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猫の予防接種Q&A!費用、種類、時期、注意点など






猫の元気がなくなったり、クシャミをしだしたり、あるいは口臭があったり…これらは猫の病気のサインです。
大事な愛猫が病気にならないために、予防接種を受けさせてあげるのは飼い主の務めとも言えるでしょう。

予防接種について、必要なことだとはわかっていても、詳しいことはよく知らない…そんな方も少なくないのではないでしょうか。

・いつ頃から予防接種するの?
・猫の予防接種はいくらするの?
・家猫だから予防接種はいいのでは?

今回は猫に予防接種を受けさせる上で気になる疑問に関して、徹底的にお答えします。

猫の予防接種に関して知っておきたいこと

 

猫 予防接種

 

猫をペットショップやブリーダーから迎え入れても、「予防接種を受けさせてくださいね」ということは必ず言われます。

また、購入前の情報として、いつ何回予防接種を受けたのかは教えてもらえます。

 

ただ、   の健康に関わることで重要度はわかりながらも、意外とその実態は知らないものです。

そもそも何のために予防接種を受けるのか、どういった病気が防げるのか、費用はいくらかかるのか、いつどれぐらいの頻度で受けさせればいいのか…

気になる情報や注意点をQ&A形式でまとめました。

 

 


1. いつ頃から予防接種を受ければいいの?

 

猫 予防接種

 

受動免疫、または移行抗体という言葉をご存じでしょうか。

ペットショップで迎え入れた場合か家の猫が子供を産んだ場合、親が生後1週間から10日間以上、母猫は産んだ子猫にお乳を与えます。

その時、親猫から子猫がもらう抵抗力のことを受動免疫・移行抗体と言います。

 

しかし、その抗体が有効なのは期間限定です。

生後8週目でその効果も薄れてしまうでの、それくらいの時期に一回目を受けるのが理想とされています。

さらに、2回目は生後12週目で予防接種をし、1年目はそれで終わりです。

 

もし生まれた子猫がなんらかの理由で母猫からお乳を十分にもらえなかった場合は、生後4週目で一回目の予防接種を追加してあげてください。

以降、2回目は生後8週目、3回目は生後12週目が目安です。

 

このように、 子猫 が生まれた一年目は、2回ないし3回の予防接種が必要です。

ペットショップで子猫を迎え入れたら、8週目の一回目は予防接種を済ませてくれている場合がほとんどです。

生まれた日を教えてもらい、その12週目で初めて予防接種をしてあげれば良いのです。

 

 

2. 費用・料金はどのくらいかかるの?

 

どう育てるかによって、3種ワクチンか、5種ワクチンを選ぶ必要があります。

4種や7種もあるのですが、家猫なら3種で特に問題ありません。

しかし、外に遊びに行く猫として飼うのなら、5種を選ぶべきです。

 

値段は種類や病院によって違いますが、平均的な費用は以下です。

 

  • 3種混合ワクチン:3,000~5,000円
  • 5種混合ワクチン:6,000~7,500円

 

これが、予防接種にかかる費用の目安と考えておいてください。

 

 


3. 猫の混合ワクチン予防接種の種類と違いは?

 

予防接種によって防ぐことが出来る猫の病気を知っておきましょう。

 

まず、空気感染の3つの病気です。

 

  • 猫ウィルス性鼻気管支炎
  • 猫カリシウィルス感染症
  • 猫汎白血球減少症(猫伝染性腸炎)

 

最初の症状は主にクシャミですが、いずれも死に至る可能性がある病であることに違いありません。

特に最後の猫汎白血減少症は、下痢、嘔吐に始まり、大変死亡率が高い伝染病です。

これらの病気を3種混合ワクチンの予防接種で防ぐことができます。

 

そして、猫同士での接触(交尾、喧嘩、毛づくろい)での感染症として、「猫白血病ウィルス感染症」「猫クラミジア感染症」があります。

これを防ぐのが5種混合ワクチンの予防接種です。

 

また、これらとは別に猫エイズ(FIV)の予防接種もあります。

上記のいずれの病気も、他の猫との交尾や喧嘩などで感染します。

 

なお、猫カリシウィルスは実は厳密に言うと3タイプあり、7種混合ワクチンでカバーできます。

値段は8,000円ほどです。

 

 

4. 予防接種の頻度は?毎年予防接種するの?

 

猫 予防接種

 

よく人間の予防接種と混同されることもありますが、一生抗体ができる予防接種とは違い、これらの感染症のワクチンは毎年受けて猫を守れるものです。

また、アメリカでは3年に一度の予防接種を推奨していますが、日本の猫とアメリカの猫はその生態が違います。

 

アメリカは猫のなんと50%以上が予防接種を受けていますが、日本は野良猫が多く、全体の10~20%しか予防接種を受けていません。

実にアメリカの猫の3倍の危険性を日本の猫たちは被っているのです。

そのため、アメリカの3倍、つまり年に一度の予防接種をほとんどの病院では推奨しているというわけです。

 

 


5. 家猫だから予防接種は必要ないのでは?

 

猫 予防接種

 

完全な家猫として育ているから大丈夫と考えている方も多いかもしれません。

しかしながら、家猫でも3種混合ワクチンの予防接種を受けるべきです。

 

猫に空気感染するウィルスは、人間が外出から戻った時、外から一緒に持って帰ってきてしまうことがあります。

靴や服を毎回玄関で除菌でもすればいいのですが、それなら3,000 ~4,000円/年の費用を負担して3種混合ワクチン予防接種を受けさせる方が面倒がないでしょう。

 

 

6. 予防接種をする時の注意点は?

 

猫 予防接種

 

予防接種を猫が受けるということは、その伝染病に軽くかかるということでもあるので、受ける時のポイントを知っておく必要があります。

 

便は普通か、元気な状態か、食欲はいつも通りか。

 

その日の体調をみて、予防接種を受けましょう。

赤ちゃん猫は、前の日に便を取って持って行きます。

 

病院では、触診、問診、体温測定、心音を聞き、寄生虫の有無のチェック(前日の便で調べる)をしてくれます。

また、当然のことですが、妊娠中の猫には予防接種をしてはいけません。

 

子孫を増やし代々と育てたいと思う方なら、出産計画も必要です。

交配の一ヶ月前には予防接種しておきましょう。

 

午前中に接種しましょう。

 

予防接種にはリスクもあります。

怖いのは「アナフィラキシーショック」です。

 

予防接種のワクチンに過剰な反応を起こして、逆に生命に危険を及ぼすことですが、アメリカの獣医師会によると0.01~0.05%の割合で発生すると言われています。

何か起こった時に、できるだけ早く病院で対応してもらえるよう、午後の診察のある日の午前中に予防接種を受けると良いでしょう。

 

予防接種後、20~30分待合室で待ちましょう。

 

予防接種後、15分~20分くらいで呼吸困難、嘔吐、けいれんなどの症状が起こったら、上記のアナフィラキシーショックを疑います。

そのため、病院では、予防接種後に会計まで少し待合室で待たされることがありますが、アナフィラキシーショックが起きた際に早急に対処できることができるようにというわけなのです。

病院側から待合室で待つように指示がなかった場合でも、予防接種のあと、15分は待つことをおすすめします。

 

 


7. 予防接種の後の注意点

 

予防接種による抗体ができるまでには2~3週間かかります。

そのため、予防接種の後、20日は猫を外に出さない方がいいでしょう。

 

また、予防接種したばかりの子は少々元気が無くなりますが、それは普通のことなので安静にさせてあげましょう。

安静とは普通の生活のことです。

猫を一緒に車に乗せての外出や、激しい運動、シャンプーなど、最低でも予防接種後10日間は避けましょう。

それでも予防接種の後、重度の副作用があれば、ためらわずに猫を病院に連れて行きましょう。

 

 

可愛い愛猫と一緒に長く暮らすために、もしもの時のリスク管理は大切です。

その第一歩が予防接種と言えるでしょう。

 

幸せの自己管理としての猫の予防接種。

それは猫を飼うなら、是非予防接種をしましょう。

猫から癒しをいただいている飼い主自身のためなのです。


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