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近年、日本の 犬の飼い方 は変わってきています。
室内飼いが主流になり、犬は単なるペットではなく、コンパニオンアニマルや家族の一員として扱われるようになりました。
そんな室内飼いの犬に用意してあげたいのが犬用ベッド。
愛犬の睡眠をより質の良いものにし、日々を快適に過ごしてもらうために必要なものです。
犬用ベッドにはさまざまな種類や素材のものがあるため、どれを買っていいか迷ってしまうもの。
そんな「どんなベッドを買えばいいのか分からない!」という方に、犬用ベッドについて詳しくまとめました!
犬用ベッドは、果たして犬を飼うときに必ずしも必要なものなのでしょうか。
「犬なら ケージ や サークル の中で寝れたら良いのでは?」という意見もあります。
しかし、結論から言うと、犬用ベッドは犬がより快適に室内で過ごすために必要なものなのです。
ベッドを用意しておけば、犬は「ここが自分の寝る場所」と認識し、眠くなったら自分でベッドに行って寝るようになります。
愛犬の睡眠の質をより良いものにしてあげるためにも、ベッドは必需品だと思っておきましょう。
犬用ベッドは犬を飼うなら必要なもの。
では、ベッドを用意することでどのようなメリットがあるのでしょうか。
ベッドを置くメリットは、犬の安心する場所をつくれるということ。
ケージやサークルのように、決まった場所に「自分の寝る場所」「寛げる場所」を作ってあげることが大切です。
最初は違うところで寝ていたけれど、寒さや暑さを経験することで、少しでも快適な場所を求めて最終的にはベッドで寝るようになったという話もよく耳にします。
ベッドはより快適で寛げる場所として開発されたグッズですから、当然ですよね。
ケージやサークルなど犬のハウスに入れて置くだけでなく、遊び場にもう1つ用意しているご家庭もあります。
犬は寝るときに身体を丸め、尻尾を抱えるような体勢になります。
その際、腹が床に付く格好です。
1日の多くの時間を寝て過ごしているため、寝姿勢で身体にかかる負担は人より多いもの。
犬の身体の負担を和らげるためにもベッドは非常に有効です。
特に高齢の犬は若い犬より寝ていることが多く、床ずれをしやすくなります。
これを防ぐのにもベッドは大変便利。高齢犬でも身体の負担を少なくして、安眠させてあげたいですね。
犬用ベッドの中には、冬には体温が逃げないように暖かく、夏には熱を発散して涼しくする商品もあります。
冬はフカフカのベッドと暖かい服、夏は冷感効果のある服と通気性の良いベッドがあれば、少し暑かったり寒かったりする日でも冷暖房に頼らず快適に過ごすことができます。
ただし、 犬の種類 によって、寒さや暑さへの耐久性が違いますので、犬に合った季節ごとのベッドを用意できるのがベスト。
冬や夏を快適に過ごすためにベッドはとても重要です。
ベッドは 犬のしつけ の際にもメリットがあります。
留守番中は、犬の安全にもケージに入っていてもらいたいもの。
しかし、犬の中にはこのケージやサークルに入るのがあまり好きではない子もいます。
こんなとき、お気に入りのベッドがあると簡単にケージを好きになってもらえるのです。
寛げる場所であるベッドがケージの中にあれば、犬はケージ自体も寛げる場所として認識してくれます。
こうなれば、ハウストレーニングや留守番も楽になりますね。
さらに、新しいケージやサークルを導入したときも、お気に入りのベッドがあれば慣れるのが早いものです。
幼い頃から、お気に入りベッドを用意してあげると良いでしょう。
犬用ベッドは種類が沢山あります。
どんなベッドを選んであげるのが良いか悩みがち。
今では可愛い商品や便利な商品が続々と発売されています。
ここで、ベッドを買う上で重視する点をいくつか見ていきましょう。
ベッドの掃除のしやすさは非常に重要。
日々使うものですから、ベッドには汚れや毛が付着しやすいです。
できれば清潔な状態を保ちたいもの。換毛期は特に毛が付きやすくなりますよね。
掃除しやすいベッドも売られているので、購入時によく検討しましょう。
ベッド自体が洗えるウォッシャブルタイプを選ぶのも良いでしょう。
少なくとも、カバーが取り外せて洗えて、ベッド本体は天日干しできるものを選んでください。
清潔を保つことで、犬も人も健康に過ごせるようになります。
ベッドを選ぶ際にはベッドの生地がどんなものなのかも気にしてみると良いでしょう。
犬用ベッドの生地は、断熱性に優れたものや、通気性に優れたもの、柔らかさを重視したものなどさまざま。
素材によっては快適さが格段に上がります。
触り心地が良く、犬が寛げる生地を選んであげましょう。
ベッドは長く使うものですから、耐久性も大切。
噛み癖がある、イタズラ好きな犬の場合、ベッドの素材によっては引き裂かれてすぐ壊してしまうこともあります。
愛犬に噛み癖があるなら、まずはベッドの裏を確認してみてください。
床裏の部分が紙素材や耐久性のないものだと、噛み癖のある犬には向きません。
噛み癖がある、イタズラ好きの犬ならすぐに噛みちぎって中綿を出してしまうからです。
裏地はなるべくしっかりしたものを選びましょう。
最近は犬用ベッドに機能性をもたせた商品も数多く発売されています。
前述した通気性や保温性はもちろん、より身体の負担を和らげることができる機能性商品も。
高齢の犬には特にこれらの機能性が大切です。
機能性に配慮された、より快適に眠れるベッドを用意しましょう。
犬のベッドは種類が豊富。
自分の愛犬にどんなベッドを買ってあげれば良いのか迷ってしまいますが、愛犬にぴったりの種類を選んでるあげるのが飼い主の義務です。
ここで、タイプ別にベッドの種類をご紹介していきましょう。
箱の形をしたボックス型のベッド。
ケージやサークルの中に入れても良し、部屋に置いても良し。
ボックスタイプは、周りの盛り上がった囲み部分に頭や顎を乗せたり、枕代わりにしたりと寝やすい体勢をつくることができます。
周囲が取り囲まれているため、犬は安心感を持って眠れます。
サイズは大きすぎず小さ過ぎず、丸くなってピッタリなサイズを選んであげましょう。
中には伸びて寝る犬もいるので、愛犬の寝方に合わせて最適なサイズを購入してください。
プラスチック製のボックス型ベッドは、丸洗いができて便利ですが、噛み癖のある犬だと消耗も早いためよく検討しましょう。
ボックスタイプでおすすめの犬用ベッドはこちら。
縁にしっかりと綿が入ったボックスタイプ。
静電気防止加工をした生地を使用しています。
夏場はクーラーの冷えすぎや床冷え防止に、冬は底部分にヒーターを入れられるポケット付きで快適。
季節を問わずオールシーズン使える便利なベッドです。
冷感機能のあるボックスタイプのペット用クールソファベッド。
座面にはひんやりサラサラの接触冷感生地を使用。
肌触り抜群の素材を使用しており、クールアルミプレートを座面に敷くことでさらに快適に。
涼しげなデザインも人気の可愛いベッドです。
犬小屋のように入れるタイプのベッド。
三方が囲まれていて、屋根もあるため安眠できます。
ただし、暑い夏場は通気性が悪いためおすすめできません。
また、怖がりな性格の犬に買い与えるなら慎重に。
新しいものの中に入らないこともあります。
入らない場合は、おもちゃやおかし、お気に入りの毛布などを使ってベッドを好きな場所にしていく必要があります。
怖がって入らないときに無理やり入れるのはやめましょう。
ドームタイプのおすすめベッドは以下の通り。
ふわふわで暖かなドーム型ペットベッド。
取り外し可能な中敷きと、取り外せる中綿でお手入れ簡単!
清潔で暖かく冬を過ごすことができます。
夏は中敷きをひんやりマットに交換して一年中使用可能です。
寝床を暖かく快適になるドームタイプベッド。
縫製が丈夫なので保温性があり、耐久性も抜群。
ウォッシャブルなので丸洗いも可能。
シーズンオフには折りたためてコンパクトに収納できます。
ペットヒーター取り付け用のコードを通す穴が背面にあり、本格的な寒さにも対応できます。
ドームタイプに似た筒状のベッド。
保温性があるため、冬の寒い時期におすすめ。
ただし、ドームタイプと同じく入ってくれない犬や上に乗って遊ぶだけというケースも多いようです。
筒状ベッドのおすすめ商品はこちら。
犬猫用の筒タイプベッド。
暖かくて快適なベッドで犬も安心感を持てるアイテムです。
ファスナー付きで、開くともこもこのマットタイプベッドとしても使用可能。
ペットが入りやすい三角形をキープできるため、型崩れしません。
高級感のある敷物で、寝る時間をさらに暖かく快適に。
トンネル形状が安らぐ筒タイプのベッド。
柔らかい素材で快適な安眠空間が実現。
ファスナーを開けることでマットとしても使用できます。
中に入らない場合でもマットとして使用可能なので、怖がりな犬にもおすすめ。
囲いのないマット型のベッド。
ケージやサークル内に設置するのにぴったり。
マットタイプには、人間が使うベッドのようなおしゃれ商品も登場しています。
見た目の可愛さから大人気。
マットタイプは、動きやすいため、安定感が欲しい場合にはあまり向きません。
さらに、周囲が囲まれていないため、犬の安心感が得にくいというデメリットもあります。
広い部屋にただ置くだけでは、犬が寛げない場合が多いようです。
マットタイプのおすすめ商品はこちら。
クッションの凹凸が絶妙にフィットするマットタイプのベッド。
若犬から介護が必要な老犬まで使用可能。
左右に付いたチャックで洗濯時の出し入れもスムーズ。
羊毛仕上げ面とスエード綿面でリバーシブルで使えます。
夏熱中症対策品として使用できるマットタイプのベッド。
ひんやりするジェルマットで涼しく気持ちいい快適なベッドです。
カバーは2重材料を使用しているため、丈夫で噛み癖のある犬にもおすすめ。
電気代節約の節約にもなる機能商品です。
昨今のDIYブームで、さまざまなペット用品を手作りする人が増えています。
その中で、ベッドも手作りできるのです!
ここでは、特に簡単にできる丸型ボックスタイプ・幅45cmのものをご紹介。
材料は全てホームセンターや100円ショップで手に入れることができます。
洗えるカラーフェルト 70cm×60cm 2枚
はぎれ布 35cm×50cm 3枚または 50cm×100cm 1枚
わた 約130g
まず、囲いの部分であるドーナツ型のクッションを作っていきます。
50cm×100cmの布生地を用意。
はぎれの生地35cm×50cmなら、3枚を縫い合わせて用意。
50cmの面同士を輪を作るように縫い合わせ、綿を詰めます。
綿を詰めたら100cmの面も縫い合わせ、ドーナツ型のクッションの完成。
70cm×60cmのフェルト1枚の上にドーナツ型クッションを重ね、ドーナツの底に合わせてフェルトを大きめにカット。
フェルトをクッション裏に縫い付けます。
さらにもう1枚のフェルト生地をクッションの内側大に切り、内貼りとしてまつり付けます。
これで底がフェルト2枚のベッドの完成です。
より快適に眠れるように、スポンジ素材を挟んだり、ムートン素材を敷いたりするのも良いでしょう。
犬のベッドは犬が快適に暮らすための必需品。
室内飼いの愛犬にはぜひぴったりのものを用意してあげましょう。
今回の記事が、犬のベッド選びの参考になれば幸いです。
最終更新日 : 2020/10/27
公開日 : 2017/06/27