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たまには愛犬に洋服を着せて、いつもとは違う姿を見たいと思いませんか?
ペットや使役動物としてよりも、今や家族の一員として扱われる犬。
そんな愛犬たちに服を着せる飼い主も増えています。
また、おしゃれだけでなく、犬を守ってくれる機能性を持つ服も登場してきています。
本記事では、服のメリット・デメリットから購入の際のサイズの選び方、種類、目的別の選び方についてご紹介します。
「愛する犬の色んな姿が見たい」と考える飼い主は意外と多いもの。
犬に洋服を買って着させる飼い主は実際に増えています。
確かに、洋服を着た犬は愛らしいものですよね。
しかし、本当に犬に洋服は必要なのでしょうか?
犬の洋服反対派の意見は、「犬はもともと毛皮を纏っており、服を着てこなかったのだから必要ない」「むしろ無理やり着させるのは動物虐待だ」というもの。
これも一理あるでしょう。
結論から言うと、犬が嫌がるか否かという観点が、犬に服が必要かどうかに直結します。
犬が執拗に嫌がったり気にするそぶりを見せれば、無駄なストレスを増やさないためにも洋服は諦めた方が良いでしょう。
反対に、もし洋服を嫌がらないのであれば、服が犬を守るために効果的に働いてくれるのです。
犬が服を気に入ってくれるように、サイズや機能、使用するシーンについてあらかじめ知っておきましょう。
犬に服を着せる意味はあるのでしょうか。
世間には、「犬は毛皮を着てるんだから必要ない」「余計なものを着せられて犬がかわいそうだ」という意見もあります。
ここで、改めて犬に服を着せることのメリットを見ていきましょう。
服を着せることのメリットとして、毛が抜けることを防止するという点が挙げられます。
最近増えている犬とともに楽しめるカフェなど公共施設で抜け毛の予防はマナー。
服を着せることで、周囲への配慮に繋がります。
また、お店によっては入店のルールになっていることも。
動物を飼ってないお客さんからすると、毛が飛んでいたり自分の服に毛がつくのは不快なものです。
公共の場所を犬と楽しむためにも、マナーとして服を着せて毛の飛散を防ぎましょう。
犬の服は、汚れを犬の体に付けないということに大きなメリットがあります。
特に雨の日は、レインコートを着れば濡れることも汚れることもありません。
脚の短い ダックスフンド などの 犬種 は腹部が汚れやすいため、レインコートを着て散歩をすることをおすすめします。
さらに、レインコートを着せると散歩の後のお手入れもかなり楽。
長毛犬のように落ち葉や汚れがこびり付き絡まりやすい犬種にもおすすめです。
散歩後にシャンプーをたくさんしなくて済むので、皮膚への影響やシャンプーブロー後の犬への負担を減らすことができます。
犬に服を着せることで汚れや急な体温低下を防ぐことができ、病気予防にもなります。
また、アレルギーやアトピーなどで皮膚の弱い犬にも服を着せるのは効果的。
塗った薬や患部を舐めないようにするためにも便利です。
さらに、散歩中に虫やダニを防ぐこともできます。
犬はその犬種によって毛質や性質はさまざま。
暖かい国原産の犬はシングルコートが多く、寒い国原産の犬はダブルコートの犬がほとんどです。
理由はその地に適した犬が繁殖されてきたためです。
そんな犬たちが原産国とは環境の異なる高温多湿な日本にやってきたのですから、飼い主は温度管理をしっかりしてあげなければいけません。
寒さに弱い小型犬やシングルコートの犬、無毛のヘアレスドッグなどには、洋服で防寒対策をすることが冬場には必要。
逆に、 シベリアンハスキー や サモエド などダブルコートの犬は暑さに非常に弱いため、水で湿らせて使うベストなどのアイデア商品を散歩中に使うと熱中症や皮膚病のリスクを減らせます。
犬によっては、服を着せるデメリットがある場合も。
その場合は無理に服を着せるのはやめましょう。
人がそうであるように、犬の性格も十匹十色。
自分の愛犬に合わせて服を着せるかどうか判断する必要があるのです。
「犬がかわいそうだ」と主張する人の言う通り、服を着ることは裸だった犬にとっては自然なこととは言えません。
もし犬が慣れていなければ、無理に着せることで犬のストレスになります。
服を着せるなら、飼い主が責任持って慣らせる必要があります。
まずは袖のない着せやすい服、面積の狭い服から慣らせましょう。
例えば、フードなどがあったり、顔まわりや足の付け根まで長さのあるような服は抵抗感も大きいようです。
面積の広い服は慣れてから着せるようにしてください。
服を着せるときにはおやつをあげたり、たくさん褒めたり、「服を着ると良いことがある」と犬に学習させることが大切です。
また、犬の場合、散歩のときに服を着せると「服を着ると散歩に行ける」と学習して洋服に良いイメージを持つようになります。
このように、犬の学習能力を利用しつつ、少しずつ犬が洋服を好きになるようにしていきましょう。
誤食の危険があるのも、犬用の服のデメリット。
特に装飾品の多い服は誤食に繋がりやすいため、飼い主の目の届くところで着せる必要があります。
日常使いの服は、着せやすさや動きやすさ重視で、機能的なものを選ぶのが良いでしょう。
犬に服を着せると、生地と被毛が擦れて毛玉ができやすくなります。
特に長毛種は毛玉ができやすいので、服を脱がせた後のケアもしっかりと。
毛玉をそのままにしておくと、どんどん増えてしまいますのでご注意ください。
犬の服は種類もデザインも豊富。
着るシーンに合わせてぴったりな種類を選ぶことができますが、種類が多い分、選ぶのも大変です。
ここで犬の洋服選びのポイントを見ていきましょう。
洋服選びで一番重要なのはサイズ。
窮屈な服であれば犬にとって大きなストレスとなってしまいますので、愛犬にぴったりのものを選んであげたいですね。
洋服のサイズは販売店によって基準が異なることが多いものです。
購入した後にサイズが違うということがないように、お店で確認しておきましょう。
また、愛犬の寸法も購入する前にチェックしておくと良いでしょう。
お出かけ用のウェアやレインコートなど服の種類によって必要なサイズは異なりますが、販売店で一般的な寸法は以下の通り。
首回り: 首の周囲の長さ。首輪のサイズが基準。
胴回り: 前足の付け根の一番太い胴の部分。
着丈: 胴の縦の長さ。首の付け根からしっぽの付け根までの長さ。
前着丈: 腹の部分の長さ。首の付け根から、下腹部までの長さ。
前述した通り、犬用の服にはオシャレ用以外に、さまざまな用途の洋服が存在します。
レインコートやマナーベルトなど、使用の目的やシーン合わせて機能性のある洋服を選びましょう。
犬の洋服選びの際にポイントであり、注意したい点でもあるのが素材。
化学繊維の服は静電気を起こしやすいため、天然素材の着心地の良いものを選びましょう。
値段が安いものに手が伸びがちですが、犬のためには安さよりも品質を。
愛犬のためにオリジナルの服を作る飼い主も増えています。
既製の犬用の服に比べ、手作りなら安上がりで愛犬ぴったりのサイズであったり、好みのデザインを作ることができますね。
犬の洋服作りにおいて最も重要なパート。
作る前に愛犬の寸法を確認しておきましょう。
首回りや胴回り、着丈など、その服のデザインによって計測する部分は異なります。
型紙を自分で考えて書くのも面白いものですが、今はインターネットで簡単に手に入れることができます。
愛犬家のためにオリジナルの服が作れる型紙を提供するホームページはたくさんあります。
犬のサイズに合わせて印刷し、切り取りましょう。
次に、切った型紙に合わせて布を切ります。
布は犬の肌に合う天然素材を。
切った生地を縫い合わせたら完成。
完成した後は一度着せてみて、サイズを修正していきましょう。
前述した通り、犬の洋服は可愛いものだけでなく、使用するシーンに分けて機能的な商品がたくさんあります。
洋服を着用するシーン別の機能や種類はどのようなものなのでしょうか。
犬用の服で最も種類が豊富なのが、おしゃれをするためのものです。
定番のトップス、女の子用のワンピースや、イベント用の洋服など。
愛犬のいつもと違う姿を眺めたり、写真を撮ったりと、飼い主の楽しみが広がりますね。
オシャレしてお出かけも楽しいもの。
生活のシーンに応じてさまざまなアイテムを購入することができます。
ただし、誤食の可能性もありますので、あまりにも装飾が多いものを飼い主の見ていないところで着せておくのは危険です。
おしゃれ用の犬の洋服をいくつかご紹介してきます。
男の子にも女の子にも似合う犬用パーカー。
色も豊富な人気アイテムです。
カジュアルでかっこいいファッションに。
飼い主とお揃いにするのも素敵ですね。
女の子にぴったりのワンピース。
涼しげなチェック柄が大人気。
柔らかくて通気性があり快適。着脱も簡単です。
毛まみれを避けるための部屋着としても、お出かけ用としても便利ですね。
フェミニンな気持ちで一緒にお出かけすることができます。
薄手のコットン生地を使用した一年中着れるベスト。
伸縮性があるのでとっても動きやすく、柔らかくて通気性もあります。
肌触り優しいやわらか生地が、ペットを日光から保護してくれますよ。
散歩で注目されること間違いなしな可愛い水兵さんデザイン。
寒い冬の季節は、毛皮を纏っているとはいえ、犬にとっても散歩が辛いもの。
特に暑い国が原産の犬種や小型犬の場合、寒さに対する防寒が必要となってきます。
比較的温暖な気候の中生み出された犬種は毛が薄く、寒さへの耐性体が弱いでし、小型犬は小さいので地面の冷気を感じやすいですからね。
冬場の寒さの影響をより少なくするために、犬用の防寒着を利用すると良いですよ。
気温が下がり始める時期から、散歩の際の防寒として服を着せてあげるのが良いです。
防寒用の犬の洋服をご紹介します。
防水性・通気性に優れ、防風性も備えたブラックシャーク ファブリックで作られた防寒服。
軽量で耐久性があり、ベルクロストラップのバックルで簡単に着脱できますよ。
首まわりと胴回りのサイズは調節可能なので犬種によって調整できます。
3M社の反射材が使われているため、縁取りが冬の暗い環境で見えるので安心安全です。
雨の日の散歩の際に必要なのがレインコート。
レインコートを着せることで犬の体温低下を防ぎ、体を清潔に保つことができます。
夏場の時期であっても、雨の日の散歩は体が濡れることで急激な温度低下を招く可能性があります。
レインコートはこのような身体への影響を防ぐことができます。
また、雨の日の散歩は水しぶきや泥を体に浴びて不潔になりやすくなるもの。
体が汚れて不潔になると、帰宅後のお手入れが大変になるだけでなく、病気になってしまう可能性も出てきます。
健康面や衛生面を考えても、レインコートを着て散歩することは必要です。
レインコートをご紹介します。
急な雨でも着脱簡単なポンチョタイプのレインコート。
コンパクトに折りたためる携帯に便利なタイプです。
背中に反射テープが付いているので、視界の悪い雨の日も安全。
オシャレもできて、犬の病気や汚れを防ぐことができます。
犬を飼うには、マナーを守っての飼育が必要。
犬の洋服にはマナー用の服も売られています。
マナー用の洋服とは、犬用のオムツであるマナーベルトやマナーバンドのこと。
動物病院などの外出先で用を足すことを防ぐために使われます。
また、メスの生理のときやドッグカフェ・ドッグホテルなど公共の施設に出かける際にも利用されています。
マナー用の犬の洋服をご紹介します。
体にピッタリフィットでストレスフリー設計のマナーガード。
犬の動きを妨げないデザインの追求でたどり着いたサロペットデザインです。
犬の体型に合わせてマジックテープで手軽に固定できる着脱の簡単さが人気。
豊富なサイズを展開しているため、脱げない・漏れない・ズレないぴったりサイズを見つけることができます。
犬の服は絶対必要とまでは言いませんが、慣れておくと病気予防や防寒対策になる便利なもの。
服が着れると出かけられる場所もシャッターチャンスも増えて、犬と飼い主が共有できる楽しみも増えますね。
犬の服を用意するときは、サイズや着心地に注視し、愛犬にぴったりなものを選んでください。
たくさんの種類の服が、あなたと愛犬の仲をより深めてくれることでしょう。
公開日 : 2017/06/20