生き物たちが動き出し、若葉が萌えいづる季節。 春になると「ホーホケキョ」と甲高くも澄んだ音で鳴くうぐいすの美しい声を聞いたことのある方は多いのではないでしょうか。 早いところでは3月、遅くても4月頃に鳴き始めるうぐいすは古くから春を指す季語として和歌に詠まれています。 では、そんなうぐいすはどのような生き物なのでしょうか。 今回はよくうぐいすと混同されるメジロとの違いにも触れながら、その生態、特徴、保護をした時の注意点について解説していきます。
童話や俳句、食など、日本人にも馴染みの深い鳥のひとつに「キジ」が挙げられます。 キジは「キジ鍋」や狩猟対象としても知られますが、一方でキジは国鳥にも指定されている鳥でもあります。 そんなキジですが、ペットとして飼育することはできるのでしょうか。 今回はキジについて、その生態や特徴、キジにまつわる話を中心に解説していきたいと思います。
北の大地、釧路湿原に生息する「タンチョウ」 白く美しい羽毛に覆われ、頭頂部の色鮮やかな赤い部分が特徴的です。 その大きさは鶴界の中では最大級といわれています。 タンチョウとはどのような鶴なのか。 その歴史や特徴、生態はどのようなものなのか。 絶滅の危機から立ち直った保護の歴史や、観察できるスポットまで、タンチョウについてご紹介します。
スズメの仲間だけど、とてもキレイな羽を持っている野鳥「カワラヒワ」を知っていますか? カワラヒワは大きさや体つきがスズメにそっくりなため、注意して見ないと見過ごしてしまうことが多い動物です。 当記事では実は身近なところに住んでいる野鳥、カワラヒワについて解説していきます。
コバルトブルーのアイリングとくちばし、長い尾羽を持った美しい野鳥である「サンコウチョウ」を知っていますか? その鳴き声から三つの光の鳥という名前を持つサンコウチョウは、バードウォッチング愛好家の憧れの的であり、静岡県の県鳥にも指定されています。 当記事ではサンコウチョウの生態や亜種について解説し、ペットとして飼えるのかどうかを考えていきます。
全国各地で見られるものの、うまく自然に溶け込んであまり目立たない野鳥「アオジ」を知っていますか? アオジは可愛らしい顔にふっくらとした体、少し地味ながら美しい色をした羽と声が魅力的です。 当記事ではアオジの生態やペットとして飼えるかどうか、またアオジが見られる動物園について解説していきます。
森の中を飛ぶ美しい鳥「アカショウビン」をご存知でしょうか。 飛ぶ宝石とも呼ばれるカワセミの仲間であり、カワセミらしい美しい鳴き声と、燃えるような赤色を全身にまとったその姿は、野鳥愛好家にとってのあこがれの的です。 当記事ではそんなアカショウビンはどんな鳥なのか、ペットとして飼えるのか、どこの動物園で飼育されているのかを元動物園の飼育員が解説します。
カラスといえばゴミを荒らす、なんとなく不吉な気がする‥.そんなマイナスのイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。 街中でも良く見かけるカラスについて、あえてその生態を勉強したり調べたりしたことがある人も少ないように感じます。 ですが、しつけ次第でカラスは人に良く懐くこと、頭が良くてかわいらしい部分もあることから、中にはペットにしている人もいます。 当記事では、身近だけど実は面白い、ハシブトガラスの生態やペットにする方法を解説します。
可愛らしい色合いと、ほっそりとしたきれいな身体が魅力的な鳥、キセキレイ。 川や市街地を歩いていると、よく見かけるという方も多いのではないでしょうか。 キセキレイは、春夏に生活する場所と、秋冬に暮らす場所が異なります。 キセキレイの特徴や生態について知っておくと、観測する時により楽しめるでしょう。 なお「キセキレイが、自宅の屋根に巣を作ってしまった!」「キセキレイがなぜか家のベランダの窓をつつきに来る」といったトラブルが起きてしまった際の、適切な対処法についても、あわせてご紹介します。
ゴイサギという鳥を知っていますか? 分かりやすく言うと、ペンギンのような見た目をしている鳥です。 野鳥として生息しているだけではなく、動物園や水族館で飼育されていることもあるので、見たことがある人も多いのではないのでしょうか。 しかし、ゴイサギについて詳細を知っている人は少なくなるでしょう。 本記事では大きさや鳴き声などのゴイサギの生態や、ゴイサギが観察できる場所などを紹介しています。 ゴイサギについてもっと知りたい人やゴイサギに興味がある人は、ぜひ参考にしてみてください。
クイナは日本に広く生息している水辺の鳥です。 「夏は来ぬ」という大変親しみのある歌にも出て来るほど身近な鳥なのですが、とても臆病な鳥なのでめったに見かけることはありません。 歌に出て来るように「夏鳥」として知られていますが、関東以南では冬に見かけることから「冬鳥」ともされています。 鳩より少し小さいくらいの大きさをしており、青灰色と褐色、そして黒い斑点の美しい羽毛を持つ鳥で、もし見かけることができたらきっと目を奪われるでしょう。 クイナの特徴、生態などをご紹介します。
「赤ちゃんはコウノトリが運んでくる」これは誰もが1度は聞いたことのある言葉でしょう。 しかし、それほどまでに聞きなれた「コウノトリ」が実際はどのような鳥なのかは知らない人も多いものです。 実は、コウノトリは1度は野生個体が日本から絶えてしまった、絶滅が危惧される鳥類。 世界的にも希少な種で、各国で保護が叫ばれています。 ここでは、そんなコウノトリについてその生態や保護状況など、詳しくまとめました。
日本では夏の始まりに「カッコー」という鳴き声を届け初夏を知らせるカッコウ。 今もその声を聞くと「夏が始まったなぁ」と思う人もいるのではないでしょうか。 そんなカッコウは独特の繁殖方法で知られています。 自分で子育てをせず、他の鳥に育てさせる托卵。 その巧妙な技とは一体どんなものでしょうか。 ここでは、カッコウの特徴や托卵の方法など詳しくご紹介していきます。
道路をトコトコと歩く、白地に黒色や灰色の鳥を見たことがありませんか? 鳥なのに地面で小走りをしていたり、尾を上下にフリフリと揺らしている姿は、とても可愛いですよね。 この鳥は【ハクセキレイ】と言います。 日本全国に生息しており、水辺によく生息しているので、海や川がある場所で見られることが多いです。 この【ハクセキレイ】がどのような鳥かご存知ですか? 本記事では、『ハクセキレイの生態』や『ハクセキレイと瓜二つな鳥』などを紹介します。
鳥は多くの種類でオスが華やか。 キビタキという鳥も例外ではありません。 キビタキはオスが黄色い色の体の非常に珍しい鳥になります。 日本では全国的に生息する鳥の仲間になりますがどのような鳥なのかを今回は紹介していきます。 生態、生息、体の特徴やオスとメスの特徴などをふんだんに解説しました。 これまでキビタキについてあまり知らなかった方は内容を読んで理解を深めてみてくださいね。 いろんな特徴がある鳥がキビタキですよ。
ふくふくとした柔らかそうな丸い体。 それはまるで綿を丸めたかのようにも見えます。 そして、真っ黒なつぶらな瞳。 野鳥界の愛されキャラとして、絶大的な人気を集める「エナガ」という鳥をご存知でしょうか? 日本に生息する野鳥の中で、最も小さいサイズではないかと言われている「エナガ」とは、一体どのような鳥なのでしょう。 その歴史や生態、ペットとして飼育できるのかなど詳しくご紹介いたします。 これを読み終わる頃には、エナガの愛らしさにメロメロになる事間違いなしでしょう。
ウミネコは港や遊覧船などでよく見ることができ、見たことがない人は少ないでしょう。 しかし、ウミネコがどんな鳥なのかは知っていますか? 実は、ウミネコの繁殖地は天然記念物に指定されている場所もあるんですよ。 本記事ではウミネコの特徴を中心に、「ウミネコとカモメの見分け方」や「天然記念物に指定されているウミネコの繁殖地」も紹介しています。 ウミネコについて幅広く紹介していますので、ウミネコのバードウォッチングの参考にもどうぞ。
カラスに対して好印象を抱いている人はあまり多くはないと思います。 カラスから何もしてこなければまだいいのですが、筆者は歩いている時に、急にカラスに頭を叩かれたことがありました。 しかし、カラスにも可愛らしい一面はあります。 なぜそのようなことが言えるのかと言うと、筆者がカラスのお世話をしたこがあるからです。 本記事では「カラスの生態」や「ハシブトガラスとハシボソガラスの違い」、「カラスの飼育方法」など、幅広く掲載しています。
頭から胸にかけて入っている美しいオレンジ色の体が特徴のコマドリは、夏に日本に渡ってくる渡り鳥の一種です。 「ヒンカラカラ」とさえずる綺麗な鳴き声は日本の三鳴き鳥の一種にも数えられています。 また、日本にやってくるコマドリとは種類が違うのですが、イギリスでは非常になじみ深い野鳥であることから国鳥のように親しまれている小鳥でもあります。 今回はそんなコマドリについて、ヨーロッパコマドリ、日本固有種のタネコマドリの各々に触れながら解説していきたいと思います。
カラスの仲間なのに黒くない、意外と身近にいる野鳥である「カケス」をご存知でしょうか。 郵便局が発行している「日本の自然」シリーズ切手の、160円切手に描かれている鳥なので、名前は知らなくとも見かけたことがある人も多いかもしれません。 当記事では青と黒の美しい縞模様と特徴的な声を持った「カケス」について解説していきます。