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犬にとってもココナッツオイルはスーパーフード!?与える際のメリットと注意点を解説






ココナッツオイルの人間への効能は日本でもよく知られるようになり、スーパーでも一般的に見かけるようになりました。
ココナッツオイルの注目すべき栄養素の中鎖脂肪酸はダイエットに有効があるとして知られましたが、実は人間だけではなく犬にも効果が期待できるものなのです。

さらに犬にココナッツオイルを与えることはダイエット効果だけではなく、様々な健康効果も期待できます。
ココナッツオイルの犬への健康効果、与え方、注意点などをご紹介します。

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【目次】犬にとってもココナッツオイルはスーパーフード!?メリットと注意点

 

ココナッツオイルの犬への効果

ココナッツオイルとは

代謝を高めてダイエットに効果的

殺菌効果

善玉コレステロールを増やす

アルツハイマー病の予防

皮膚トラブルへの対処

犬へのココナッツオイルの与え方

犬にココナッツオイルを与える場合の注意点

犬に与えるときのココナッツオイルの使い方

ココナッツオイルの犬への効果:まとめ

 

ココナッツオイルの犬への効果

 

ココナッツオイル

 

ココナッツオイルとは

 

本記事に入る前に、まずはココナッツオイルがどのようなオイルなのかを確認しましょう。

ココナッツオイルは別名ヤシ油といい、ココヤシの果実(ココナッツ)の種の胚乳から抽出されるものです。

ナッツと名前が付きますが、 に有害なナッツ類とは全く別物です。

 

代謝を高めてダイエットに効果的

 

ココナッツオイルは人間へのダイエット効果で有名になりましたが、実はダイエット効果だけではない健康に良い効果がたくさんあり、それは犬の健康にも有効なものであるのです。

ココナッツオイルには  中鎖脂肪酸  という油がたくさん含まれています。

サラダ油やオリーブオイルの油は長鎖脂肪酸であり、異なる種類のオイルです。

 

中鎖脂肪酸は水に溶けやすく、体内で吸収されやすいのが特徴。

栄養の吸収を良くして新陳代謝も活発にさせる働きがあるため、体に蓄積された脂肪の燃焼を促します。

体内の脂肪を燃焼してエネルギーにするため、余分な糖などを吸収にくくなるのです。

これがココナッツオイルのダイエット効果なのですが、これは人間だけでなく犬にも効果が期待出来ると言われています。

ダイエットだけでなく栄養の吸収を高める効果があるため、愛犬の体が弱っているときの回復にも良いとされています。

 

殺菌効果

 

ココナッツオイルには「  ラウリン酸  」という成分も多く含まれています。

ラウリン酸とは中鎖脂肪酸を構成している成分の一つで、母乳にも含まれていることが知られている成分。

母乳を飲んで育つ赤ちゃんの免疫力が強いのはラウリン酸の効果もあるからなのです。

 

ラウリン酸は犬の免疫力をアップしてくれますし、犬の体に侵入してきた病原菌に対する抗菌作用や抗炎作用も期待できます。

ココナッツ製品にはラウリン酸を含んだものが多いですが、一番含有量が多いものがココナッツオイルなのです。

 

善玉コレステロールを増やす

 

ココナッツオイルはHDLコレステロール(善玉コレステロール)を増加させる働きがあります。

そのため、犬の心臓病のリスク軽減に効果が期待できます。

 

アルツハイマー病の予防

 

アルツハイマーの原因として、脳の唯一の栄養素である糖を吸収する働きの低下が挙げられていますが、ココナッツオイルに含まれるケトン体は脳の代用エネルギーになるとされています。

犬も認知症を発症する場合があるので、脳の機能低下の抑制に効果が期待できるのです。

 

皮膚トラブルへの対処

 

抗菌・抗炎効果があるため、湿疹やかゆみなどの肌のトラブルの改善にも役立ちます。

特にかゆいときは鎮静効果が高いです。

なめてしまっても安全なので、安心して使えますね。

ただし、炎症がひどいときやすぐにおさまらないときには、ココナッツオイルだけで対処しようとせずに獣医へ行きましょう。

被毛に油分を補給したり、肉球の荒れにも使用できます。

 

 

犬へのココナッツオイルの与え方

 

犬

 

犬へ与える場合のココナッツオイルの適量は  4.5㎏につき小さじ1杯、体重13㎏~14㎏で大さじ1杯程度  です。

多少の誤差は影響がないので大丈夫ですが、初めて食べるときには推奨量の4分の1の量から始めて、1か月くらいの時間をかけて徐々に多くしていきましょう。

 

犬にココナッツオイルを与える場合の注意点

 

与えすぎに注意

 

大さじ1杯のココナッツオイルは120カロリーです。

ダイエットに効果があるといっても、与えすぎは逆効果。

 

善玉コレステロールを増やす働きがあるのですが、量が多すぎると悪玉コレステロールまでも増やす危険もあります。

また、適量でない場合やその犬の体質に合わない場合は下痢を発症することもあります。

愛犬の体重や体調を見ながら、少ない量から与え始め、多くても上記適量までを目安に与えてください。

 

あくまで補助食品

 

ココナッツオイルは健康への効果が期待できる食品ですが、あくまでも補助的なものとして使い、病気の治療は獣医へ相談しましょう。

 

品質のいいものを選ぶ

 

ココナッツオイルも一般的になってきて様々な種類のものが売られています。

犬は人間に比べて体が小さい場合が多いですし、少しの量をあげるものでも品質のいいものを与えたいですね。

できれば、  オーガニック・ヴァージンココナッツオイル  を選びましょう。

 

ヴァージンココナッツオイルは無添加・非加熱(もしくは低温)抽出であることが特徴です。

ヴァージンココナッツオイルには中鎖脂肪酸やラウリン酸が多く含まれていますが、ヴァージンの表記がないココナッツオイルはこれらの含有量が低くなってしまいます。

 

 

犬に与えるときのココナッツオイルの使い方

 

犬

 

ココナッツオイルは劣化しにくいので扱いやすいオイルですが、気温が低いと白く固まってしまいます。

皮膚に塗る場合は手のひらにとって温め、液体の状態になってから肉球などに塗ってあげましょう。

 

たいていの犬はココナッツオイルが好きなので、そのまま食べさせてもいいですが、筆者は愛犬の食事のトッピングを作る際に使用しています。

ココナッツオイルは熱処理に強いことも特徴のひとつ。

ドッグフードのトッピングのお肉と野菜の炒め物やスープなどに入れると犬もおいしく、喜んで食べてくれます。

 

 

ココナッツオイルの犬への効果:まとめ

 

ココナッツオイルは犬にとっても有益な食品であることがお分かりいただけたと思います。

与える量とココナッツオイルの品質に注意して愛犬に与えるといいですね。

栄養の吸収も助けてくれるので特に老犬には使ってあげたい食材です。


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