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一般的なタイプのトイレと固めて使用できる猫砂のメリット・デメリット、お勧めの商品をご紹介
システムタイプトイレとシステムタイプ用猫砂のメリット・デメリット、お勧めの商品をご紹介
猫 と暮らす生活で、一番欠かせないものがトイレです。
決めたところに砂を掘って排泄物を埋めるという習性がある猫にとって、トイレがないことは大きなストレスになってしまいます。
また、自分の排泄物の匂いがすることで、自分のテリトリーであることがわかって安心してくれます。
初めての場所に来て不安になってしまった猫は、トイレの上で寝ることもあるぐらいです。
このように、猫にとって重要な トイレ はどのようなものを選べばいいか、どんなタイプの砂が良いのか、お役に立つ情報をお伝えしたいと思います。
猫用トイレは大まかに言うと二つの種類のトイレがあります。
基本的に覆いがないタイプのものが多いです。
排泄物を固めて掃除できる砂が主に使われています。
この砂によって、砂が排泄物の周りをしっかりと覆って固まることで、掃除しやすくなっています。
そのためスコップが必須ですが、付属品としてついている場合が殆どなので、別途購入心配する必要はありません。
捨ててしまったとしても、500円程度の安価な値段で買い求める事ができます。
こちらは尿をシーツで受け止めるタイプです。
覆いや蓋があるものもあります。
これによって、排泄物の匂いが漏れ出ることを軽減しています。
水分をはじきやすい性質の大粒のペレットによって、尿が下に設置されたシーツに吸収されるようになっています。
そのため、いちいち砂を掘りかえさなくても良く、掃除がとても楽ちんです。
尿の量や色を直接見ることができるため、猫の健康状態を知ることも可能です。
一般的に売られている猫砂は鉱物タイプ、おからタイプ、紙タイプ、システムトイレタイプの4つです。
排泄物を固めて捨てる方式の猫砂は
の3つです
一方、排泄物を分けて捨てる方式の猫砂はシステムトイレタイプしかありません。
どちらがいいんだろう・・・と悩む方に是非見ていただきたいそれぞれのメリット、デメリットを商品紹介と共に次にまとめました。
四角い形をした、砂を注ぎ入れるシンプルなタイプのものです。
一般的な猫用トイレはこの形だと思います。
抵抗のある猫はほとんどいないと言ってもいいでしょう。
段差が低いため子猫から老猫までスムーズに使用できるので、初めて猫を飼う場合はこの形のトイレが一番お勧めです。
勿論、ペットショップで、保護されていた場所で、引き取り元のお家で、その猫が以前から使っていた形のトイレがある場合は、そちらを使ったほうが良いです。
こちらの商品は、線の入った蓋がついていることで匂いの軽減、そして猫の肉球に挟まってしまった猫砂の飛び散りを防ぐタイプの商品です。
高さもさほどありませんので、どんな猫でも苦労せずに使うことができます。
しかし、匂いを防いでくれるといっても、どんなトイレでも長く使っていると匂いは染みついてしまいます。
匂いの原因は細かい砂の粒子が大部分なので、ウェットティッシュなどで拭いてしまえばかなり軽減されます。
素材がつるつるとしていて砂の粒子も良く取れるものなため、トイレ周りやトイレ掃除を少しでも減らしたいという方にお勧めのトイレです。
一番お勧めのタイプの砂です。
特徴としては、とても粒が細かいです。
鉱物タイプの砂は、そこまで香りがきつくなく、猫が嫌がるような匂いがしないものも多いです。
匂いで警戒してしまう場合は、鉱物タイプの砂でほぼ無臭の物がありますので、そちらを使うのが良いでしょう。
砂はとても良い匂いなのですが、こちらも長く使うと砂自体に排泄物の匂いがついてしまうことは変わりません。
ある程度汚れた砂が目立ち始めたら総入れ替えが必要です。
メリットは猫がトイレだと認識しやすいことです。
野生ではさらさらとした手触りの場所を好んで用を足すからでしょうか。
保護された猫も、ペットショップにいた猫も、みんな抵抗なく使ってくれます。
尿ががっちりと固まる仕組みなのと、猫も自分で砂を掻いて排泄物を埋めるため、砂が新しいうちは匂いがありません。
変色するタイプのものが多いので、どこで排泄したのかを探さなくてすみますし、砂がどれくらい汚れているのかもよくわかります。
デメリットは砂自体が非常に重いことです。
鉱物で出来ているため仕方がないですが、鉱物タイプの猫砂はずっしりと腕にくる重みがあります。
細かい粒子も沢山出るため、砂を全部変えただけでは匂いがとれないことがあります。
その場合はトイレ自体を丸洗いすれば匂いはすぐに取れるので安心ですが、全ての砂を一度リセットしてからの掃除は少し手間がかかります。
そのため、匂いが定着する前に細かく掃除をすることをお勧めします。
猫の排泄物は少々匂いがきついため、猫が1匹しかいない場合でも、一週間に1度は替えたほうがいいでしょう。
また、細かい砂が猫の肉球に挟まって周りに散らばることが多いです。
おからを原料として作られたエコな猫砂です。
使用しているものがおからなため、独特の匂いはありますが、消臭力は抜群です。
消臭力をメインに砂を選びたいと考えている方には是非、こちらをお勧めします。
砂埃や飛び散りも出にくいです。
また、水に溶ける性質なため、水洗トイレに流せるというメリットがあります。
一度に使用済みの猫砂を捨てるのが大変だという方にも、お勧めしたい一品です。
おから砂の重さは紙タイプと鉱物タイプの中間のものが多いです。
紙タイプと比べるとよく固まりますが、固めることを重視するなら一番は鉱物タイプです。
おから砂のメリットはトイレに流しても問題がないところです。
猫の砂はどうしても、その性質上非常に重いです。
それに加え、たった一匹の猫でも一週間に一度は砂の入れ替えをしないと、トイレ自体が臭くなってしまいます。
鉱物系の砂を使いたいけれど、日常生活のゴミと一緒に出すのはどうしても重くて大変・・・と思われている方にはトイレに流してしまえるおから砂がおすすめです。
デメリットとしては、おから砂は少々独特なにおいがあります。
それを避けてしまう猫もいるかもしれませんが、別の砂と混ぜてしまえばあまり気にしなくなります。
紙砂同様トイレに流せるものが多いので、混ぜる場合は紙タイプと併用しても良いでしょう。
吸収力はありますが、固まりが弱いものも多く、高頻度で入れ替えが必要になります。
消臭も鉱物タイプに比べると少々弱いです。
しかし、一般的な猫砂に比べると安価なものが多いため、コストパフォーマンスは悪くありません。
猫と砂の相性が合うようでしたら、こちらもお勧めです。
紙砂のメリットはとても軽いことです。
鉱物タイプと比べると重さが倍以上違います。
持ち運びが便利なうえに、掃除の際も楽ちんです。
デメリットは固まりにくいことです。
紙でできているため、どうしてもがっちりと固まってくれず、汚れた砂を完全に取りきることは難しいです。
また、触感がとても柔らかいため、嫌がってしまう猫もいるかもしれません。
しかしトイレに流せるタイプが多く、掃除の楽さを重要視するならこちらが最適な砂だと思います。
次にシステムトイレとその猫砂のおすすめ商品紹介、メリットとデメリットについてご紹介します。
半ドーム状のプラスチックがすっぽりとトイレを覆っています。
システムトイレはこのタイプが多いです。
出入口が一か所なので、トイレの周り一面が砂だらけに・・・ということもなくなります。
また、出入り口にすのこがついているので、肉球に挟まってしまった砂が飛び散ることが減る仕組みになっています。
システムトイレの砂は粒が大きめのものが多いので、一般的なトイレの猫砂と比べると飛び散りは少ないですが、さらにそれを減らす工夫がされているのでおすすめの一品です。
木を原料に作られているため、少し独特の匂いがあります。
円柱の形をしていますが、そこまで抵抗がなく使ってくれる子が多いです。
暖炉用のチップで代用も可能なので、長期にわたって使う場合はそちらを購入したほうがお得です。
半月から一か月程度で入れ替えをすれば尿の匂いは気になりません。
チップの形が崩れてきたら入れ替えの合図です。
システムトイレの網目に詰まってしまうこともあるので、崩れやすくなりはじめたら取り換えましょう。
下に敷く ペットシーツ は、システムトイレ専用の物ではなくても使えます。
犬用のものでも可能なため、消臭力を気にしないのであればそちらを使っても大丈夫です。
ただ、ペットシーツの大きさが小さすぎたり、大きすぎたりすると尿が漏れてしまう時もあります。
どのサイズのシーツが使えるのかを十分に確認してから購入することをお勧めします。
メリットは尿の掃除が楽なことです。
砂タイプはどうしてもゴミが多くなりがちですが、シーツを使えば手間暇はぐっと少なくなります。
糞の掃除も、システムトイレタイプの砂は糞尿がくっつき辛くなっているので簡単です。
デメリットはほぼ毎日シーツを変えなければならないことです。
シーツの吸水力にもよりますが、成猫であればせめて2日に1回はシーツをかえないと、シートから尿があふれてしまいます。
シーツを敷くためのケースから尿が溢れてしまうと掃除が大変なので、小まめに替えることをお勧めします。
また、砂の値段が少し高めです。
しかし最大でも一か月という長い期間で取り換えなくても済むため、コストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。
システムトイレは一度使い始めてしまえば値段の面でも掃除の面でも非常に楽なトイレです。
ただ、 システムトイレ用の砂は、一般的なトイレで使用すると排泄物が固まらず、掃除が出来なくなってしまいます。
間違って購入しないように注意をしたほうが良いでしょう。
・猫の好みにもよりますが、鉱物タイプの砂が一番人気があります。
したがって、初めにどのタイプの猫砂を使うか迷ったときは、鉱物タイプを選ぶのがおすすめです。
・鉱物タイプは持ち運ぶ時も捨てる時もとても重いので、そちらが気になる方、また掃除が大変な場合はトイレに流せるタイプのおからの砂か、紙でできた砂を使用すると便利です。
・システムトイレに変更したい場合は、使っていた砂の形に似ているタイプのシステムトイレ用砂を使うと、受け入れられやすいです。
もしだめだったとしても、排泄物をトイレの中にいれてあげると使ってくれる確率が高まります。
使ってくれなかった場合も、すぐに捨てるようなことはせず、以前使っていたトイレを掃除するときなどの予備に使うと便利です。
ちなみに、子猫の場合はまだトイレがうまくできないこともあるので、最初は砂タイプのものをお勧めします。
・もしくは幼いころに、砂と併用してシステムタイプのトイレも導入するのもいいでしょう。
また、1匹しか飼っていなくてもトイレが二つあると片方を掃除するときに便利です。
砂やシーツをかえる頻度も減らせますし、どちらかの砂、もしくはシーツがきれてしまっても、もう片方のトイレでカバーができます。
猫は奇麗好きな生き物です。
自分の臭いがあると安心してくれることは確かなのですが、あんまり匂いがしみついてしまいすぎると、トイレは飼い主にはもちろん、猫にとってもストレスです。
もともと排泄物に砂をかけるのは自分の痕跡を隠すという意味があるため、トイレが汚いと入ってくれなくなってしまう猫もいます。
できるだけトイレを清潔にして、愛猫と快適な生活を送りましょう!
最終更新日 : 2021/06/07
公開日 : 2017/09/26