logo

Top > 魚類/甲殻類/水生生物 > 甲殻類

エビの種類と飼い方






熱帯魚のタンクメイトや、手軽な水槽ペットとして近年人気が高まっている「淡水エビ」に海水で育てる「海水エビ」。

一口にエビペットといっても、様々なバリエーションがあります。
紅白柄のレッドビーシュリンプや、ベーシックなヤマトヌマエビなど種類は豊富です。

今回は、ペットしておすすめのエビたちを代表的なものから紹介します。

特徴や値段の他、基本的なエビの飼い方も合わせてまとめました。
エビだけの飼育を検討している方だけでなく、熱帯魚を飼っている方は新しい仲間としてもご検討ください。

はじめに:目次と構成

 

エビ

 

水槽で飼うエビと聞いて、どのようなカラーのエビを思い浮かべるでしょうか。

極彩色で珍しい模様のエビを思い浮かべる方もいらっしゃれば、味わい深い淡色のエビを思い浮かべる方もいらっしゃることでしょう。

そもそも、どんなエビがいるのか分からないという方もいらっしゃるかもしれません。

 

エビに詳しい方もそうでない方も、ぜひ本記事で飼育の基本的知識とともにたくさんのエビの種類をご覧ください。

きっと、あなたの目を引く特別なエビが見つかることでしょう。

 

本記事は、以下の構成で進みます。

 

1ページ目 :

 

はじめに

エビの飼い方について

1. エビの生態

2. 環境

3. エビの餌

 

2ページ目 :

 

淡水エビの種類

1. ヤマトヌマエビ

2. ミナミヌマエビ

3. レッドチェリーシュリンプ

4. ビーシュリンプ

5. ホワイトグローブシュリンプ

 

3ページ目 :

 

海水エビの種類

1. アカシマシラヒゲエビ

2. ホワイトソックス

3. キャメルシュリンプ

4. フリソデエビ

5. オトヒメエビ

 

 

1ページ目では、エビの飼育方法をざっくりとご紹介致します。

エビの種類をご覧になる前に、基本的な飼育の知識を押さえておきたい!という方は、このページからご覧ください。

 

自宅で飼育できるエビの種類には、  「淡水エビ」  と  「海水エビ」  が存在します。

文字通り淡水のエビと海水のエビなのですが、おおまかに言うと「淡水エビ」は飼育がしやすく、「海水エビ」は飼育の難易度が高めです。

1ページ目でそれぞれの特徴や飼育方法の違いをまとめてありますので、詳しくお知りになりたい方はぜひご覧ください。

 

2〜3ページ目では、それぞれの代表的なエビをご紹介していきます。

早速色々なエビを見てみたい!という方は、こちらのページからご覧ください。

 

 


エビの飼い方について

 

エビ

 

この項目では、エビの飼い方について押さえておきたい知識を、  1. 生態 2. 環境 3. 餌 のジャンルごとにご紹介します。

1. 生態 では特徴や性格、病気などについて、 2. 環境 では水質や水温、必須アイテムなどについてのざっくりとしたご紹介をします。

3. 餌 の項目では、エビの生態をふまえつつ、オススメの餌をご紹介していきます。

 

1. エビの生態

 

エビ

 

特徴

 

ペットとして楽しまれるエビには、  「淡水エビ」  「海水エビ」 が存在します。

飼いやすさや流通面からいっても、「淡水エビ」の方がポピュラーです。

 

「淡水エビ」  は熱帯魚のお供、いわゆる  タンクメイト   として広く楽しまれています。

穏やかで順応性のある 「淡水エビ」が多いので、混泳させることが可能なのでしょう。

 

もちろん、 エビそのものを鑑賞する目的でも楽しまれます。

意外にも一部の「淡水エビ」は  品種が豊富  で、カラーバリエーションがあるのです。

 

淡水にすむエビというと地味に思われがちですが、中には驚くほど鮮やかな種類もいます。

最近では品種改良も進んでいますから、同じ種類のエビでもたくさんのカラーを楽しむことができるんですよ。

 

さらに、様々なカラーのエビは自宅で生み出すことも可能です。

繁殖の容易さ も、多くのアクアリストが惹かれる特徴でしょう。

 

また、手頃な水槽ペットとして楽しまれる「淡水エビ」には、デリケートな一面もあります。

ヤマトヌマエビなどのイメージから丈夫に思われがちですが、実は水質の変化に敏感なのです。

飼育の際には、急激な水質、水温変化に気を付けましょう。

 

それでは、  「海水エビ」 の特徴はどうでしょうか。

先に「淡水エビ」のカラーバリエーションについて述べましたが、「海水エビ」はずっと華やかな印象です。

一言でいうと、  とにかく派手  です!

 

 

この理由は、サンゴ礁などで擬態するために、派手な色彩が必要だからだと考えられています。

また、「海水エビ」はとても  デリケート  です。

水質に敏感なエビが多いですし、比較的丈夫といわれる種類でも気は抜けません。

 

水質、水温管理はもちろんのこと、海水や設備の管理など全てに気を配る必要があります。

自宅での飼育が敬遠されるのも、こうした管理の難しさが根底にあるのでしょう。

そうとはいえ、魅力の多いエビであることには変わりありません。

 

中には  クリーナーシュリンプ   と呼ばれる、海水魚の汚れを食べてくれるエビさんもいます。

クリーナーシュリンプは混泳が好まれるので、海水魚と一緒に鑑賞を楽しむことができます。

 

混泳をさせると、多くのエビは海水魚の残り餌を食べてくれますから、餌の心配もいりません。

きちんと管理をしてあげれば、水槽内でひとつの生態系をつくることも可能です。

 

また、基本的に  「海水エビ」の繁殖は難しい  のですが、種類によっては繁殖を楽しむことができます。

飼育が難しい分、個性豊かなエビさんが揃っていますから、きっと満足できると思いますよ。

 

性格

 

一部の争いを好む種類を除いて、エビは  穏やかな性格  です。(これは「淡水エビ」にも「海水エビ」にも言えることです)

観察していても、水底でのんびりしていたり、餌をゆっくり食べています。

 

こうした性質から、熱帯魚や海水魚との混泳が好まれるのでしょう。

また、温和さとともに、  臆病さ も見られます。

多くのエビさんは、岩陰や水草の影でじっとしていると安心するようです。

 

エビがいない!と思ったら、物陰などを探してみてください。

意外な場所や、隙間に隠れていることが多いようです。

水槽には、ぜひ  水草 や  海藻  、  岩などのオブジェ  、  流木 、  サンゴ  、  ライブロック  などを設置してあげてください。

 

病気

 

エビの病気には、まだまだ分かっていないことが多くあります。

これは病気の原因だけでなく、症状や治療方法などについても言えることです。

ここでは、比較的よく見られる症状、病気をご紹介します。

 

水カビ病

 

  • 原因…体表にできた傷などに、水カビ菌が感染し、発症します。
  • 症状…体表に白色のかたまりのようなものが現れます。
  • 対策…水換えを行い、水槽内を清潔に保ちます。  薬浴は逆効果のこともあるため、オススメしません。
  • 種類…「淡水エビ」全般

 

体色異常

 

  • 原因…外部感染や、水質、水温の急激な変化、特に高温時に発症しやすいようです。
  • 症状…体色が白っぽくなる  白濁  や、  黄濁  など、異常が現れます。
  • 対策…すぐに死亡してしまう場合もありますが、水換えを行いましょう。
  • 種類…「淡水エビ」全般

 

行動異常

 

  • 原因…原因はよく分かっていませんが、水質変化により発症するようです。
  • 症状…水底でじっとしたまま、脚を振るようになります。体色にも異常が現れます。
  • 対策…水換えを行い、水質管理を徹底しましょう。
  • 種類…「淡水エビ」全般

 

ネクタリン寄生虫(オレンジ)

 

  • 原因…外部感染などにより、  ネクタリン寄生虫  が内臓に寄生します。
  • 症状…体内にオレンジ色の物質が現れ、体表から透けて見えるようになります。
  • 対策…駆除は難しいので、寄生された個体は隔離しましょう。
  • 種類…一部の「淡水エビ」など

 

脱皮不全

 

  • 原因…水質の悪化や、脱皮中の何らかのトラブルにより起こります。
  • 症状…脱皮が完了できず、途中のままになってしまいます。
  • 対策…水質管理を徹底しましょう。
  • 種類…「淡水エビ」、「海水エビ」全般

 

2. 環境

 

エビ

 

水質

 

たいていの「淡水エビ」は丈夫で、順応性に富んでいます。

ですから、よほどの水質悪化を起こさない限り、元気な姿でいてくれるでしょう。

もちろん、これは水質管理をしっかり行っていることが前提です。

 

水換えは定期的に行い、pHにも気を配って、水質管理を行いましょう。

そのためには、  フィルター  や  水草  、  ソイル(底砂)   を設置し、活用することが大切です。

 

フィルターを設置する場合は、水換えの頻度は  1〜2週間に1回程度  行いましょう。

設置しないのであれば、  3~5日に1回程度  を目安とします。

 

pHについては、  6.0~7.5前後   が目安です。

ですが、極端な数値でなければ問題はないようですので、あまり神経質にならなくても大丈夫です。

 

「海水エビ」は、水質にとても敏感です。(海水にすむエビですから、「淡水エビ」と違い人工海水をつくる必要があるため注意です)

海水魚の  タンクメイト   でも、エビのみの飼育であっても、水質管理には気を配りましょう。

 

目安となる水換え頻度は、  小型水槽(幅60cm以下)  ですと  1、2週間に1回程度  、  大型水槽(幅60cm以上)  ですと  3週間~1ヵ月に1回程度  となります。

pHについては諸説ありますが、  8.1~8.4前後  を目安としてください。

 

「海水エビ」は、水槽内の環境を整えてくれる働きがあります。

タンクメイトの場合、中心となる海水魚に合わせてより良質な水質を維持していきましょう。

 

水温

 

「淡水エビ」に適した水温は、  20~25℃前後   と言われています。

ヤマトヌマエビやミナミヌマエビなど特に丈夫なエビは、  1~30℃  もの水温に耐えることができます。

 

しかし、飽くまで耐えることのできる水温ですので、やはり20~25℃前後の快適な水温を保つのが理想です。

保温器具を付けることもできますが、空調などで温度管理をしても良いとされています。

夏場や冬場など、急激な温度変化の起きやすい時期の水温はこまめにチェックをしましょう。

 

「海水エビ」の場合は、  23~26℃前後   を目安とし、低水温、高水温にならないよう気を付けましょう。

保温器具を使用し、水温を一定に保つのが理想的です。

 

必須アイテム

 

エビ

 

ここでは、エビを飼育する際に必須となる基本アイテムを、いくつかご紹介致します。

 

水槽

 

水槽の大きさは、「淡水エビ」の場合、体長と数によってある程度決めることができます。

例えば、  2~3cm程度  のエビ(ミナミヌマエビなど)でしたら、  幅30cmの水槽で20~30匹  は飼うことができます。

意外に多いと思われるかもしれません。

繁殖が進む可能性もありますので、始めは10匹程度から飼い始めると良いでしょう。

ちなみに、この大きさのエビですと、  幅60cmの水槽で100匹以上  は飼育することが可能です。

 

もちろん、多くのエビを飼えば管理が大変になりますし、鑑賞目的であればそこまで多くのエビを飼う必要はありません。

ほどほどの数を、充分な大きさのある水槽で飼育するのがオススメです。

 

タンクメイト   として飼う場合は、中心となる魚ペットの数と水槽の大きさに合わせる必要があります。

例えば、メダカとミナミヌマエビを同じ水槽で飼う場合は、  2:3 (メダカ:ミナミヌマエビ) の割合を目安にしてください。

 

「海水エビ」の場合は、よりデリケートな生物ですので、ひとつの水槽に数匹を目安とします。

幅30cmの水槽  でエビだけお飼いになるのなら、  1匹かペア  での飼育がオススメです。

幅60cmの水槽  で海水魚が中心となる場合、エビの数は  2~3匹程度  で充分でしょう。

以下の商品も、ぜひ参考にしてください。

 

 

商品名:クリスタルキューブ300

参考価格:2,071円(税込)

メーカー名:寿工芸

サイズ (幅X奥行X高さ) :30×30×30cm

重量:5.5kg

生産国:中国

 

 

商品名:グラス水槽 EJ-60 60

参考価格:3,248円(税込)

メーカー名:エーハイム

サイズ(幅X奥行X高さ) :60×30×36cm

重量:11.2kg

 

水草類

 

「淡水エビ」を飼育する場合、  水草  は欠かせないアイテムです。

水中に酸素を供給し、排泄物や二酸化炭素を吸収してくれるので、水質管理がしやすくなります。

もちろん、環境改善だけでなく、水槽内の景観もぐっと華やかになります。

エビさんは臆病ですから、水草が隠れ家となってくれるのも安心です。

 

オススメは、  マツモ  や  アナカリス    、  グロッソスティグマ  など丈夫な水草です。

カボンバ  や  ウィローモス  も、柔らかくエビの餌としてもオススメです。

また、根のある水草は、後述する底砂が必須となりますので、購入時にしっかり確認しましょう。

 

「海水エビ」の場合は、  海藻  が上記のような水草の役割を果たしてくれます。

景観の美しさに加え、水質安定をはかることができますが、育成が難しくデリケートな面もあります。

 

マユハキモ  や  ヨレヅタ  など、比較的丈夫なものから試してみてください。

上記の海藻は緑色ですが、紅色の海藻も美しく丈夫なのでおすすめです。

 

底砂類

 

底砂を敷くことで、水草を育成したり、水槽内の環境を整えることができます。

砂利類  と  ソイル の2種類がありますが、「淡水エビ」の飼育には  ソイル  がおすすめです。

ソイルには、水槽内のpHを変化させる働きがありますし、水草育成にも向いているのです。

 

一般的に、ソイルを設置すると 水質は  弱酸性  になるのですが、これは「淡水エビ」の好む水質です。(もちろん、  掃除が難しくなり定期的な取りかえも必要  などデメリットはあります)

中には、エビの飼育に適したソイルもあるため参考にしてみてください。

 

 

商品名:RED BEE SAND

参考価格:1,868円(税込)

メーカー名:イラクラ

内容量:4kg

 

「海水エビ」の場合は、  コーラルサンド  と呼ばれる砂がオススメです。

景観も美しくなりますし、水質も海水魚やエビに向いたものになります。

 

 

また、  ライブロック  と呼ばれる、死サンゴに微生物などが繁殖した岩のようなものがあります。

 

 

これは、水槽立ち上げの際や飼育中に重要な水質改善の働きをするため、必須アイテムと言えるものです。

エビさんの隠れ家にもなりますから、混泳に役立ちます。

ぜひ、「海水エビ」飼育の際には、設置をしてみてください。

 

 

商品名:ライブロックSサイズ

参考価格:2,725円(税込)

メーカー名:CHARM

内容量:1個あたり200~500g

 

3. エビの餌

 

エビ

 

多くのエビは、雑食性です。

動物性の餌も、植物性の餌も、何でもよく食べます。

中には、水槽の水垢などを食べてくれるエビもいます。

 

これらはヤマトヌマエビやミナミヌマエビといった丈夫な「淡水エビ」で、外部から餌を与えなくてもほとんど問題ありません。

人工飼料を適度に与えても良いでしょう。

 

ビーシュリンプの改良品種系の「淡水エビ」は、人工飼料をよく食べてくれます。

人工飼料は魚用の餌でも問題ありませんが、エビ専用の餌もあります。

 

 

商品名:MAX BREED エビ用餌

参考価格:1,472円(税込)

メーカー名:AZOO

内容量:20g

生産国:台湾

 

タンクメイト  として飼育している場合は、魚ペットの残り餌を食べている場合が多いです。

もし、魚用の餌を与えるのであれば、沈降性のタブレットタイプの餌がおすすめです。

 

 

商品名:コリドラス 底棲雑食魚用 80g

参考価格:798円(税込)

メーカー名:Hikari

内容量:80g

 

様々な性質や値段の餌がありますので、目的に合わせて購入してみてください。

餌を与える頻度は、  1日に1~2回程度  が目安です。

 

「海水エビ」には、基本的にエビ専用の餌というものがありません。

タンクメイト  として飼育をしている場合、海水魚の残り餌で充分でしょう。

エビだけで飼育している場合は、魚の餌や、「淡水エビ」の人工飼料を与えてみても良いでしょう。

中には変わったものを食べるエビさんもいますが、たいていは何でも食べるようです。

 

水面に上がれないエビさんもいるので、なるべく沈降性のものがオススメです。

餌を与える頻度は、  1日に1~3回程度 を目安にしてください。

 

商品名:ひかり 海水魚のエサ

参考価格:578円(税込)

メーカー名:Hikari

内容量:15g


フォローして最新のペット・動物関連記事をチェック!



検索

カテゴリ一覧

大型哺乳類(21)
   カピバラ(2)
   ブタ(3)
中型哺乳類(436)
   猫/ネコ(175)
   犬/イヌ(222)
   霊長類/類人猿/サル(9)
   モモンガ(2)
   フェネック(1)
小型哺乳類/小動物(74)
   うさぎ(31)
   ハムスター(21)
   ハリネズミ(7)
   モルモット(3)
   チンチラ(2)
鳥類(109)
   インコ(15)
   梟/フクロウ(9)
   文鳥(3)
魚類/甲殻類/水生生物(72)
   海水魚/熱帯魚(31)
   淡水魚(22)
爬虫類(32)
   蛇/ヘビ(7)
   トカゲ(9)
   カメ(6)
両生類(13)
   カエル(7)
   ウーパールーパー(2)
虫/昆虫(13)
   カブトムシ/クワガタ(8)
   タランチュラ(1)
ペット/動物全般/コラム(52)
   ペットや動物と触れ合えるスポット(16)
   寄付/募金/殺処分(6)

タグ一覧

飼い方/飼育方法(705)
種類/品種(619)
繁殖/育成(555)
毛色/毛質(248)
性格/生態/特徴(561)
食事/餌/栄養(570)
病気/病院/治療(609)
しつけ(449)
トイレ(153)
選び方(496)
値段/価格(521)
ランキング/おすすめ(126)
口コミ/レビュー(158)
旅行/ホテル/レストラン(24)
寄付/募金/保護活動(14)
おもしろペット/珍ペット(94)
飼育知識/豆知識(799)
画像/動画(120)
まとめ(810)

人気記事ランキング