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新しい家族として、 ハムスター をお出迎え。
しかし、ハムスターはデリケートで 寿命 が短いので、初めて飼う人は不安に思うこともあるはずです。
飼育する上で注意するべき点を事前に知っておくことで、愛するハムスターと長く一緒に居られる様にしましょう。
ハムスターは怖がりな動物なので、環境の変化や大きな音、むやみに触られたりすることに対して非常にストレスを感じます。
特にハムスターを迎えた直後の一週間くらいは警戒しているので、いきなり触らないようにしましょう。
ハムスターが新しい環境に慣れるまでは、 ケージ のお掃除も、汚れた床材をとることや古い餌を捨てる程度に留める方がハムスターにストレスを与えずに済みます。
餌やお水を交換したり、掃除をする時は、ハムスターが驚かないようにそっと声をかけてあげてから作業を行うと良いですよ。
ハムスターが生きていくのに適している環境は、温度は20～24℃、湿度は45～55％と言われています。
温度や湿度は、一定に保つ様にしましょう。
温度が5℃以下になるとハムスターが冬眠状態に入ることがあり、冬眠するとそのまま死んでしまうこともあるため細心の注意を払ってください。
エアコンを使うと温度調節がしやすいものの、エアコンの風がハムスターに直接当たらないように気を付ける必要があります。
また、ハムスターは音にも敏感なので、家電製品や扉や窓など、音がする場所にはできるだけケージを置かない方が良いです。
トイレ砂、お水、巣材は、毎日新しいものに交換しましょう。
トイレ砂は、濡れた部分を捨て、乾いている一部の砂は残しておくことで、ハムスターがトイレの場所を匂いで覚えておくことができます。
お水を交換する時は、給水器やキャップもぬめりが残らない様に綺麗に洗います。
ハムスターは巣箱に餌を溜め込みますが、唾液がついた餌が巣箱の中で腐ってしまうことがあるので、溜め込んだ餌も巣材と一緒に捨てましょう。
また、床材は週に一度くらいの頻度で交換し、月に一度はケージ全体や入っているもの全てを洗い消毒します。
不衛生な生活環境はハムスターの病気に繋がるので、愛情を持って毎日ケアしてあげましょう。
ハムスターは縄張り意識が強いので、複数で飼うとケンカをすることが多いです。
子供の頃は複数でも飼育されていますが、大人になると親子や兄弟であってもケンカをし、一方が死んでしまうこともあるためご注意ください。
人間が食べても問題ありませんが、ハムスターが食べると中毒症状を引き起こすため、与えてはいけない食べ物があります。
また、これらの食材を切った包丁でハムスター用の野菜を切ってしまうと、切った野菜に中毒を引き起こす物質が付いてしまうことがあります。
あらかじめ包丁をよく洗ってから、野菜を切る様にしましょう。
さらに、これは人間も同じですが、偏った食事も良くありません。
ハムスター用フード 、ひまわりの種、野菜等、バランス良く食べさせてあげましょう。
ハムスターは、体調が悪くなった時に声に出して訴えることができません。
しかし、身体をよく観察すると、病気のサインが出ていることがあります。
これらの状態が確認された場合、病気の可能性がありますので、ハムスターを診察・治療してくれる動物病院で診てもらいましょう。
少しでも変化があった時に気付いてあげられるように、日頃からハムスターの健康状態をよく確認しておくことが大切です。
ハムスターは一度病気になってしまうと治療が難しく、ハムスターを治療してくれる動物病院は限られています。
いざ病気になってから近所の動物病院に行っても、治療費がかかるばかりで治してもらえないかもしれません。
ハムスターを飼い始めようと考えた時点で、事前にハムスターを治療できる掛かりつけの病院を見つけておいてください。
その際に、治療費がいくらかかるかも確認しましょう。
また、ハムスターを定期的に健康診断に連れていくことで、健康チェックだけでなく、ハムスターの飼育上の注意や健康維持のためのアドバイスをもらうこともできます。
飼い主がどんなに大事に育てていても、友人や子供が家に遊びに来ると、軽い遊びのつもりでハムスターを傷つけてしまうことも考えられます。
ハムスターは、ストレスに弱い生き物です。
その時にすぐに死ななくても、乱暴に扱われた時のストレスや怪我が、後に病気に繋がることもあります。
ハムスターを飼う上での注意点をまとめました。
これからハムスターを迎えようとしている人は、ハムスターの飼育本も読んで、飼育の仕方をしっかりマスターしましょう。
また、飼い始める前に、生涯に渡ってきちんと世話ができる環境であるかをよく考えることが必要です。
愛情を持って世話してあげれば、ハムスターはあなたのかけがえのないパートナーになります。
この記事が、ハムスターを飼う上で少しでも参考になれば嬉しいです。
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公開日 : 2016/11/03
