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孔雀は実は飼える?クジャクの種類、値段、飼い方まで解説!






世界でもっとも豪華な鳥と言われるクジャク。
羽を広げた姿のダイナミックさや色合いはとてもエキゾチックですね。

そのため、動物園でしか孔雀には出会えないというイメージが強いのではないでしょうか。

そんなクジャク、実はペットとして一緒に暮らせる鳥なんです!
法律や規制の解説から、孔雀の種類、エサやり等の飼育方法まで幅広く解説します。

4. クジャクってどんな鳥?

 

peacocl_face

 

①分類

 

クジャクはキジ科に分類される鳥です。

キジ科に属する鳥には、他にニワトリなどがいます。

意外に思われるかもしれませんが、クジャクの飼育にもニワトリを参考にできる部分が少なからずあります。

 

②原産地

 

クジャクはインドやスリランカ、パキスタンといった南アジアを原産とする鳥です。

日本にクジャクがやってきたのはおよそ1400年ほど前、6世紀のことです。

「日本書紀」にはすでにクジャクが登場しています。

日本画や襖絵にも多く描かれ、意外と日本になじみのある鳥だといえるでしょう。

 

③大きさ

 

羽を広げたクジャクを見ると非常に大きく、迫力を感じられると思います。

そう、クジャクはなかなかに大型の鳥なんです。

 

オスの方がメスよりもあざやかで大きく、あの長いかざり羽を持っているのもオスだけです。

 

このかざり羽まで含めるとインドクジャクのオスで2m、メスで80cmほどの大きさになります。

マクジャクはより大きく、オスで2.5m、メスで1mほどです。

オスの大きなものは3m近くになることもあります。

 

④オス・メス

 

 

クジャクのオス・メスの違いは一目で見分けがつきます。

メスは小柄で茶色く、尾羽だけを持ち、かざり羽はありません。

オスがかざり羽を広げてメスにアピールする求愛行動は「ディスプレイ」と呼ばれます。

 

⑤性格

 

クジャクの性格はなかなか攻撃的であると思っておいてよいでしょう。

特にオスはけんかしやすく、同じ小屋の中で数羽のオスを一緒に飼うことはあまりおすすめできません。

自然にはもともとオス1羽にメス複数羽の群れで生活していることもあり、複数羽を飼育するならオス1羽にメス1~2羽ほどの組み合わせがよいとされています。

 

また、地面を歩いているイメージの強いクジャクですが、時にはかなりの高さまで飛ぶことがあります。

羽ばたくクジャクの姿もダイナミックでとても美しいですが、飼育小屋の中等では爪にひっかけられないよう気をつけましょう。

 

 

⑥鳴き声

 

クジャクは甲高く、なかなか大きな声で鳴きます。

擬音にすると形容しがたく、「イヤーン、イヤーン」あるいは「ニャオー」のような、独特のうねりがついた鳴き声です。

繁殖期によく聞かれますが、日常ではあまり聞かない音でもあり、時に騒音としてご近所のトラブルとなってしまうこともあります。

 

 

小屋の向きを考え、覆いで防音するなど、飼育場所によっては鳴き声対策をしておくことも必要です。

 

⑦寿命

 

クジャクの寿命はおよそ20年程度と、長生きの鳥です。

大体2~3年で成鳥となり、繁殖が可能な状態になります。

 

⑧餌

 

クジャクには基本的に、ニワトリと同じ餌を与えて構いません。

雑食で植物性の餌・動物性の餌をどちらも食べます。

 

ニワトリは青菜が大好きですが、クジャクも小松菜、大根の葉などを食べます。

細かく刻んであげてください。

 

動物性の餌としては、広く小鳥用の餌として使われるミールワームやミミズを好んで食べます。

ミールワームはゴミムシダマシ科の虫の幼虫で、イモムシのような姿をしています。

生タイプ・乾燥タイプのものが販売されています。

 

 

 

さまざまな栄養が配合された人工飼料にはクジャク専用のものがなく、ニワトリ用の配合飼料を与えて構いません。

1日に1羽あたり、100g程度が目安の量です。

 

 

 

餌は1日に1~2回与えます。

餌入れにまだ残っていても、毎回きちんと取りかえましょう。

 

⑨病気

 

クジャクは基本的に丈夫な鳥ですが、かかりやすい伝染病もあります。

 

・ヒストモナス症

 

「ヒストモナス メレアグリディス」という寄生虫によって起こる病気です。

肝臓に病変が生じて出血し、食欲不振や下痢の症状が出ます。

進行すると腹膜炎を併発して死んでしまいます。

 

・ニューカッスル病

 

ニューカッスル病はウイルスによって発症します。

ほとんどの鳥類がかかる病気ですが、特にクジャクは発症しやすいと言われています。

発症するとくちばしが開き、呼吸が荒くなり、足が麻痺することもあります。

また、緑色の下痢便をします。

 

予防のためには日頃から飼育小屋の掃除をきちんとし、清潔に保っておくことが必要です。

時に小屋の消毒をすることも重要です。

家畜保健衛生所、あるいは獣医師のもとでワクチンを投与することもできます。

 

日頃から呼吸が苦しそうでないかどうか、排泄に異常がないかどうかをチェックしておきましょう。

発病した場合には速やかに獣医師の診断を受けてください。

 

⑩値段

 

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一般的なペットショップではなかなかクジャクに出会えませんが、キジの仲間を販売しているショップで購入することができます。

インドクジャク1羽あたり5,000円~20,000円程度の値段です。

を扱っているオークションで購入することもできます。

 

 

5. クジャクの飼育小屋に必要なものは?

 

クジャクはニワトリと同じような飼育小屋で飼うことができます。

 

 

小屋には以下の設備が必要です。

 

・屋根のついた雨風をしのげるスペース

・自由に動き回れる運動スペース

・眠るためのとまり木

 

これに加えて餌入れや水入れ、繁殖させるのであれば産卵箱をおいていきます。

水入れはひっくり返さないようにバケツなどを使うのがよいでしょう。

複数羽で飼育する場合には、どのクジャクもじゅうぶんに餌や水をとれるよう、大きめのものを使ってください。

 

クジャクは砂浴びをするのが好きです。

砂に体をこすりつけると寄生虫を落とすこともできるので、運動スペースは土や砂にしておいてください。

できれば定期的に土を取りかえて、いつも清潔な砂で遊べるようにしておきたいところです。

 

また、大きな鳥ですからゆったり動き回るためにはかなりのスペースが必要になります。

つがいで4坪、およそ12㎡ほどの広さが望ましいと言われています。

天井も高く、2.5m~3m程度にしつらえることが必要です。

相当広い敷地がいることになりますね。

 

クジャクが逃げ出さないように、運動スペースは金網などでしっかり閉じておきましょう。

また、暑い国を原産とする鳥でありながら、以外にもクジャクは暑さが苦手です。

直射日光が差し込まないよう、特に夏場にはすだれなどを小屋にかけて日陰をつくってあげましょう。

 

peacock_tail

 

クジャクはとまり木にとまって眠ります。

オスがかざり羽を引きずらなくてもすむように、1m~2mほどの高さにしてあげるとよいでしょう。

 


6. クジャクの1年のサイクル

 

①春から夏

 

春から夏にかけての時期は、クジャクの見どころです。

クジャクの繁殖シーズンはだいたい5月から9月の間です。

ひなや卵を購入したい人は、この時期のショップやオークションを気にしておくとよいでしょう。

クジャクは1回につき4個~8個の卵を産み、28日程度で孵化します。

 

それに先立ち、4月~6月にかけてオスの求愛行動であるディスプレイがよくみられます。

時期を過ぎてしまうと意外になかなか羽を開かなくなるので、この時期にたくさんみておきたいところです。

クジャクは日中の間休む習性があるため、朝日が高くなる前の10時頃までと、少し日差しがやわらぐ15時頃から暗くなり始めるまでの間がチャンスです。

 

peacock_open

 

動物園にクジャクを見に行くときにも、この時間帯を目安にしておくことをおすすめします。

メスが求愛を受け入れるとお互いにくちばしをつつきあう行動がみられます。

 

②夏から秋

 

夏から秋にかけては、クジャクの違った一面を見ることができます。

繁殖期がピークを過ぎる7月から11月にかけては「換羽」の時期にあたり、かざり羽がどんどん抜けていきます。

豊かなかざり羽が抜けてしまったクジャクは、びっくりするほど小さな鳥に見えます。

 

peacock_autumn

 

目玉模様の美しい羽を拾うことができるのもこの時期です。

拾った羽は、ふんなどがついている可能性もありますのできれいに拭き、さわった後はよく手を洗いましょう。

 

③秋から冬

 

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クジャクの羽は秋から冬にかけて、再びはえそろい始めます。

年が明ける頃にはいつもの面影を取り戻すでしょう。

次の春にまた美しい姿が見られるよう、たんぱく質をしっかり補給してあげてください。

 

7.  美しくも愛らしい鳥、クジャクを飼おう!

 

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クジャクというと羽を広げたディスプレイの姿だけをイメージしがちですが、一緒に暮らすとさまざまな面を見せてくれます。

かざり羽の抜けた秋の姿もとても愛らしいものです。

 

クジャクを飼うには複雑な設備はいりませんが、十分なスペースが必要です。

 

クジャクのたくましい適応力と繁殖力は魅力でもあり、野に出てしまった時には危険になるものでもあります。

生き物に対して最後まできちんと責任を持つ、そんな姿勢を養わせてくれるのがクジャクを飼うということなのかもしれません。

 

意外に簡単、飼ってみよう!と思われた方も、やっぱり見るだけの方がいいわと思われた方も、クジャクの魅力をより知っていただけたら幸いです。


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