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補助犬とユーザーはどこへ行くにも一緒!法律でも認められています
手足が不自由な方の生活をサポートします。
例えば、落としたリモコンや携帯を拾ってくれたり、緊急呼出機器のスイッチを入れてくれたり…
いずれも「身体障害者補助犬法」に基づいて認定された犬たちで、特別な訓練を受けているスペシャリストです。
障害者の方々にとってパートナーという位置づけになります。
盲導犬 :目の見えない人、見えにくい人が安全に歩けるように、障害物を避けたり、交差点や段差で立ち止まったり、といったサポートをします。
聴導犬 :音が聞こえない、聞き取りにくい人に、生活に必要な音を知らせます。玄関のチャイムやメールの着信音、目覚まし時計の音などを知らせます。
介助犬 :手足が不自由な人に物を拾って渡す、指示したものを取ってくる、着脱の手助けなどを行います。
生まれる前の繁殖の時点から血統をさかのぼり、補助犬に向いた性質のワンちゃんを探すところから始まります。
選び抜かれた犬たちがさらに専門の訓練を受けて、厳しい審査をクリアしていますので、性格は穏やかで、社会的マナーもしっかり守れる犬たちです。
「身体障害者補助犬法」という法律でも認められていますが、レストランやホテル、タクシーや電車、どこに行くにもパートナーと一緒に行動します。
補助犬を街で見かけた際、ユーザーさんが困っている様子でしたら、「何かお手伝いすることはありますか?」と声を掛けてあげてくださいね。
逆に気を付けたいのは、補助犬に直接声をかけたり、食べ物をあげたり、じっと見つめる行為。
補助犬は仕事中ですから、気が散ると事故の原因にもなりかねません。
静かに心の中で熱いエールを送るに留めておきましょう。
介助犬先進国のアメリカでは、てんかん発作や低血糖発作の前兆を感知し、飼い主に発作が起きる前に知らせる「シーザー・アラート犬」なる予知犬もいるのだそう。
その能力の詳細は解明されていませんが、ユーザーさんのわずかな仕草や異変を察知するとか。
私たち人間は、このようなワンちゃんの驚くべき能力に助けられていることが多いのですね。
(写真提供:公益財団法人 日本補助犬協会)
提供:ペット手帳
公開日 : 2019/05/26