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フクロウをペットとして飼うには?フクロウ飼育の必要物や環境、エサの与え方など






有名映画「ハリーポッター」でフクロウの人気が急上昇した時期もありましたが、現在でもフクロウの人気はとてもあります。

フクロウにさわったりエサをあげられるフクロウカフェも多くあり、フクロウを飼育してみたいと思った人も多いのではないでしょうか。
しかし、フクロウの飼育は犬や猫のようにはいきません。

本記事ではフクロウをペットとして飼うため「フクロウの販売場所」や「フクロウの飼育方法」などを紹介しています。
フクロウを飼育するのは大変ですので、本記事でフクロウの飼育方法を学んで飼育の参考にしてください。

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【目次】フクロウをペットとして飼うには?フクロウ飼育の必要物や環境、エサの与え方など

 

フクロウはペットとして飼える?

フクロウはどこで販売している?

フクロウの飼育に必要な物

・ケージまたは専用の部屋

・エサ

・ピンセット

・グローブ

・水入れ

・止まり木

・リード(繋留リード)

・スイベル

・アンクレット

・ハトメ〆

・ジェス

フクロウの飼育方法

小屋の清掃

エサのあげ方

体重管理

おわりに

 

 

フクロウはペットとして飼える?

 

フクロウ

 

フクロウはペットショップでも販売されていることがあり、一般の人でもペットとして飼育することができます。

ただ、フクロウを飼育することは容易ではありません。

見た目はもふもふしていて可愛らしいですが、これでも猛禽類の仲間。

小型のフクロウでも爪は鋭く、くちばしの力は強いため、フクロウを飼育する知識をしっかりと身に付けておかないと、飼い主やフクロウ自身が怪我をする危険性もあります。

もしフクロウを飼育したいのであれば、事前知識や飼育に関する道具などをしっかり準備してからフクロウを購入するようにしましょう。

 

 

フクロウはどこで販売している?

 

フクロウ

 

フクロウは 小動物 が販売されている普通のペットショップでも取り扱っています。

しかし、フクロウがいることはあまりありません。

 

確実にフクロウを購入したいのであれば、  鳥のいるカフェ   のような専門店や、  バード&スモールアニマルフェア  のようなイベントで販売しているので、それらを見に行くと良いでしょう。

専門店やイベントに行くことで実際に近くでフクロウを見ることができ、お店のスタッフからフクロウについて育て方のポイントや詳細を聞くことができます。

さらに、イベントの場合は複数の店舗がフクロウを販売しているので、用品も合わせて購入をすれば安くしてくれることもあります。

色々なお店のフクロウや用品を一気に品定めすることができることから、イベントでの購入もおすすめですよ。

 

 

フクロウの飼育に必要な物

 

フクロウ

 

フクロウを購入する前に、飼い方について勉強をしておかなければなりません。

まずは、フクロウを飼育する時に必要な用品を集めましょう。

 

・ケージまたは専用の部屋

 

フクロウを飼育する上でとても重要な物になります。

ケージの場合は手作りで用意するか、専門店で販売しているケージを購入するのが一般的でしょう。

フクロウを飼っている人がたくさんいるわけではないので、残念ながらネット通販でもあまり販売されていません。

 

もしケージを手作りする場合は、金網や透明の板やガラスは使用しない方が良いです。

その理由は、金網は羽を傷つけてしまうことがありますし、透明の板やガラスはフクロウが透明を認識できないため、ぶつかってしまう危険性があるからです。

 

販売されているケージは、檜や乳白色のアクリルで作られた物などがあります。

あまり流通していないため値段は高めのことが多いですが、作る手間が省けますし 、何よりフクロウ向けの良いケージを手に入れることができます。

また、オーダーメイドで作ってもらえるケースもありますよ。

 

お金に余裕のある方であれば、いっそのこと部屋をまるまるフクロウ専用の部屋にするのも良いでしょう。

部屋自体がフクロウのテリトリーになり、安心して過ごすことができるようになります。

 

・エサ

 

ヒヨコや ウズラ 、ピンクマウスなどを食べます。

これらは爬虫類や猛禽類の専門店で冷凍販売されているので、簡単に入手できます。

 

・ピンセット

 

エサを与える時に使用します。

素手でエサを与えると噛まれる危険があるので、ピンセットでエサを持って与えるようにしましょう。

 

・グローブ

 

フクロウは猛禽類なので、とても爪が鋭いです。

そのため、フクロウを手に乗せる時に必要になります。

猛禽類専用のファルコングローブが販売されているため、それを用意しておくと良いでしょう。

小型のフクロウの場合でもグローブは必須です。

 

・水入れ

 

飲水&水浴び用として使用します。

飲水用と水浴び用で容器を分けても兼用しても大丈夫です。

 

水入れはフクロウより大きめの物を用意するようにします。

あまり深くなくても良いので、幅が広めの物を選ぶようにしてください。

鉢の受け皿を使用することもあります。

 

・止まり木

 

猛禽類専用のファルコンブロックや、ボウパーチなどを使用するといいでしょう。

これらにはとまる部分に人工芝を敷いていることが多いです。

そのため、交換用の人工芝も用意しておくといいでしょう。

 

・リード(繋留リード)

 

普段フクロウをつないでおくために使用します。

猛禽用語ではリーシュとも呼ばれます。

 

大型種で1.5m、中型種で1.3m、小型種で1m程度もあれば十分です。

登山用のナイロン製のロープや、マリンスポーツ用の濡れに強いナイロン製のロープを使用することもありますが、専用のリードも販売されています。

 

・スイベル

 

猛禽類を繋留する時に、リードが絡むのを防ぐために使用します。

スイベルが大き方が頑丈ではありますが、リードがスイベルを通るちょうどいい大きさの物を選ぶようにしましょう。

釣具店や猛禽類専門店などで入手できます。

 

・アンクレット

 

でいう 首輪 のような物です。

フクロウの脚にはめます。

 

・ハトメ〆

 

アンクレットをフクロウの脚に固定するために使用します。

園芸用もありますが、猛禽類用の物を使用するようにしましょう。

 

・ジェス

 

アンクレットとリードの間に使用します。

アンクレットやリードと一体化している製品もあります。

 

 

フクロウの飼育方法

 

フクロウ

 

フクロウの大きさや種類により飼育方法も異なってきますが、基本的なフクロウの飼育方法を紹介します。

 

小屋の清掃

 

フクロウが普段生活している小屋は、毎日掃除をするようにしましょう。

フクロウは 鳥類 なので、体重の軽量化をするために食べた分排泄回数が多くなっています。

 

排泄してから時間が経つと、排泄物がこびりついて取りにくくなるため、排泄をしたら逐一きれいに拭き取ることが望ましいです。

また、排泄物はフクロウの体調を知るための情報源になります。

毎日排泄をしているか、排泄物の状態はどうなのか、清掃をしながら確認をするようにしましょう。

 

また、フクロウが普段とまっている止まり木ですが、こちらも毎日清掃するのが好ましいです。

ファルコンブロックやボウパーチの場合は、フクロウが止まる部分に人工芝が付いていることが多いので、変えの人工芝を用意しておき毎日交換するようにしましょう。

止まり木が棒や木の場合は、洗って日光消毒をしておいた方が良いため、こちらも変えを用意しておくと便利ですね。

 

水入れも毎日洗ってきれいな水を入れておくようにします。

清掃後も汚れていた場合は、その場で変えてあげるようにしましょう。

 

エサのあげ方

 

種類や大きさにより異なりますが、フクロウが一日に食べるエサの量は、フクロウの体重の15〜20%程度が適量になります。

これに加え、よく運動やトレーニングをする場合は少しエサの量を多めに与えた方が良いでしょう。

 

フクロウによりエサの好みが出てくるかもしれませんが、1種類のエサを与えるのではなく、ピンクマウスやウズラなど、複数のエサを与えたほうが良いです。

エサの回数は、小型のフクロウであれば1日2回、中型以上のフクロウであれば1日1回はあげるようにしましょう。

個体により1回に食べる量が異なるので、その個体に合わせた回数分食事を与えることをおすすめします。

 

エサですが冷凍のまま与えず、しっかりと解凍してから与えてください。

あまり食べない場合は、エサを少し温かめにして与えてみてください。

 

小型のフクロウの場合は、ウズラやヒヨコを1匹まるごと食べることができないので、食べやすい大きさに切ってから与えるようにしましょう。

エサを与える時はピンセットでエサを掴み、フクロウのくちばし付近に持っていってあげると良いです。

 

体重管理

 

フクロウの体重は毎日測定をすることをおすすめします。

なぜかというと、羽毛に覆われており見た目で体重の変化が分かりにくいからです。

小型のフクロウだとちょっとした体重の変化が命取りになる可能性もあるので、必ず毎日体重測定をするようにしましょう。

 

体重測定をする時は、止まり木を体重計に乗せて、その上にフクロウを乗せて測ります。

体重を測る時間帯により体重が変化してしまうので、体重を測る時間は毎日同じ時間帯にして測るようにしてください。

 

 

おわりに

 

フクロウをペットとして飼うにはコストがかかりますし、手間もかかります。

いきなりフクロウの飼育をするのは難しいかもしれないので、フクロウカフェや 動物園 へ行って、フクロウのことを勉強してから飼育を検討するのも良いかもしれませんね。

それでもフクロウを飼育することを決めた場合は、飼育が大変でも愛情を込めてしっかり終生飼育をするようにしましょう。

 

※合わせて読みたい:  フクロウをペットとして飼う方法。フクロウの種類、エサ、しつけ、飼い方


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