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おしゃべり鳥ペットの代表!ヨウムの品種、色、値段、飼い方まで解説






ヨウムは近年、大型コンパニオンバードの中でも人気が高まっているペットです。
比較的大人しい性格から、日本の住環境に適したペットとも言われています。
また、非常に高い知能を持つため、複雑なコミュニケーションを楽しむことも可能です。

今回は、魅力あふれるペットであるヨウムに焦点を当て、ヨウムの性格や特徴、飼育に必要なグッズや飼う際の注意点など、基本的な知識や飼う前に知っておきたいポイントをまとめました。
本記事をきっかけに、ヨウムを飼いたいという方が一人でも増えれば幸いです。

【目次】おしゃべり鳥ペットの代表!ヨウムの品種、色、値段、飼い方まで解説

 

1ページ目 :

 

ヨウムの歴史

ヨウムの品種と値段

ノーマル

コンゴヨウム

コイネズミヨウム

ヨウムの特徴と生態

ヨウムの性格

ヨウムの寿命

ヨウムがかかりやすい病気

毛引き症

ビタミンD・Ca欠乏症

ウイルス性羽毛疾患

クラミジア感染症(オウム病)

胃腸炎

 

2ページ目 :

 

ヨウムを飼う前に準備するもの

1. ケージと基本グッズ

2. おもちゃ

3. 餌

ヨウムを飼育する環境

ヨウムの基本データ

 

 


ヨウムの歴史

 

ヨウム

 

ヨウムは、アフリカの アンゴラ ケニア コンゴ タンザニア 象牙海岸南東部 などが原産の です。

主に  アフリカの西海岸森林地帯  に生息しています。

ちなみに、漢字では  洋鵡  (ヨウム)と書きます。

 

ペットとしての歴史は古く、ヨーロッパでは早くからコンパニオンバードとしての地位を築きました。

その歴史は、古代ギリシアにまで遡ります。

主に貴族がペットとして飼っていたようで、イギリスでは17世紀の国王チャールズ2世の愛人であるフランセス・スチュアートが飼っていたことがわかっています。

 

もちろん、ヨーロッパのみならず、アメリカでも早くから飼われるようになりました。

非常に高い知能から、研究の対象としても注目されています。

 

今では日本をはじめ、世界中で目にすることができる定番ペットです。

そうとはいえ、ポピュラーなオウムや セキセイインコ と比べると、ヨウムという名が聞き慣れないかもしれません。

 

ヨウムという名がオウムによく似ているので、「オウムなの?」とお思いになった方も多くいらっしゃるでしょう。

しかし、ヨウムは多くのセキセイインコと同じ  オウム目インコ科  に分類されます。

 

オウム目には  オウム科  と  インコ科  があり、冠羽という頭の飾りがあるものがオウム科に分けられます。

ヨウムは冠羽がありませんから、大きなグループで見るとセキセインコと同じオウム目インコ科に分類されるのです。

 

 

ヨウムの品種と値段

 

ヨウム

 

セキセイインコや文鳥などの鳥ペットには、豊富なカラーがあります。

同じコンパニオンバードですから、「ヨウムにも色んな種類があるの?」と思われるかもしれません。

 

しかし、ヨウムには基本的な  ノーマル  に加えて、  2種類の変色種(亜種)  しかありません。(厳密には細かい品種が存在しますが、大きく分けるとこの3種類になります)

2種類の変色種(亜種)とは、  コンゴヨウム  と  コイネズミヨウム  です。

 

ノーマル

 

 

コンゴヨウム

 

greyparrot

 

ご覧頂いてもお分かりになるように、ノーマルとコンゴヨウムのカラーの違いはほとんどありません。

大柄な方がコンゴヨウムなのですが、  似ていることから、日本では特に区別されずに取り扱われています

そのため、ショップにいる大柄なヨウムは、ひょっとしたらコンゴヨウムかもしれません。

 

ただ、どちらも大きさの他は、おなじみの  グレーの体色 真っ赤な尾羽  が美しい品種です。

頭から首にかけて、淡い縁取りのある美しい羽が生え、背から尾羽になるほど濃いグレーになります。

虹彩が薄い のも特徴的で、黒目だけの鳥ペットに比べて感情が読み取りやすいとも言われています。

 

気になるお値段ですが、  23万~30万円前後  がおおよその相場となっています。

もちろんショップや個体、年齢によっても違いがありますので、ぜひ色々なお店に足を運んでみてください。

 

コイネズミヨウム

 

 

コイネズミヨウム  は、  やや小柄  で  暗赤色の尾羽  を持ち、  上クチバシが淡い褐色  をしています。

黒いクチバシのノーマル(コンゴヨウム)とは簡単に見分けられるので、日本でも区別して売られています。

 

お値段は、  28万~33万円前後  と、ノーマル(コンゴヨウム)に比べて少しお高くなる傾向にあります。

後述しますが、寿命がとても長いペットですので、一生をかけて付き合っていくことになるでしょう。

 

 


ヨウムの特徴と生態

 

ヨウム

 

体長はおよそ  33cmほど  、体重は  400gほど  で、鳥ペットの中では中型から大型の部類です。

ペットショップでも、オウムや大型のインコと一緒に陳列されていることがよくあります。

 

まず、ヨウムの特徴としてあげられるのは、  知能の高さ  と  器用さ  でしょう。

特にヨウムは、記憶力や言葉の表現力にとても優れています。

知能の高さが、  得意なおしゃべりの能力  に結びついているのです。

 

実際に、アメリカのアイリーン・ペッパーバーグ博士が、ヨウムの言語能力について様々な研究を行っています。

その研究により、単に「言葉を真似る」と言われていたヨウムが、「言葉を理解して話す」能力を持っていると認められました。

ペッパーバーグ博士によると、実験に使われたヨウムのアレックスは、50種類もの個体と7つの色を認識できたほか、抽象的な言葉の意味を理解していたということです。

 

このように、最も賢い鳥といわれるほど優秀なヨウムは、複雑なコミュニケーションをこなすことが可能です。

以下の動画には、ヨウムが人間とおしゃべりを通してコミュニケーションをとる様子が映されているのでご覧ください。

 

 

また、もうひとつの特徴として、  体温がとても高い  ことがあげられます。

平均で  約40度   と高温で、代謝がとても良いのです。

そのため、性格によって差はありますが、たいていのヨウムは  水浴びを好みます

 

 

水圧の低いシャワーや蛇口の水、霧吹きからの水浴びなどをとても喜びます。

しかし、  お湯を浴びるのはNG  です。

ヨウムの羽毛には水をはじく脂が分泌されており、お湯を浴びるとこの撥水効果がなくなってしまうのです。

 

以上の点に気を付けながら、冷たいお水でヨウムをリフレッシュさせてあげましょう。

さらに、おしゃべりを通してどんどん仲良くなってあげてください。

 

 

ヨウムの性格

 

ヨウム

 

ヨウムは、とても  愛情深い  性格です。

多くのオウムや大型インコと同じように、パートナーと認めた相手にはとてもよく懐きます。

 

また、  温和な性格  であることでも知られ、オウムや大型インコ特有の雄叫びはほとんどありません。

鳴き声もそれほど大きくないので、日本の住環境には適したペットだと言えます。

 

その反面、とても  繊細で神経質  な面もあります。

最も自己主張の強い鳥と言われるのも、優れた知能やデリケートな性質と深く結びついています。

 

そのため、怖がらせたり、罰したりするのはやめましょう。

ストレスから毛引き症を起こしたり、体長を崩してしまうこともあります。

 

しかし、メスは比較的おっとりした性格だと言われているため、購入する際の参考にしてみると良いでしょう。

デリケートな性格であることも理解しつつ、魅力たっぷりなヨウムを大切にお世話してあげてください。

 

 


ヨウムの寿命

 

ヨウム

 

ヨウムは  とても長生き  です。

鳥ペットというと短命なイメージがありますが、ヨウムの平均寿命はおよそ  50年  と言われています。

飼育下では、少し前後することもあります。

 

いずれにしても、長い付き合いになることを覚悟してお迎えする必要があります。

また、飼い主さんが2代目、3代目になることも珍しくなく、譲り受ける場合もあるようです。

 

縁あってヨウムを飼うことになった際には、できるだけ長くお世話してあげたいですよね。

いつまでも長く元気でいてくれるように、しっかり準備を整えて、大切にお世話してあげましょう。

 

 

ヨウムがかかりやすい病気

 

ヨウム

 

ひとくちにヨウムの病気、といっても様々なものがありますが、ここでは代表的なものを取り上げます。

 

毛引き症

 

  • 原因…主にストレスや、皮膚の乾燥、栄養不良などが原因です。
  • 症状…羽をつついて抜きはじめ、毛がなくなっていきます。出血することもあります。
  • 予防…ストレスの原因を取り除くほか、環境を変えたり、栄養のある食事を与えるのが有効です。

 

ビタミンD・Ca欠乏症

 

  • 原因…ビタミンD、Caの不足や吸収不良、過剰放出などによって起こります。
  • 症状…ふるえや脚弱が見られ、進行すると骨折などを起こします。
  • 予防…栄養総合食のペレットや副食を充実させ、日光浴をさせましょう。

 

ウイルス性羽毛疾患

 

  • 原因…PBFDウイルスなどによる感染により発症します。
  • 症状…羽の変形、脱毛や目とクチバシの異常が現れます。
  • 予防…感染した個体との接触を避けたり、栄養のある食事を与えます。

 

クラミジア感染症(オウム病)

 

  • 原因…クラミジア(微生物)による感染により発症します。
  • 症状…食欲不振や下痢、くしゃみや鼻水などの鼻炎症状が現れます。
  • 予防…抗生物質の投与など、定期的な健康診断が有効です。

 

胃腸炎

 

  • 原因…病原性微生物の感染や、ストレスなどにより発症します。
  • 症状…食欲不振や下痢、水を多く飲むなどの症状が現れます。
  • 予防…傷んだ食事や水を与えないように気をつけましょう。

 

これらの病気は、比較的ヨウムに起こりやすいものです。

繊細なヨウムならではのストレスによる疾患も多くあります。

 

日頃から健康チェックを行い、少しでも異常を感じたらすぐに動物病院へ連れて行ってあげましょう。

特にヨウムは、  病気でも元気にふるまうことがある   ので、よく注意して観察してあげてください。


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