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まず何より重要なのが、トイレの準備をしておくことです。
トイレとなる容器と、そこに入れる砂の2つを用意しておく必要があります。
猫を飼った経験のない方からすると、「え?砂ってどういうこと?」となるかもしれませんので、簡単にではありますが、猫のトイレに砂が必要な理由について記載させて頂きます。
猫は、排泄物を砂で隠すという習性があります。
その習性の理由は、大きく下記の3つに分けられると言われています。
猫の排泄物の臭いは、想像以上に強烈なので、臭いに敏感な動物からしたら、簡単に猫の居場所がわかってしまいます。
そのため、砂で排泄物を隠すことによって、臭いを分散させ、天敵に見つかり辛くしていると言われています。
猫のグループの中でも、いわゆるボスクラスになると、排泄物を砂で隠さないというように言われています。
ボス以外の猫に関しては、ボスよりも身分が低いですよということを示すため、排泄物を砂で隠して劣位を表しているとされています。
排泄物からは、体の毒を排出しているため、大量の病原菌が蔓延してしまいます。
その病原菌が周囲にも影響を及ぼしてしまわないように、砂で隠して蔓延を防いでいると言われています。
上記に記載させて頂いたように、猫は習性上トイレに砂が必要なのです!
トイレの容器は、猫が成猫になったときのことを考え、なるべく大きいものを事前に購入しておくことをオススメします。
材質に関しては、木や紙で出来たものが捨てやすいため良いと思います。
また、先述した通り、猫の排泄物の臭いは見かけによらず本当に臭いので、トイレに入れる砂は、何より消臭効果が一番強いものを店頭で選んでください。
猫を飼うのであればお手入れグッズはマストです。
中でも、下記の2つの道具があれば最低限は大丈夫だと思います。
爪きりは慣れていないととても嫌がると思います。
子猫のうちからできる限り爪きりで爪を切って、慣れさせてあげましょう。
1~2週間に1回ほど爪を点検して、伸びていると見受けられれば切ってあげることです。
このとき注意するべきことは、猫の爪には神経が通っているので、切りすぎに注意しなければなりません。
ポイントとしては、猫の肉球を軽く押して爪を出してみて、神経と血管が通っている赤っぽいところを避け、先端の真っ白な部分だけ切るようにしてください。
まだ慣れなくて怖いという方は、ほんの先端の白い部分を切るだけにとどめておいてください。
あまりにも嫌がって爪を切らせてもらえない場合は、寝ている間を見計らって切ってあげるのが良いでしょう。
猫は毛がたくさん抜けることでも有名ですね。
中でも2回の時期に分けて、猫は毛が生え代わります。
その時期は春過ぎと秋の2回です。
春が終わると夏が来るので、夏の暑さにも耐えられるよう、毛が一気にボリュームダウンして、風通しの良い毛並みになります。
秋には冬の寒さに備えて、今度は一気にボリュームアップして、冬の寒い季節にも耐えられる密集した毛並みになります。
ここでも1つ覚えてくべき猫の習性は、グルーミングといって体中を常に舐めながら毛づくろいするということです。
綺麗好きな猫は、毎日自身の体をくまなく舐めて、無駄な毛を処理してしまいます。
この際、グルーミングによって体内に入ってしまった毛が玉になって、ゆくゆくは毛玉自体を吐いてしまうこともあるのです。
その現象を防ぐために必要なのが、ブラッシングです。
ブラシを購入して、毎日のようにコーミングしてあげましょう。
飼い主が猫にブラッシングしてあげるべき理由は、事前に毛玉を防ぐということもありますが、もう1つ大切なことがあります。
それは、猫ちゃんとのスキンシップの時間を増やすということです。
抱きかかえながら、できるだけ愛情を注ぎながら、猫ちゃんにブラッシングをするようにしてあげてください。
その際、ブラッシングは頭から徐々に体への順番ですることをオススメします。
猫の毛並みに沿って、頭を前にして、前から後ろに優しくブラッシングしてあげましょう。
この際、強引にするのではなく、あくまで優しく包み込むようにしてあげてください。
時間はだいたい3~5分程度にとどめておきましょう。
あまり長くしすぎると猫ちゃんに嫌がられてしまう可能性があります。
猫のを買うのに食べ物は必要ですね。
ペットショップで猫を購入する場合は、ペットショップが上げていたフードを、ブリーダーから譲り受ける場合などは、ブリーダーが上げていたフードを購入するようにしてください。
基本的には、猫は慣れない食べ物に関して警戒心を抱いて口に入れようとしません。
飲み物に関しては、水道水でも大丈夫です。
洗浄水などであればなおさら良いですね!
猫の寝場所を確保してあげることも重要なことの1つです。
ここで注意しなければならないのは、猫に専用のベッド等を作ってあげることまではしなくて良いということです。
よく市販でたくさんの猫用ベッドが販売されていますが、猫ちゃんは自分の寝床は自分で選びます。
そのため、毛布やタオルなどをどこか家の一角に置いて置きさえすれば良いと思います。
猫の寝床については、その猫のお気に入りがあると思いますので、寝床になっていそうな場所が見つかれば、途中で毛布やタオルをそこに移してあげればよいと思います。
思ったよりも事前に準備することは大変ではないと思います。
以上、たった①~③のことを用意しておくだけで、猫ちゃんを飼う準備は万端です!
猫のことを本気で考え、事前準備をしっかりとし、受け入れてあげましょう。
これであなたも猫好きの仲間入りです。
公開日 : 2016/03/13