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2.アクサダイレクト 「いぬのきもち保険」「ねこのきもち保険」
ペットの万が一の病気やケガのときに備えておきたい補償が盛り込まれたペット保険。
大きな病気やケガはある日突然やってくるもの。
ペット保険はそんな日に飼い主の負担を軽くするためにつくられました。
飼い主の負担を軽減するだけでなく、家族の一員であるペットのより健康で安心な生活のために、ぜひとも加入しておきたいものですよね。
ただ、ペット保険の種類はたくさんあって分からない…
そんなあなたに、ここではペット保険の種類や必要性、選び方など「ペット保険の疑問点」を解説します。
ペット保険とは、月額一定料金を保険料として払いこむことで、万が一の病気やケガの際に治療費などを保証してくれるもの。
当然ですが人間と異なり、ペット治療の際は、国民加入が義務付けられた健康保険などは適用されません。
さらに、ペット治療はその全てが自由診療であるため、治療費は獣医の言い値で決まるという動物病院も当たり前にあるのが現実。
ペットの病気やケガの際、飼い主は相応の治療費を覚悟しなければならず、突然の大きな出費に困る場合も少なくありません。
そんなときに、ペット保険に加入していれば安心です。
犬や猫のペットの医療費。
定期的な獣医師による健康診断のために、毎年かなりの医療費が必要になります。
特に犬は予防接種で毎年必ず通院することが義務付けられています。
通年の医療費は安くはありません。
それでは、ペットの生涯医療費はどれだけのものになるのでしょうか?
以下は、ペット総研、アニコム損保がそれぞれ行った、ペットの生涯医療費の調査結果です。
・ペット総研
犬:42,267円/年(3,522/月)
猫:20,446円/年(1,704/月)
・アニコム
犬:80,912/年(6,742/月)
猫:49,875/年(4,156/月)
ごらんのとおり、調査した会社によりかなりの差があります。
これは、各家庭の医療費に幅があるからに他なりません。
犬の治療費の場合、日常的な健康チェックや検査、歯石取りなどで年間少なくとも約4万円はかかります。
加えて狂犬病などの予防接種代が年間2万5,000円ほど。
したがって、少なくとも6万円ほど医療費が発生するのです。
15歳を寿命と考えれば、たとえずっと健康体でいても生涯で約100万円の医療費がかかります。
さらに、手術が必要な病気になれば一回あたり20万円ほど必要になります。
「健康であっても」医療費は100万円ほどかかることを、犬の飼い主は知っておかなければいけません。
よく聞く質問に「ペット保険は本当に必要か?」「ペット保険で支払った分のモトが取れるのか?」「ペット保険は得か?」というものがあります。
確かに、保険料に対してペイバックとなる補償が少ないというのは飼い主にとって気になるところ。
しかし、はっきり断言できるのは「モトを取る」という感覚を持っている方に、保険というものはおすすめできないということ。
ペット保険は、あくまで万が一のとき、急に多額の医療費が必要になったときのためのもの。
そもそも「モトが取れないように健康でいてもらう」ことが飼い主の義務であり責務です。
ペット保険は人間向けの生命保険や傷害保険と比べて、保険料が掛け捨てのものが多く、受取り保険金が支払い保険料より少ないことも多々あります。
保険金が保険料より少なかったとしても、それは「万が一のための安心料」。
貯蓄がしっかりあって、急なペットの手術や入院の際も困らないという方で、「支払い保険料の方が多いのは嫌だ」という方は、ペット保険は向いてないと言わざるを得ません。
逆に言えば、ペット保険がなくとも万が一の出費には対応出来るという方が必ずしもペット保険に加入する必要はありません。
ペット保険はあくまで「安心を買うもの」だと思って加入してください。
ペット保険のタイプは大きく分けて、定率補償型と定額補償型に分かれます。
より一般的で保険の種類が多いのは定率補償型。
この2タイプがどのようなものか知ることで、ペット保険の理解が深まります。
定率補償型とは、動物病院でかかった治療費の50%、70%など、定率で補償する保険。
医療費の5割、7割が補償されることが多いですが、保険会社によって割合が定められます。
ペット保険で一般的なのはこのタイプです。
定率補償型と異なり、治療費のうちの一定額が補償される保険タイプ。
ペット保険ではあまり見られないタイプです。
全額補償する10割補償タイプは手厚いサポートが得られますが、その分保険を選ぶときには注意が必要。
全額補償の場合は、特に多くの制限が付くためです。
例えば、入院・通院の日数や手術の回数に制限が付いていたり、年間の補償費用に上限が定められていたり。
生活センターには「思っていたような補償が受けられなかった」という保険料の数値と全額補償の言葉だけで加入してしまった場合に起こるトラブル相談も寄せられています。
必ず加入前に保険タイプと制限を確認することが大切です。
前述の通り、ペット保険を選ぶ際にはタイプや保険料、保険金受取り制限などを確認する必要があります。
人間用のときも同様ですが、保険を選ぶのは消費者目線からだと難しいもの。
保険には細かな保険金受取りの際の制限や条件が存在します。
そんな保険の難しさに辟易して、特に細部を見ずに決めてしまうという飼い主も多いようです。
しかし、それでは本当に自分のペットにぴったり合った保険を選ぶことはできません。
ここで、ペット保険をよりとっつきやすくするために、最低限知っておくべきポイントをみておきましょう。
まず飼い主が一番気にする保険料。
払い続けられる保険料なのか、補償内容と比べて妥当な金額かに注目しましょう。
近年では、月額1,000円を切る低額プランも登場していますが、こちらも安いからといって安易に飛びつくのは危険です。
当然のことですが、低額の保険は制限が多く、「補償されるのは手術費のみで入院・通院費は補償外」「2回目以降の手術は全額負担」という商品が多く存在します。
低額のペット保険は、最小限の保険料に抑えることはできますが、いざというときに十分な補償があるかと問われると、そうでない場合が多いものです。
保険内容と金額を照らし合わせ、納得のいくものを選んでいきましう。
ペット保険に加入する上で、保険料以上に気にして欲しいのが、補償内容の中に自身のペットがかかりやすい疾病が入っているか。
犬や猫や他の動物では、なりやすい病気は違います。
もっといえば、同じ犬でも犬種によって、オス・メスによって、かかりやすい疾病は違ってくるのです。
例えば、股関節形成不全や胃捻転になりやすいレトリバーなどの大型犬とヘルニアになりやすいダックスフントなど。
これらのかかりやすい病気をカバーしてくれなければ、保険の意味はほぼありません。
覚えておいていただきたいのは、保険によっては「補償の対象外」となる病気を指定する場合があること。
自分のペットのなりやすい病気を知っておき、その病気やケガが補償の対象外になって いないか、加入前にチェックしてください。
ペット保険は、ご自身のペットにぴったり合ったものを選択してあげましょう。
ペットペディアでは、各ペットの紹介時にそのペットがかかりやすい病気も合わせてご紹介しています。
是非、保険加入時にはご自身のペットに関して改めて調べてみてください。
再手術や再入院・通院の補償があるかどうかも見ておきましょう。
「同じ病気での治療は補償されない」という保険は多いもの。
ですが、病気によっては治療後の状態によっては再手術が必要だったり、病気が再発したりということも考えられます。
例えば、ダックスフントの椎間板ヘルニアは、一度手術を受けても、術後の状態次第で再手術が必要になるケースが多いなど、ペットのなりやすい病気が再発や再治療となりやすいかどうかも知っておく必要があります。
ペット保険は1年契約などの更新制が一般的です。
更新時の確認を怠っていると、「更新前に発症した病気の治療は補償対象外になる」という保険の落とし穴にハマってしまうかもしれません。
保険金受取りのタイミングもペット保険を選ぶ際のポイントです。
一般的にペット保険の補償金は、一度動物病院の窓口で治療費を全額支払った後、ペット保険会社に請求して受け取る仕組み。
しかし、手術や治療の内容によっては一時的でも高額な負担が必要となる場合もあります。
そんな不安がある場合は、「ペット保険証」を発行し、最初から自己負担分だけの支払いで済む保険を選ぶと良いでしょう。
「ペット保険証」は、加入する保険会社と提携した動物病院のみで有効です。
通っている動物病院や近隣の動物病院が対象病院かどうかを確認してから加入しましょう。
ペット保険には多くの種類があります。
より安定した人気を保っているペット保険はどんなものでしょうか。
日々の通院・入院・手術まで幅広くカバー。
定率補償タイプで50%、70%から選べます。
対応動物病院制度ありなので、「ペット保険証」で受付可能。
保険金請求の手間が省けます。
保険料月額1,000円以内で、手術費用の90%補償の「うちの子 ライト」も人気。
業界大手による安心感が欲しい方におすすめの保険です。
身近な通院から高額な治療費までカバーしてくれる保険。
各種特約も豊富な定率補償タイプ。
70%、50%から選べます。
加入者のみ24時間365日利用できる獣医師による「ペット健康相談」も人気。
保険料と補償・サービスのバランスが良いペット保険です。
顧客満足度が高いインターネット特化型保険。
通院・入院・手術費用などの年間補償が高く、ペット保険に珍しい車いす費用の補償もあり。
入院をしなくても通院1日から補償。
定率補償タイプで、50%、70%、100%から選択可能。
保険料もお手頃なので、よりパフォーマンスの高い保険です。
目的に合わせたプランが充実した保険。
通院・手術・入院全てカバーするプラチナプラン、通院のみのゴールドプラン、手術のみのパールプランから選べます。
日額制限・回数制限は原則なし。
定率補償タイプで50%、70%、90%から選択可能。
1年間健康だったペットの無事故割引など、保険料割引制度も多数あります。
よりペットに合わせたバランスタイプを選びたい人におすすめ。
通院・入院・手術幅広くカバーの定率補償タイプ。
50%、70%から選べます。
「ペット保険証」である「どうぶつ健康保険証」が発行されるので、対応動物病院なら自己負担額だけで診断・治療が受けられます。
賠償責任特約や健康割引制度などもあり。
しつけ・健康相談、迷子捜索サポート、ペットとのホテルや宿での宿泊施設利用割引制度など、サービスが充実。
通院から入院・手術までしっかり補償。
通院ありタイプかなしタイプかで選択できます。
どちらも50%、70%から選べる定率補償タイプ。
保険金支払い回数制限なし、10歳までに加入しておけば、継続年齢制限なし。
ペット専門獣医師に無料相談ができる「かかりつけ獣医師ダイヤル」も人気。
犬や猫以外のうさぎやフェレット、インコなどの小動物のプランもある定率補償型ペット保険。
安心の100%補償。
休日診療、時間外診療ももちろん対象、高度後遺障害、葬祭費用負担もあり。
幅広いペットに対応してくれるので、小動物の飼い主も安心です。
ペット保険は大切なペットの万が一に備える保険。
人間と同じように、どんどん長寿化していくペットたち。
かかる病気も多様化してきました。
いつ何時、愛するペットが病気やケガに苦しむ日が来るかわからないものです。
そんなときにすかさず手を差しのばせるように、ペット保険を検討してみてはいかがでしょうか。
家族の一員であるコンパニオンアニマルですから、手厚いサポートを用意しておきたいですよね。
この記事が、あなたのペットにぴったりな保険選びの参考になれば幸いです!
最終更新日 : 2021/05/12
公開日 : 2017/06/09