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【体験談】うさぎアレルギーの主な症状・原因・対策を解説!〜共に暮らし続けるためにできること〜






ペットとしてうさぎをお迎えしてからしばらく経つと、飼い主にアレルギー症状が突然現れるケースが実はとても多いのです。
この記事を執筆している筆者自身も、うさぎの飼育を初めて3年半ほどして、うさぎアレルギーを発症してしまいました。

そこで今回は、「うさぎアレルギーかも?」と思った時の対処法や、うさぎアレルギーのよくある症状、原因の探し方とこれからの対策方法についてご紹介します。
大切なうさぎと今後も健康的に暮らしていくために、飼い主ができることについて、一緒に考えていきましょう。

【体験談】うさぎアレルギーの主な症状・原因・対策を解説!〜共に暮らし続けるためにできること〜

 

うさぎアレルギーでよくある症状

症状が出たら、まずは病院で検査と処方箋を

うさぎアレルギーか、牧草(チモシー)アレルギーか

アレルギーの原因は一つだけとは限らない

アレルギー対策の基本は、掃除と換気!

うさぎと人間が行動できる範囲を明確に分ける

パネルタイプのペットフェンスの活用も◎

家電・家具の工夫でも対策可能

空気清浄機は、置く位置に配慮

掃除しやすい素材の家具をそろえる

ベッドより布団がおすすめ

持ち家ならリフォーム、賃貸なら引っ越しの可能性も視野に

うさぎを手放す、という選択は最後までしないこと

悩んだら、うさぎ専門店や動物病院とも相談を

 

うさぎアレルギーでよくある症状

 

うさぎ と一緒に暮らしている方によくあるアレルギーの症状としては、下記のようなものがあります。

 

  • 目や体のかゆみ
  • 鼻水、くしゃみ
  • 咳(せき)、喘息(ぜんそく)
  • 湿疹、蕁麻疹(じんましん)

 

そもそもアレルギーとは、コップに水を注ぐといずれ溢れるのと同様で、個人のアレルゲンの許容量をオーバーしてしまうと発症するものです。

アレルゲンの許容量は人によって異なり、また誰もがアレルギーを発症する可能性を持っています。

実際、いずれの症状であっても「突然発症した」という方は多いそうです。

 

 


症状が出たら、まずは病院で検査と処方箋を

 

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アレルギーと思われる症状が出たら、まず病院で診察・検査を受けてください。

 

軽い咳であっても、症状が軽度な内に病院へ行くことをおすすめします。

アレルギー症状は、放置するとどんどん悪化し、ひどい場合は呼吸困難状態に陥ることもあります。

 

一度発症すると完治は難しいとされているため、ひとまずアレルギーの原因(アレルゲン)を探り、薬で症状を抑制しましょう。

症状に合わせて、点眼薬や点鼻薬、ステロイドの吸引薬や気管支拡張剤、抗生物質などを処方してもらえます。

 

症状にもよりますが、内科・循環器科・アレルギー科を併設した病院なら、対応できる先生が在籍している可能性が高いです。

予約しないと診察してもらえない医院もあるので、まずは電話で問い合わせてみると良いでしょう。

 

 

うさぎアレルギーか、牧草(チモシー)アレルギーか

 

アレルギーの原因としては、うさぎの体毛・フン・唾液・梅雨などの時期に体に付着したダニなどが考えられます。

もしくは、うさぎの主食である牧草(チモシー)が原因と考えることもできます。

 

チモシーはイネ科の植物です。

イネ科の植物のアレルギーがある方は、牧草が細かく砕けてできた粉や、種子に反応している可能性もあります。

 

また、ウサギ用の牧草にも種類があり、チモシーと同じイネ科のオーチャードグラスに触れると、アレルギー症状が強く出るという方もいらっしゃいます。

うさぎを飼っているからと言って、必ずしも原因がうさぎにあるとは断定できないのです。

 

 


アレルギーの原因は一つだけとは限らない

 

アレルギーの原因は、厳密に言うと一つとは限りません。

もちろん、うさぎや牧草が主たるアレルゲンであることもありますが、元の体質や疲労、部屋や職場の衛生面が理由で、アレルギー症状が引き起こされます。

花粉やハウスダスト、臭いに反応していることもあります。

アレルギー症状は、体の抵抗力が弱っている時に発生・悪化するため、なるべく睡眠・休養をとり、風邪をひかないように普段から予防し、生活環境を綺麗に保つことが大切です。

 

 

アレルギー対策の基本は、掃除と換気!

 

cleaning_and_ventilation_are_the_basis

 

アレルギー症状を抑え、悪化することを防ぐためには、何よりも「掃除」と「換気」が重要です。

目に見えないホコリや牧草の粉、細かいウサギの抜け毛や、砕けてしまったウサギのフンなどが室内に浮遊している可能性があります。

飼い主に症状が出ているということは、私達より体の小さいウサギも、浮遊しているゴミを吸引している危険性が高いです。

 

また、アレルギー症状が出るのは、ウサギの換毛期や、寒い・暑いといった理由でエアコンを回し続け、窓の開閉をあまりしていない時期が多いです。

掃除機・粘着テープ(コロコロ)・クイックルワイパーを用いて部屋の掃除を普段から行い、こまめに窓を開けたり換気扇を付けたりして換気しましょう。

 

ぬいぐるみやカーペットなどは、ホコリや毛が付着するため、ウサギがいる部屋には出さないほうが無難です。

洗濯機の中や浴室・浴槽にも毛やホコリが溜まっていくので、洗濯槽やお風呂の定期的な掃除も忘れずに。

 

掃除の際には、マスクやゴム手袋を着用し、アレルゲンである毛や粉を吸い込んだり皮膚に付着させたりしないよう気を付けましょう。

ホウキや掃除機で清掃する時には、軽く濡らしたティッシュを床に撒く方法をおすすめします。

風で舞い上がりがちなホコリも、濡れたティッシュで絡め取れますよ。

 

 


うさぎと人間が行動できる範囲を明確に分ける

 

掃除以外に普段からできる対策としては、うさぎと飼い主の生活範囲をきちんと分けておくことも重要です。

可愛いうさぎとずっと触れ合いたい気持ちもあるとは思いますが、同じ部屋に長い間いないようにし、寝室には毛や牧草を持ち込まないように配慮しましょう。

例えば、衣類に付着した毛は粘着テープでなるべく除去し、入浴後にパジャマを着た後はうさぎに触れないようにするといった工夫もできます。

 

「うさぎのケージをベランダや庭に移動しましょう」という意見も見かけますが、この選択肢はなるべく用意すべきではありません。

なぜなら、うさぎは寒暖差に弱いからです。

 

特に未成熟な子うさぎや、老齢期で体が弱っているシニアのうさぎの場合、亡くなってしまう危険性があります。

うさぎを飼うと決めたその瞬間から、飼い主にはうさぎの命を守る義務が生じているはずです。

飼い主本人の体も大切ですが、うさぎを外へ追いやるのではなく、室内を掃除・換気しやすい状態にするためにできることを考えましょう。

 

パネルタイプのペットフェンスの活用も◎

 

 

ちなみに筆者は現在、透明なパネルタイプのペットフェンスを使って、うさぎのスペースを区切っています。

メッシュタイプと違って低い仕切り壁ができるので、ある程度の毛・牧草の飛び散りは防げます。

 

クリアタイプならうさぎの様子も観察できますし、フェンス自体は2枚単位で追加購入できるため、使いたい範囲に合わせて組み替え可能で便利です。

もちろん、毛の浮遊は防止できませんが、スキマがたくさんあるメッシュタイプと比べると掃除が楽になりました。

 

ただし、フェンスが柔らかい素材なので、案の定うさぎが齧ってしまいます。

我が家の場合は、齧った破片が床にポロポロと落ちているのですが、このまま飲み込んでしまう子だと大変危険なので注意が必要です。

また、壁ができる分、うさぎのスペースの通気性が悪くなってしまうので、高い位置からサーキュレーターや扇風機を回せるようにしたほうが良いでしょう。

 

 

家電・家具の工夫でも対策可能

 

家電や家具でも、まだまだ工夫できることがたくさんあります。

以下もぜひ実践してみてください!

 

空気清浄機は、置く位置に配慮

 

空気清浄機の活用を検討されている方は、多くいらっしゃると思います。

しかし、ただ置くだけでは空気清浄機本来の力は発揮されません。

 

空気清浄機が浮遊したゴミを含んだ空気をたくさん吸えるようにするためには、部屋の出入り口の広い場所に設置することが肝心です。

カーテンの側や部屋の角、家具と家具のスキマに置いてしまうと、汚れた空気を吸引しにくくなってしまいます。

 

なお、乾燥すると咳が出やすくなる可能性もあるので、加湿機能も兼ね備えた商品だと良いかもしれませんね。

そして、換気能力を下げないためには、フィルターも頻繁に掃除しましょう。

 

掃除しやすい素材の家具をそろえる

 

家具も可能な限り、清掃しやすい素材の物を選びましょう。

筆者の経験上、フローリングの継ぎ目は、特に汚れがたまりやすいと感じました。

固いフローリングは、ウサギの足にとっても負担になり、ソアホックという皮膚病にもかかりやすいので、柔らかい素材の物を敷いてあげましょう。

 

 

おすすめは、クッションフロアマットです。

表面がビニール素材の柔らかいシートなので、掃き掃除や掃除機がけはもちろん、オシッコをしてしまった時も水拭きで簡単に落ちます。

 

最初はカーペットを敷いていましたが、うっかり踏んづけてしまったフンの粉がどんどん付着し、咳がひどくなったので廃棄しました。

動物病院の先生いわく、うさぎが爪を引っ掛けてケガをする危険性もあるため、めくれやすいカーペットはどのみち敷かないほうが良いようです。

 

ベッドより布団がおすすめ

 

ちなみに、引き出し付きや跳ね上げ式といった収納付きのベッドは、非常に掃除しにくいです。

重量があるため、ベッドの下に溜まった汚れやゴミを掃除するのも億劫です。

マットレスも大きいので、シーツを交換・洗濯するのもかなり面倒でした。

 

ベッドやマットレスにも、汚れは徐々に溜まっていきます。

筆者はベッドを捨てて、現在は布団で生活しています。

 

ベッドと違い、天日干しもできますし、ベランダで叩いてホコリを落とすこともできます。

軽量なので、シーツの交換も苦ではありません。

 

 

ただし、寝室とうさぎの居住空間が一緒になる場合、うさぎと同じ目線の高さで寝ると、抜け毛や牧草の粉を吸い込んでしまう危険性が高いです。

この場合は、布団を敷くタイプの折りたたみ式ベッドが良いと思います。

キャスター付きなのでベッド下の掃除もしやすく、布団も干せるので、マットレスタイプのベッドに比べると手入れしやすいと思います。

 

持ち家ならリフォーム、賃貸なら引っ越しの可能性も視野に

 

極端な話かもしれませんが、現状で掃除しにくい住宅の場合や、うさぎと飼い主の空間を分けるのが難しい場合には、持ち家の方なら間仕切り設置や間取り変更のリフォーム、賃貸住宅の場合は引っ越しも視野に入れたほうが良いです。

ちなみに、筆者は賃貸住宅に住んでいますが、掃除しにくかったワンルームの部屋から、間仕切りドアがある1Kの部屋へ引っ越しました。

 

ペット向けの住宅で、リフォーム済みの物件や築浅物件の場合には、壁紙や床などに掃除しやすい建材を採用している場合があります。

汚れに強いので、フンやオシッコが付いてしまっても水拭きですぐに落とせます。

持ち家の方も、フローリングの継ぎ目にゴミが入り込んでしまっている可能性があるので、床を張り替えてみても良い対策になるかもしれません。

 

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なお、リフォームであれ引っ越しであれ、新しい環境にうさぎが適応できるかどうかといった大きな問題があります。

筆者も引っ越し先で、うさぎが拒否反応を起こさないか不安でした。

できる限り、うさぎが気に入っている座椅子などの家具を持って行き、何かあったらすぐに診察してもらえるよう、お世話になっている動物病院に近い物件を選びました。

 

 


うさぎを手放す、という選択は最後までしないこと

 

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以上のような対策をしてから、咳や目のかゆみがひどかった筆者は、かなり症状が軽減しました。

引っ越し前は頼っていた薬も、引っ越してからは一度も服用していません。

 

この他にも、対策できる方法がいくらでもあります。

うさぎのブラッシングをする際には、うさぎの毛を軽く濡らすことで、毛が舞ってしまうのを防止できます。

換毛期には飼い主がマスクを着用して生活する、うさぎと一緒に遊ぶ時にはメガネや長袖で肌の露出を減らす、うさぎを抱っこした後は脱衣所に行ってすぐに服を脱ぐなど、飼い主ができることはまだまだあるはずです。

 

アレルギー症状が重い方は、夜に眠れなかったり救急車で運ばれたりという経験もされているでしょう。

それでもどうか、うさぎを野に放ったり、捨てたりという選択はとらないでください。

ペットとして育てられたうさぎは、野生のうさぎとして生きていくことはできません。

 

どう手を施してもアレルギー症状が悪化し、飼い主の方の体が危険な状態になりそうな場合には、必ず 里親 となってくれる方を探しましょう。

人間の都合で飼い始めた以上、捨てるようなことは絶対にしてはいけません。

 

 

悩んだら、うさぎ専門店や動物病院とも相談を

 

ご自身のかかりつけ医だけではなく、うさぎ専門店やうさぎの診察ができる動物病院にも、相談してみることをおすすめします。

 

有料ではありますが、うさぎ専門店やうさぎ対応の動物病院では、ペットホテルを併設している場合が多いです。

換毛期の時期や、仕事の都合でどうにも睡眠時間が減りそうな場合には、うさぎをペットホテルに預けられるかどうか聞いてみても良いのではないでしょうか。

あるいは症状がひどい時期だけ、ペットシッターの方にお世話を頼むのも一つの手です。

また、うさぎは皮膚病にかかりやすいことからシャンプーはしないほうが良いとされている動物ですが、抜け毛によるアレルギー症状が辛い場合には、うさぎ専門店にシャンプーケアをしてもらえるかどうか問い合わせてみても良いでしょう。

 

ペットと一緒に暮らしていくためには、ある程度の出費は覚悟する必要があります。

あらゆる手を尽くしても解決できない場合には、ご自身やご家族だけで悩むのではなく、うさぎの飼育のプロにも話を聞いてもらいましょう。

そして、何よりもまず掃除しやすい環境を整えて、飼い主の方にとってもうさぎにとっても、快適で健康的な暮らしを実現してくださいね。


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