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チャボってどんな動物?ニワトリとの違いや飼育方法を解説






養鶏場で見かけるニワトリよりちょっぴりワイルドな姿をしているチャボ。
時代劇などの背景として見かけることも多いですね。

実は、チャボはコレクターの間やペットとしても密かに人気のニワトリ。
日本の天然記念物として登録されている鳥です。

そんなチャボには、どのような魅力があるのでしょうか。
ここでは、チャボの特徴やニワトリとの違い、飼い方など詳しくご紹介していきます。

チャボとは

 

チャボ(矮鶏)は、ニワトリの品種名のことで、鳥綱キジ目キジ科の鳥。

日本の天然記念物に指定されており、非常に多い品種を持ちます。

玉子や肉のために飼育される品種のニワトリと異なり、鑑賞用や愛玩用としても古くから親しまれています。

 

特に観賞用としては、多くのコレクターが存在し、その姿や色など多様な種類が愛されています。

本記事では、チャボについて詳しく見ていきましょう。

 

 

チャボの特徴

 

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チャボは、「矮鶏」という漢字に表されている通り、小柄で短脚、尾羽が直立しているのが特徴。

観賞用、愛玩用、卵を抱かない鳥の仮母としても重宝されています。

 

・大きさ

 

ニワトリの他の品種に比べて小型で、標準体重は600g〜700g。

オスで700g、メスで610gほど。

採卵用として良く見かける白いニワトリ「白色レグホン」がおよそ2㎏ですので、チャボはその3分の1程度です。

 

・品種

 

ニワトリの一種であるチャボ。

さらにそのチャボの中にも非常に多くの品種がいます。

一般家庭でニワトリ自体の飼育が少なくなり、絶種が懸念される品種も多い鳥。

品種分けは、羽毛の色や形、トサカにより行われます。

 

・身体的特徴

 

チャボの特徴は、非常に短い足と、直立した尾羽。

肉冠(トサカ)はバターカップ、バラ冠など品種によりことなります。

歯がなく、くちばしが発達。

ニワトリ種らしい特徴で、エサなどは飲み込み、胃にためた小石や砂でエサをくだくという消化方法を取ります。

羽色や羽毛は品種により異なり、バリエーション豊か。

長い距離は飛べませんが、30~100mなら飛行可能です。

 

・性格

 

チャボは基本的におとなしい性格。

ニワトリの中には、闘うことを目的とした「闘鶏」や、鳴き声や尾羽の長さを競う種類、採卵用や食肉用などがおり、その用途により性格が異なりますが、チャボは鑑賞用や愛玩用、卵を抱く目的のニワトリのため、大人しい性格の個体が多いとされています。

 

・寿命

 

チャボの平均寿命は7年~10年ほど。

ただし、飼育環境によっては平均と大きく異なることも。

15年以上生きている長寿のチャボの存在も報告されています。

 

・用途

 

ニワトリといえば、採卵用や食肉用の動物というイメージがありますが、実は闘鶏用やショー用などその品種はさまざま。

チャボは、ニワトリの中でも観賞用・愛玩用に品種改良されてきた種類です。

これらの他、抱卵しないように人工改良された採卵用ニワトリや   キジ   、 アヒル などの抱卵・育雛を代わりに行う仮母としても重宝されています。

 

 


亡国が遺した鳥?チャボの歴史とは

 

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チャボが日本にやって来た時代は明確には分かっていませんが、江戸時代にはすでに日本で品種改良が行われているとされています。

チャボは、東南アジアと貿易を行った朱印船や南蛮貿易、またはそれ以前に渡来。

17世紀まで存続したチャンパ王国の鶏品種を日本で改良し作出したと考えられています。

名前の由来はチャンパ王国の主要住民であったチャム人か、そのままチャンパが訛ったもの。

現在では、日本のチャボは海外で「ジャパニーズ・バンタム」と呼ばれており、こちらの由来は現在のインドネシアのバンテン州にあったバンテン王国。

 

古くから飼育や食肉用として、農村では他の品種の鶏と同様に貴重なたんぱく源とされてきました。

特に、卵は小さいためか味が濃厚で美味しいと、農家で大事に育てられた過去を持ちます。

さらに、他の鳥類の雛を孵す能力に優れていたため、アヒルやキジ科の鳥などの仮母としても重宝されてきました。

 

 

ニワトリとチャボの違いとは?

 

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前述してきた通り、チャボはニワトリの一種。

特にペットとしての愛玩用、姿や声を見て楽しむ観賞用に小型で大人しく改良されたもの。

「チャボとニワトリ」の関係は、「 チワワ 」と同じようなものです。

 

ニワトリは東南アジアのセキショクヤケイなどが先祖で、今から5000年前に、肉や卵を採るために飼い馴らされたのが始まりといわれています。

日本では時を告げる鳥として、または闘鶏としてニワトリは飼われていたそうです。

江戸時代中ごろから、卵や鶏肉を食べるための養鶏が行われるようになりました。

 

 


チャボの飼い方

 

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ニワトリは、ヒヨコのうちから世話をすると驚くほど人間によく懐きます。

膝の上に乗ったり撫でてほしいとせがんできたりと、 のような仕草が見られることも。

 

ペットとして改良されたチャボはニワトリの中でも特に懐きやすく、飼いやすいとされています。

インコ などのように飛んで逃げる危険性もなく、小型なので室内飼いもしやすいですね。

 

・値段

 

ホームセンターやペットショップで購入することができます。

安いもので2,000円ほど。

珍しい品種やペア売りなどでは20,000円以上と、価格幅の広いペットといえるでしょう。

購入する際は、以下の点をよく観察して購入しましょう。

 

1.トサカの血色がよいか。色がどす黒くなったり白っぽくなっていないか。

2.目、口、鼻が汚れていないか。

3.肛門の周りは汚れていないか。下痢をしたり、フンが水っぽくなったりしていないか。

4.羽毛が逆立ったり抜けたりしていないか。

5.脚の皮膚はきれいか。びっこを引いていないか。

 

・飼育環境

 

室内・室外どちらでも飼育できます。

外で飼育する場合には、広めのケージを用意し、高さのあるものを。

高いところに止まって休む習性があるため、止まり木を設置してあげると良いでしょう。

周辺環境にもよりますが、 ヘビ イタチ などにケージを破壊されないよう、頑丈で網目の細かなものを用意してください。

 

室内飼いの場合、犬や猫用の大きめケージを使用しましょう。

ケージにはしっかりと広さと高さを確保し、散歩もさせてあげるのが良いでしょう。

 

室外・室内どちらも、広さは3羽で最低4畳くらい必要。

オスを2羽以上一緒に飼うのは、エサを取り合ってケンカしてしまうためおすすめしません。

飼育小屋は、南東または南向きに設置するのがおすすめ。

西日や直射日光が入らないようにします。

 

・エサ

 

エサはトウモロコシなどの穀類が中心。

発育に合わせた配合飼料が売られています。

チャボは、卵を産むニワトリですので、殻をつくるもとになるカルシウムをたくさん含むものを。

生草や野菜を食べやすいように一口大に刻んで、配合飼料とは別の入れ物で与えるのも良し。

エサ箱や水入れの周りは特に汚れやすいので、毎日掃除してあげましょう。

きれいなものをいつでも食べられるように、朝夕2回エサと水を取りかえます。

 

・ヒナから育てる場合

 

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ヒヨコからお迎えする場合は、いろいろと気をつけたいことが多いもの。

最も注意が必要なのが温度管理です。

ヒヨコは非常に低温に弱い生き物。

お迎えした際には、ヒヨコ電球などで空気全体を暖かく保つ必要があります。

 

ケージを発泡スチロールやダンボールなど保温性の高い入れ物で覆い、昼夜の寒暖差をつくらないようにしましょう。

最適温度は35度以上。カイロなど一部を暖かくするものでは、ヒヨコの体温維持は不可能です。

必ず空気全体を温めてください。

 

また、体が濡れてしまうとすぐに弱ってしまいます。

水入れはこぼれて体が濡れてしまわないよう、深めでひっくり返らないものを用意しましょう。

エサは、ヒヨコ用のエサを与えます。

自分で食べられるので、挿餌は必要ありません。

 

 

チャボの卵は食べられる?

 

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ニワトリをはじめとする鳥類は、メス単独で卵を産みます。

この卵は無精卵といい、放って置いても羽化することはありません。

ペットのチャボも同じように、メスだけでも卵を産みます。

また、オスとの交尾によって抱卵するとヒヨコが羽化する有精卵であっても、採卵してすぐに冷蔵庫に入れてしまえば、細胞分裂は始まりません。

 

そんなチャボの卵は30gほどで小ぶりですが、食べることが可能。

普通のニワトリの卵よりも黄身が大きく、美味しいといわれています。

ペットとしてチャボのメスを飼えば、産みたての卵が食べられるということになりますね。

 

 


まとめ

 

チャボは、大人しく、ペットとしても適したニワトリ。

愛情を持って接すれば、飼い主にそれだけのものを返してくれることでしょう。

 

メスだけでも無精卵を産むので、美味しい卵を食べられるという特典もありますね。

ペットを飼うことを検討中なら、その候補にチャボを入れてみてはいかがでしょうか。


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