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愛嬌抜群?おもしろクマさん「マレーグマ」をぜひその目で見てみよう
食肉目クマ科に属している「マレーグマ」は、クマのなかでは世界最小といわれる小型のクマです。
主に森林地帯に生息しており、バングラデシュ東部や、ミャンマーからベトナムにかけてのインドシナ界隈、中国雲南省やマレー半島、スマトラ島やボルネオ島などに分布しています。
学名は「Helarctos malayanus」
英語で表記すると「Sun bear」「Malayan Sun Bear」
和名では「マレーグマ」
中国語では「馬来熊」
インドネシア語では「Beruang Madu」
マレー語では「basindo nan tenggil」
マレーグマは上記のように呼ばれています。
それぞれの呼び方の由来についてご紹介しましょう。
名前にもある「マレー語」の呼び方の「basindo nan tenggil」には、高い所に座るのが好きという意味があります。
これは、マレーグマが日中は低い木の上で休んでいることが多く見受けられる習性から取られたと言われています。
インドネシア語での呼び方となる「Beruang Madu」には「蜂蜜熊」という意味があるそうです。
「蜂蜜熊」というと、なんとなく黄色いハチミツが大好きな人気キャラクターを想像しますが、見た目ははかけ離れています。
中国語での呼び方となる「馬来熊」は、生息地となるマレー半島やその周辺の島々のことを「馬来」と呼び、その「馬来」に生息するクマであることから「馬来熊」と呼ばれるようになりました。
和名となる「マレーグマ」に関しても、恐らく中国での呼び方の由来と同じで、マレー半島に生息しているクマだから「マレーグマ」と呼ばれるようになったと言われています。
英語で表記すると「Sun bear」、もしくは「Malayan Sun Bear」となります。
これに関しては生息地などがもととなっているのではなく、マレーグマの見た目が呼び方に反映されています。
マレーグマは胸元が黄色や黄褐色の三日月のような輪っか状の斑紋があります。
この模様こそが名前の由来となっています。
「Sun bear」とは「太陽熊」という意味を持っています。
胸元でひときわ輝く明るい色の体毛で作られた模様が、太陽にみえたのかもしれません。
ちなみに、マレーグマは英語で「Dog bear(犬熊)」と呼ばれることもあります。
これはマレーグマの小ささが由来となっています。
まるで 犬 のような小さなサイズのクマ。
まさにマレーグマとはそのような見た目を持つ小さなクマなのです。
クマ界のなかで最も小さい、まるでイヌのようなクマ。
そのように例えられるマレーグマの特徴をみていきましょう。
クマの中で最も小さいとはどのぐらいなのか、興味深いところです。
マレーグマの一般的な体長は100~150cmとかなり小さめです。
人間で例えると、最も小さい100cmで幼稚園の年少となる4歳の男の子ぐらいを想像してください。
また最大となる150cmでは、小学6年生(12歳)ぐらいの男の子が同じぐらいの身長となります。
クマ界最小といわれるわけですが、体重はどの程度のものなのでしょう。
マレーグマの体重は最小で25kg、最大でも65kgとクマとしては本当に軽量な種となっています。
身長の時と同じく、人間で例えると、最小となる25kg程度では7~8歳程度、小学校1~2年生ぐらいと考えてください。
最大となる65kgとなるとさすがに細身の成人男性ぐらいとなります。
総合的な平均サイズは体長135cm程度、体重は50kg強ぐらいとなります。
小学5年生~中学1年生男子ぐらいです。
やはり、クマというにはかなり小柄なサイズ感になっています。
黒く艶やかな光沢をもつ体毛は、とても長さが短くなっています。
マレーグマ以外のクマは、肉球の部分以外の足裏部分は体毛で覆われているのですが、マレーグマは手足共に裏側になる部分には体毛は生えていません。
短く艶やかな毛も、マレーグマの特徴的な体毛となっています。
このような毛の短さゆえに、余計に華奢な体格に見える傾向にあります。
マレーグマの体毛の短さや量の少なさに関しては、生息地帯となる低地の森林の気候が影響しています。
厚く覆われた体毛が無くても、毎日快適に生活できる気候なのです。
Vネックの襟元のような、胸元でひときわ輝く三日月のような模様。
これこそが英語表記である「Sun bear」の由来となった模様です。
漆黒のような艶やかな黒い毛並みに浮かぶ模様は、とても明るい毛並みになっています。
なぜかここだけがこのような明るい毛並みになっていることも、マレーグマの不思議な特徴であり魅力の一つです。
他の種のクマと同じ特徴もあります。
それが視力と聴覚です。
多くのクマと同じで、マレーグマの視力は進化の途中でほとんど発達しませんでした。
そのため、物を確認する時は、視覚よりも聴覚で判断しています。
何かが劣れば、それを補うために他の何かが優れるのは、厳しい野生の世界を生きていくうえで当然の進化です。
マレーグマを含む、多くのクマたちは視力が期待できない分、嗅覚が大変優れる結果となりました。
原則夜行性で行動することも、視力が弱いためと考えてもおかしくないでしょう。
マレーグマといえば、木登りの名手です。
それもこれも、鎌状になっている長く鋭い「鉤爪(かぎづめ)」のおかげです。
また、足の裏に毛が全く生えていない点も、木登りがうまいと言われる理由の一つです。
毛が生えていない分、しっかりと木の幹や枝を掴むことができ、滑るリスクが低くなるからです。
鋭い鉤爪で上手に木の幹や枝を引っかけて登るだけではなく、足の形状にも木登り名人の要因が隠されています。
マレーグマの前足は、少々内側に曲がっています。
そのため、内股のように見えます。
この内股のように見える前足の形状は木登りをするのに威力を発揮するのです。
そもそもマレーグマのみならず、クマのほとんどの種が木登り名人です。
その中でも、先天的に木登り名人となる要素をたくさん持っているのがマレーグマなのです。
ちなみに、鋭く長いこの爪は木登りだけでなく、食事となる昆虫(シロアリなど)を取るのにも大変役立っています。
クマといえば、さほど鼻が高いイメージはありませんが、マレーグマはハッキリ言って鼻が短いです。
いわゆる「鼻ぺちゃ」とでも言いたくなるような短く、低い鼻をしています。
その短い鼻の周りには、胸元で輝く三日月に似た模様と同じ色の体毛が生えています。
鼻に負けず劣らず小さいのは「耳」です。
元々小柄で華奢なイメージが強いマレーグマですが、耳の小ささは全体的に見てもやけに小さくなっています。
しかし、その小さな耳は真ん丸でとても可愛らしい形状をしているので、他の種のクマと比べると和む・愛らしいという表現を産みます。
マレーグマを観察していると、衝撃を受けるのはその長い舌です。
なんとその長さは、約25cmぐらいというのですから驚きです。
短い個体でも約20cm近くあるというので、もともと舌が長い種であることが分かります。
長い舌は器用に物を捲きつけることができます。
長く鋭い爪でシロアリの巣を破壊し、出てきたところや自分の手についたのを舐めとるのは当然ですが、器用に巣の中に舌を差し込んで食べるのも得意技です。
先にお話しした通り、マレーグマは主に東南アジアの森林に生息しています。
その中で、マレーグマがどのような生活をしているのかをみていきましょう。
基本的にマレーグマは夜行性です。
クマの種自体が夜行性のものが多いように、マレーグマも基本的には夜間に行動を行います。
昼間は低めの木の枝の上などで、のんびりと休息をとっていることが多くなります。
完全に眠っているものもいれば、日光浴をするものもいるなど、それぞれかなり穏やかに過ごしています。
しかし、人間が干渉しないエリアで生息しているマレーグマは、夜間ではなく日中に活動する場合もあります。
マレーグマは群れなどを作ることなく、基本的には単独で行動します。
例外としてあげると、母と子という小さな群れで行動することはあります。
ただ、それも生息している環境から受ける影響が多く、食料が豊富にあるエリアに生息している場合は、複数のマレーグマが集まり共に活動することもあります。
クマの種の多くは雑食性で、種類によって植物性か動物性かが変わります。
マレーグマはどちらかといえば、中間といったところです。
木登りが上手なので、木の果実をとったり、木の内側に掬うシロアリやその他の昆虫を好んで食べています。
また、げっ歯類系の小型の動物や、爬虫類となるトカゲなども好んで捕食します。
時には小型の 鳥 や、その卵を捕食することもあります。
蜂蜜熊なる名前を持っているだけあり、蜂や蜂の巣も好んで捕食します。
顎の力が強靭なため、その力を駆使して固い「堅果(けんか)」を齧って割り、こじあけることも可能です。
マレーグマには決まった繁殖期はなく、年中繁殖が可能です。
哺乳類ですので繁殖形態は「胎生(たいせい)」で、妊娠期間はおよそ95~100日程度と言われています。
この期間というのは他の種のクマに比べると短めです。
妊娠期間についてヒグマを例に挙げると、ヒグマはおよそ8か月(240日)程度に対して、マレーグマはたったの3~4か月となります。
この数字をみれば、その差は歴然です。
妊娠期間の差については、生息している分布の影響によって大きな差が出ているのではないかと考えられています。
ただし、マレーグマは時折「遅延着床」と呼ばれる状態が見受けられることがあり、そうなると妊娠期間は倍近くになる傾向があります。
遅延着床が起こった場合の妊娠期間は、およそ6~8か月程度の妊娠期間だと言われています。
通常の出産の場合、1回のお産で1~2匹の子どもを出産します。
2匹以上の出産は滅多にありませんが、稀に第3子を出産する固体もいます。
出産時の子どもの体重は、約300g程度ととても小さいサイズです。
人間の子どもと比較すると、人間の場合生まれたての新生児は2~3kg前後となりますので、マレーグマの赤ちゃんのその小ささがよく分かります。
生まれたての子どもは全身の毛は生えておらず、当然目も開いていません。
1か月もすると目は開きますが、きちんとものが見えるようになるには生後7週間近くを要すると言われています。
妊娠期間が短いことと反比例するかのように、授乳期間は少し長めの1~1年半は続くと言われています。
原則単独行動をおこなうマレーグマですが、当然子育て中の母子は常に共に行動・生活をおこないます。
マレーグマの子どもは、オス・メスともにおよそ3~4年で性成熟します。
マレーグマの平均的な寿命は、野生化で場合ははっきりとした年数は分かっていません。
飼育下ではおおよそ20~25年程度となっています。
最も長生きした記録には35年を超える個体が存在しています。
この寿命の長さは、他の種のクマと大差はなく、平均的な期間となっています。
クマといえば、寒くなると巣ごもりと呼ばれる「冬眠」をするイメージが強くなります。
しかし、マレーグマは生息地が温かいエリアが多いため、基本的に冬眠はしません。
マレーグマの天敵となるのは、ネコ科の「トラ」や「ヒョウ」、「ウンピョウ」があげられます。
ところが、実はそれよりも深刻な天敵が存在し、その天敵のせいで絶滅危惧種としてレッドリストに指定されています。
IUCN(国際自然保護連合)の保存状況評価をみると、マレーグマは絶滅危惧種(VU)のレッドリストに指定されています。
この絶滅危惧種の「UV」とは、保全評価のランキングのようなものです。
一番危険性が高いものは「絶滅」カテゴリーの「絶滅(EX)」と「野生絶滅(EW)」
次いで「絶滅危惧」カテゴリーの「絶滅寸前 (CR)」「絶滅危惧(EN)」「危急(VU)」となります。
この後に「低リスク」に3つ、「その他」に2つの分類項目があります。
これらのことからわかるように、マレーグマは「危急(VU)」に当てはまるため、絶滅の危機に瀕しています。
絶滅を危ぶまれる種の多くの天敵は「人間」と「自然破壊」です。
「自然破壊」もよく考えると、人間が関与する部分が大きいため、本当の天敵は「人間」であると考えるのが妥当です。
「自然破壊」「環境破壊」は深刻な問題です。
ですが人間が生きていくうえで、必要不可欠な部分もあるので一概に禁止するわけにもいきません。
マレーグマの生息するエリアは、気候や環境が安定していることが多く、土地を整備して農場が多く建設されていきました。
そのため、住むところを失い、食料も減ってしまい個体の減少が進んでいきました。
ですが、それ以外にも大きな要因があったのです。
それが「人間」という天敵がおこなう愚かな行動でした。
マレーグマは、人間の農作物を荒らしてしまう「害獣」とされており、駆除されその数は激減しました。
しかしそれもこれも、人間がマレーグマの生息エリアを奪ってしまったために起こった結果です。
ただ、人間にも営みがあり、それを守るために害獣を駆除することは致し方ありません。
害獣駆除ではなく、マレーグマを絶滅の危機へと追いやっているのは「密猟」です。
節度を守らないハンターに乱獲されることは、絶滅までの時間を加速させます。
密猟といえば「毛皮」です。
その美しい漆黒の毛並みは毛皮として取引されます。
しかし、それ以上に驚くべきは、ペットとして市場に出されることです。
東南アジアなどでは、おだやかで温和な性格なマレーグマの子どもは、人間の子どもの遊び相手に適していると考えられています。
そのため、ペットとして飼育する人が後を絶ちません。
また、ペットとして市場に出す個体を確保するために、マレーグマの母親を捉えて無理やり繁殖させるケースまであるのです。
当然、そうでなかったとしてもマレーグマの母親は、子どもを守るためにハンターに立ち向かい、その結果命を落とすことも稀ではありません。
さらには、漢方の材料としての利用です。
マレーグマの内臓である「胆のう」は、漢方の材料として重宝されます。
このような人間のエゴがいつまでたっても無くならないため、マレーグマは絶滅危惧種としてレッドリストに登録されたのです。
密猟の問題は別として、飼育することができるのかと勘違いされることが多いですが、マレーグマはペットとしての飼育はできません。
絶滅の恐れがある種は、ワシントン条約により保護されています。
マレーグマも絶滅危惧種となりますので、当然ワシントン条約で保護されています。
ワシントン条約では、まず絶滅危惧種の海外への輸出・輸入を禁じています。
また、絶滅危惧種が生息している国の中でも、売買は禁止とされています。
つまり、マレーグマをペットとして飼育することはできないのです。
販売していない、保護目的以外の狩猟も禁止されているのですから、普通はペットとして入手する事すら不可能なのです。
クマの中では最も人間に対する凶暴性や危険性が低いマレーグマですが、ペットとして飼育することはできないと覚えておいてください。
絶滅危惧種としてレッドリストに登録されている「マレーグマ」
ペットとして飼育する事や、野生のマレーグマを見ることはできませんが、飼育されているマレーグマになら会いに行けます。
そこで、マレーグマのいる動物園をいくつかご紹介してみましょう。
北海道札幌市にある「丸山動物園」
こちらの「わくわくアジアゾーン」にいるのは、メスの「ハッピイ」ちゃんと、オスの「ウメキチ」くんの2頭です。
〒064-0959 札幌市中央区宮ヶ丘3番地1
電話:011-621-1426
パンダ が人気の「上野動物園」にもマレーグマがいます。
東園にあるクマの展示施設でオレンジのボールで戯れる姿は、何とも愛らしくて必見です。
〒110-8711 東京都台東区上野公園9-83
電話:03-3828-5171
山梨県甲府市にある「甲府市遊亀公園附属動物園」にもマレーグマがいます。
マレーグマのお誕生会も開かれますので、興味のある方は事前に公式Blogをチェックしておくことをおすすめします。
〒400-0865 山梨県甲府市太田町10番1号
電話:055-233-3875
愛知県の豊橋総合動植物公園、通称「のんほいパーク」の動物園にもマレーグマがいます。
こちらにいるマレーグマの名前は、なんと上野動物園の人気者と同じく「シャンシャン」です。
他の動物園にいるマレーグマと比較すると、顔の中央部分のオレンジ色の体毛がとてもはっきりした色をしているそうです。
ぜひその目で確かめてみてください。
〒441-3147 豊橋市大岩町字大穴1-238
電話:0532-41-2185
こちら愛知県にある動物園「東山動物園」です。
正確には「東山動植物園」となり、のんほいパークと同じく複合的なレジャー施設となっています。
園内は
「動物園本園」
「動物園北園・遊園地」
「こども動物園・バラ園」
「植物園」
の4つにわかれており、マレーグマは「本園」のクマ舎に展示されています。
〒464-0804 名古屋市千種区東山元町3-70
電話:052-782-2111
大阪の天王寺区、大きな天王寺公園敷地内に位置するのが「天王寺動物園」です。
天王寺動物園も
「アフリカサバンナゾーンと周辺エリアの動物」
「アジアの熱帯雨林ゾーンと周辺エリアの動物」
「ふれあい広場ゾーンと周辺エリアの動物」
「鳥の楽園ゾーンと周辺エリアの動物」
上記4つのエリアに分かれており、その中の「鳥の楽園ゾーンと周辺エリアの動物」にマレーグマが展示されています。
〒543-0063 大阪市天王寺区茶臼山町1-108
電話:06-6771-8401
愛媛県伊予郡にある「愛媛県立とべ動物園」の「ベアストリート」に「マレーグマ」が展示されています。
敷地面積や展示の内容、ともに西日本でも有数の動物園です。
マレーグマ以外にも多くの魅力的な展示がありますので、必見です。
〒791-2117 愛媛県伊予郡砥部町上原町240
電話:089-962-6000
とべ動物園と同じく四国にあるのが「高知県立のいち動物公園」です。
こちらの「ジャングルミュージアム」に、オスの「ワンピイ」くんとメスの「タオチイ」ちゃんという、2頭のマレーグマが展示されています。
〒781-5233 高知県香南市野市町大谷738
電話:0887-56-3500
山口県周南市にある「周南市徳山動物園」では、「ツヨシのゴー!GO!動物園」という動画を配信しています。
実はこの「ツヨシ」くんこそが、徳玉動物園のマレーグマです。
マスコットとしても愛されているマレーグマの動画も一緒にチェックしてみましょう。
〒745-0851 山口県周南市徳山5846
電話:0834-22-8640
福岡県福岡市にある「福岡市動物園」にはオスの「サニー」くんとメスの「マチ」ちゃんの2頭のマレーグマがいます。
ちょっとおっちょこちょいで食いしん坊、だけど男前な「サニー」くん。
ちょっと短気だけど独占欲が強い「マチ」ちゃん。
2頭の仲良しっぷりをチェックしてみてください。
〒810-0037 福岡県福岡市中央区南公園1番1号
電話:092-531-1968
熊本県熊本市東区健軍にある、熊本市営の動物園・植物園となる「熊本市動植物園」は熊本地震の影響により、一部閉園していますが「マレーグマ」を見ることは可能です。
正門入ってすぐにある「クマ舎」でマレーグマがあなたを待っています。
〒862-0911 熊本県熊本市東区健軍5丁目14−2
電話:096-368-4416
鹿児島県鹿児島市にある「鹿児島市 平川動物公園」の園内にある「クマゾーン」にマレーグマがいます。
平成27年度で無事完了したリニューアルで、今後が注目される動物園となりました。
〒891-0133 鹿児島県鹿児島市平川町5669−1
電話:099-261-2326
私たちのなかにある、クマのイメージをガラリと塗り替える、なんとも愛嬌がある小さなマレーグマについてご紹介してみました。
絶滅危惧のレッドリストに指定されているだけあり、日本国内でマレーグマを見ることができる施設は少なくなっています。
マレーグマを見ることができても、大半がオスとメスの1対いるぐらいです。
今後新たなマレーグマが入ってくるかどうかはわかりませんので、気になる方は早めに足を運んでみてください。
見ているだけで不思議な気持ちになる動きや、中に人間が入ってるのではと疑いたくなるような奇妙な動き。
こればかりはぜひその目で確かめて頂くのが一番です。
クマ界No.1のちびっこクマさん、「マレーグマ」にぜひ会いに行ってみてください。
最終更新日 : 2023/02/21
公開日 : 2018/01/19