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美しいインコ「マメルリハ」ってどんな鳥?生態や性格、飼育方法を紹介






ペットと言えば以前は犬と猫が主流でしたが、近年はインコを始めとする鳥類の人気も高まっています。
そんなインコの中でもマメルリハは、一番小柄で美しいカラーの持ち主であり、女性を中心に人気を高めています。

そんな美しいマメルリハとは、どのような鳥なのでしょう。
生態や性格、カラー、特徴などの基本データから、価格や寿命、餌、注意点など飼育方法を紹介します。

マメルリハに興味のある方、飼っている方はもちろん、購入を検討している方も、是非一読してみてください。

マメルリハとは

 

 

マメルリハは、インコ科ルリハインコ属の 鳥類 です。

ペットとして飼育される インコ の中では最小で、美しいカラーと相成って女性を中心に近年人気が高まっています。

 

漢字で表すと「豆瑠璃羽」となり、「瑠璃色の小さな鳥」という意味合いではないかと考えられます。

ノーマルカラーはグリーンで、ほかにも豊富なカラーバリエーションが存在します。

体型などの見た目はペットとして飼われることの多い コザクラインコ に似ており、可愛らしい丸みのある体つきをしています。

 

大きさ、体重

 

大きさは13㎝~15㎝ほど、体重は30g~35gととても小柄です。

大きさや体重は、ペットとしてポピュラーな小型インコである セキセインコ より小型です。

 

寿命

 

マメルリハの寿命は約20年と、小柄ながら中型インコ並みの長寿の持ち主です。

ペットとしてお迎えする際には、20年という長い付き合いになることを頭に入れておきましょう。

 

豊富なカラーバリエーション

 

マメルリハは、ブルーの個体が美しいと人気ですが、ほかにもカラーバリエーションが豊富で、複数飼育や繁殖も楽しむことができます。

基本的なカラーバリエーションは、ノーマルカラーであるグリーンのほかにブルー、イエロー、ホワイトなどがあり、それぞれの色彩が混ざり独自のカラーが産まれることもあります。

 

 

マメルリハの生態

 

 

生息地

 

マメルリハインコは、南アフリカにあるエクアドルや、ペルー北西部の太平洋沿岸を中心に生息しています。

そのため、野生化のマメルリハインコは、残念ながら日本でみかけることはありません。

 

繁殖

 

マメルリハは早い個体では生後2ヵ月頃から発情をするようになります。

ペアリングを行いたい場合には、生後半年以内の個体を購入すると成功率が高くなります。

卵を産ませる場合には、生後4ヵ月ほどで ケージ 内に巣箱を入れておくと良いでしょう。

 

ペアになると、くちばしをぶつけ合うような行為をします。

ケンカをしているように見える場合もありますが、ケンカをしている場合には出血を伴うような激しい行為になります。

また、ペアになるとラブバードのように寄り添って過ごす時間が増えることも特徴です。

 

発情期になると、オスはメスに吐き戻しの行為を行うようになり、「ププププ」という独特の鳴き声を発します。

メスは巣箱に頻繁に出入りをするようになります。

マメルリハインコの交尾は、オスがメスに片足をかけるか、背中に乗り交尾を行います。

メスは低姿勢で尾羽部分を上にあげ、交尾を取りやすい体制になります。

 

卵は1日おきに産み、数は平均6個ほどです。卵は平均21日で孵化します。

卵は産んでから7日目ほどで、検卵を行えば、有精卵であるか無精卵であるか確認することが可能になります。

個体の警戒心にもよりますが、多くの卵を温めると、体に収まりきらずお腹からはみ出してしまい、孵化できない卵もあるため、無精卵は可能であれば取り除くことをおすすめします。

 

卵が転がってしまわないように、巣材を用意しても良いのですが、巣材として売られているひも状の素材ですと、親鳥やヒナに絡まって危険です。

巣材を使用する場合には、あまり飛び散らないペレット状の木材がおすすめです。

 

雛が誕生すると、親鳥は24時間体制で餌を与え、ヒナを温めます。

生後1ヵ月を過ぎると、雛は巣箱から顔を出すようになります。

雛を手乗りにしたい場合には、巣箱から頻繁に出てくるようになったころを目安とすると良いでしょう。

あまりに早すぎると、親鳥からもらう餌の栄養を摂れない、免疫力不足などでうまく成長することができません。

 

産卵をさせる場合には、メスは多くのカルシウムを必要とします。

ブリーダーや産卵用と表記のある、高エネルギーの餌を与えるようにしましょう。

 

また、雛が誕生すると、雛に与える分、必要な餌の量は多くなります。

がなくなってしまうと、特に雛はすぐに弱ってしまうため、この時期は頻繁に餌箱をチェックし、餌がなくならないように注意しましょう。

 

オス・メスの区別

 

マメルリハインコは見た目で性別を容易に見分けることが可能です。

オスは目じり、風切羽、腰部分に、瑠璃のようなブルーが入っています。

しかし、近年増えた品種の中には、瑠璃が入っていない内種も存在しますので、注意が必要です。

オスメスの区別がつきやすいため、ペアでの飼育や、繁殖、希望の性別を選択しやすいことも魅力の一つです。

同じインコでも種類によってはオスメスの区別が非常に難しく、長年オスだと思っていたが、卵を産んで初めてメスだと分かったとの報告も数多く報告されています。

 

食事

 

野生化では、インバウーバ(和名:ヤツデグワ)」という植物を好物として食しています。

また、この木は中が空洞になっているため、巣としても活用しています。

ほかには穀物、種子、果物、花、昆虫などを主に食べて生活しています。

 

性格

 

マメルリハインコの性格は、喜怒哀楽がはっきりとしています。

普段は臆病で大人しく、マイペースな性格をしている個体が多いようです。

しかし、一度期限を損ねると、噛みついいてくるなど非常に攻撃的になる一面も持ち合わせています。

 

鳴き声

 

マメルリハインコの鳴き声は、スズメのように小さく、マンションやアパートなど、隣近所が近い場所でも、問題になることはあまりありません。

しかし、呼び鳴きなどの際には大きく響き渡る鳴き声を発するため、ペット禁止の場所で飼育するのは控えましょう。

 

おしゃべりもできる

 

マメルリハインコは、おしゃべりもできます。

長文は苦手としますが、毎日話しかけていると「おはよう」「おやすみ」などの単語や、自分の名前をしゃべれるようになります。

おしゃべりはメスよりもオスのほうが得意とする個体が多いようです。

しかし、どの個体も必ずおしゃべりができるようになるとは限りません。

 

 


マメルリハの飼い方

 

 

マメルリハインコは、ペットとして飼うこともできます。

雛から愛情を込めてしっかりと飼育すれば、手乗りインコとして十分に懐いてくれます。

 

飼育書などを参考にする場合には、「セキセイインコ」の飼育方法と似ている点が多いため、参考にすると良いでしょう。

ここでは、マメルリハインコの特徴と共に、基本的な飼育方法を見ていきましょう。

 

購入できる場所

 

マメルリハインコは、セキセイインコなどのようにポピュラーではないため、小さなペットショップではなかなか見かけることはありません。

鳥類を多く取り扱っているペットショップや専門店で見かけられます。

事前にお店に問い合わせて、取り扱っているか確認すると良いでしょう。

 

価格

 

平均価格は20,000円ほどと、やや高めです。

雛や手乗りであれば、値段は更に高額になります。

カラーや性別によっても、値段は多少異なります。

 

エサ

 

マメルリハの餌は、インコ用のバードフードを与えます。

インコの主食は、ペレット、シードの2種類が存在します。

おすすめなのは、 ドッグフード キャットフード のように、人工的に栄養バランスを考えて作られたペレットです。

ペレットを与えれば、必要な栄養素がバランスよく摂れるため、副食は基本的に必要ありません。

 

シードは嗜好性が高く、インコが好みますが、好きな種類のみを食べるえり好みをしてしまう個体が多く、栄養バランスが乱れがちです。

また、肥満になりやすいため体の小さいマメルリハにはあまり向きません。

 

ペレットは嗜好性が低く、はじめはエサとして認識すらしない個体も多くいます。

1週間から長くて1ヵ月と食べ始める時期には個体差があり、根気強く慣れさせていくことが必要です。

ペレットはメーカーにより好き嫌いをする子もいるようですので、少量のお試し品などを購入して与えてみるのも良いでしょう。

マメルリハインコに与えるペレットの粒サイズは、文鳥やセキセイインコ用の小さいものがおすすめです。

それでも大きすぎる場合には、ミルなどで砕いて与えてください。

 

ペレットには、ダイエット用や高エネルギー、産卵時用など、様々な用途のものが販売されていて便利です。

また、病気の際に動物病院から処方される療法食としてもペレットを使用することが多いため、普段からペレット食に慣れさせておくと安心です。

 

ケージ

 

マメルリハインコは小柄ですが、活動的ですので、35角ほどの広さがあると安心です。

また、脚力が強いため、頑丈なケージを用意しましょう。

止まり木やおもちゃも、壊れていないか定期的にチェックする必要があります。

 

温度管理

 

夏場はあまり神経質になることはありませんが、冬場はひよこ電球などで保温をする必要があります。

夏場であっても真夏の屋内が非常に暑くなるようであれば、エアコンを使用して温度管理をしましょう。

暑さに強いと言われるインコも、暑すぎれば熱中症にかかってしまい危険です。

 

複数飼いはできる?

 

マメルリハは小柄なため、飼育スペースさえしっかり確保できれば、複数飼育は十分に可能です。

相性の良い個体同士であれば、同じケージ内で生活することもできます。

しかし、相性が悪い場合にはケンカをし、弱い個体はケガはもちろん弱ってしまうまで痛めつけられてしまうため、複数飼育をする場合には、最悪別々のケージで飼育する可能性もあることを頭に入れておく必要があります。

 

 

マメルリハを飼う際の注意点

 

 

トイレは覚えません

 

インコを始めとする鳥類のほぼすべてに言えることですが、トイレを覚えることはありません。

マメルリハインコも同様です。

 

そのため、放鳥時などには、マメルリハがいる部屋のあちこちに糞をされてしまいます。

これは習性であるため、しつけることはできません。

基本的に糞に臭いはありませんが、衛生上こまめに部屋を見まわし、糞を掃除する必要があります。

 

素早く飛びまわります

 

マメルリハインコは、その小さな体に見合わず、広大な土地を飛び回っています。

そのため、飼育下でも放鳥の時間はしっかりと確保してあげる必要があります。

非常に素早く飛び回るため、激突などの事故には注意が必要です。

 

あらかじめ透明な窓ガラスなどはレースのカーテンなどを閉め、衝突事故を予防しましょう。

また、壁などに垂直に止まることもできる、強靭な脚力も併せ持っています。

 

素早く飛び回るということは放鳥時の空間を開放的にしてあげる心配りも必要となります。

部屋のあちこちに物が散乱していると、思い切り飛び回ることができません。

小柄なインコですが、非常に活発に飛び回るため、空間は広く衛生的に保つ必要があります。

 

怒らせるとやっかいです

 

マメルリハインコは、普段は大人しい性格をしていますが、一度期限を損なうと非常に攻撃的になります。

怒った際は噛んで攻撃してきます。

 

マメルリハは、くちばしの力が非常に強いため、本気で噛みつかれると出血することも珍しくはありません。

怒らせてしまった際は、しばらくそっとしておきましょう。

基本的に怒っている時間は短いと言われています。

繁殖時など、気が立っている時期は要注意です。

 

お迎えの際は、最後まで飼い切れるか検討が大事

 

マメルリハインコは、小柄でありながらも、うまく飼育すると20年も生きる長寿な鳥です。

購入を検討している方は、これから20年間という長い年月を最後まで飼いきることができるか、事前に良く考えることが必要です。

 

 


マメルリハの購入を検討している方に

 

 

マメルリハインコは、小型で飼育スペースをそれほど必要とせず、性格も大人しく人に懐くため、飼いやすいペットであると言えます。

しかし、反面体が小さいことで診れる動物病院が少ないことや、長寿であること、まだ情報が少ないなどの欠点もあります。

 

そのため、初めてインコをお迎えする方には、ハードルが高いかもしれません。

ここでは、購入を検討している方に、これだけは事前に知っておくべき項目をまとめました。

 

  • 自分の健康面は大丈夫か、世話ができなくなったときに代わりに面倒を見てくれる人はいるか
  • 小型インコを診れる動物病院はあるか
  • 何日も家を留守にする生活環境ではないか
  • 病院代や餌などの飼育にかかる費用は十分にあるか
  • 毎日の世話や放鳥時間、遊ぶ時間は確保できるか
  • 夜中はストレスなく眠らせるために、暗く静かな場所が用意できるか
  • 鳥アレルギーや喘息などの疾患はないか
  • 予備知識はもちろん、マメルリハの生態や疾患などを常に学習することはできるか

 

最低でも、上記の項目はクリアしていないと、お迎えは難しいと言えるでしょう。

体が小さい分、異常に気付きにくいことや、長寿であるがゆえに飼いきれなくなってしまうことも少なくはありません。

飼い主以外にも、家族や知人と協力することは、マメルリハ以外にもペットを飼育するうえで大変重要です。

 

 

さいごに

 

 

マメルリハインコは、その可愛らしい見た目や仕草、美しいカラーで人気が高まっているインコです。

小柄で鳴き声も小さく、おしゃべりができることや手乗りにできることなど、私たちに癒しと楽しみを与えてくれるでしょう。

 

しかし、中には懐かない子もいますし、攻撃的な性格な子、おしゃべりをしない子も存在します。

情報が必ずしも完璧であるとは限りません。

 

生き物ですので、気に入らないからと言って返品交換をすることは当然できません。

外に放してしまうことは、愛玩法に違反します。

それも個性の一つとして、楽しむ気持ちで接することが大切です。

 

また、長寿なため、飼い主のほうが飼いきれなくなってしまい、飼育放棄されることも少なくないことが現状です。

高齢な方や引っ越しの多い方などは、20年という月日を共に過ごせるか考えてからお迎えしてください。

マメルリハとの楽しい毎日、あなたも送ってみませんか?


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