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カージナルテトラの種類と飼い方






ネオンテトラは聞いたことがある!でもカージナルテトラって…?
タイトルをご覧になってそう思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ネオンテトラとよく似ていますが、カージナルテトラは赤いカラーがとても鮮やかな熱帯魚です。

流行りの水草水槽にきらきらと泳ぐカージナルテトラをお飼いになれば、癒しの空間を手に入れられること間違いありません!

飼育方法はもちろん、カージナルテトラにまつわるおもしろい情報を知りたくはありませんか?
ぜひ本記事をお読みになって、カージナルテトラの魅力に触れて下さい。

1. カージナルテトラの飼い方 ~はじめに~

 

 

カージナルテトラを見たことがある、飼ったことがある!という方は、どれくらいいらっしゃるのでしょうか。

ネオンテトラ ならよく目にするけど、カージナルテトラって…?と疑問に思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

そもそもネオンテトラとどこが違うのか、ぱっと見ただけでは分かりにくいかもしれません。

しかし、カージナルテトラにはカージナルテトラの、おもしろい歴史や特徴がたくさんあるんです!

 

そこで本記事では、カージナルテトラにまつわる詳しい情報を一気にご紹介いたします!

基本的な知識だけでなく、飼育方法もご覧頂けますよ。

 

さて、本記事は以下の構成で進みます。

 

1ページ目 :

1. カージナルテトラの飼い方 ~はじめに~

2. カージナルテトラの飼い方 ~①歴史は?~

3. カージナルテトラの飼い方 ~②品種とそれぞれの値段は?~

1. 基本種と地域変種、改良品種

カージナルテトラ(ノーマル)

ショートライン・カージナルテトラ(地域変種)

アルビノ・カージナルテトラ(改良品種)

2. 近縁種

ネオンテトラ

グリーンネオンテトラ

 

2ページ目 :

4. カージナルテトラの飼い方 ~③特徴は?~

5. カージナルテトラの飼い方 ~④性格は?~

6. カージナルテトラの飼い方 ~⑤寿命は?~

7. カージナルテトラの飼い方 ~⑥かかりやすい病気は?~

・白点病(繊毛虫イクチオフティリウス寄生症)

・尾腐れ病(カラムナリス症)

・ネオン病

・ウーディニウム症(サビ症、コショウ症)

・イカリムシ症

 

3ページ目 :

8. カージナルテトラの飼い方 ~⑦飼育アイテム、餌、オススメ水草について~

1. カージナルテトラの飼育アイテムはどんなもの?

水槽

フィルター

保温器具(ヒーター、冷却ファン)

底砂

2. カージナルテトラはどんな餌を食べるの?

3. カージナルテトラにオススメの水草は?

9. カージナルテトラの基本データ

 

1ページ目では、カージナルテトラのバックグラウンドをご紹介し、品種をビジュアルでご覧頂きます。

さらに2ページ目で、生態に関する基礎知識をご覧頂き、3ページ目で具体的な飼育の情報をご紹介していきます。

最後は、基本データでおさらいもしていきます!

 

それでは、早速ご覧ください!

 


2. カージナルテトラの飼い方 ~①歴史は?~

 

 

カージナルテトラは、  南米 アマゾン川  に生息する淡水魚です。

 

アマゾン川の全体で見られるわけではなく、  ブラックウォーター(黒い川)  と呼ばれる支流に生息しています。

そこにはコーヒーのような黒色の水が流れており、pHはやや酸性よりです。

 

また、  オリノコ川 でも見つけることができます。

 

オリノコ川は、アマゾン川と同じく南米の重要な大河です。

支流のひとつが繋がっているため、アマゾン川水域の一つとしても考えられています。

 

肥沃な大地に育まれたこの大河は、カージナルテトラ以外にも様々な熱帯魚の生息地となっています。

同じ川でも、実に多様な生態系がつくられているのです。

 

また、カージナルテトラは多くの熱帯魚の中で、  カラシン  という種類に分類されます。

カラシンは、背ビレと尾ビレの間に  脂ビレ  という小さなヒレを持っています。

(脂ビレを持っていないカラシンもいます。)

 

cardinal tetra
Public Domain, Link

 

総称して  テトラ  と呼ばれる熱帯魚もこの脂ビレを持っており、カラシン目に分類されているのです。

 

テトラとは  という意味ですが、実はヒレの形が由来となっています。

これは19世紀頃、生物学者たちが脂ビレのあるアマゾンの熱帯魚を  テトラゴノプテルス(四角い尻ビレ)  と名付けたのがはじまりです。

 

その後熱帯魚の分類は複雑化していき、テトラゴノプテルスというおおまかな分類法は使われなくなりました。

しかし、現在でもテトラゴノプテルスという属名が残っており、カージナルテトラの名前にもその名残が見られるのです。

 

さて、それではカージナルテトラの  カージナル とはどんな意味なのでしょうか。

 

実は、カージナルとはカーディナルとも呼ばれており、これは  枢機卿  を意味します。

と同時に、  赤色  をも意味するのです。

 

ヨーロッパでは、枢機卿といえば緋色の衣を纏う、という強いイメージがありました。

そのため、カーディナルという語が  赤色  という意味を持つようになったのです。

 

 

カージナルテトラの特徴は鮮やかな赤いラインですから、まさに名が体を表していますね。

 

ビビットカラーが目を引くカージナルテトラは、ご覧のように一度見たら忘れられない見た目をしています。

しかし、先にも触れた通り、  ネオンテトラ   ととてもよく似ているのです。

 

 

実は、発見された当初もネオンテトラの変種なのではないかと考えられていました。

しかし、  1956年  にアメリカのシュルツによって、別種であると分類されます。

 

具体的にどこが違うのかというと、カージナルテトラは赤いラインが全身に伸びていますが、ネオンテトラはラインが短いのです。

お腹から尾ビレにかけて、赤いラインがアクセントのように入っています。

 

また、大きさもカージナルテトラの方が一回りほど大きいです。

このように違いを見ていくと、両者はハッキリ別の魚だと分かりますね。

 

大きくて鮮やかなカージナルテトラは水槽映えがしますから、昔も今も、多くの方に好まれる熱帯魚となっています。

 

かつてはアマゾンの奥地で人知れず泳いでいたカージナルテトラですが、発見されて以来、アクアリウムの世界を華麗に彩ってきたのです。

 

 

3. カージナルテトラの飼い方 ~②品種とそれぞれの値段は?~

 

cardinaltetra

 

カージナルテトラは熱帯魚の一つの種として考えられがちですが、実は様々な変種を持っています。

具体的な変種としては、  地域変種  と  改良品種  があります。

 

地域変種とは、生息域によって異なる特徴が見られるときに、基本種と区別される品種のことです。

実は、カージナルテトラの場合は、それほど厳格に分類して取り扱われてはいません。

 

そのためあまり変種については知られていないのです。

 

次に改良品種ですが、これはブリーディングによって新たに生み出された品種のことを指します。

ブリーディングとは、より美しい個体や丈夫な個体を生み出すために品種改良を行うことです。

 

一般的にカージナルテトラの繁殖は難しいといわれていますが、専門家の間ではブリーディングが行われてきました。

そのため、ご自宅で珍しい品種の飼育を楽しむことができます。

 

近年では、以前に比べて繁殖が容易になったといわれているので、さらに新しい品種が生み出されるかもしれませんね。

 

また、カージナルテトラには  近縁種  がたくさんいます。

近縁種とは、カージナルテトラと別種でありながら近い関係にある生き物のことを指します。

何度もでてきたネオンテトラもそうですし、そのほかにも様々な種が存在します。

 

ここでは、  地域変種や改良品種をまとめた項目  、  近縁種の項目 と2つに分けて、代表的な種類をそれぞれご紹介していきます。

 

1. 基本種と地域変種、改良品種

 

カージナルテトラ(ノーマル)

 

cardinaltetra
By Ltshears - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0 , Link

 

一般的に  カージナルテトラ  といえば、この基本種を指します。

改良品種と比べて、見かけることが多く手に入れることも簡単です。

 

前の項目でも触れたように、青と赤のツートンカラーが特徴的です。

カージナル(カーディナル)  という名の由来となった赤色が大きく目立っていますよね。

 

一方、青色のラインは独特の光沢が見られます。

これはCDや蝶の羽根に見られるものと同じで、  構造色 による発色現象です。

 

この発色はとても美しく、水槽内で泳ぐ姿が宝石のようだといわれています。

 

体長は  4~5cm  に成長するので、やはり見応えのある熱帯魚といえるでしょう。

丈夫で飼いやすい熱帯魚ですので、初心者の方にもオススメです。

 

飼育の際は、水温は  22~27℃  前後に保ちましょう。

pHは  4~6  前後の  弱酸性~中性  を目安とします。

 

さて、手に入れるにはショップなどで購入しなければなりません。

直接ペットショップに足を運んでも良いですし、オンラインショップを利用することもできます。

 

その場合、お値段は  1匹70~80円前後  が目安となります。

 

群れでの飼育が好まれる熱帯魚ですから、このお値段は嬉しいですね。

まとめて20匹や50匹程度購入することができますので、ぜひ検討してみてください。

 

ショートライン・カージナルテトラ(地域変種)

 

cardinaltetra
By User:Lerdsuwa - Own photo (400D + 50/1.4), CC 表示-継承 3.0 , Link

 

ショートライン・カージナルテトラ  は、代表的な地域変種です。

 

ノーマルとほとんど見た目が同じようですが、体のラインをよくご覧になってください。

よく見ると、青いラインだけが短くなっています。

 

この特徴のため、  ショートライン  と呼ばれているのです。

 

しかし、この特徴はハッキリいって分かりにくいですよね。

ショップでもノーマル品種と区別されずに、普通のカージナルテトラとして売られていることがほとんどです。

 

ひょっとすると、購入した群れの中にショートラインが混じっているということがあるかもしれません。

そもそも、群れの中にいても気付かないことが多いかもしれませんね。

 

cardinal tetra

 

しかし、慣れてくると基本種との区別が簡単に付くようになります。

もしショートラインを見つけたら、存分に魅力を楽しんでみてください。

 

ショートライン・カージナルテトラの魅力は、青色のラインが短い分、より赤味が強く感じられるということです。

カージナルテトラの赤色にこだわりたい!という方は、ショートラインだけで揃えてみるのもいいかもしれませんね。

 

飼育の方法は、基本的にはノーマル品種と変わりません。

水温は  22~27℃  前後、水質はpH  4~6  前後を目安としてください。

 

さて、手に入れる際にはショップで購入することができますが、実はあまり取り扱いがありません。

ショートライン・カージナルテトラは、  手に入れるのがやや難しい  のです。

 

もし、取り扱いがない場合でも諦めずに、問い合わせをしてみてください。

次回から入荷してくれる、ということがあるかもしれませんよ。

 

もちろん、ノーマル品種として取り扱われていることもあります。

その場合、ショートラインとして分類してはいませんので、ノーマル品種と一緒に購入することになるでしょう。

 

ですので、お値段の目安はノーマル品種と同じく  1匹 70~80円前後  となります。

もし、ショートラインとして購入される場合は、もう少しお高くなるかもしれません。

 

アルビノ・カージナルテトラ(改良品種)

 

 

アルビノ・カージナルテトラ  は改良品種のカージナルテトラです。

アルビノという通り、色素の薄い見た目をしていますね。

 

これはノーマル品種の突然変異を固定化したもので、 ヨーロッパ  で作出されました。

青いラインは淡くなり、全体的に白っぽい印象です。

 

カージナルテトラのトレードマークの赤味は残っていますから、鮮やかさは変わらず楽しめそうですね。

 

ノーマル品種の群れと一緒に泳がせると、色合いの違いを楽しむことができます。

体長はほとんど変わりませんから、大きさで見劣りすることもありません。

 

もちろん、アルビノ品種だけの水槽をつくることもできます。

 

 

透明感のある、涼しげな水槽になりそうですね。

 

また、アルビノ品種だからといって体が弱いというわけではなく、丈夫で飼育も比較的容易です。

ノーマル品種同様、水温は  22~27℃  前後、水質はpH 4~6  前後を目安に飼育してください。

 

さて、お値段ですが改良品種ということもあり、今までの品種より少しお高めです。

目安は  1匹150~300円前後  となります。

 

淡いカラーが魅力のアルビノ・カージナルテトラがお気に召した方は、ぜひ購入してみてください。

 

2. 近縁種

 

ネオンテトラ

 

 

いわずと知れたポピュラーな熱帯魚   ネオンテトラ  は、カージナルテトラの近縁種です。

熱帯魚にあまり詳しくない人でも、一度は名前を耳にしたことがあるといいます。

 

ネオンという名前は、ちかちかとした鮮やかな発色が由来となっています。

特徴的な青と赤のラインが入った体色は、とても魅力的ですよね。

 

前の項目でもご紹介しましたが、カージナルテトラとはこの赤いラインの長さに差があります。

ネオンテトラは腹から尾ビレにかけて、赤色がアクセントのように入っているのです。

 

大きさにも違いがあり、体長はカージナルテトラよりやや小ぶりの  3~4cm  ほどです。

大きさや見た目に差はありますが、生息域はカージナルテトラと同じ  アマゾン川  ですから、現地で見分けるのは難しそうですね。

 

また、先にも触れた通り、ネオンテトラとカージナルテトラは同じ種だと思われていた時期がありました。

そもそも、ネオンテトラが正式に発見されたのは  1936年 のことです。

 

カージナルテトラが別種と認識されたのは1956年ですから、20年間も同じ種として流通していたんですね。

今でもネオンテトラの方が広く知れ渡っているのは、このような歴史の差も関係しているのでしょう。

 

さて、鮮やかさだけでなく丈夫さでも人気のネオンテトラですが、具体的な飼育環境はどのようなものか見ていきましょう。

まず、水温は  20~26℃ 前後、水質はpH  4~7 前後が目安となります。

 

カージナルテトラとほとんど変わりませんから、混泳ももちろん可能です。

お値段の目安は、  1匹30~80円前後  となります。

 

丈夫ではじめての方にもオススメな熱帯魚ですので、水草などとセットで売られていることもあります。

熱帯魚を飼ってみたい!と思っている方は、ぜひ検討してみてください。

 

グリーンネオンテトラ

 

green neon tetra
By Sascha Biedermann - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 2.5 , Link

 

グリーンネオンテトラ  は、カージナルテトラの近縁種です。

ネオンテトラなどと比べて、あまりポピュラーではないかもしれません。

 

体長は  2.5~3.5cm  程度で、やや小ぶりです。

ネオンテトラにそっくりですが、変種ではなく別種の熱帯魚です。

 

また、名前に  グリーン  と付くので不思議に思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、緑色をしているわけではありません。

個体によってはビビットなブルーをしていますが、落ち着いた青味のものもいます。

 

 

また、赤色の部分がくすんでいるため、青色が美しく見える熱帯魚です。

この青色の美しさやバリエーションなどから、グリーンネオンテトラと名付けられたようです。

 

一方、カージナルテトラは赤色が魅力的な熱帯魚でした。

お互い違った色彩の魅力を持っていますから、混泳させる相手としてはぴったりですね。

 

また、ラインが頭部から尾にかけてくまなく入るのも特徴のひとつです。

そのため、  ロングラインネオン  という別名があります。

 

さて、様々な特徴があるグリーンネオンテトラですが、飼育は比較的容易です。

小型熱帯魚のため繊細な一面もあるようですが、基本的には混泳もできる丈夫な熱帯魚となります。

 

水温は  20~27℃  前後   、水質はpH  4~6  前後が目安となります。

 

気になるお値段は、  130~300円前後  とややお高めです。

 

とはいえ手頃なことには変わりありませんから、美しい青色のグリーンネオンテトラを手に入れてみてください。

 

 

さて、ここまでの項目で、カージナルテトラの歴史や品種をご覧頂きました。

品種の項目では、改良品種だけでなく様々な近縁種もいることが分かりました。

次のページでは、特徴や性格、寿命など、さらに詳しい基本データをご紹介致します!

早速、ご覧ください!


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