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色々な暑さ対策グッズが市販されています。
上手に活用して、愛猫に快適な夏を過ごさせてください。
猫は元々あまり水を飲まない動物です。
様々な種類の給水器を置くことで、好奇心旺盛な猫の飲水を促しましょう。
猫は好奇心旺盛な動物なので、給水器を水の動きがあるものに変えると飲水量が増えることがあります。
あまり水を飲まない子にはぜひ試してみてください。
こちらの給水器はフィルターが付いているので、猫の毛や食べかすも濾してきれいな水を供給してくれます。
ただ、毎日の水換えと定期的な清掃、フィルター交換は健康上必須なので気を付けてくださいね。
ジェックス ピュアクリスタル ブルームの商品情報
価格:2,637円 / 2,381円(各税込)
内容量:1.8L / 2.3L
陶器タイプにしたら飲水量が増えた!という話もよく聞きます。
猫はひげが当たることを嫌がる子も多いので、なるべく広めのものを使用しましょう。
ヘルスウォーターボウルの商品情報
価格: 2,420円(税込)
サイズ:高さ 6.5cm
電気を使わないので経済的なクールマット。
様々な素材があるので、愛猫お気に入りの一品を見つけてあげましょう。
いずれの素材も室温が30℃以上では効果がないので、使用時はクーラーと併用すると良いです。
石のマットは猫に人気の一品です。
猫が爪とぎをして傷つけることもありませんし、重たいので安定感もあります。
暑いシーズン、硬い床に伸びている猫は、猫飼いにとっては風物詩ではないでしょうか。
床よりもひんやりする石のマットの使用で、愛猫はより快適に夏を過ごせるかもしれません。
大理石ペットボードの商品情報
価格: 6,578円(税込)
サイズ: 40×40cm
ふかふかとした手触りのクッションです。
硬いものより柔らかいベッドが好きな子は、このタイプがおすすめ。
猫ちゃんは爪が鋭いので、壊してしまわないか気をつけて使用するようにしてください。
ひんやりマット
価格:2,480円(税込)
素材:アイスシルク生地、スポンジ、PP綿
サイズ:Mサイズ(52×42×5cm)
こちらは鍋タイプです。
猫ちゃんは狭い所にすっぽりと収まるのが好きな子が多いので、きっと気に入ってくれるはず。
平たいタイプのアルミマットもあり、そちらは凍ったペットボトルを乗せておくとひんやり感が持続するので、そのような使い方をしたい場合は平たいタイプがおすすめです。
ペティオ クールアルミキャットボウルの商品情報
価格:2,948円(税込)
素材: アルミニウム
サイズ: 35×35×7.7cm
元々、獲物をまるごと食べ、主に血液から水分を摂取していたといわれる猫。
水をあまり飲まない子は、この時期だけでもウェットフードに変更することで、水分摂取量を増やすことができます。
ウェットフードのみを与える場合は、“総合栄養食”という表記のあるものを選びましょう。
総合栄養食の表記がないものだと、それだけではきちんと栄養を取ることができません。
また水分量が多く、与える量はドライフードに比べると多いので、全部を切り替えるのが難しい場合はドライフードを混ぜて与えるのがおすすめです。
水分が補給できるおやつもおすすめです。
普段はカリカリタイプのおやつでも、暑い時期は水分補給おやつへの変更も検討してみましょう。
自宅にあるもので工夫をしたり、少し気を付けてあげるだけでも、暑さ対策をすることができます。
せっかくクーラーを付けていったのに、帰宅したら猫が熱中症になってしまったという事件もあります。
その理由は直射日光です。
クーラーが付いていても直射日光が入っていると、その場所で寝てしまい、熱中症になってしまうこともあるのです。
冷房効率のためにも、外出時にカーテンは閉めていくようにしましょう。
机の上にエアコンのリモコンを置きっぱなしにしていたら、留守中に猫が乗って切ってしまったということもあります。
リモコンは猫の手が届かない所に置くようにしましょう。
水はひっくり返してしまう危険もあるので、必ず数箇所に置くようにしましょう。
移動のついでに飲むことが多いので、よくいる場所や、通るところに、色々な給水器を置いてあげると飲水量のアップが期待できますよ。
ペットボトルを凍らせたものは様々な使い道があります。
タオルを巻いてひんやり枕として使用したり、いつもいる場所にそのまま置くことで空間を涼しくしてもくれます。
また、猫の祖先は植物などの結露を舐めることで水分をとって生活をしていたという話もあるので、凍らせたペットボトルについた結露を舐めることで水分をとることもできます。
好奇心旺盛な猫は目新しいものがあると、気になって舐めたり、手でつんつんしたりします。
氷を水に浮かべることで好奇心を刺激し、つんつんした手についた水分を舐めたりして飲水量を増やすことが期待できます。
暑さに強いイメージのある猫ですが、暑さ対策をしないと体調を壊してしまうことがあります。
今回ご紹介した方法や、グッズを上手く活用しながら、安全に夏を乗り越えましょう!
執筆・監修:獣医師 にしかわ みわ
大学卒業後、一般小動物病院にて臨床獣医師として勤務、一次診療業務に携わる。
その後、都内大学付属動物病院にて研修獣医師として勤務、高次診療業務に携わる。
再び各地の一般小動物病院に勤務する傍ら、電話における動物健康相談業務にも従事。
海外にて動物福祉を勉強するため、2019年に欧米諸国へ留学。
現在は留学や臨床業務の経験を活かし、動物の健康や各国の動物福祉に関する記事の執筆業務を行う。
最終更新日 : 2023/04/06
公開日 : 2020/08/24