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イギリス生まれの大型犬「イングリッシュ・ポインター」の歴史や値段、飼い方を解説






イギリス生まれの大型犬、「イングリッシュ・ポインター」を知っていますか?

イングリッシュ・ポインターは、ヨーロッパで鳥を狩る“鳥猟犬”として愛されてきた犬種です。
もともとは猟犬である彼らですが、現在はその穏やかで愛情深い性格から家庭犬としての人気も高まっています。

日本ではあまり見かけない彼らは、どんな性質や魅力を持っているのでしょうか。
本記事ではイングリッシュ・ポインターの歴史や魅力、飼い方について解説していきます。

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【目次】イギリス生まれの大型犬「イングリッシュ・ポインター」の歴史や値段、飼い方を解説

 

イングリッシュ・ポインターの特徴

イングリッシュ・ポインターの歴史

イングリッシュ・ポインターの大きさ

イングリッシュ・ポインターのカラー(毛色)

イングリッシュ・ポインターの性格

イングリッシュ・ポインターの寿命

イングリッシュ・ポインターのまとめ

イングリッシュ・ポインターはこんな人におすすめ

1. 犬と一緒に運動したい方

2. 留守番をさせることが少ない方

3. 子どもがいる方

イングリッシュ・ポインターのお迎えについて

1. イングリッシュ・ポインターのお迎え方法

2. イングリッシュ・ポインターの値段

イングリッシュ・ポインターの飼い方

1. ドッグフード(エサ)について

2. ブラッシングについて

3. シャンプーについて

4. 運動について

5. しつけについて

イングリッシュ・ポインターに多い病気

イングリッシュ・ポインターを飼うときの注意点

さいごに

 

 


イングリッシュ・ポインターの特徴

 

草原にいるブラウンホワイトのポインター

 

イングリッシュ・ポインター最大の特徴は、その体型にあります。

彼らは引き締まった筋肉質でスマート。

まるでアスリートのような優雅な体つきをしています。

 

また、鳥猟犬として活躍していたことから、底抜けの体力を持っていることも特徴です。

優秀な猟犬である彼らは、1日中でも駆け回れるほどのスタミナを持っています。

 

猛烈なスピードで草原をジグザグに駆けまわり、空気中にわずかに残る臭いから獲物の居場所を正確に捕らえるという、猟犬ならではの素晴らしい能力も持っています。

 

イングリッシュ・ポインターの歴史

 

ポイントをするポインター
ポインティング

 

イングリッシュ・ポインターは、「ポインター」と呼ばれる犬の1種です。

 

ポインターとは狩猟犬の1種で、獲物を直接狩るのではなく、場所を探す役割を持った犬のことです。

彼らは獲物を見つけると鼻先を獲物に向け、姿勢を低くして片足をあげる “ポインティング” という姿勢を取ることからこの名前が付けられました。

 

イングリッシュ・ポインターは数多くいるポインターの中でも、最も有名な犬種です。

彼らはその美しい体つきとポイント能力の高さからイギリス最高峰の犬種の1つといわれ、現地では単に 「ポインター」 と呼ばれることも多いです。

 

グレイハウンド
イングリッシュ・グレイハウンド(グレイハウンド)

 

彼らは当初、グレイハウンドやハヤブサとともにウサギや鳥の狩りに使われていました。

しかし、18世紀以降に草むらに潜む鳥(ウズラ、キジ、ライチョウなど)を追い立てて捕獲する狩りが流行し、鳥を探し出す能力に長けたイングリッシュ・ポインターが鳥猟犬として良く使われるようになったようです。

 

彼らの祖先は、スペインかポルトガルにいた犬たちだと考えられています。

1650年頃からその犬たちにイングリッシュ・フォックスハウンドやグレーハウンドなどの狩猟犬を交配し生まれたのがイングリッシュ・ポインターだといわれています。

 

そんな彼らは、いつしか狩猟に使われることよりも家庭犬として飼われることが増えました。

家庭犬に向くようにより性格が穏やかになるように改良されたため、現在のイングリッシュ・ポインターたちは非常に穏やかで友好的な性格になっています。

 

そうとはいえ、優秀な狩猟犬である彼らは、現在も強い狩猟への欲求と運動意欲を持ち合わせています。

アメリカやイギリスでは今も狩猟やフィールドトライアル(※)、ドッグレースなどで活躍しています。

 

(※実際に狩猟は行わず、鳥猟犬の演技力を競うアウトドアスポーツのこと)

 

イングリッシュ・ポインターの大きさ

 

 

イングリッシュ・ポインターの体高はオスで63~69cm、メスで61~66cmほどです。

体重はオスで25~34kg、メスで20~30kgほどで、オスの方がやや大きくなります。

 

イングリッシュ・ポインターのカラー(毛色)

 

 

イングリッシュ・ポインターのカラーは、レモン&ホワイト・オレンジ&ホワイト・レバー&ホワイト、ブラック&ホワイトとセルフ(単色)、トライカラー(3色)が認められています。

 

ほとんどの個体は体の大部分が白色で、そこに各カラーのマーキングが入ります。

多くのカラーが存在するので、毛色や模様によっては同じ犬種に見えないこともあるかもしれません。

 

なお、鼻の色にも多くのカラーがあり、黒色から肌色まで幅広いカラーが認められています。

 

イングリッシュ・ポインターの性格

 

白黒のポインター胸から上

 

イングリッシュ・ポインターは明るく活発、そして優しい性格をしています。

また、家族に対しては忠実で従順、非常に愛情深いという家庭犬に向いた性質を持っています。

 

しかし、もとは猟犬であることから、狩りに近い場面に遭遇すると興奮しやすい一面も持っています。

きちんとしつけをしないと指示を聞かなくなる可能性があるため、その点には注意が必要です。

 

イングリッシュ・ポインターの寿命

 

 

諸説ありますが、イングリッシュ・ポインターの寿命は12~15年ほどだといわれています。

 

一般的に、犬の平均的な寿命は10~14歳ほど。

イングリッシュ・ポインターは大型犬ですが、やや長生きする傾向にあるようです。

 

イングリッシュ・ポインターのまとめ

 

英名:English Pointer

原産国:イギリス

サイズ:大型犬

グループ:7G(ポインター・セター)

大きさ:

体高・オスで63~69cmほど、メスで61~66cmほど
体重・オスで25~34kg、メスで20~30kgほど

寿命:12~15年ほど

 

 

イングリッシュ・ポインターはこんな人におすすめ

 

 

次にイングリッシュ・ポインターをおすすめしたい人、イングリッシュ・ポインターとの暮らしに向いている人について説明していきます。

 

1.  犬と一緒に運動したい方

 

 

イングリッシュ・ポインターは非常に活発で運動能力が高く、底抜けの体力を持つ犬種です。

彼らとドッグスポーツに挑戦すれば、犬も飼い主もお互いに目いっぱい楽しめることでしょう。

 

そんなイングリッシュ・ポインターは、犬と一緒に運動したい方におすすめの犬種といえます。

 

なお、イングリッシュ・ポインターは常に運動したいという欲求を持っています。

そのため、庭や自由に使える敷地があり、散歩の時以外も運動できる環境があることが望ましいです。

 

2.  留守番をさせることが少ない方

 

伏せる白黒のポインター

 

イングリッシュ・ポインターは人懐こく、家族に対して深い愛情を注ぐ犬種です。

彼らは愛情深くて人懐こい反面、1匹で過ごすことが苦手な傾向があるといわれています。

 

そんなイングリッシュ・ポインターは、なるべく長い時間一緒に過ごせる方におすすめの犬種といえます。

どうしても留守番させる時間が長い場合は、多頭飼いを検討した方が良いかもしれません。

 

3.  子どもがいる方

 

 

イングリッシュ・ポインターは優しく穏やかで、子どもに対しても寛容な犬種です。

そんなイングリッシュ・ポインターは、子どもがいる家庭の方にもおすすめの犬種といえます。

 

そうとはいえ、彼らは体が大きくて力が強いので、子どもと遊ばせる時は大人が近くについていた方が良いでしょう。

 

 


イングリッシュ・ポインターのお迎えについて

 

イングリッシュ・ポインターの子犬

 

イングリッシュ・ポインターのお迎え方法や価格について見ていきましょう。

 

1. イングリッシュ・ポインターのお迎え方法

 

 

イングリッシュ・ポインターはブリーダーもしくはペットショップで購入することができます。

 

しかし、イングリッシュ・ポインターは国内では希少な存在であり、常に子犬がいるとは限りません。

イングリッシュ・ポインターを迎えたい時は、あらかじめブリーダーや狩猟犬専門の犬舎、ペットショップに問い合わせ、予約をした方が良いでしょう。

 

なお、悲しいことですが、狩猟犬として使われた個体が捨てられているという事例もあります。

里親募集サイトや譲渡会を利用すると、捨てられた・もしくは迷子になって保護され、里親を探しているイングリッシュ・ポインターに出会えるかもしれません。

 

2.  イングリッシュ・ポインターの値段

 

レンガ背景のポインター

 

イングリッシュ・ポインターは、20~40万程度で販売されているようです。

これはあくまで概算であり、血統やカラー、年齢や性別によっても価格が大幅に上下する可能性があります。

 

 

イングリッシュ・ポインターの飼い方

 

 

この項目では、イングリッシュ・ポインターの飼い方とそのポイントについて説明していきます。

 

1.  ドッグフード(エサ)について

 

 

イングリッシュ・ポインターは非常に筋肉質で、運動量が多い犬種です。

そのすらりとした体型と筋肉量を維持するために、良質な総合栄養食のフードを与えましょう。

 

与えるフードの種類や量について悩んだ時は、ブリーダーや動物病院に相談するようにしてください。

 

2.  ブラッシングについて

 

 

イングリッシュ・ポインターの被毛は短毛で滑らかなので、非常に手入れが簡単です。

日頃はそこまで抜け毛は気になりませんが、週に1回はブラッシングを行いましょう。

 

なお、彼らは短毛種ですが、季節の変わり目になると抜け毛が増えます。

抜け毛が気になる時はブラッシングの回数を増やすか、シャンプーをして一気に抜け毛を取り除いてあげてください。

 

3.  シャンプーについて

 

 

イングリッシュ・ポインターの滑らかな被毛は汚れがたまりにくいため、手入れが簡単です。

 

基本的には硬く絞った濡れタオルを使い、全身を軽く拭けば清潔さを保てます。

シャンプーは年に3~4回を目安に、もしくは汚れが気になる時にすれば十分です。

 

ただし、耳が垂れているので耳の中が汚れやすく、また蒸れやすくなっています。

タオルで体を拭く時には耳の中を確認し、汚れや異常がないかチェックする習慣をつけると良いでしょう。

 

4.  運動について

 

 

イングリッシュ・ポインターの散歩は1日に2回、最低でも1回1時間程度必要だといわれています。

また、毎日散歩させることはもちろん、ドッグランなどで思いきり運動させる機会を作ることも大切です。

 

彼らは運動量が足りないと欲求不満になり、大変なストレスを感じてしまいます。

 

5.  しつけについて

 

 

イングリッシュ・ポインターは賢く飼い主に従順、かつ忍耐強いためしつけがしやすいといわれています。

 

彼らはかわいらしい顔をしているものの、体が大きく底なしの体力を持っています。

犬と人間がお互い快適に暮らすためにも、早いうちからしっかりとしつけを行うことが大切です。

 

 


イングリッシュ・ポインターに多い病気

 

 

イングリッシュ・ポインターには、いくつか起こりやすい遺伝病があるといわれています。

代表的なものは 「チェリーアイ」(第三眼瞼腺逸脱)、「てんかん」、「股関節形成不全」 です。

これらの病気を避けるには、イングリッシュ・ポインターに関する専門的な知識のあるブリーダーから子犬を迎えることが最善の策だといえます。

 

また、遺伝病以外にも 「白内障」 「外耳炎」、「胃捻転」 などを起こしやすいといわれています。

動物は体調不良を隠す習性があるため、定期的に動物病院で健康診断を受け、早期発見・早期治療に努めることを強く薦めます。

 

 

イングリッシュ・ポインターを飼うときの注意点

 

 

イングリッシュ・ポインターは短毛であることから、日本の極端な暑さと寒さが苦手です。

夏や冬はエアコン(冷暖房)を活用し、過ごしやすい室温を保ってあげてください。

 

 


さいごに

 

白黒のポインター顔アップ

 

イギリス生まれの大型犬、 「イングリッシュ・ポインター」 について説明してきました。

 

イングリッシュ・ポインターは穏やかで賢く、素晴らしい家庭犬になる素質を持った犬種です。

その反面、必要とする運動量が多いことから、誰にでも飼える犬とは言い切れない犬種でもあります。

 

日本ではその存在はまだまだ珍しく、純血犬種の登録や保護を行っている愛犬団体・ジャパンケネルクラブの犬種別犬籍登録頭数では2019年、2018年は1頭も登録がなく、2017年(1月~12月)にも2頭の新規登録があるのみとなっています。

 

イングリッシュ・ポインターを迎える時は、以下の2点を家族で良く話し合い、犬に合わせた生活ができるのかじっくりと考えてください。

 

  • 10年以上、毎日2時間の散歩をし続けられるのか
  • 週末ごとにドッグランなどに出かけて、思いきり運動させてあげられるのか

 

そして、もしイングリッシュ・ポインターを自宅に迎えたら、毎日たっぷりと運動させてあげてください。

エネルギッシュで優しいイングリッシュ・ポインターは、家族の一員として日々の生活を楽しく明るく彩ってくれることでしょう。


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