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グッピーの種類、色、値段、飼い方、繁殖方法






熱帯魚には詳しくないという人でも、グッピーと言えばイメージが浮かぶのではないでしょうか。

色とりどりの鮮やかな体色をして、扇のような尾びれを優雅に振りながら泳ぐグッピー。
その姿は愛らしくも美しく、熱帯魚の代表格としてゆるぎない人気を誇ります。
また、初心者でも育てやすく、繁殖も比較的容易な種類の魚としても知られています。

今回はグッピーの種類や特徴、育て方、繁殖のさせ方についてまとめました。
これからグッピーの飼育を始めたい方にはお役立ちの情報が満載です。

奥深いグッピー飼育の世界へようこそ。

グッピーのための水槽づくり

 

グッピー 水槽

 

基本の水槽セット

 

熱帯魚を飼育するには水槽と水をろ過するフィルター、照明、ヒーター、水中に酸素を送り込むためのエアーポンプが必要です。

もっとも、グッピーのような丈夫な種類であれば、水槽とフィルターだけで飼っているという人も少なくありません。

 

また、初めての人でもすぐに飼育を始められる水槽セットも販売されています。

最低限のセットを備えたら、自分の飼育スタイルに合った設備を少しずつ揃えてみてください。

 

ジェックス グラステリア600 6点セット

 

 

ジェックス グラステリア600 6点セットの商品情報

 

参考価格:5,122円(税込)

メーカー名:ジェックス

サイズ (幅X奥行X高さ):60×20×25cm

重量:7.8㎏

生産国:インドネシア

 

水質と水温

 

グッピーは中性~弱アルカリ性の水質を好みます。

pH6.0~11.0の水がこれにあたります。

 

初めて使う水槽にグッピーを入れる場合には、事前に水をつくっておき、必要なバクテリアが生息する環境をつくることが必要です。

温度は20~25℃の水温が適正温度です。

 

水槽に水を入れ、ヒーターやフィルターをセットしたまま2週間ほどおいておくことで適度な環境ができてきます。

あらかじめ市販のバクテリアを水槽に入れ、1週間ほどおいても構いません。

 

お店で買ってきたグッピーを入れるときには、いきなり入れることはせずに、ゆっくり水合わせしてあげてください。

 

ジェックス サイクル高濃度バクテリア

 

 

ジェックス サイクル高濃度バクテリアの商品情報

 

参考価格:1,090円(税込)

メーカー名:ジェックス

内容量:250ml

生産国:カナダ

 

水換えをこまめに行う

 

グッピー

 

グッピーはたくさん餌を食べる活発な魚で、そのぶん食べかすや排せつ物も多く出ます。

これが溶けた状態で長く放置されると、水質が悪化してグッピーが病気になってしまうことがあります。

そのため、グッピーの飼育には、こまめな水換えによる水質ケアがとても大切です。

 

水換えはおおよそ1週間に1度の頻度で4分の1から半分程度の水を換え、1か月に1度は水槽の丸洗いをするのが基本のサイクルです。

数十匹の群れを飼育する場合はそれだけ食べかすや排せつ物も多くなりますから、もう少し頻繁に、4~5日に1度水を換えても良いでしょう。

慣れてきたら水槽の汚れ具合や魚の状態を見て、臨機応変にできるようになるのが理想です。

たとえ高性能のフィルターを使っていても、水換えをしなくてよくなるわけではありません。

 

水槽を丸洗いする時には、フィルターや底砂利も取り出してざっくりと洗います。

ここで気を付けておきたいのは、水槽をきれいし過ぎないことです。

「水ができていない」、つまりある程度のバクテリアが生息していないと魚が生きやすくないのは、初めてグッピーを水槽に入れる時と同じです。

水槽を丸洗いする時にも水を丸ごと換えずに、それまでの水槽の水をとっておきましょう。

 

水草を配置する

 

グッピー
Photo credit: Falashad  on  VisualHunt  CC BY-SA

 

水草 は水槽のレイアウトを美しくするだけでなく、弱い魚が逃げ込む場所を提供してくれます。

特に生まれたばかりの稚魚は、成魚にとって子どもというより「小さなエサ」と認識されがちです。

ともすれば親魚に食べられてしまうこともあります。

そのため、成魚から隠れる場所が欠かせません。

 

グッピーの水槽に入れるものとしては、適切な水質・水温が近いウォータースプライトがもっとも推奨されています。

 

 

 

無農薬水草 マルチリング・ブラックおまかせ5茎の商品情報

 

参考価格:1,744円(税込)

数量:5茎

生産国:日本

 

収容数を調節する

 

グッピー

 

あまりに狭い住環境では、グッピーがのびのび育つことができません。

グッピーを大きく美しく育てるには、水槽内に入れる魚の数(収容数)をコントロールする必要があります。

 

水槽の中では45cm~60cmの人気が高く、60cmの水槽がもっともよく使われています。

初めての人は置き場所にも困らない30cm程度の水槽を使いたいと思うかもしれません。

 

しかし、実は60cm水槽くらいの方が小さい水槽よりも水質を保ちやすく、失敗しにくいと言われています。

また、60cm水槽までは、セットでもリーズナブルな価格で購入できることも人気の理由です。

 

この60cm水槽で飼育するには、成魚で5ペア=10匹程度が目安です。

生後3か月くらいまでの若魚では30匹くらいまで収容できますが、成長したあと分けなければならないとなると、いくつもの水槽をもつのは初心者には大変です。

飼育に慣れるまでは、少し水槽が広いと感じられるくらいでも、のびのびと泳ぐスペースを確保することを優先した方が良いでしょう。

 

ちなみに、45cm水槽では成魚で4ペア=8匹程度が目安です。

 

 


グッピーのブリーディング、繁殖

 

グッピー メス

 

メスのグッピーは生後2か月を過ぎるとすでに産仔できる状態になっています。

もっとも、あまりに若いメスから生まれた稚魚は短命で大きくならない傾向にあるため、十分に大きく育ってから産仔させるのがおすすめです。

生理的な状態からいうと、生後4~6か月のメスが適しているとされています。

 

産仔が近づくと、メスのお腹がぷっくりと大きくなります。

さらにふくらんだお腹の後ろ、尻びれの付け根あたりが黒くなります。

この部分を「妊娠マーク」といいます。

 

キラキラしたお腹のふくらみの後ろに、黒いスポットがあるのがわかるでしょうか?

これが妊娠マークです。

お腹の中で卵がかえると、うっすらと稚魚の目が透けて見えるようにもなります。

 

いよいよ産仔というときになると、メスはせわしなく泳ぎ回り、際立って普段とは違った様相を呈します。

この兆候が見られたら産仔の準備をしましょう。

水槽の中に産卵箱を入れて産仔を行う場合と、産仔用の水槽を別に用意してメスを移す場合があります。

 

ニッソー 産卵箱L

 

 

ニッソー 産卵箱Lの商品情報

 

参考価格:1,439円(税込)

メーカー名:ニッソー

サイズ (幅X奥行X高さ):10×18.5×11cm

重量:280g

 

先述した通り、生まれたての稚魚は成魚に食べられてしまう危険があります。

産んだばかりの親魚といえども例外ではありません。

 

産仔が落ち着いたら親グッピーはいつもの水槽に移し、稚魚はある程度大きくなるまで(生後1か月程度)別の水槽で育ててから飼育水槽に入れましょう。

グッピーの稚魚は卵生の魚と比べて大きく、大きめの餌でも食べられるため、熱帯魚の中でも繁殖が容易です。

 

 

ちなみに、グッピーはおよそ1年の生涯のうちに3回産仔すると言われていますが、回数を重ねるたびに生まれる稚魚の数は増えていきます。

初めての産仔では10匹ほどしか生まれなくても、3回目ともなれば100匹にものぼる稚魚が生まれることもあります。

 

増え過ぎて困るという人は、初回の産仔で何匹かの稚魚が確保できたらオス・メスを別水槽に移してしまうのがいいかもしれません。

産仔のあとで稚魚を隔離しておかなかった場合、ほとんど成魚に食べられてしまうことが多いです。

 

 

混泳のコツ

 

熱帯魚の混泳は、水槽内をパッと華やかにしてくれます。

しかしながら、魚の種類はそれぞれに特性や性格、体の強さに違いがあり、どのような魚とも共に過ごせるわけではないのです。

グッピーを混泳させる場合、どのような魚と一緒にすると良いのでしょうか。

 

外国産・国産のグッピーは混ぜない

 

 

外国産のグッピーにはトロピカルイメージによく合う派手な美しさがあり、国産グッピーには繊細な美しさがあります。

どちらの魅力も捨てがたく、育て方にも違いはありませんが、外国産・国産のグッピーを同じ水槽で混泳させることはおすすめできません。

 

もっとも大きな理由は、外国産グッピーが強い感染力のある病気の菌を持ち込んでしまう危険があるためです。

発症前の状態を見ても、その魚が病気であるかどうかはわかりません。

外国産グッピーを購入するときには、慎重に健康な魚を選ぶことが重要です。

 

病気をもったグッピーが発症するのは、日本に来てから1週間程度の期間が多いと言われています。

そのためショップに来てから1週間~10日を越えているグッピーは比較的健康である可能性が高くなります。

同じ水槽の中に様子のおかしい魚はいないか、ケガや出血している魚はいないかということもチェックしましょう。

購入したあとも1週間程度は他の水槽で様子をみるのもいいかもしれません。

 

混泳には大人しい魚を選ぶ

 

他の魚をグッピーと同じ水槽に入れる場合には、大人しい魚を選ぶことがポイントです。

グッピー自体は、まれに個体として攻撃性の強い魚もいるものの、基本的には穏やかな魚です。

 

しかし、グッピーの大きな尾びれがひらひらする様子が、魚にとってはエサに見えてしまうことがあります。

このため、活動的な魚を一緒に入れると、グッピーの尾びれがかじられてしまう危険があります。

 

グッピーと混泳させる魚としては、オトシンクルスや コリドラス が人気です。

 

コリドラス

 

コリドラス

 

オトシンクルス

 

 

逆に人気が高くとも気性の荒いエンゼルフィッシュや、縄張り意識が高く他の魚を攻撃しやすいものは避けましょう。

 

 


ようこそ、グッピーのフロンティアへ!

 

グッピー

 

宝石や花、蝶など、さまざまなものに例えられるグッピーですが、実は「ニジメダカ」という和名もあります。

グッピーが舞い泳ぐ水槽はまさに虹がかかったような美しさです。

 

一通りの飼育・繁殖に慣れたら、お気に入りのグッピーをより美しく生み育てることにチャレンジしてみましょう。

グッピーに魅入られた先人たちの手によって、多くの美しい国産グッピーが生み出され、磨き上げられてきました。

 

その列の一端に、ぜひ加わってみませんか?

尾びれの形や色彩、ボディの色など、無数に広がるそのフロンティアの中に、きっとあなただけの煌めきが見つかることでしょう。


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