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実は短命?カブトムシの寿命と1日でも長生きさせるためのポイントを解説






夏を代表する昆虫は?と聞かれたら「カブトムシ」と答える方もいらっしゃると思います。

最近は海外の大型カブトムシも多く輸入され、愛好家も増えてきています。
昆虫の王様とも呼ばれるカブトムシですが、実はとても短命な生き物であることをご存知でしょうか。

本記事ではカブトムシの寿命と、少しでも長生きさせるためのポイントを解説していきます。

【目次】実は短命?カブトムシの寿命と1日でも長生きさせるためのポイントを解説

 

カブトムシの寿命はどのくらい?

海外のカブトムシの寿命はどのくらい?

カブトムシを長生きさせるためのポイント

1. エサにこだわる

2. 飼育環境にこだわる

3. なるべく大きなケースで飼う

4. マットにこだわる

さいごに

 

 


カブトムシの寿命はどのくらい?

 

木にとまるカブトムシ

 

日本のカブトムシ(学名:Trypoxylus dichotomus septentrionalis)の寿命はとても短く、実は1年ほどでその一生を終えます

しかも一生のうちをほとんど幼虫の状態で過ごし、成虫になってからの寿命は2〜3ヶ月ほどという短さです。

 

子どもの頃にカブトムシを捕まえて飼ったところ、夏の終わり頃にコロッと亡くなってしまったという経験を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

もしかすると飼い方が悪かったかな?病気で死んでしまったのかな?と思ったかもしれませんが、飼い始めてから数ヶ月生きていたのであれば、それはおそらく天寿を全うしたものと考えられます。

 

立派なツノを持ち、昆虫の王様とも呼ばれるカブトムシ。

しかし、彼らは実は意外と短命で、はかない生き物であることを覚えておいてください。

 

 

海外のカブトムシの寿命はどのくらい?

 

海外のカブトムシ

 

ちなみに、体が大きな海外のカブトムシは、日本のカブトムシよりやや長生きする傾向にあります

ペットとしての人気が高い大型の ヘラクレスオオカブト の寿命は成虫になってから半年から1年半ほど、コーカサスオオカブトは5〜6ヶ月、アトラスオオカブトは5〜6ヶ月、ネプチューンオオカブトは6ヶ月〜1年ほどと言われています。

 

 


カブトムシを長生きさせるためのポイント

 

右を向くカブトムシ

 

ここまでカブトムシの寿命がとても短いことを解説してきました。

 

長い幼虫の期間を経て、成虫になってからたったの2〜3ヶ月ほどで寿命を迎えるカブトムシ。

そんな彼らに1日でも長く生きてもらうためには、どのように飼育すれば良いのでしょうか。

 

当項目では、カブトムシを長生きさせるために抑えたておきたいポイントをご紹介します。

 

1. エサにこだわる

 

 

カブトムシを長生きさせるためには、カブトムシが必要とする栄養をしっかりと摂取してもらうことが大切です。

そのためには、以下のようなエサを与えると良いでしょう。

 

昆虫ゼリー

 

 

基本的には、手軽に入手できるカブトムシ向けの昆虫ゼリーがおすすめです。

 

昆虫ゼリーは保管が簡単で、フタを開けるだけですぐに与えることができるというメリットがあります。

また、カブトムシが食べた量を把握しやすいこと、傷みにくいことも嬉しいポイントです。

商品によって配合されている栄養素が異なるため、栄養が偏らないように複数の昆虫ゼリーを使っても良いでしょう。

 

なお、ツノが大きなカブトムシの場合は、普通サイズの昆虫ゼリーが食べづらいことがあります。

そのような場合は大きめの昆虫ゼリーをあげるか、ゼリーカッターを使って容器ごとゼリーをカットしてあげてください。

 

水分が少ない果物

 

バナナ

 

昆虫ゼリーの他には、バナナやリンゴなどの水分が少ない果物も喜んで食べます。

特にバナナは栄養素が高く、植物性のタンパク質も摂取できることから、産卵前のメスに与えると良いとされています。

 

ただし、スイカやメロンなどの水分が多い果物は下痢をしてしまうことがあるため、与えない方が良いでしょう。

どんな動物でも下痢になると摂取した栄養や電解質が失われ、余計な体力を使ってしまいます。

 

なお、「どのようなエサを与えるか」という点の他にも、カブトムシが常にエサを食べられる状態にしておくことも大切です。

1日に1〜2回はカブトムシの様子をチェックして、エサを切らさないように注意してください。

 

2. 飼育環境にこだわる

 

昆虫ゼリーとカブトムシ

 

カブトムシは夏の生き物というイメージが強く、虫かごや水槽に入れて屋外で飼育されることが多いと思います。

しかし、あまり知られていませんが、実はカブトムシは暑いところが得意ではありません。

 

カブトムシが過ごしやすいような環境にするためには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。

 

温度に注意する

 

 

野生のカブトムシは気温が高い昼間は樹木の中で休み、比較的涼しい夜間に活動しています。

 

そんなカブトムシの適温は、22〜26℃程度と言われています。

カブトムシは寒すぎることも暑すぎることも得意ではないということを覚えておいてください。

 

あまりにも暑い日はエアコンがかかっている室内に避難させたり、凍らせたペットボトルを飼育ケースの上に置いたり下に敷いたりして温度を下げてあげましょう。

逆に冷え込む日はケースをタオルで包む、室内に避難させるなど、できる範囲で温度を下げ過ぎないようにしてあげてください。

 

カビに注意しながら湿度を保つ

 

 

カブトムシの成虫は乾燥に弱く、湿度が低いと弱ってしまいます。

毎日霧吹きを使い、マットを湿らせてあげると良いでしょう。

 

ただし、湿度を上げるとケースの中でカビが発生しやすくなります。

ケースはなるべく風通しの良い場所に置き、湿気がこもらないように気を付けましょう。

カブトムシの健康を害する可能性があるため、土や木にカビが発生している場合は早急に取り除いてください。

 

3. なるべく大きなケースで飼う

 

 

カブトムシを長生きさせるためには、なるべく大きめのケースで飼育すると良いとされています。

その理由を合わせて解説していきます。

 

ストレス対策になる

 

葉っぱの上のカブトムシ

 

他の動物と同じように、狭いスペースで飼育するとカブトムシに余計なストレスがかかってしまいます。

過剰なストレスは寿命を縮めてしまう原因になってしまうため、カブトムシが適度に動き回ることができるスペースを確保してあげてください。

 

ケースに関しては、基本的に大は小を兼ねると考えておいた方が良いでしょう。

 

ケンカを防ぐことができる

 

複数のカブトムシ

 

複数のカブトムシを狭いスペースに入れしまうと、ケンカをしてしまうことがあります。

ケンカを避けるためにも、ぜひ少しでも大きなケースを用意してあげてください。

 

なお、ケースの広さに関わらず、オスを2匹同じケースに入れると殺し合いのケンカをしてしまいます。

基本的に1つのケースには1匹のオスだけを入れるようにしましょう。

 

繁殖をさせたい場合はオス1匹に対して、メスを1〜2匹入れると良いでしょう。

ただし、オスがメスを殺してしまうこともあるため、常に様子を観察してあげてください。

 

4. マットにこだわる

 

 

カブトムシを健康に育てるためには、ケースに敷くマットの質や量にこだわるのも重要なポイントです。

マットにこだわるとどんなメリットがあるのでしょうか。

 

病気になりにくくなる

 

 

カブトムシを飼う時は、市販の清潔なカブトムシ用マットを使うことをおすすめします。

 

カブトムシのケースに敷く土として、庭や山から取ってきた土を使うのは悪いことではありません。

しかし、自然の土はどうしても雑菌やゴミが入っているため、意図せず病気の原因となってしまうことがあります。

 

その点、衛生管理がされている市販のマットであればカブトムシが病気になりづらいため、余計な体力を消耗させずにすみます。

 

体力の消耗を防ぐことができる

 

左下向きのカブトムシ

 

ケースには良質のマットを、カブトムシが潜って全身を隠せるくらいたっぷりと敷いてあげると良いでしょう。

気温が高く明るい昼間はカブトムシが自分でマットに潜って中で休むため、余計な体力の消耗を防ぐことができます。

 

ただし、カブトムシがマットに潜ってしまうため、どうしても観察しにくくなる点には注意が必要です。

 

 

さいごに

 

カブトムシの正面

 

今回はカブトムシの寿命と、カブトムシを長生きさせるためのポイントを解説してきました。

カブトムシの成虫はたった数ヶ月の命ですが、せっかく飼うのであれば1日でも長く快適に生活して欲しいですよね。

 

当記事で解説してきたポイントを踏まえて、まずは入手も飼育も比較的簡単な国産カブトムシの飼育にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

慣れてきたら体が大きい、海外産のカブトムシの飼育に挑戦してみるのも楽しいですよ。

 

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