鳥はアオサギかもしれません。 アオサギは海岸や河原、水田などの水がある地帯にいることがよくあります。 そのため、意外と身近にいる鳥なのです。しかし、どのような鳥なのかご存じない人は多いと思います。 本記事では、『アオサギの生態』や『アオサギを飼うことはできるのか』、『アオサギの観察スポット』などを紹介しています。
都市部でもよく見かけるヒヨドリ。 身近な存在の小鳥の一種ですが、可愛らしい体格ながら、よく見ると灰色の体にボサボサ頭と気の強そうないかつい風貌をしています。 「ヒヨヒヨ」という鳴き声はまるで自己紹介をしているようですね。 ヒヨドリの巣は縁起が良いとされているものの、家のそばに巣を作り繁殖した場合、鳴き声やフンに悩まされることも事実です。 今回は、ヒヨドリの生態から巣の対策までご紹介します。 また、家庭でヒヨドリは飼育が可能なのか、よく似たムクドリとの見分け方もお伝えします。
春先になるとテレビのニュースやワイドショーがこぞって取り上げる、カルガモのお引っ越し。 親カルガモの後を、一生懸命ちょこちょこと追いかける子カルガモの姿は何度見ても癒されます。 日本全土に生息し、留鳥とされているカルガモは、日本人にとって身近な存在です。 そんなカルガモは、ペットとして飼育することは可能なのでしょうか。 実は色々と制約はあるものの、決して不可能ではないのです。 今回は、カルガモの特徴や生態について詳しくご紹介します。
トキ(朱鷺)は、「ニッポニア・ニッポン」という学名で知られるように、日本の代表的な鳥の一種であるにも関わらず、絶滅の危機を迎えてしまった貴重な生物です。 本記事ではトキが絶滅寸前の状態になってしまった理由・原因、保護活動の歴史と現在、日本産最後のトキとして知られる「キン」の話、そして今現在のトキの繁殖状況や日本国内に生息している数など、トキに関する様々なことをまとめました。 また、合わせてトキを観察することができる場所もご紹介するので、本物のトキに会いたい方はぜひチェックしてください。
スズメは、日本では知らない人がいないのではないかと言うくらいに有名な鳥ですよね。 外を見わたせば屋根の上や電信柱の上など私達の身近な場所にいるので、日本に住んでいて見たことがない人はいないでしょう。 しかし、そんなスズメの生態について知っていますか? スズメについて詳しく知ることで、スズメに対して見方が変わるかもしれませんよ。 本記事では「スズメの生態」や「スズメの保護時の対応」など、スズメについて幅広く紹介しています。
都心部では冬の公園で目撃したことがあるかもしれません、ルリビタキ。 日本にも生息しているわけですが、なかなか出会うことが難しい野鳥。 しかし、一度見てみると体の色の綺麗さに感動することでしょう。 綺麗な青色から「瑠璃三鳥」の一つとして多くの愛好者から人気です。 日本版の幸せを呼ぶ鳥としての人気急上昇。 今回はルリビタキの生息や特徴、生活の様子、さらには出没スポットも紹介しています。 参考にしてぜひ、観察に行きましょう。
カワセミと言えばとても美しい鳥というイメージがあると思います。 漢字で翡翠と書くようにその翡翠色の対色は「飛ぶ宝石」や「川の宝石」とも呼ばれている程の美しさです。 その美しい姿が水辺を飛ぶ姿は一種の芸術です。 美しい姿から人気がある一方で、カワセミは絶滅を危惧されている種でもあります。 本記事ではそんなカワセミについて詳しく紹介していきたいと思います。
猛禽類と聞くと、大きくてかっこいいイメージがあります。 しかし、チョウゲンボウはその真逆。キジバト程度の大きさで缶コーヒーの重さくらいしかない、見た目がとても可愛らしい猛禽類なのです。 さらに、東京都にある稲城市では「市の鳥」として認定されており、市民投票では他の候補の鳥から差をつけての1位となっています。 そんなに人気のあるチョウゲンボウについて、本記事では生態や値段、購入方法や飼育に必要な道具など、幅広く紹介しています。