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大好きな愛猫!年の取り方や、年齢に合わせたケアをしてあげましょう。
愛猫の年の取り方や年齢別でかかりやすい病気を知って、愛猫を長生きさせてあげましょう!
猫 との暮らしは、毎日が新鮮!いろいろな表情をしてくれるかわいい愛猫には、笑わせてもらったり癒されたり新しい発見が尽きないことでしょう。
かわいい愛猫だからこそ、年齢に合わせたケアを行ってあげたいですよね。
年齢別のケアを行ってあげることで、病気や怪我の早期発見が可能です。
いつまでも健康で、愛猫が長生きして一緒に過ごさる時間が少しでも長くなるよう、歳の重ね方を知っておきましょう。
猫は人間と同じ時間をかけて身体が成長して衰えていく、という風には残念ながらなってくれません。
人間よりも早く大人になって、人間よりも早く老いていきます。
一緒に暮らす猫には、できるだけ長く健康に生きてもらいたいですよね!
まずは猫の年の重ね方を見ていきましょう。
猫には、子猫時代、成猫時代、初老期、老齢期の4つの年齢段階があります。
人間に換算すると、猫が何歳の時に人間ではどれくらいの年齢になるのでしょうか?
子猫時代 とは、誕生から繁殖が可能になるまでの時期のことを指します。
【生後1か月・人間換算約6か月】
生まれつきにおいは認識可能で、生後1か月は母乳で成長します。
この間に歯が生え始め、身体もしっかりとしてきて動くものに興味を示してくる時期!
頃合いを見計らって、離乳食も開始すると良いでしょう。
【生後2か月・人間換算約3歳】
爪が出し入れ可能になり、爪とぎが始まります。
生後5週から6週を目処に トイレ と爪とぎのトレーニングの開始と、1度目の駆虫を行ってください。
身体が自由に動くようになってきて、興味のあるものに噛みつく時期に入ります。
生後8週前後では1度目のワクチン接種と2回目の駆虫があり、子猫にとっては親や兄弟と沢山遊びこむ時期です。
沢山遊び込み、猫社会のルールを学ばせます。
【生後3ヶ月】
親と離れて遊べるようになってきて、この時期に2回目のワクチン接種と駆虫を行います。
子猫をペットショップや誰かに譲る場合、生後3か月を過ぎてからにしましょう。
大人になってからの性格の安定に繋がります。
【生後4か月から6か月・人間換算約6歳から14歳】
生後4か月前後で歯が永久歯に生え変わり始め、噛む回数も増えてきます。
餌をキトン用に切り替える時期に入ります。
生後5か月で駆虫を行い、成長の早い猫はオスの場合繁殖行動が可能になります。
【生後8ヶ月】
出産させる予定がない場合は、2kgを超えたタイミングで去勢や避妊手術について獣医さんに相談してみましょう。
子猫の頃からたくさん触って遊んであげることで、甘える大人の猫に成長する可能性が広がっていきます。
色々な人とたくさん関りを持たせてあげましょう。
1歳を迎えると、猫の肉体年齢は人間に換算すると約18歳前後となります。
この頃には免疫力が安定してくるので、成猫である7歳前後までは体調も安定しやすい時期です。
9ヶ月に入ったら駆虫して、それ以降は1年に4回、3ヶ月ごとに駆虫を行いましょう。
ワクチンは毎年一度受けて、健康状態の確認も一緒に行います。
避妊や去勢手術を受けた猫は、手術を行っていない猫よりも太りやすい傾向があります。
肥満にならないよう、食事の管理や沢山遊んであげて体重の管理を日常的に行ってあげましょう!
7歳を超えてくると、徐々に猫も身体的に衰えが出てきます。
運動は無理なく続け、体力が落ちないようにしましょう。
猫もほかの動物同様に、老化に個体差があります。
7歳8歳と年齢を重ねてもまだまだ元気でごはんもモリモリ食べる猫もいれば、7歳を過ぎると少し老けてきたかな?と思う雰囲気を感じる猫もいます。
食欲の様子を伺いながら、シニア向けの キャットフード に切り替えてあげましょう。
老齢になってくると、病気が気になってきます。
できるだけ半年に一度程度の頻度で、病院での健康診断をお勧めします。
足が弱ったり目が悪くなる等の目に見える身体の衰えだけでなく、内臓も衰えてきます。
内臓の衰えは、外見の変化だけでは判断できない可能性がかなり高くなってきます。
身体に異常が発生する前に、病院での定期健診で小さな病気の早期発見早期治療を心がけましょう!
病気の早期発見は、愛猫の健康寿命も伸ばしてくれます。
人間同様、猫も年を取ると食欲が落ちることがあります。
食用が減退してきた場合、バランスの取れた食事を心がけ、特に吸収率の良いタンパク質を豊富に含んだメニューにしてあげましょう。
体力的に弱ってきた愛猫には、シャンプーよりも蒸しタオルで体を拭いてあげるのがおすすめ!
くしで毛をとかすと、毛の処理と血行増進効果が同時に行えます。
時間を作って毎日行ってあげましょう。
ざっくりとした年齢は把握できかけれど、できる限りどのような年齢の重ね方をするのか気になるところです。
では、猫の年の取り方を見ていきましょう。
生後1か月→人間換算生後約6か月
生後6か月→人間換算約14歳
生後8か月から1歳→人間換算約18歳
8ヶ月から1歳までの間に、子猫から成猫に育っていきます。
子猫から大人まで成長する1年間は、目まぐるしく体が変化していく期間です。
1歳を過ぎると、1年間で猫は身体的に4年歳を重ねていきます。
なので、2歳で22歳、3歳で26歳と年を取り、初老年齢に差し掛かる7歳には、猫の身体年齢は44歳前後。
まだまだ元気な年齢ですが、今までよりも食事や病気に注意してあげましょう。
年齢の重ね方は変わらず、11歳までが初老期となります。
7歳で44歳、8歳で48歳、9歳で52歳となり、11歳では60歳!
人間はちょうど還暦を迎える年齢です。
足腰の老化も徐々に出てえ来る頃で、食欲なども変化がみられる場合があります。
11歳からは老齢期に入ります。
年齢の重ね方は変わらず、1年で猫は4年くらいの身体の衰えていきます。
種類にもよりますが、猫は小型犬と同じくの平均寿命といわれており、大体10歳から16歳くらいです。
大切にゆったりと老齢期を過ごすことで寿命が伸びることも、もちろん可能。
20歳を超える猫もいて、人間に換算すると約98歳のご長寿!
定期的に病院を受診して、健康状態に異常がないか診てもらいましょう。
愛猫にはいつでも元気でほしいものです。
しかしどの年代にもかかりやすい病気はあり、自宅にいる大切な愛猫が病気に絶対にかからないという保証は残念ながらありません。
どんな病気にかかりやすいのかを知る事で、病気を予防したり早期発見できる可能性も上がります。
愛猫が病気で苦しむ前に、かかりやすい病気を年代別でとらえておきましょう!
生まれてすぐの子猫は、母乳をしっかりと飲んでいる場合は母乳から免疫をもらっているので病気にはかかりにくい状態です。
しかし生後3か月を過ぎるころから徐々に母乳免疫が切れてきて、だんだん病気にかかりにくい状態ではなくなってきます。
そこで重要になってくるのが、 ワクチン接種 !
ワクチン接種をしっかり行うことで、病気を防ぐことができます。
子猫の間はどうして大人に比べると体力が低いといえます。
まずはワクチン接種を行って、病気を防ぎましょう。
ワクチンで防げる病気は、以下の通りになります。
これらの病気は、かかってしまうと致死率が高くなってしまいます。
上記の病気は三種混合ワクチンとして、一度に摂取することが可能なので、かかりつけの獣医さんに問い合わせてみてください。
混合ワクチンは複数あります。
どれを摂取すべきかも、獣医さんと相談しましょう。
しかし、ワクチンがない病気もかかる可能性があります。
子猫の場合は、猫感染性腹膜炎が挙げられます。
症状として見過ごせないのが、複数回にわたる下痢。
下痢症状が続く時は、便を持参して獣医さんを受診してください。
猫感染性腹膜炎は、対処療法しかとることができませんが、発見が遅れると衰弱したり水分不足になってしまい、手遅れになってしまうこともあります。
子猫のうちは誤飲なども考えられるので、どこか様子がおかしいと感じたら早い段階で病院受診をおすすめします。
成猫になると、体調が安定して病気にもあまりかかりにくい状態になります。
子孫を作ることもでき、安定した健康状態を維持できる期間です。
この期間にもかかりやすい病気はあり、それは主に猫下部尿路疾患と呼ばれるものです。
尿路結石や細菌性膀胱炎などの病気が挙げられ、症状としては排尿痛や血尿、トイレではない場所での排尿など。
早期発見することで、重症化を防ぐことが可能な病気です。
普段から良く愛猫の様子を観察しておき、どこかおかしいと感じたらすぐに病院で診てもらいましょう。
人間同様に猫も年を取ると、どうしても抵抗力が落ちてきます。
抵抗力だけでなく身体も衰えてくるので、骨折等にも十分な注意が必要です。
猫はもともと尿が濃いめなので、老齢になると腎臓に負担がかかってきます。
そのため慢性腎不全になりやすく、慢性腎不全になった場合完治はしません。
内科治療を行うことになります。
また、10歳を超えてきたあたりから、甲状腺機能亢進症という病気にも注意が必要です。
食事を大量に食べているのに体重が減少する、水を大量に飲んで尿をするなどの症状が出てきた場合、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されていて甲状腺機能亢進症になっている可能性があります。
のど元の甲状腺にしこりができていることもあり、手術で除去することもできますが、発症する猫の年齢が老齢の場合が多いので内服薬でのホルモンコントロールでの治療がほとんどとなっています。
猫の年齢の重ね方は、 犬 と似ています。
年齢を重ねてもまだまだ元気な猫もいれば、平均よりも早く衰え始める猫もいてそこには個体差があるといえます。
猫の種類別にかかりやすい病気があるので、飼育している猫や飼育を考えている猫のかかりやすい傾向のある病気を、あらかじめリサーチしておくことも必要になってきます。
かわいい愛猫には、できる限り健康に長生きしてほしい!
だからこそ年の取り方と、かかりやすい病気はしっかりと把握しておきましょう。
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公開日 : 2017/08/22