logo

Top > 中型哺乳類 > 犬/イヌ > 犬の種類

アイリッシュウルフハウンドの性格、大きさ、値段、飼い方






全ての犬の中で一番高い体高を誇るアイリッシュウルフハウンド。
後足で立ち上がれば小柄な日本人女性などよりずっと大きく、ポニーくらいの大きさになる犬もいます。

かつてはオオカミと戦い、鹿を狩り、戦争にまで使われたアイリッシュウルフハウンドですが、そんな過去を持つとは思えないほど優しい性格の犬です。
ただし飼育しやすい犬とは言えませんから、飼育するときはあらかじめアイリッシュウルフハウンドについて知識を得ておくといいですね。

アイリッシュウルフハウンドの歴史

 

 

アイリッシュウルフハウンドの歴史は大変古く、紀元前273年には存在したと言われています。

アイリッシュウルフハウンドは紀元前15世紀ごろにギリシャからアイルランドに渡ってきたとされ、アイルランドでさらに大型化します。

アイルランドではゲール語で「大きな猟犬」を表す、「ク・フォイル」と呼ばれました。

 

ローマ人も驚いたアイリッシュウルフハウンドの大きさ

 

通常の大型犬に比べてもはるかに大きかったアイリッシュウルフハウンドは強さと富の象徴とされ、貢物として王族に贈られることもありました。

犬とは思えないほど大きく威風堂々とした体躯は古代の人々を驚かせる存在でした。

391年にローマの執政官キンタス・アウレリウスが7頭のアイリッシュウルフハウンドを贈られたとき、「ローマ人は驚きをもって見た」と記しています。

 

アイリッシュウルフハウンドはその名の由来となったオオカミを狩るだけでなく、大きなものでは体重が800kg以上にもなるヘラジカさえも倒すことができる勇猛な犬です。

そのため戦争で馬に乗った人間を引き倒すためにも使われ大変恐れられました。

 

アイリッシュウルフハウンドの伝説

 

アイリッシュウルフハウンドは中世アイルランドでは、王と貴族だけが所有することができました。

古代アイルランドでは有名なヒーローが飼っていた2匹のアイリッシュウルフハウンドは、魔法から生まれたとされています。

 

忠犬ゲレルトの墓

 

 

アイリッシュウルフハウンドには様々な伝説がありますが最も有名なものは、ウェールズの王子とアイリッシュウルフハウンドの悲しい物語です。

 

ウェールズの王子ルウェリンは、ゲレルトという名のアイリッシュウルフハウンドを大変大事にしていました。

ある日息子とゲレルトとともに狩りに出た王子は、子守が恋人との逢引のため姿を消してしまったため、小屋に残る幼い息子を守るようにゲレルトに言います。

 

ところが王子が戻ってみると息子が見当たりません。

口と前足が血で汚れたゲレルトの姿を見たルウェリンは、ゲレルトが息子を食い殺したと思いこみ、怒りに我を忘れゲレルトを殺してしまうのです。

しかし、そのときゲレルトの弱々しい最後の声に交じって、息子の泣き声を耳にします。

 

辺りを探してみるとゲレルトが殺したオオカミの死がいのそばに、息子は無事でいることが分かりました。

ゲレルトは息子の命を守ったにも関わらず殺してしまったことをルウェリン王子は嘆き悲しみ、ゲレルトのために墓を建て、この地は「ベズゲレルト(ゲレルトの墓)」と呼ばれるようになったのです。

忠実で勇敢なアイリッシュウルフハウンド・ゲレルトの墓は現在でも、イギリスのウェールズ州カーナーボンにあるそうです。

 

絶滅に追い込まれたアイリッシュウルフハウンド

 

有名な伝説まで有するアイリッシュウルフハウンドですが、アイルランドのオオカミの数が減少するとそれに伴いアイリッシュウルフハウンドの数も減り続け、ついにはごく少数を残すばかりになってしまい、絶滅の危機に瀕します。

 

1800年代半ばになって、グラハムやリチャードソンといった愛好家が残っていた少数のアイリッシュウルフハウンドの繁殖を試みたり、性質の似ているボルゾイ、グレートデン、スコティッシュ・ディアハウンドなどの犬をかけ合わせたりして徐々に数を回復させていきました。

グラハムは1885年にアイリッシュウルフハウンド・クラブを設立し、1925年にイギリスのケンネル・クラブで品種として認定されました。

 

 

アイリッシュウルフハウンドの特徴

 

 

アイリッシュウルフハウンドの特徴はなんと言ってもその大きさ。

大きな犬として知られているグレートデンよりも高い体高を誇ります。

体は大きいですが、オオカミやヘラジカを狩ることができる敏捷さも備えているアイリッシュウルフハウンド。

足が長く、一見してモジャモジャの毛を持ったグレイハウンドのように見えます。

 

毛色はグレー、ブリンドル(黒毛に褐色の色が入っているもの)、赤、黒、白など。

毛足は長く、硬い毛質。

 

耳は垂れ耳。

アイリッシュウルフハウンドはオオカミを狩るために長い首を持ち、頭を高く掲げて目で見ることによってオオカミを見つけていたと言われています。

 

 


アイリッシュウルフハウンドの大きさ

 

オス 体高 80cm前後 体重 54kg〜60kg

メス 体高 75cm前後 体重 48kg〜50kg

大きい犬になると体高が1m以上になるものもあります。

 

 

アイリッシュウルフハウンドの寿命

 

6歳〜8歳。

一般的に大型犬は寿命が短い場合が多いですが、アイリッシュウルフハウンドはさらに短命です。

体が大きいため心臓に負担がかかると言われています。

 

アイリッシュウルフハウンドの犬生は長くはありませんし、元気に過ごせる短い時間が幸せであるようにしてあげましょう。

世話に時間を割くことができない人、留守が多いご家庭などはアイリッシュウルフハウンドに向いていません。

なるべく孤独に過ごす時間がないようにしてあげたいですね。

 

 


アイリッシュウルフハウンドの性格

 

 

番犬には向かないフレンドリーな性格

 

アイリッシュウルフハウンドのもう一つの大きな特徴は外見によらない穏やかな性格です。

名前からして「オオカミを狩る犬」なので恐ろしげなのですが、実際のアイリッシュウルフハウンドは子供や他の動物に対してもとてもフレンドリーな性格で、「ジェントル・ジャイアント」と呼ばれるほどなのです。

自分よりずっと小さな犬と仲良く遊ぶことも全く問題はありません。

 

大きな体を支える筋力を維持するために一定の運動は必要ですが、その他の時間は大人しくしていることもできますので、室内飼育が可能です。

戦争に使われたという史実からは信じられないほど警戒心も薄く、よそ者に対して敵対心をほぼ持たないため、全く番犬としての資質は備えていません。

大変勇敢ではあるけれども、全く攻撃的ではない犬なのです。

 

本能で走るものを追いかけてしまう

 

アイリッシュウルフハウンドは狩猟犬ですので、他の動物を追いかけてしまうことがあります。

自転車に乗った人間にも同じような行動を取る場合もありますので、アイリッシュウルフハウンドの猟犬としての性質も理解しておきましょう。

 

飼い主と過ごすことが幸せ

 

多くの犬と同じようにアイリッシュウルフハウンドも飼い主とともに過ごすことに幸せを感じます。

孤独な時間が多くなる屋外での飼育ではなく、室内飼育をしてあげたいですね。

 

 

アイリッシュウルフハウンドに必要な飼育環境

 

 

室内飼育

 

超大型犬のアイリッシュウルフハウンドですが、屋内での飼育が望ましいです。

その為、屋内の飼育環境もアイリッシュウルフハウンドが窮屈にならない広さが必要です。

また、床が滑って起こる事故を防ぐために、床が滑らないようにする加工をしてあげましょう。

万が一、骨折など歩けない事態になると犬も大変ですが、飼い主も犬のお世話に苦労することになります。

 

柵で囲った庭

 

アイリッシュウルフハウンドは室内で大人しくしていることができますが、歩きまわったり駆け足ができる広さの庭も必要です。

自転車やバイク、ときには車などを追いかけてしまう場合もありますから、脱走防止のため庭に必ずフェンスを設置してください。

 

階段は避ける

 

階段はアイリッシュウルフハウンドの足や関節に負担になります。

特に階段を下りるときが危ないので極力させないようにしましょう。

 

 


アイリッシュウルフハウンドのしつけ

 

ほめてしつける

 

アイリッシュクラウドはかしこく、人間との連帯意識を強く持つ犬です。

過去の勇猛な歴史とは正反対な穏やかな性質を持ちますが、敏捷性の優れた猟犬の資質も持ち合わせるため、きちんとした訓練と社会化は必要不可欠です。

 

アイリッシュウルフハウンドを訓練するためには、強い叱責や体罰は全く必要ありません。

アイリッシュウルフハウンドは人間の反応に敏感ですから、おやつを活用したり大いにほめてあげたりしましょう。

最終的におやつなしでも飼い主のコマンドに従えるようにしますが、訓練の最初のうちはおやつを活用するとうまくいきます。

 

よそ者に対しての警戒感が薄いので、番犬の訓練をしてもうまくいかない可能性が高いです。

番犬としての役割は期待せずにおいた方がいいですね。

 

穏やかに楽しい気持ちで接する

 

アイリッシュウルフハウンドの性格形成は、もともと持っている性質、遺伝、訓練の仕方などによりますが、一番影響が強いのが幼少時に幸福に過ごせたかどうかです。

まず、親子兄妹に愛され、十分遊びながら育つことができたか。

そして飼い主がいつも穏やかな気持ちで、アイリッシュウルフハウンドと遊んだりかわいがったりすることができたかなどはアイリッシュウルフハウンドの性格形成に多分に影響を与えるでしょう。

 

しつけ教室に参加する

 

しつけ教室に参加すると他の犬がいる場所でコマンドに従うことを覚えられますし、人間側も犬の扱い方やコマンドの出し方を学ぶことができるのでおすすめです。

 

 

アイリッシュウルフハウンドの社会化の促進

 

 

アイリッシュウルフハウンドは攻撃性が低い犬ですが、現代の人間社会で暮らすうえでは早いうちからの社会化を促進することが幸せな犬生を送るためには重要なことになります。

アイリッシュウルフハウンドの大きさを見ただけで恐れる人がいることは容易に推測できますから、どんな場所や音にも動じない社会性を育て、周囲からも愛される犬にしましょう。

 

公共の場所に慣れさせる

 

人間社会では思いもよらない音が響いてきたり、犬にとっては驚いてしまう光景がたくさんあります。

そのような場にいることになってもパニックを起こしたりしないよう、幼いころから経験を積ませましょう。

 

犬は順応力が高いので、経験から学ぶことができます。

ただしお祭りなどのハードルが高い場所に最初から連れて行ってしまうと、そういう場に拒否反応を示してしまいますので、少しずつ経験を積ませてあげてください。

 

公園など連れて行く

 

アイリッシュウルフハウンドにとって、他の犬と友好的な関係を築くことはそんなに難しいことではありません。

自分よりかなり小さい小型犬とも上手に遊ぶことができます。

しかし、ずっと一人っ子で育ってしまうと関わり方が分からなくなってしまう場合があります。

アイリッシュウルフハウンドを複数飼育するのは難しくても、散歩や公園などで他の犬と接触する機会を持つことはできますね。

 

 


アイリッシュウルフハウンドのクレート訓練

 

特に子犬のときは留守にするときの安全確保にクレートは有効です。

またキャンプや旅行に出かけるときもクレートに入る訓練をしておくと、犬を連れての行動がしやすくなりますし、犬の安全も図れます。

ただし、アイリッシュウルフハウンドは室内で静かにしていられる犬ですから、長時間クレートに入れておくことは絶対にやめ短時間のみの使用に限定してください。

 

 

アイリッシュウルフハウンドの気を付けたい病気

 

アイリッシュウルフハウンドはあまり寿命が長くない犬種です。

なりやすい病気もありますから、普段から気を付けてあげたいですね。

 

麻酔アレルギー

 

アイリッシュウルフハウンドは麻酔や薬に対して過敏に反応したり、アレルギー反応が出たりする場合があります。

命に関わる場合もありますし、麻酔が必要になってからそのことが判明すると治療ができなくなったりしますので、あらかじめ検査しておきましょう。

できれば麻酔に精通している獣医へ相談することをおすすめします。

 

股関節形成不全

 

股関節の形が大腿骨に合わずにうまく収まらない症状です。

遺伝によるものが多いですが、住環境などによって引き起こされる可能性もあります。

うまく歩けない、後ろ足をうまく折りたためない、股関節が脱臼してしまうなどの症状が見られたら股関節形成不全の可能性がありますのですぐに獣医で診断をしてもらってください。

 

滑りやすい床や食べさせ過ぎによる体重の増加などにより引き起こされることもあります。

 

心臓病

 

アイリッシュウルフハウンドは、拡張型心筋症によって引き起こされる心不全になりやすい傾向があります。

拡張型心筋症は心室の壁が薄く伸びて心臓内部の空間が大きくなる病気で、心臓の収縮する力が弱まりうまく血液を送り出せなくなってしまいます。

呼吸困難、食欲不振、体重減少、咳、腹水がたまることによる腹部の膨張などの症状が見られます。

治癒は難しいですが、投薬などで治療することになります。

 

胃捻転

 

大型犬によくみられる病気で、胃がねじれてガスがたまってしまう症状です。

膨張した胃は他の臓器を圧迫し、呼吸困難や血圧の急激な効果を引き起こし、最悪の場合に至ります。

アイリッシュウルフハウンドの腹部が膨張している、呼吸困難、意識の低下などが見られたら早急に獣医へ。

緊急の措置が必要になります。

 

熱中症

 

寒さにはある程度強いですが、暑さには大変弱いです。

アイリッシュウルフハウンドがもともと暮らしていたアイルランドは、日本の夏のように高温多湿になることはありません。

夏場は室内で、クーラーなどで温度を調節してあげましょう。

 

 


アイリッシュウルフハウンドのお世話

 

 

給餌

 

アイリッシュウルフハウンドなどの大型犬によくみられる胃捻転の原因は、早食い、一気食い、水などの一気飲みなどが原因と言われています。

アイリッシュウルフハウンドの食事は1日に2回に分け、早食いや一気食いを避けるための食器などを使ってみてください。

また、運動した後などの水の一気飲みも危険ですので量はたっぷりと、しかし一気に与えず分けて飲ませるようにしましょう。

 

食事の内容は、穀物類や添加物が少なく良質なたんぱく質を多く含むフードを選んであげてください。

食事の量は活発な犬は多めにおとなしい犬は少なめにするなど太り過ぎたり、足りなさすぎたりしないように調整してあげるといいですね。

 

運動

 

・1日2時間程度

 

激しい運動は必要ありませんが、1回1時間程度の散歩を1日2回程度行う必要があります。

また庭などで15分~20分程度軽く走り回ったり、ボール遊びができたりするとベストでしょう。

特に子犬のときは関節などへの負担を軽減するため、固いアスファルトを長い時間歩かせるのではなく柔らかい地面の庭での運動が推奨されます。

 

・外に出かける際はリードを着用

 

アイリッシュウルフハウンドは敏捷性に優れた天性のハンターです。

走るものを追いかけてしまう習性がありますので、猫などの動物を簡単に殺してしまいます。

また自転車やバイクなどを追いかけてしまうことも。

 

アイリッシュウルフハウンドのような大きな犬が、例え犬に悪意がなくても追いかけてきたら大問題になってしまいます。

散歩や外出の際は必ずリードでつないで、リードを離さないようにしましょう。

 

・外で一人ぼっちにしない

 

最近、店の外などに犬をつないでおく場所ができていたりしますが、使用はおすすめしません。

アイリッシュウルフハウンドのような大きな犬がつながれていたとしても、1匹だけで放っておかれることは人々の不安をあおりますし、アイリッシュウルフハウンドの安全上も問題です。

ほんのちょっと目を離したすきに行方不明になったり盗まれたりすることは珍しいことではないのです。

 

 

アイリッシュウルフハウンド被毛の手入れ

 

 

アイリッシュウルフハウンドの被毛は長くてバリバリと固く、年中毛が生え変わります。

抜け毛を取り除き、被毛をきれいに保つために週に1回程度ブラッシングしてあげましょう。

 

夏場は1ヶ月に1回程度、冬場は2カ月~3か月に1回程度シャンプーしてあげてください。

気品のある姿を保つためには数カ月に1度、長くなりすぎた毛をカットしましょう。

爪の手入れも含めて、シャンプー・カットはプロのトリミングに任せることをおすすめします。

 

 

アイリッシュウルフハウンドの歯磨き

 

犬も歯みがきをしないと歯周病になります。

歯周病になると歯が抜けてしまったり、痛みのためにご飯が食べられなくなったり菌がほかの器官に入り込んで病気の原因になってしまったりします。

 

犬の健康な口腔内は無臭。

匂いがするときは歯周病にかかっている可能性が高いです。

できるだけ毎日歯磨きをしてあげましょう。

毎日が難しいときは、少なくても週に2回~3回は歯みがきを行ってください。

液体歯みがきを併用すると効果的です。

 

 

アイリッシュウルフハウンドの耳の手入れ

 

アイリッシュウルフハウンドは垂れ耳ですから、耳の状態にも気を配ってあげてください。

垂れ耳は蒸れて汚れたり、悪臭がしやすくなります。

 

週に1回は耳の状態をチェックし、外耳部分をクリーナーなどで優しく拭いてあげましょう。

内耳は繊細で傷つきやすいので触ってはいけません。

赤くなっている、匂いがするなどの異常があった場合は獣医を受診してください。

 

 

アイリッシュウルフハウンドと子供の生活

 

 

アイリッシュウルフハウンドはフレンドリーな性格なので子供に対しても優しく接することができます。

しかし大型犬なので子供を押し倒してしまうなど、思わぬケガをさせてしまうことがあります。

幼少の子供より12歳以上の子供がいるご家庭に向いています。

 

子供に対しては犬の耳や尻尾を引っ張る、食事や眠りを邪魔するといった乱暴な行為をしないように教え、アイリッシュウルフハウンドには子供に飛びかかったりのしかかったりしてはいけないことを教えましょう。

 

アイリッシュウルフハウンドはポニーくらいの大きさがありますが、人間が背に乗ることは全く適していません。

小さな子供であってもアイリッシュウルフハウンドの背に乗せたりすることは絶対にやめましょう。

 

他の犬や猫と仲良くできますが、むやみに追い掛け回してはいけないことを教えてください。

アイリッシュウルフハウンドが猟犬であることを忘れず、同居する動物の安全を確保することも大事です。

 

 

アイリッシュウルフハウンドの価格・どこで手に入れるべきか

 

価格は25万円~35万円。

日本では飼育頭数も限られており、非常に珍しい犬種です。

ブリーダーから購入することになります。

 

ブリーダーから購入する際は、必ずブリーダーのもとを訪れてみることをおすすめします。

愛情をもって飼育しているブリーダーから購入するようにしてください。

日本は法規制もゆるく、悪質ブリーダーが横行している状態ですので注意が必要です。

 

ブリーダーのチェックポイント

 

・犬舎は清潔で悪臭などはないか

・飼育されている犬は汚れていたり悪臭がしないか

・飼育されている犬の爪が伸びすぎたり、毛が汚れたりしたままにされていないか

・犬は健康に保たれているか、表情や毛艶などもチェックする

・親子兄妹が一緒に過ごせているか

・生後8週齢以下の子犬を販売していないか

 

親子兄妹が一緒に過ごせているかどうかは、その後のアイリッシュウルフハウンドの成長過程に大きな影響を及ぼしかねません。

親子兄妹から愛情を与えられ、一緒に遊ぶことでコミュニケーションを学ぶ機会は子犬の健全な育成にとってとても重要です。

生後8週を経過していない子犬の販売は動物愛護法違反でもあります。

 

法令を遵守しているブリーダーから購入し、虐待や法令違反が疑われる場合は保健所などの行政機関に通報してください。

病気の犬を放置したり、汚れたままにしておいたり満足に世話をしないことも虐待です。

 

 

アイリッシュウルフハウンドの飼育にかかる費用

 

 

購入時

 

・ケージ

 

超大型犬用のケージになるので少し高額になります。

50,000円〜100,000円

 

・トイレ用品

 

お庭でトイレをさせる方法もありますが、室内でトイレをさせる場合は必要になります。

犬は狭いトイレが苦手ですので大きいものを用意しましょう。

2個~3個組み合わせる必要があるかもしれません。

10,000円〜30,000円

 

・リード、首輪

 

首輪 3,000円〜5,000円

リード 2000円〜3,000円

万が一のときのために迷子札も準備しましょう。

1,000円〜2,000円程度で名入の迷子札を購入できます。

 

・食器類

 

プラスチック製などは傷がつくと雑菌が繁殖する場合がありますので、ステンレスか陶器のものを用意しましょう。

胃捻転の防止のために早食いを防ぐ食器もありますが、たいてい樹脂やプラスチック製なので清潔に保つようにしてください。

2,000円〜3,000円

 

・床材

 

滑り止めのマットやカーペットなどで床が滑らないようにしてあげましょう。

関節炎や思わぬケガの防止になります。

20,000円〜30,000円

 

・ケア用品

 

イヤークリーナー 1,000円~3,000円

ブラシ 2,000円~3,000円

 

受け入れるための経費が総額で18万円ほどかかります。

 

年間の飼育経費

 

アイリッシュウルフハウンドは超大型犬ですから年間の飼育にかかる費用もそれなりに高額になります。

 

・ドッグフード代

 

1日の食事量を600g(体重や年齢・フードの種類によって変わります)とすると1ヶ月分は約18kgになります。

ドッグフードの種類によってかかる経費は変わってきますが、最低限の品質を備えているものを選んでください。

最低でも1ヶ月分で15,000円〜25,000円かかることになります。

 

・トイレ用品代

 

吸収力が高く大きなサイズのものが必要になります。

1ヶ月6,000円〜8,000円。

 

・トリミング

 

トリミング代 1回につき 10,000円〜20,000円。

月に一度の利用で、年間で24万円ほどかかります。

 

・ワクチン代

 

ワクチンでしか防げない病気がありますので、年に1回任意のワクチンを受けさせましょう。

任意のワクチンを受けていないと入院などができない場合もあります。

4,000円〜6,000円

 

・狂犬病ワクチン

 

3,000円

 

・フィラリア予防薬

 

フィラリアは蚊を媒介に感染するので、春から秋にかけての時期は室内飼育でもフィラリア予防は必要です。

10,000円〜20,000円

 

年間の経費は、66万円以上かかります。

アイリッシュウルフハウンドは生きているので、病気や怪我で医療費が必要にあることもあるかもしれません。

大型犬の医療費はかなり高額になりますから、医療保険の加入も検討されることをおすすめします。

 

アイリッシュウルフハウンドが8年生きたとすると、健康だったとしても約532万円以上の経費がかかると予想されます。

必要な経費を納得した上で、飼育を決めてくださいね。

 

 

アイリッシュウルフハウンドの基本条項

 

1.原産国

アイルランド

 

2.特徴

犬の種類の中で最大の体高を誇る。

長く硬い毛をもつ。

 

3.寿命

6年~8年。

 

4.性格

オオカミ狩りや戦争に使われたほど勇猛であるが、警戒心が薄く温和。

番犬には向かない。

 

 

アイリッシュウルフハウンドをペットにするなら知っておきたいこと:最後に

 

 

アイリッシュウルフハウンドは通常の犬よりも寿命が短い犬種です。

普通の犬がシニアとなる年齢はアイリッシュウルフハウンドにとってはすでに晩年になってしまいます。

アイリッシュウルフハウンドとの生活を楽しむ期間は、あっという間に過ぎてしまうことがお分かりになるでしょう。

そのため一緒に時間を共有できる方にしか、アイリッシュウルフハウンドはお勧めできません。

 

アイリッシュウルフハウンドが楽しく、幸福な犬生を送ることができるようにしてあげられるといいですね。

そうすれば飼い主もアイリッシュウルフハウンドとの良い思い出をずっと持ち続けることができるでしょう。


フォローして最新のペット・動物関連記事をチェック!



検索

カテゴリ一覧

大型哺乳類(10)
   カピバラ(2)
   ミニブタ(1)
中型哺乳類(320)
   猫/ネコ(126)
   犬/イヌ(165)
小型哺乳類/小動物(57)
   うさぎ(27)
   ハムスター(17)
鳥類(70)
   陸生鳥類(61)
   水生鳥類(5)
魚類/甲殻類/水生生物(51)
   熱帯魚(21)
   淡水魚(17)
爬虫類(25)
   蛇/ヘビ(5)
   トカゲ(8)
両生類(10)
   ウーパールーパー(1)
   カエル(6)
虫/昆虫(12)
   カブトムシ/クワガタ(7)
   タランチュラ(1)
ペット/動物全般/コラム(44)
   ペットや動物と触れ合えるスポット(13)
   寄付/募金/殺処分(8)

タグ一覧

飼い方/飼育方法(517)
種類/品種(473)
繁殖/育成(400)
毛色/毛質(188)
性格/生態/特徴(367)
食事/餌/栄養(422)
病気/病院/治療(460)
しつけ(354)
トイレ(125)
おもちゃ(13)
選び方(402)
値段/価格(421)
ランキング/おすすめ(95)
口コミ/レビュー(131)
旅行/ホテル/レストラン(17)
寄付/募金(12)
おもしろペット(71)
飼育知識/豆知識(580)
画像/動画(94)
まとめ(591)

人気記事ランキング