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マスティフとブルドッグの血を引くパワフルな超大型犬「ブルマスティフ」の特徴や飼い方を解説






あなたはマスティフとブルドッグの血を引く大型犬、「ブルマスティフ」を知っていますか?

ブルマスティフは今も番犬や軍用犬として活躍している、イギリス生まれの犬種です。
オスはなんと人間と同じくらいの体重がある超大型犬ですが、彼らは穏やかで我慢強い、家庭犬向きの性格をしています。

そうとはいえ体が大きくて力が強いことから、誰にでも飼える犬種ではないブルマスティフ。
本記事ではそんなブルマスティフの歴史や魅力、飼い方について説明していきます。

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【目次】マスティフとブルドッグの血を引くパワフルな超大型犬「ブルマスティフ」の特徴や飼い方を解説

 

ブルマスティフの特徴

ブルマスティフの歴史

ブルマスティフの大きさ

ブルマスティフのカラー(毛色)

ブルマスティフの性格

ブルマスティフの寿命

ブルマスティフのまとめ

ブルマスティフはこんな人におすすめ

1. 犬の飼育経験が豊富な方

2. 毎日の散歩時間が取れる方

3. 子どもがいる方

ブルマスティフのお迎えについて

1. ブルマスティフのお迎え方法

2. ブルマスティフの値段

ブルマスティフの飼い方

1. ドッグフード(エサ)について

2. ブラッシングについて

3. シャンプーについて

4. 運動について

5. しつけについて

ブルマスティフに多い病気

ブルマスティフを飼うときの注意点

さいごに

 

 


ブルマスティフの特徴

 

 

ブルマスティフの特徴はオスで体高が70cm近く、体重が60kg近くにもなる大きな体です。

 

非常に筋肉質で四角く、エネルギッシュな体型は、重戦車のようだと例えられることもあります。

そんな彼らの体型は頭の先から足先までしっかりと詰まった、たくましく均衡の取れたものが理想的だとされています。

 

また、彼らはブルドッグの血を引いていることから、顔にはブルドッグゆずりのしわがあります。

そしてマズルはマスティフゆずりの黒色で、この色合いはブラック・マズルと呼ばれることもあります。

 

ブルマスティフの歴史

 

ブルドッグ
ブルドッグ

 

ブルマスティフは19世紀の中頃から終わり頃に番犬として作られた、その名前の通りマスティフ(オールド・イングリッシュ・マスティフ)とブルドッグを交配させて生まれた犬種です。

 

当時のブルマスティフのターゲットは主に、狩猟場を荒らす密猟者や農園から家畜を盗む泥棒でした。

彼らは大切な物を盗もうとする不届き者が現れるまで辛抱強く待ち、飼い主の指示を受けるとすぐさま音もなく忍び寄って飛びかかり、抑え込んで捕らえることを仕事にしていたそうです。

 

しかし、相手は泥棒とはいえ人間なので、命に関わる怪我を負わせてはいけないという制限がありました。

そのため、ブルマスティフは力が強くても、ひどく凶暴な性格にはならなかったのかもしれません。

 

かつては体が大きすぎることと血統が安定しないことから、人気が落ちたこともあったブルマスティフ。

ただ、熱心なブリーダーや愛好家たちによって度重なる改良が行われ、1925年には犬種の定義が作られ、現在のブルマスティフが完成しました。

 

その後、体が大きくて辛抱強いブルマスティフは使役犬として、人間と一緒に色々な仕事をしてきました。

彼らは番犬としてはもちろんガード・ドッグとして、狩猟犬や軍用犬としても大活躍しています。

 

また、穏やかな性質が注目を浴びるようになり、大型の家庭犬としての人気もじわじわと高まっています。

 

ブルマスティフの大きさ

 

 

ブルマスティフの体高はオスで63.5~68.5cm、メスで61~66cmほどです。

体重はオスで50~59kg、メスで41〜50kgほどと、人間の大人とほぼ同じくらいの体重を誇ります。

 

ブルマスティフのカラー(毛色)

 

 

ブルマスティフのカラーは、ブリンドル・フォーン・レッドの3色が認められています。

胸にわずかな白斑があっても構いませんが、鼻先が黒ければ黒いほど良い(ブラック・マズルは必須)とされています。

 

ブルマスティフの性格

 

 

ブルマスティフは温和で用心深く、まっすぐな性格です。

顔が強面なので怖そうに見られがちですが、穏やかで家庭犬にも向いた性格をしています。

 

ただし非常に頑固で、納得できないことはやらないという一面も持っています。

 

ブルマスティフの寿命

 

 

諸説ありますが、ブルマスティフの寿命は8~10年ほどだといわれています。

 

一般的に犬の平均的な寿命は10~14歳程度です。

大型犬の中でも特に体の大きなブルマスティフは、やや寿命が短く短命な傾向にあります。

 

ブルマスティフのまとめ

 

英名:Bullmastiff

原産国:イギリス

サイズ:大型犬

大きさ:

体高・オスで63.5~68.5cm、メスで61~66cmほど
体重・オスで50~59kg、メスで41〜50kgほど

寿命:8~10年ほど

 

 

ブルマスティフはこんな人におすすめ

 

 

次にブルマスティフをおすすめしたい人、ブルマスティフとの暮らしに向いている人について説明していきます。

 

1.  犬の飼育経験が豊富な方

 

 

ブルマスティフは体が大きく、非常に力が強い犬種です。

そして温和な性格である一方、頑固なところも持ち合わせています。

 

そのため、ブルマスティフにはきちんとしつけをしないと本来の穏やかさや我慢強さなどの良い部分が引き出せず、力が強く制御できないばかりの危険な犬になってしまう可能性が秘められています。

 

つまり、ブルマスティフを飼育するためには、十分な知識と豊富な経験が欠かせないということ。

ブルマスティフは犬の飼育経験があり、きちんとしつけができる人に向く犬種といえます。

 

犬の飼育初心者の方はまずは他の大型犬を飼育し、しっかりと経験を積んでからブルマスティフを迎えられるかどうか考えてみてください。

 

2.  毎日の散歩時間が取れる方

 

 

ブルマスティフは体が大きく、非常に筋肉質な犬種です。

その体型を維持するためには、最低でも1日2時間程度の運動を必要とするといわれています。

 

そんなブルマスティフは、毎日十分な散歩時間が取れる方に向く犬種といえます。

 

3.  子どもがいる方

 

子どもとブルマスティフ

 

ブルマスティフは家族に対しては愛情深く、また我慢強いことで知られています。

きちんとしつけられたブルマスティフはとても辛抱強く、子どもの良い遊び相手になってくれます。

 

そんなブルマスティフは、子どもがいる方にもおすすめの犬種といえます。

 

 


ブルマスティフのお迎えについて

 

 

次の項目では、ブルマスティフのお迎え方法や価格についてご紹介します。

 

1. ブルマスティフのお迎え方法

 

ブルマスティフの子犬2匹

 

ブルマスティフは、ペットショップもしくはブリーダーから購入できます。

 

ブルマスティフは非常に大きくなり、また力が強いという特殊な性質を持った犬種です。

そのため、できればブルマスティフに関する知識がある、専門のブリーダーから子犬を迎えることをおすすめします。

 

2.  ブルマスティフの値段

 

 

ブルマスティフは、30~40万円程度で販売されています。

 

ただし大型犬かつ珍しい犬種であるため、常に迎えられる子犬がいるとは限りません。

ブルマスティフを購入する際はあらかじめ予約しておき、子犬が産まれるまで待つ形になるかもしれません。

 

 

ブルマスティフの飼い方

 

 

次の項目では、ブルマスティフの飼い方とそのポイントについて説明していきます。

 

1.  ドッグフード(エサ)について

 

 

ブルマスティフは非常に体が大きいため、多くのカロリーと栄養を必要とします。

ドッグフードは良質な材料を使い、十分なたんぱく質が含まれた物を選びましょう。

 

また犬を健康的に育てるためには、成長の度合いに合わせたフードを過不足無く与えることも大切です。

与えるフードの種類や量についてわからないことがあれば、ブリーダーや動物病院に相談すると良いでしょう。

 

2.  ブラッシングについて

 

 

ブルマスティフは短毛のシングルコートなので、非常に手入れが簡単です。

 

毎日柔らかいブラシを使って、全身を軽くブラッシングしてあげると良いでしょう。

ブラシではなく、硬く絞った濡れタオルで全身を拭いても構いません。

 

またよだれが多いので、口元を定期的に拭き、合わせて顔のしわの中も拭いてあげてください。

 

3.  シャンプーについて

 

 

ブルマスティフは日頃から手入れしていれば、シャンプーは2~3か月に1回で十分です。

その他、汚れや臭いが気になる時は、別途シャンプーをすると良いでしょう。

 

4.  運動について

 

 

体が大きく筋肉質なブルマスティフには、十分な運動量が必要です。

最低でも1時間程度の散歩を1日に2回行ってください。

 

ブルマスティフは体が大きく力が強いため、指示を聞いてくれないと日々の散歩も困難です。

散歩の時にきちんと制御できるように、日頃からしっかりとした信頼関係を築いておくことが大切です。

 

5.  しつけについて

 

 

ブルマスティフは頑固で、ややしつけが難しい部分があるといわれています。

繰り返し同じトレーニングを行うことを好まないため、しつけには根気が必要になってきます。

 

ただし子犬のうちから訓練を繰り返していけば、一緒に生活する上で必要なことは覚えてくれます。

自力でのしつけや訓練が難しいと感じた時は、プロの訓練士の力を借りても良いでしょう。

 

 


ブルマスティフに多い病気

 

 

ブルマスティフは 「胃捻転」 (いねんてん)を起こしやすいことで知られています。

 

胃捻転は大きく膨らんだ状態の胃がねじれて胃や周辺の臓器の血流が悪くなる、もしくは遮断されて臓器が壊死してしまう状態のことを指します。

胃捻転になると急激にショック状態になり、数時間で死に至ることもあります。

 

食後に下記のような症状が見られたら、すぐに動物病院に連れて行きましょう。

 

  • お腹が異様に張っている
  • 苦しそうにしている
  • 大量によだれを垂らしている
  • 嘔吐する

 

胃捻転の対策としては下記が挙げられます。

 

  • 1度に大量に物を食べさせない
  • 餌は2~3回に分けて与える
  • 食後すぐに運動をさせない

 

また、ブルマスティフは 「股関節形成不全」「肘関節形成不全」 にもかかりやすいといわれています。

これは股関節やひじの関節が発育不良を起こし、跛行(はこう・びっこを引いて歩くこと)や動くことを嫌がる、足を痛がるなどの症状を起こす病気のことを指します。

 

原因は遺伝的な要因が大きいものの、肥満や栄養不足によって発症することもあるようです。

ブルマスティフと一緒に暮らし始めたら毎日しっかりと運動させること、また太らせずに必要な栄養素を摂取できるように餌の管理をすることが大切です。

 

 

ブルマスティフを飼うときの注意点

 

 

ブルマスティフはとにかく体が大きいため、通院時や災害の時などに抱えて移動することが困難です。

大型犬も乗れるカートを用意しておいて、何かあった時に対応できるようにしておいた方が良いかもしれません。

 

またブルマスティフを迎える際は、1年でどのくらいの費用がかかるのか確認しておいてください。

ブルマスティフはとにかく体が大きいため、日々のフード代だけでも相当な食費がかかります。

ペットシーツなどの消耗品にかかる費用も多ければ、医療費も相当なものになってきます。

 

そして、力の強さからさまざまなものを壊されてしまう可能性が高いこと、一緒に生活するためには十分なスペースが必要なことを考えると、ブルマスティフとの生活には相当な費用がかかります。

 

 


さいごに

 

 

イギリス生まれの大型犬、 「ブルマスティフ」 について説明してきました。

 

ブルマスティフは強面なので怖そう、凶暴そうといったイメージを持つ方もいるかもしれません。

ただ、本来は穏やかで我慢強く、正しいしつけができれば良い家庭犬になれる素質を持った犬種であることが伝わったでしょうか。

 

ブルマスティフは大きくて力が強いことから、誰にでも飼える犬ではありません。

しかし、犬に関する知識や経験が豊富な方が飼えば、素晴らしい家族の一員となってくれることでしょう。

 

なお、国内ではその存在は珍しく、純血犬種の登録や保護を行っている愛犬団体・ジャパンケネルクラブの2019年(1月〜12月)犬種別犬籍登録頭数では、142犬種中122位で5頭という結果になっています。

 

もしブルマスティフと一緒に暮らすことになったら、日々しっかりと犬に向き合ってください。

たっぷりと愛情を受け、しっかりとしつけをされたブルマスティフは、その体に秘められたエネルギーとパワーを発揮して、家族を守りながらも優しく見守ってくれる頼れる存在になってくれることでしょう。


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