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猫のトイレのしつけ、やってはいけない7つのポイント






さっきまで遊んでいたかと思うと、もうお気に入りの場所でグッスリ寝ている猫。
なんとも気まぐれで、ワガママなところありますよね。

でも、実はトイレだけはしっかりルールを守ることができるのです。
とはいえ、それは飼い主がちゃんとそのしつけをしているのかどうかに依存しています。

猫がトイレのルールを守るために飼い主がすべきことをまとめました。
わかりやすく「してはいけない」ポイントを7つ紹介します。

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【目次】猫のトイレのしつけ、やってはいけない7つのポイント

 

1. そそうをしても怒らない

2. 不潔にしておかない

3. 捨てるだけにしない 健康チェックを

4. 砂をあまり変えない

5. 複数飼いの猫の場合、トイレが一つではいけません

6. トイレでの仕草も見逃さない

7. どこに置くか、一度決めたら動かさない

8. オマケ:猫を迎え入れたり、貰ったら

 

1. そそうをしても怒らない

 

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頭を叩くのはもっての外です

 

猫の頭を叩いたことありますか。「こら!」って。でもそれは絶対ダメです!

猫は前からの攻撃に敏感です。

それも飼い主さんという母親同然の人から叩かれたら猫は確実にいじけます。

一度いじけると、それは心の負担になり、いじけ猫になってしまうかもしれません。

 

猫を褒めましょう

 

人でも、いい親は褒めて育てるっていいますよね。

それは猫も同じ。

 

ちゃんとトイレでしたら、褒めてあげてください。

一緒に布団に入ってきたら、褒めてあげてください。

飼い主さんが家に帰ったら、飛んでお迎えに来たら、褒めましょう。

 

猫からのシグナル

 

そそうをするのは何か猫の環境や飼い主さんの状況に問題があるのではないでしょうか。

これからご紹介するいろんな問題をチェックしてみてください。

それで、トイレでしないでそそうした場合の対処方法ですが、黙って掃除して、匂いが残らない様にしておきましょう。

 

 

 

2. 不潔にしておかない

 

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猫の習性を知る

 

猫は本当に綺麗好きです。体をなめている姿をよく見ますよね。

それなのに、昨日した糞がトイレにあったら、猫はもうくじけてしまいます。

 

トイレの時、猫は砂をかいて、糞を隠します。

それは習性で、身を守る手段なのです。

 

自分の跡を消して、巣を守る動物の本能です。

それなのに、トイレに行って、さてと砂をかいたら、自分の糞がでてきたら。。

 

どうでしょう、怒ってしまう猫もいれば、くじけてしまう猫いるのではないでしょうか。

一番まずいのは、猫がトイレを我慢してしまうことです。こうなると病気になっていきます。

 

トイレが汚くて、どこかでそそうをしてしまう。

それで飼い主さんに怒られたら、悪循環が生まれてしまいます。

 

トイレの掃除が大切

 

1日一回はトイレ掃除をしてあげましょう。

トレーも月に一回は丸洗いしてあげるのがいいですね。

 

 

 

3. 捨てるだけにしない 健康チェックを

 

トイレの掃除は飼い主さんにとってもあまり気持ちいいことではないかもしれません。

だから、いやいや、ポンポン糞を掃除しているだけではありませんか?

 

便は健康のバロメーター

 

捨てるだけではいけません。糞を調べるのは、実は本当にいいチャンスです。

 

いつもの糞であり続けているか、量はどうか、色はどうか、固さは?

これは健康のバロメーターです。

 

 

4. 砂をあまり変えない

 

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新商品に惑わされないで

 

ペットの商品は今、日進月歩です。どんどん新しいものが出てきます。

ペットの食べ物を見ても、スーパーで15歳用とか普通に売られています。

前は動物病院でしか手に入らなかったすけど、今は変わりました。

 

トイレのグッズも同じです。

でも、いいものが出たからすぐ交換、というのはおすすめできません。

 

砂の種類

 

  • 不燃ゴミタイプ:ゼオライト、ベントナイト、シリカゲル。匂い対策で色々あります。
  • 可燃ゴミタイプ:パルプ、おから、お茶がら、コーヒー豆の出がらし。
  • トイレに流せるタイプ:パルプ、おからの種類で色々あります。
  • 土に還すタイプ:木粉、木屑など、庭に捨てることができるもの。
  • 再利用タイプ:ゼオライト、木粉など、洗って再利用をうたうもの。

 

いくらでもあります。

 

どのタイプにするか

 

でも、猫は環境に敏感です。

トイレの砂の感じがあまり変わるのは猫にとって嫌なのではないでしょうか。

それこそ、そそうの原因になりうるというものです。

 

こういう方法をするといいです。

いいと思うものを3つに絞って、三個のトレーでトイレを置いておくのです。

つまり、猫に選んでもらうのです。

 

うちの話しをすると、システム式というトイレに今は落ち着いています。

システム式とは、二段になっていて、スノコ状のトレーを尿が落ち、便は、大きめの砂でスノコの下に行かない様になっているものです。

実は便より、尿が臭いので、下に敷いた匂いも封じ込める尿パッドが活躍していますね。

 

 

 

5. 複数飼いの猫の場合、トイレが一つではいけません

 

4匹居れば4つのトイレ

 

猫は実は、複数で飼う方が、猫同士温まりあったり、寂しさを紛らわしたりして、いいと考えられています。

ただし、その場合、複数のトイレが必要になります。

4匹居れば、4個のトイレがないといけません。

 

棚で上下にトイレ

 

うちの場合、最大4匹一度に居たことがありますが、トイレを3つしか用意しないでおいたために

一匹が便を外でしてしまうことが度々ありました。本当に綺麗好きなんだと感心しました。

他の猫の便でさえ、トイレにあると嫌なのでしょうね。

場所の問題もあったので、スチール棚で2段にして上下にトレーを置ける様にしました。

 

 

6. トイレでの仕草も見逃さない

 

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おしっこはでてますか?

 

尿結石という病気の場合、おしっこが尿道を通りづらくなります。

そして、完全に詰まってしまうと、膀胱が破裂して死んでしまう最悪のケースもあります。

その兆候は、トイレで、いつも通り難なくおしっこしているかを見逃さないことですね。

長くトイレで砂をかいていたり、トイレに行かずソワソワしていたら要注意です。

 

尿結石は成りやすい子と成らない子がいます。

オスがどちらかというと成りやすい病気ですが、メスもなる場合も少なからずあるそうです。

 

その病気になったら、緊急処置を動物病院でして、あとは食事療法になります。

 

死ぬ寸前だった

 

トイレでの仕草などに私が無関心だったため、ウチの猫がその病気になっても中々気づかなかったことがあります。

ある日、寝室の布団に潜り込んで、時々奇声をあげているのでした。

それで異変に気がついてすぐ動物病院に連れて行って、事なきを得たのです。

でも今から思うと、もっと前にその病気の兆候を見付けてあげれば良かったと思っています。

 

 

 

7. どこに置くか、一度決めたら動かさない

 

トイレの匂い対策

 

猫のトイレを掃除を毎日しても、やはり臭さの問題は残ります。

一番いいのは、風通しのいいところを選ぶことですね。

窓にはめるだけの換気扇というのもあります。

その下にトイレを置くだけで、匂いはかなり違います(少し冬寒くなりますが)。

 

置き場3ヶ条

 

トイレの置き場ですが、大事なことが3つあります。

 

A、静かで落ち着ける場所

B、キャットフードのエサ場から離れていること

C、寝場所から遠すぎないこと

 

そして、一度決めたら場所を変えないということが一番の基本です。

私事ですが、猫のトイレを家のトイレに置いておいたのです。

そしてトイレの掃除のために、トレーを家のトイレから出して、洗っていたら。。

うちの猫ちゃんは、なんとトイレのトレーが置いてあった、その場所のフローリングの上で便をしたのでした。

つまり、同じ場所でするのですね。笑ってしまいましたが。

 

うちの場合、実は、ベランダにトイレを置いてます。

隣近所が雑居ビルのため他人に迷惑にならないからですが、そのため臭いトイレの匂いの問題はありません。マンションとかだと隣近所に匂いがいく可能性がありますね。

また雨もトイレが棚にあるため入らないですし、棚以外のトイレはベランダ庇の下にドーム型のトイレを置いてあります。

ベランダにトイレということは、扉に仕掛けがあります。

「猫バッタン」という猫だけの入り口を取り付けてあるのです。

 

 

8. オマケ:猫を迎え入れたり、貰ったら

 

新しく猫を家に向かい入れたら、その日は猫の便意のサインを見逃さないことです。

地面を匂ったり、それとなくソワソワしたり、うろうろしたりするのがそのサインです。

その瞬間、猫をトイレの場所へと誘導してください。

空ぶりもありますので、何度もそれを繰り返してくださいね。

 

 

猫のトイレ問題は、飼い主さんの知識一つで変わります。

健康な猫に、いつまでも可愛いままでいてもらう為にも猫にトイレのしつけをしましょう。

しつけをするイコール体罰ではダメです。

飼い主さんが正しい知識を持てば、猫も含めて快適生活というものです。


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