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ボルドーマスティフの特徴から価格や飼い方まで紹介






ボルドーマスティフという犬種をご存知でしょうか。

たくましい体に泣きっ面のような表情が魅力的な犬種なのですが、意外にも穏やかで愛情深い性格をしています。
闘犬や護衛犬として生きてきたボルドーマスティフを、ペットとして飼えるのか気になる方もいらっしゃると思います。

今回は、ボルドーマスティフの特徴や上手に飼う方法をご紹介します。
飼育を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

【目次】ボルドーマスティフの特徴から価格や飼い方まで紹介

 

ボルドーマスティフの歴史

ボルドーマスティフの特徴

ボルドーマスティフの体型

ボルドーマスティフのカラーと被毛

ボルドーマスティフの性格

ボルドーマスティフの寿命とかかりやすい病気

ボルドーマスティフの飼い方

ボルドーマスティフの購入方法と価格

ボルドーマスティフに適した飼育環境

ボルドーマスティフの運動としつけ方法

ボルドーマスティフの食事とお手入れ

そろえておきたい飼育道具

ボルドーマスティフの基本データ

 

 


ボルドーマスティフの歴史

 

mastiff

 

ボルドーマスティフはフランスのボルドー地方が原産ですが、そのルーツは明確ではありません。

元々は闘犬としてジャガーや熊と戦っていて、闘牛が盛んになるとボルドーマスティフを小型化し闘牛に適した犬種が産まれました。

 

18世紀のフランス革命によって、一時期は絶滅の危機を迎えたボルドーマスティフ。

絶滅は逃れたものの、第一次世界大戦や第二次世界大戦がきっかけで更に頭数が減ってしまいましたが、愛好家によって繁殖が続けられたことで頭数も復活し現在に至ります。

 

終戦を機に闘犬として戦ってきたボルドーマスティフは、牛を追う犬として、または貴族の護衛犬や狩猟犬としての役割を担うことで生き抜いてきました。

このように、古くから存在していたボルドーマスティフですが、スタンダードが確率されたのは1993年と最近のことなのです。

 

 

ボルドーマスティフの特徴

 

mastiff

 

たくましい体に険しい顔をしたボルドーマスティフは、見た目のイメージとは逆に穏やかで優しい性格をしています。

闘犬や護衛犬として改良された犬はどのような特徴があるのでしょうか。

ボルドーマスティフの体の特徴や性格などをまとめてご紹介します。

 

ボルドーマスティフの体型

 

mastiff-size

 

体重 :54kg〜65kg(オス:最低限50kg メス:最低限45kg)ほど

体高 :58cm〜68cmほど

 

ボルドーマスティフは体高よりも体長が長く、短い足で踏ん張りやすい体型をしています。

しゃくれ気味の顎はとても力強く、骨や木の枝は難なく噛み砕くことが出来る仕組みになっています。

 

また、顔や首まわりの皮膚は引っ張るとよく伸びるほどたるんでいるのが特徴です。

これは闘犬として改良された犬種にみられる特徴で、戦いの際に相手犬に噛まれてもダメージを少なくする役割を持ちます。

戦いでは主に首周りを攻撃するため、体にはたるみが少ないのです。

ボルドーマスティフは体の成熟が遅く重量もある犬種なので、関節へ負担がかからないよう激しい運動はしっかりと体が成長するまで避けた方が良いでしょう。

 

ボルドーマスティフのカラーと被毛

 

mastiff-color

 

ボルドーマスティフのカラーは、フォーンとマホガニーからイザベラカラーまでがスタンダードに認定されています。

一番多く飼育されているのは、オレンジっぽい赤色をしたマホガニーですね。

被毛は短くやや硬めの手触りをしています。

抜け毛が少なそうに見えますが、意外と細かい毛が抜けるので、ブラッシングは出来る限り毎日してあげるのが良いでしょう。

 

ブラックマスク・ブラウンマスク

 

ボルドーマスティフは、ブラックマスクとブラウンマスクも許容されています。

マスクとは口周りが黒や茶色になっていることで、有名な犬種だと フレンチブルドッグ でもよく見られる特徴です。

 

ボルドーマスティフの性格

 

mastiff-Character

 

現在繁殖されているボルドーマスティフは、穏やかで愛情深い性格をしています。

子どものイタズラも我慢できる優しさを持っており、飼い主さんには従順でしつけも入りやすい 犬種 です。

 

その反面、自立心が強く頑固な一面も持ち合わせています。

かつて闘犬として戦っていた頃の激しい気質は残っていないと言われますが、念のため対人・対犬には十分注意しておきましょう。

 

しかし、事故を恐れて人や犬を避けてしまうと臆病な犬に育ってしまいます。

子犬の頃から人や犬にたくさん接する機会を作るように意識してしてみてください。

 

ボルドーマスティフの寿命とかかりやすい病気

 

mastiff-sick

 

寿命:5歳〜8歳ほど

 

関節炎

 

関節炎とは、関節の骨と骨をつなぐ軟骨がすり減り、関節が動きづらくこわばってしまう病気です。

原因は先天性と後天性の両面で考えられ、後天性の場合は関節に過度な負荷がかかることで軟骨がすり減り痛みが出てきます。

犬にとって運動はとても大切なのですが、まだ体が出来上がっていない子犬の頃から走らせすぎることで、関節炎を発症してしまうケースが多くあります。

また、成犬になってからも太り過ぎて脚の関節に負担がかかると関節炎になってしまうので、太らせすぎには注意してくださいね。

 

段差を嫌がるようになったり、関節を触って痛がる様子が見られたら、関節炎を疑っても良いかもしれません。

すり減った軟骨を元に戻すことは出来ないので、治療は体重管理・運動・消炎鎮痛剤の服用になります。

痛みが悪化しない程度の運動は続けたほうが良く、関節周りの筋肉を強化することでしっかりと関節を支えてくれるようになります。

水泳は脚に負担がかからないため、体重の重いボルドーマスティフにはとてもおすすめです。

 

肥大性心筋症

 

肥大性心筋症とは、心臓を構成する筋肉が厚くなることで左心室が広がり、心臓の機能が低下してしまう病気です。

よく見られる症状は、食欲減退・体重の減少・元気が無くなるなどが挙げられます。

 

この病気の怖いところは、心臓の機能が低下していても無症状の場合があることです。

無症状の場合は食欲もあり元気に運動もしていたのに、突然亡くなってしまうというケースがあります。

ボルドーマスティフは肥大性心筋症のリスクを持っているため、定期的に健康診断を行うと良いでしょう。

 

 


ボルドーマスティフの飼い方

 

mastiff

 

いかにも強そうなボルドーマスティフですが、見た目の通りとてもパワフルでスタミナがある犬種です。

ボルドーマスティフは穏やかで優しい性格をしています。

しかし、護衛犬としての本能が無くなったわけではないので、飼育するうえでは周りの人に迷惑をかけないような対策も必要になってきます。

ここからは、ボルドーマスティフの購入方法や飼い方を詳しく解説していきますので、飼育を検討されている方は参考にしてみてください。

 

ボルドーマスティフの購入方法と価格

 

B-mastiff

 

ボルドーマスティフは国内での繁殖が少ない犬種なので、近所のペットショップで子犬を見つけることは難しいかもしれません。

護衛犬や闘犬として生きてきたボルドーマスティフの購入先には、専門繁殖を行っているブリーダーをおすすめします。

ブリーダー で購入するメリットは親犬を確認出来るという点で、親犬を見れば子犬の将来の姿や性格を想像することが出来ます。

また、大切な社会化期を母犬や兄弟犬と過ごすことで、社交性が身につき精神的にも落ち着いた犬に育ちます。

 

なお、ボルドーマスティフの平均的な価格は30万円前後になります。

頭数は少ないですが、ブリーダーのホームページに出産情報が記載されていることがあるのでチェックしておきましょう。

購入を検討する際は、ブリーダーへ問い合わせをしてみると出産予定などを教えてもらえるかもしれません。

 

ボルドーマスティフに適した飼育環境

 

mastiff

 

ボルドーマスティフは護衛犬としての役割を担ってきた犬種ですが、飼育は室内飼いがおすすめです。

屋外で飼育してしまうと、人や動物の動きに敏感になり、神経質な犬に育つ可能性があります。

冬の寒さが厳しいフランスが原産の犬種ですが、日本で繁殖されてきたボルドーマスティフはそこまで寒さに耐寒性を持たないので、冬は暖かい環境で飼育してあげてください。

 

また、 マズル が短いので、夏の暑さや湿度にも要注意です。

エアコンを使用するなど、温度管理は徹底しておきましょう。

 

ボルドーマスティフの運動としつけ方法

 

mastiff

 

ボルドーマスティフはスタミナのある犬種なので、多くの運動量を必要とします。

散歩 は1日2回、各30分を目安に行きましょう。

 

また、散歩とは別にエネルギーを発散できるよう運動の機会を設けてあげてください。

体の成長が終わるまで激しい運動は避けた方が良いので、プールや海での水泳がおすすめです。

他の犬種にも当てはまりますが、運動不足はストレスを溜めてしまうので、吠えや破壊行動・ケンカなど問題行動の原因となってしまいます。

十分な運動で心と身体を安定させることが大切です。

 

ボルドーマスティフの しつけ で大切なのは「飼い主さんがしっかり頼れるリーダーになること」に尽きます。

良きリーダーであれば従順に飼い主さんの言うことを聞く犬種なので、家族全員が一貫したしつけを行えるようにしてくださいね。

 

ボルドーマスティフの食事とお手入れ

 

mastiff

 

食事は基本的に1日2回、 ドッグフード のパッケージに記載されている体重別目安の量を与えます。

あくまでも基準なので、体調や体型を見ながら量を調整してくださいね。

年間でかかる餌代はドッグフードのランクによって変わりますが、1kg2,000円前後のドッグフードを与えた場合は、オヤツと合わせて年間で約30万円ほどかかる計算になります。

家庭のお財布事情と相談しながら、ボルドーマスティフに合ったドッグフードを選んであげましょう。

 

ボルドーマスティフのお手入れは、毎日のブラッシングと定期的なシャンプー・爪切りをしていれば大丈夫です。

歯磨きは骨を与える事で綺麗な歯を保つことが出来ます。

ブラッシングの際は皮膚の状態や耳の汚れも合わせてチェックしてあげましょう。

 

そろえておきたい飼育道具

 

ボルドーマスティフに合わせた飼育道具をご紹介します。

 

首輪・リード

 

 

ボルドーマスティフに使用する首輪やリードはしっかりとした作りで壊れにくいものを選びましょう。

チョークタイプの首輪は頭が抜けにくいのでおすすめです。

「首が締まってしまわないか?」という不安があるかと思いますが、首が締まって死んでしまうような構造にはなっていないため安心してください。

常にリードを引っ張った状態にしていると犬も苦しくなるので、リラックスした状態でリードを持つように意識しましょう。

 

ちなみに、ハーネスは「荷物を牽引するため」の物なので、パワフルな犬が使用するとますます引っ張る力が強くなってしまいます。

ハーネスを着けたことで愛犬をコントロール出来なくなっている飼い主さんは多いので、牽引させる必要が無いのであれば通常の首輪を使いましょう。

 

キャリー

 

 

キャリーは車に乗せるときや留守番のときなど、様々な場面で使うことができます。

普段は部屋で自由にさせたいと考えている場合でも、ひとつは用意しておきましょう。

 

留守番の時などキャリーの中で休ませることで犬も安心することが出来ますし、イタズラでの誤飲や盗み食いも防ぐことが出来ます。

普段からキャリーの中で休むということに慣れさせておけば、いざという時にとても便利なアイテムです。

ボルドーマスティフは体が大きいので、車輪が付いているキャリーだと犬を入れての移動も簡単で嬉しいですね。

災害時のためにも1つは用意しておくことをおすすめします。

 

お手入れ用品

 

 

ブラシや爪切りなどのお手入れ用品は一式揃えておくと便利です。

この他にシャンプーもあればお手入れ用品は問題ないでしょう。

 

 

ボルドーマスティフの基本データ

 

原産国 :フランス

値段 :30万円前後

毛色 :フォーン・マホガニー・イザベラカラー

寿命 :5歳〜8歳ほど

体重 :54kg〜65kgほど

体高 :58cm〜68cmほど

特徴 :顔のたるんだ皮膚は闘犬時代にケガをしないように改良された名残です。体はたくましいですが足の関節へ負担がかかりやすい為、太らせ過ぎには注意が必要です。

性格 :穏やかで優しい性格をしているものの、防衛本能は完全に消えたわけではないのでしつけで正しくコントロールしましょう。

かかりやすい病気 :関節炎・拡張性心筋症

注意点:無駄な興奮をさせないよう注意してください。興奮は思わぬ事故に繋がる危険があります。

 

 

ボルドーマスティフは、飼い主さんが強いリーダーシップを持つことが出来ればとても従順で飼いやすい犬種です。

過剰に声をかけすぎたり、ひっぱりっこ遊びをすると興奮する犬になってしまいます。

基本の性格は穏やかで優しいので、そのまま穏やかに育ててあげましょう。


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