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諸説ありますが、平安時代のようです。
なお、日本で最初にペットとして猫を飼ったのは、宇多天皇だとも言われています。
無類の猫好きで、遺されている日記にも愛猫への賛美が溢れています。
それ以前は、穀物やお寺の経典などをネズミから守る、いわば害獣駆除の目的で飼われていましたが、平安時代になると、ヤンゴトナキ(高貴な)人々によってペットとして室内飼いが主流になりました。
十二単に身を包んだ女御らが猫を抱いている姿は趣があり、絵になりますね。
平安以降は、再び蚕や穀物をねずみから守る役として重宝され、守り神的な扱いを受けた時代もあったようです。
こうしてみると、猫と人間の関係は長い歴史があったのですね。
現在はというと、平安時代に通じる室内飼いが中心になっています。
ここで注目すべきはワクチンの進化です。
30数年前に起こったノミ、ダニ、フィラリアをはじめとする予防医療のイノベーションは、人間と猫の距離を飛躍的に縮めました。
一緒のベッドでも安心快適に住むことができます。
獣医学も日進月歩の時代、未来の猫と人間の関係はどうなるのでしょう…
楽しみですね。
提供:ペット手帳
公開日 : 2019/03/08