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ビションフリーゼの性格、毛色、値段、飼い方






アフロ犬のモデルにもなり、真っ白で、まんまるのモフモフヘヤーが人気赤丸急上昇中のビションフリーゼ。
テレビや雑誌などでも取り上げられ、日本でも少しづつ飼育頭数が増えてきました。

白くてもこもこなあの外見に心が奪われたことがあるかたもいるでしょう。

今回は、ビションフリーゼの特徴や性格はモチロン、飼育する際の注意点であるトリミングやしつけなどまでまとめてみました。

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【目次】ビションフリーゼの性格、毛色、値段、飼い方

 

ビション・フリーゼとは

ビション・フリーゼの特徴

ビション・フリーゼの毛

ビション・フリーゼの成り立ち、歴史

ビション・フリーゼの性格

ビション・フリーゼを飼う際に知っておくべきこと

ビション・フリーゼの飼育環境

ビション・フリーゼの寿命

ビション・フリーゼの値段

ビション・フリーゼとかかりやすい病気

外耳炎

膝蓋骨脱臼

皮膚疾患

ビション・フリーゼ 基本データ

 

ビション・フリーゼとは

 

ふわふわもこもこなビション・フリーゼですが、このページではそもそもビション・フリーゼとはどういった 犬種 なのかを紹介します。

 

 

ビション・フリーゼの特徴

 

Bichon_Frise_7

 

ビション・フリーゼの一番の特徴といえば、ふわふわもこもこの白い巻き毛です。

巻き毛が長く伸びたビション・フリーゼは、まるで綿菓子のような外見をしております。

 

ビション・フリーゼは、成犬で体高約24cm〜30cm、体重は3Kg〜5Kg前後です。

可愛い外見に似合わず、 小型犬 のわりには筋肉質なガッシリしたスタイルをしています。

 

 

ビション・フリーゼの毛

 

Bichon_Frise_4

 

ビション・フリーゼは品種の規定を決定するジャパンケンネルクラブ(JKC)の規定では純白しか認められていません。

つまり、白くない時点でビション・フリーゼではないことになってしまいます。

子犬の頃には四肢の先や耳などが茶色などの差し色がはいることがありますが成犬になるにつれ、ほとんど白く変わっていきます。

 

ビション・フリーゼの被毛は2段組のダブルコートです。

アンダーコートは柔らかく、オーバーコートは粗めの巻髪です。

ビション・フリーゼは換毛期がなく抜け毛が少ないとされていますが、毛が絡まりやすいので最大の特徴とも言える白いアフロヘヤ、「パウダーパフ」を美しく保つことが出来ません。

月に1度程度のトリミングは必須でしょう。

 

 

ビション・フリーゼの成り立ち、歴史

 

Bichon_Frise_2

 

ビション・フリーゼはフランス原産の犬種です。

もともと地中海沿岸に居たバルビー犬(漁の補助などをする水中補助犬)に マルチーズ などの白い小型犬を掛けあわせて作られたのが起源だと言われています。

この組み合わせ(バルビー犬×白い小型犬)のことをビション(bichon)と呼び、巻髪、縮れ毛のフリーゼ(frise)が重なって真っ白、クルフワなビション・フリーゼ(bichon frise)の誕生となったのです。

ちなみにビション・タイプの仲間には

 

  • マルチーズ
  • ハバニーズ
  • ボロニーズ
  • コトン・ド・テュレアール

 

などが居て、 プードル も同じ先祖だと言われています。

 

14世紀には存在が認められており、イタリアに持ち込まれたビション・フリーゼは上流階級に人気の愛玩犬として知られておりました。この頃はテネリフェと呼ばれていたそうですが、今のビション・フリーゼと同じものだと言われております。

16世紀にはフランスに渡り、フランソワ1世やアンリ3世の愛犬として周りに知られていきます。

18世紀には上流階級に愛されたのが原因で、フランス革命で処分されるなどでビション・フリーゼは一度は絶滅の危機を迎えました。しかしその後、繁殖家たちによって救済され、1933年に「ビション・プワル・フリーゼ」という名前でフランスで犬種として認められました。

第二次世界大戦後、1950年台にアメリカに渡りあの真ん丸な「パウダーパフ」スタイルを手に入れます。

アフロような斬新なヘアスタイルに人気が再燃し、日本にも紹介されましたが当時はマルチーズの方が人気が高く、名前が知られるようになったのは意外に最近なのです。

 

 

ビション・フリーゼの性格

 

Bichon_Frise_8

 

かつて大道芸の芸犬としていた過去もあるビション・フリーゼはその過去のおかげか、賢くて陽気で活発、社交性が非常に高いです。

ペットとしても非常にちょうどよい性格をしております。

番犬としてはあまり向かないかもしれませんね。

 

感受性が豊かなので、常に周りに気を配っています。

あまりに長時間の運動や遊びは逆にストレスとなることもありますが、あまりかまわないと逆に病気になることもあります。

 

 

ビション・フリーゼを飼う際に知っておくべきこと

 

ここでは、ビション・フリーゼを飼う際に知っておく必要があることを紹介します。

 

 

ビション・フリーゼの飼育環境

 

Bichon_Frise_3

 

ビション・フリーゼは活発な犬なのもあってか、小型犬にしてかなりの運動量を必要とします。

1日20分程度の 散歩 を1日2回は必要です。

 

また、見た目から分かる通りビション・フリーゼは暑さに非常に弱い犬種です。

特に夏の間は散歩の最中でも家の中でも温度やビション・フリーゼの状態を注意することが必要でしょう。

 

ビション・フリーゼで一番大変なのが、トリミングです。

毎日の丁寧なブラッシングと、アンダーコートに空気を含ませてあげる、定期的に シャンプー をするなどして毛のケアはしてあげましょう。

また、定期的に専門のお店でカットをしてもらうなどして整えると良いでしょう。

かなり値段は高く付きますが、かわいいビション・フリーゼを保つには必須です。

 

また、ちゃんとかまってあげないと病気になることもあるので、しっかりとおもちゃで遊んであげましょう。

おもちゃに関しては下記の記事に詳しく解説があります。

⇒  犬向けおもちゃ10選!愛犬のストレス解消だけでなくしつけや歯磨き効果も!

 

最後にしつけに関してですが、大道芸の芸犬をやっていただけあって非常に聞き分けがよく賢い犬種です。

しつけ で特に困ることはないでしょう。

 

 

ビション・フリーゼの寿命

 

Bichon_Frise_6

 

ビション・フリーゼの 寿命 は12歳 ~ 15歳程度と言われています。

小型犬としては長生きなほうの犬種です。21歳まで行きた記録もあります。

遺伝的な疾患も少ないとされ、飼育はしやすい犬種です。

 

 

ビション・フリーゼの値段

 

Bichon_Frise_9

 

ビション・フリーゼの平均的な価格は個体差はありますが、20万円ほどです。

国内では飼育数も少ないことから、他の犬種と比べて比較的高価になっています。

 

子犬全般に言えますが、注意点として、

 

  • 血統書があるか
  • 眼の色、鼻の艶などがあるか
  • 先天的な疾患の恐れがないように
  • ペットショップに来る前の飼育状況

 

これらをキチンと確認して迎える事をオススメします。

 

 

ビション・フリーゼとかかりやすい病気

 

Bichon_Frise_10

 

ビション・フリーゼは、愛玩犬には珍しく遺伝的な疾患です。

ですが、以下の病気にはちゃんと注意を払いましょう。

 

外耳炎

 

ビション・フリーゼは耳が垂れていて毛も多く、耳の中にも毛があるので蒸れて外耳炎になりやすいです。

しきりに耳を気にするような動作を取った場合は、外耳炎かどうかを疑いましょう。

 

膝蓋骨脱臼

 

小型犬に多い、膝の皿が大腿骨から外れてしまう病気です。

ビション・フリーゼの歩き方がおかしくなっている場合はこちらの症状を疑うべきです。

丈夫な体格のビション・フリーゼですが、肥満には気をつけましょう。

 

皮膚疾患

 

ビション・フリーゼはもともと地中海出身。

日本のような高温多湿な気候にはあまり馴染めません。

気温が上がると、被毛の多い身体は蒸れやすく、細菌などが繁殖しやすくなります。

マメにブラッシングやシャンプーをして、清潔を保ちましょう。

 

その他、尿結石や白内障などの疾患にも注意しましょう。

 

 

ビション・フリーゼ 基本データ

 

Bichon_Frise_5

 

原産国:フランス

値段:15万〜25万円

毛色:純白

寿命:12歳〜15歳程度

体重:3kg〜5kg程度

性格:遊び好き、短気、 温厚、愛情深い、神経質

かかりやすい病気:外耳炎、膝蓋骨脱臼、皮膚疾患など

 

 

いかがでしたか?まだまだ国内では少ないビション・フリーゼ

この記事を参考に、是非素敵なビション・フリーゼを迎え入れてくださいね!

 

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