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東山動物園(正式名称:東山動植物園 )は2017年に80周年を迎えた、愛知県名古屋市にある 動物園 です。
イケメンゴリラのシャバーニや、おじさんの叫び声のような鳴き声のケフクロテナガザル・ケイジがいることでも有名ですね。
飼育種の数は日本一で約550種、敷地面積は約60haでとても広大。
なんと東京ドーム約13個分の広大な敷地には、動物園 、植物園、遊園地、東山スカイタワーが併設されています。
動物園は大きく本園と北園に分かれており、本園には動物とふれあうことのできる「こども動物園」エリアが、北園には、夜行性動物や爬虫類・両生類のいる「自然動物館」や、約200種ものメダカを飼育している「世界メダカ館」があるなど、見所満載!
また、2015年に恋人の聖地に登録されたこともあり、家族とのおでかけはもちろん、デートにもおすすめ。
東山動植物園は、まるっと1日、むしろ1日では周りきれず何度も足を運びたくなるような、とっても魅力的なスポットです♪
住所 : 〒464-0804 名古屋市千種区東山元町3-70
マップ: Googleマップ
電話番号 : 052-782-2111
定休日 : 月曜日(国民の祝日または振替休日の場合はその翌日)、12/29〜1/1
営業時間 : 9:00~16:50(入園は16:30まで)
料金 :
【動植物園】
大人(高校生以上) 500円
名古屋市在住の65歳以上の方 100円
※中学生以下は入園料無料
【東山スカイタワー】
大人(高校生以上) 300円
名古屋市在住の65歳以上の方 100円
※中学生以下は入園料無料
【動植物園・スカイタワー共通券料金】
大人(高校生以上) 640円
名古屋市在住の65歳以上の方 160円
東山動植物園は愛知県名古屋市千種区に位置しています。
広大な敷地であることから、入り口が正門、北園門、上池門、スカイタワー門、植物園門、星ヶ丘門と6ヶ所に点在しており、アクセスの仕方によって最寄りの入り口が異なるので、ご注意ください。
今回は地下鉄と自動車の2種類のアクセス方法を紹介します。
遠方から来られる場合、多くの方が名古屋駅を利用されると思いますが、東山動植物園は名古屋駅から地下鉄1本で行くことができます。
名古屋駅からは黄色のラインが目印の、地下鉄東山線藤が丘方面行きに乗車し「東山公園」駅で下車。
3番出口から徒歩約3分で正門に到着です。
植物園をメインに回りたい方は「星ヶ丘」駅で下車し、6番出口から徒歩約7分で星ヶ丘門へ行くのが便利です。
【運賃】
大人 270円(片道)
こども 130円(片道)
【所要時間】
名古屋駅から 18分
高速道路を利用する場合
・東名高速道路 名古屋インターより県道60号線を西へ約15分
・名二環( 東名阪 )
<上社より北からくる場合 >上社インターより県道60号線を西へ約10分
<上社より南からくる場合 >上社南インターより県道60号線を西へ約10分
・名古屋高速 四谷出口より一般道を東へ約10分
さて、自動車で来園する方は駐車場情報が気になりますよね。
東山動植物園の駐車場は入り口同様に点在しており、全部で11ヶ所あります。
ひとつの場所にまとまっていないので、事前に公式ホームページで駐車場の位置を確認しておきましょ、園に近づいたら公式ホームページの駐車場満空情報を活用して、混雑の少ない駐車場へ向かうようにしましょう。
【駐車場基本情報】
・駐車場台数 1600台
・駐車場料金
普通自動車 1回 800円
大型自動車 1回 2000円
自動二輪車 1回 400円
・利用時間 午前8時45分〜午後5時(夜間ライトアップやナイトズー開催期間は異なる)
気候の良い春秋の休日は、お昼前にどの駐車場も満車になりやすいので、車での来園をお考えの方は、開園の前後30分くらいには到着しておくのがベストです。
正門前駐車場、北園門前駐車場、上池駐車場は、平日でもお昼頃になると、満車になることがある人気駐車場なので、そちらに停めたい方はお早めに。
・やっぱり正門から入りたい!
→「正門前駐車場」駐車台数282台
・最後に遊園地へ寄りたい!
→「北園門前駐車場」駐車台数136台 「新池駐車場」駐車台数291台(新池駐車場は中央分離帯のある道路を挟んだ向い側にあるので、運転の際はお気をつけください。)
・動物園も植物園も楽しみたい!
→「上池駐車場」駐車台数 33台 「緑橋下駐車場」駐車台数107台(上池門から入るとコアラ舎が近いので、コアラを1番に見たい人にもおすすめです。)
・スカイタワーにも登りたい!
→「スカイタワー前駐車場」駐車台数282台
(タワーに合わせて21:00まで駐車可能。)
・植物園をメインで見たい!
→「星ヶ丘駐車場」駐車台数94台(紅葉ライトアップの時期はこちらがおすすめです。)
・なんとか停めたい!
→「植物園東駐車場」駐車台数362台(園内で1番広い駐車場。遊園地との距離が結構あるので、遊園地へも行きたい方にはあまりおすすめしません。)
・ちょっと穴場?
→「動物園西駐車場」駐車台数94台(最寄りの入り口までがわりと遠いので、埋まるのが遅め。)
それぞれの駐車場のおすすめポイントはこんな感じです。
園内をどのように回るかを考えた上で、駐車場を選ぶと効率的ではないでしょうか。
さて、東山動植物園の駐車場は普通自動車の料金が1回800円とご紹介しましたが、実は11ヶ所ある駐車場のうち2ヶ所は無料で駐車することができます!(※ただし、春・秋まつり期間中の土日祝日と、ナイトズー開催期間中は有料となるのでご注意を。)
その2ヶ所がこちら。
「緑橋南駐車場」駐車台数37台
「植田山駐車場」駐車台数129台
園まで徒歩10分ほどかかり、ベビーカーが押しづらい道という難点もありますが、無料ということでこちらの駐車場も満車になるのが早いです。
正門から入園すると、向かって右側にこのようなお知らせボードがあります。
動物園で赤ちゃんが生まれた情報や、その日に行われている催しについて書かれているので必見です。
主な動物のお食事タイムについても記載されています。
また、入って左側には案内所があり、ここにはコインロッカーと貸出用のベビーカーが置いてあります。
ベビーカーの貸出場所はここ正門案内所と、北園門案内所で行っています。
コインロッカーは大中小とありますが、あまり数がないので注意です。
コインロッカーもベビーカーと同じく、正門案内所と北園門案内所にあります。
【ベビーカーの貸出情報】
【コインロッカー情報】
さて、事前情報はここまでにして、本記事のメインとなる、おすすめ動物の紹介へと参りましょう!
東山動物園では2年に1回、動物の人気投票(種別)が行われていますが、2017年は個体別の「東山どうぶつ総選挙」が行われました。
ここでは、2016年の人気投票結果と、2017年東山どうぶつ総選挙の結果を踏まえて、東山動物園で見るべき「おすすめ動物」を紹介します。
まずは本園の動物たちから見ていきましょう。
2016年の人気投票でも1位を獲得したゾウ。
東山動物園には二種類のゾウがおり、本園に「アジアゾウ」、北園に「アフリカゾウ」がいます。
2017年東山どうぶつ総選挙ではアジアゾウの「サクラ」が第6位に、アフリカゾウの「ケニー」が第5位にランクインしていました。
本園のアジアゾウ舎は、正門から入ってまっすぐ進んでいったところにあります。
アジアゾウ舎は、再生プランの一環で2013年にリニューアル。
ゾウのミュージアムということで「ゾージアム」と名付けられた新しいゾウ舎は、国内最大級でとても広々としており、ゾウのために多くの工夫がされています。
アジアゾウの故郷であるスリランカの民家をイメージして作られたゾージアム。
その建物内の展示では、東山動物園とアジアゾウの歴史や、スリランカの民芸品を紹介するコーナーがあります。
また、2階にも上がることができ、写真のようにゾージアム全体を見渡すこともできます。
本園のアジアゾウ舎「ゾージアム」の一画には、コツメカワウソの展示施設も併設されています。
コツメカワウソ
は北園の自然動物館にもいますが、ここには2017年8月〜10月に行われていた「第1回 カワウソゥ選挙」で、全国84頭のカワウソの中から第9位にランクインした「ココ&ヒナタ」のヒナタがいます。
(残念ながら、ココはつい2017年11月初旬に亡くなってしまいました…。)
キューキューと鳴きながらちょこちょこ動き回ったり、プールに入って泳いだりする姿はとっても愛らしいので、ゾージアムを訪れる際には、ぜひ
カワウソ
もご覧ください♪
次にご紹介するのは本園の肉食小獣舎にいるユキヒョウです。
2017年東山どうぶつ総選挙で第3位にランクインした「ユキチ」はここにいます。
ユキチの他に「リアン」と「コハク」もいて、現在3頭のユキヒョウが飼育されています。
ユキヒョウはもともと高山地帯に生息しており、岩登りをするためにジャンプが得意。
東山動物園は、その習性を活かした展示をするため、80周年に合わせてユキヒョウ舎を上方向に広げました。
筆者が来園した日曜日は、開園して15分程経った頃に「ぴょんぴょんユキヒョウ」への扉が開けられ、その直後にユキチがしなやかで華麗なジャンプをしながら、上へ登ってくれました。
狭い寝室から出てきたばかりで、体を動かしたい開園直後は、「ぴょんぴょんユキヒョウ」に登るユキチを観れるチャンスかもしれません。
また、ユキヒョウのいる肉食小獣舎は、ジャッカルやマヌルネコ、サーバルキャットなどがいるので、 ネコ 科の動物がお好きな方はぜひ立ち寄ってみてください。
次は2016年人気投票で第5位を獲得した ライオン です。
こちらにはお父さんライオンの「サン」、お母さんライオンの「ルナ」、その子どもの「ソラ」がいます。
東山動物園のライオン舎は開園当初、大型肉食獣舎としては、国内で初めて檻のない獣舎として有名でした。
檻のない分、ライオンとの距離は遠かったライオン舎。
しかし、70周年記念時にライオンを間近で見ることのできるガラス張りの観覧施設「ワ〜オチューブ」が作られ、現在はとても近い距離でライオンを見ることができます。
ライオン舎は時間帯によって、3頭が代わる代わる運動場に登場します。
見たいライオンに合わせて、ライオン舎を訪れる時間を決めるといいですね。
次は2016年人気投票で第7位を獲得した トラ です。
トラ舎には、雌のスマトラトラ「ダマイ」がいます。
今まで金網から2メートルほど離れた手すり越しにしか見えなかったトラ舎。
しかし、80周年の記念に合わせて、金網の一部がガラスに変わり、とっても間近にトラを見ることができるようになりました。
このように金網ゾーンにいることもしばしばですが、ガラス張りの方へ来てくれると…
こんなに間近で、スマトラトラを見ることができてしまうんです!
また、ライオン舎側からトラ舎へ向かうと、トラ舎の横にダマイと写真を撮ることのできるスポットが出現します。
東山動物園には、各所にこういった撮影スポットがあるので、見つけたらぜひ写真を撮ってみてくださいね。
次は人気投票で第4位、2017年東山どうぶつ総選挙で第10位にランクインした「トリノ」がいるアミメキリンです。
2017年に80周年を迎えた東山動物園は、開園当初から使われている昔ながらの飼育施設がまだまだ多いので、動物との距離が遠く、金網のある獣舎が多い中で、ここキリン舎は檻がなく、とても広々とした作りになっています。
キリン舎では、毎日13時半ごろに釣り餌の交換が行われます。
その際には飼育員さんから キリン の解説を聞くことができ、もりもり餌を食べる可愛いキリンを見ることができるので、この時間帯はとてもおすすめです。
次は2016年人気投票で第2位にランクインしたコアラです。
東山動物園は日本に初めてコアラが来た動物園(多摩動物公園、平川動物園と同時来園)であり、また繁殖に1番早く成功したことでも有名です。
そういった歴史から、名古屋といえばコアラというイメージも付き、名古屋を拠点とするプロ野球チームである中日ドラゴンズのマスコットキャラクター「ドアラ」はコアラがモチーフとなっています。
コアラ舎の入り口には、コアラのことを学べる「KOALA FOREST コアラの森」という展示があります。
ユーカリの葉の匂いを嗅ぎ分けるコーナーなどもあるので、こちらへ立ち寄ってから中へ入ってみてはいかがでしょうか。
さて、東山動物園でなくとも、コアラを見たことのある人は「コアラを見にいってもいつも寝てばっかり…」という印象がありませんか?
それもそのはず、コアラの主食であるユーカリは、栄養が乏しく、消化にも優れていないため、コアラはエネルギーを温存しようと1日のうち20時間ほどを寝たり、動かずにじっとしていたりするのです。
そこで、寝ているコアラも可愛いけど、やっぱり動いている姿も見たい…!という人には2つの時間帯をおすすめします。
まずひとつはコアラのご飯タイム、13時〜13時半頃!
飼育員さんが古いユーカリと新しいユーカリを入れ替えると、待ってましたとばかりにコアラ達はもしゃもしゃとユーカリを食べ始めます。
筆者が平日の13時50分頃に行ったときは、食べ終わりの頃だったようで、ユーカリをもぐもぐしていたかと思ったら…
一瞬で夢の中へと入っていってしまいました。
平日だと人も少なく、この時間帯で満足にコアラを見ることができますが、休日はやはりそうもいかず、ご飯タイムには人が押し寄せます。
そこで、2つめのおすすめ時間帯です。
2つめのおすすめ時間帯は「開園直後」です!
筆者は何度か開園直後のコアラ舎に足を運んでいますが、朝イチのコアラ舎では、眠たそうにしている子がいたり朝からユーカリを食べている子がいたりして、静と動、どちらのコアラも見ることができています。
また、ご飯タイムと違い開園直後は休日でもあまり人がいないので、のんびりコアラを見たり、写真を撮ったりしたい方にはこちらの時間帯をおすすめします。
なおコアラ舎はフラッシュ撮影が禁止なので、撮影の際はお気をつけ下さいね。
そうそう、コアラ舎を訪れた方にはぜひ見て行って欲しいものがもうひとつあります。
それはコアラ舎の外壁にある、コアラ舎のシンボルマークです。
こちらはなんと、ドラゴンボールやDr.スランプ アラレちゃんの作者として有名な漫画家、鳥山 明氏がデザインしたもの。
コアラ舎のシンボルマークの前で記念撮影をしている方も結構いらっしゃいますよ。
東山動物園は500種もの動物を飼育しているため、本園にもまだまだ魅力的な動物たちがたくさんいますが、そろそろ皆さんお待ちかねの、イケメンゴリラのシャバーニと、フクロテナガザルのケイジがいる北園のおすすめ動物を紹介していきます。
北園のおすすめ動物トップバッターは、2017年東山どうぶつ総選挙で映えある第1位に輝いた、「シャバーニ」のいるゴリラです。
シャバーニは、2015年に来園者の撮影した写真がSNS上で拡散され、たちまち「イケメンゴリラ」として有名になりました。
イケメンと言ったって、そこまででしょ…?という気持ちだった筆者。
ところが初めて実物を見たとき、風格のある精悍さと、どこか物憂げな雰囲気を纏ったシャバーニに、思わず「わぁ、イケメン…!」と声が出てしまいました。
ですので、筆者と同じように「実際そこまでしょ?」と思っている方も、百聞は一見に如かず、ぜひ一度イケメンゴリラのシャバーニに会いにいってみてくださいね。
さて、東山動物園のゴリラ舎はチンパンジー舎とともに2018年9月6日に「アフリカの森エリア」としてリニューアルしました。
屋内展示室は日本一の広さを誇り、8メートルある高さ日本一のゴリラタワーでは、ゴリラの樹上生活の様子も観ることができますよ。
ゴリラやチンパンジーたちは、それぞれ午前10時頃から屋外展示場と屋内展示場を自由に行き来するようになります。
屋外のタワーに登ってのんびりしている姿、日本最大の屋内展示場の中で遊んでいる姿、どちらも迫力があり見応えばっちりです。
屋内運動場は、大きなガラス張りとなっており、屋外よりもより間近でゴリラやチンパンジーを観察することができます。
体重を測る装置などもあり、装置の上にゴリラが乗るとリアルタイムで体重がわかって面白いですよ。
アフリカの森チンパンジー舎では、2017年秋に生まれた双子のチンパンジー「カラン」と「コエ」を見ることができます。
まだまだお母さんチンパンジーにくっついて行動していることが多いですが、ひとりで高いところへもどんどん登っていきます。
ロープやネットを器用に使いながら高いところまで登っていく様子は、見ていて思わず「おぉ~」と声をあげたくなるほど軽やかです。
野生のゴリラ・チンパンジーの習性に合わせて、彼らのふるさとに近い環境になった「アフリカの森エリア」にぜひとも足を運んでみてくださいね。
次は2017年東山どうぶつ総選挙で第2位にランクインした「ケイジ」のいるフクロテナガザルです。
フクロテナガザル舎には「ケイジ」と「マツ」の二頭が飼育されています。
フクロテナガザルのケイジは、今年に入って「おじさんの叫び声」のような鳴き声をメディアに紹介され、一躍人気者となりました。
筆者が幼い頃からケイジの鳴き声は健在で、かれこれ20年以上「あ゛〜」とあの声で鳴いているようです。
しかし、ケイジはいつも鳴いている訳ではありません。
彼らが鳴くときは、なわばりを宣言するときです。
そしてなわばりの宣言は、夫婦間のオス・メスで鳴き交わされるので、ケイジが鳴いても、相棒のマツが乗り気でないと、ケイジの「あ゛〜」まではたどり着かないそう。
東山動物園の公式ブログによると、午前中の方が鳴く確率が高く、またお客さんが多いときにより鳴きやすいとのことです。
ただ、筆者が訪れた日は、午前中は屋内にいたので鳴き声を聞けず…。
何とか鳴いている姿を見たいと思い、午後にもう一度トライすると、そのときには鳴いている姿を見ることができました!
フクロテナガザルのこの声は、数キロ先まで届くといわれているので、鳴き終わる頃には、声を聞きつけた来園者たちで、辺りは大混雑となっておりました。
本園のアジアゾウの紹介の際に、少し触れましたが、北園にはアフリカゾウの「ケニー」がいます。
ケニーは2017年東山どうぶつ総選挙で、第5位にランクインしています。
写真を見て、お気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、アフリカゾウとアジアゾウ、同じゾウでも見た目が結構違います。
ゾウの特徴ともいえる耳ですが、アフリカゾウが大きな三角形なのに対して、アジアゾウは小さい四角形です。
この他にも、2種の違いは至るところにあるので、興味のある方は、違いを探してみると楽しいかもしれませんね。
また、ゾウの他にも、バク(マレーバクとブラジルバク)やカバ(カバとコビトカバ)、サイ(クロサイとインドサイ)など、種による違いを見比べることのできる動物が、東山動物園にはたくさんいるので、そういった動物たちを観察するのも面白いと思います。
次は2017年東山どうぶつ総選挙で第4位にランクインした「ヒカル」のいるシンリンオオカミです。
オオカミ舎は、再生プランの一環でできた新オオカミ舎と、以前から使用している旧オオカミ舎の2つがあります。
東山動物園には現在9頭のシンリンオオカミがいます。
9頭のうち8頭は家族なのですが、 オオカミ の群れ社会はいろいろと難しいようで、現在新オオカミ舎で暮らす6頭と、旧オオカミ舎で暮らす3頭に分かれています。(厳密には、新オオカミ舎の6頭は3頭2頭1頭で分かれており、旧オオカミ舎の3頭は2頭と1頭で分かれています。)
ちなみにヒカルは、新オオカミ舎で毛色の黒い「マイケル」と「ゲンキ」のオス兄弟組と一緒にいますよ。
以上で、本園・北園のおすすめの動物の紹介はおしまい、なのですが…!
「人気ランキング外だけど東山動物園に来たらぜひ見て欲しい」動物がいるので、次はそちらを紹介したいと思います。
日本一の飼育種数を誇る東山動物園には、国内で“ここでしか”会うことのできない動物が7種います。
見どころ満載の東山動物園なので、どうしても他の動物に埋もれてしまいがちですが、一見の価値ありですよ。
まず最初は「世界一怖いもの知らずの動物」としてギネスにも載っている ラーテル です。
NHK「おかあさんといっしょ」のキャラクター、ムテ吉のモデルにもなっている動物です。
ラーテルは、ユキヒョウのいる本園の肉食小獣舎にいます。
お昼寝している姿も可愛いですが、獣舎内にある階段を一生懸命登っている姿はもっと愛らしいですよ。
本園にあるアジアゾウ舎の近く、カンガルー舎と同じ並びにメキシコウサギの獣舎があります。
メキシコウサギは体長が27~35cmと小さく、耳と尾が短いのが特徴で、絶滅危惧種に指定されています。
とてもすばしっこく、草の生い茂るところへすぐに隠れていってしまうので、見に行かれた際には注意深く探してみてください。(筆者もこの写真を撮るために、10分くらいメキシコウサギ舎で粘りました。)
本園にあるアジアゾウ舎と対面の獣舎にいるのが、ソマリノロバの「さくら」です。
ソマリノロバも絶滅危惧種に指定されており、東山動物園にも1頭しかいません。
さくらはシャイで人見知りの性格らしく、遠くからこっそり来園者を伺っていることが多いようですが、その姿がほっこり愛らしいです。
アジアゾウ舎へ向かう際には、ソマリノロバのさくらの元へも、ぜひ足を運んでみてくださいね。
本園のコアラ舎とキリン舎の間あたり(上池寄り)にある鳥舎の並びにいるのが、アオキコンゴウインコ。
こちらも絶滅危惧種に指定されており、野生には数百羽しかいないとても貴重な インコ だそうです。
鮮やかな青とオレンジがかった黄色の羽がとても美しくて綺麗ですよ。
北園にある自然動物館の夜行性コーナーの出口に一番近いところにいるのがコジャコウネコ。
細長い胴体に、短い手足、丸い耳というシルエットがなんともいえない可愛さです。
「麝香(ムスク)」の名を冠するジャコウネコの仲間であるコジャコウネコは、獣舎の中が甘い匂いで充満しているそうですよ。(残念ながらガラス張りの獣舎なので、匂いを嗅ぐことはできません…。)
筆者は薄暗い中でフラッシュを使わずに頑張って撮影しましたが、自然動物館は毎日、開園直後~9:45分まで、夜行性コーナーも明るくしています。
コジャコウネコをじっくり見てみたいという方や写真を撮りたいという方は、9:45までに訪れてみてください。
コジャコウネコと同じく、自然動物館(こちらは 爬虫類 コーナー)にいるのが、ケイマンイワイグアナ。
このケイマンイワイグアナはワシントン条約違反(密輸)によって国に保護され、本来ならば元いた国へ送り返されるところが、飼育環境が整わない等の理由で日本国内に留まり、現在東山動物園で預かっているとのことです。
ケイマンイワイグアナ以外にも、密輸によって全国の動物園に保護されている動物はたくさんいます。
東山動物園では、このように保護された動物の展示室前に、保護の経緯や注意喚起が掲示してあります。
珍しい動物が見られる背景には、そういった事情があることも受け止めなければいけませんね。
北園の旧オオカミ舎の目の前に位置する世界のメダカ館の中に、最後の7種目がいます。
それは国内だけでなく、なんと、世界でも初展示の「ティウメダカ」です。
なぜここだけで展示されているのかというと、このティウメダカを発見したのが、ここ世界のメダカ館の飼育員さんなのです。
新種の発見というロマン溢れる経緯も含め、ティウメダカもぜひ一度ご覧くださいね。
以上で、動物に関する紹介は全て終了です!
ここからは、施設紹介や園内グルメ情報、季節のイベント等の紹介をしていきたいと思います。
最初のトピック「東山動物園について」でも触れましたが、東山動植物園は広大な敷地の中に、獣舎だけでなく様々な施設が併設されています。
余すところなく東山動植物園を楽しんでいただくために、本記事では獣舎以外の施設についても紹介しちゃいますよ。
東山のシンボルともいえる東山スカイタワーは、名古屋市制100周年を記念して1989年に建てられました。
展望室は標高180mに位置しており、そこからは名古屋市内が一望できます。
動物園からスカイタワーへ入る場合には、一旦門を出なければなりませんが、出る前に再入園券をいただけるのでご安心を。
また、2004年には「夜景100選」にも選ばれた国内有数の夜景スポットなので、「動物園を楽しんだあとに東山スカイタワーで夜景を楽しむ」なんていうデートプランもおすすめですよ♪
北園の旧オオカミ舎と、東山スカイタワーの近くにあるのが自然動物館。
夜行性動物、爬虫類、両生類などを見ることができる屋内展示施設です。
先に紹介した、コジャコウネコやケイマンイワイグアナはここで見ることができます。
また、自然動物館の爬虫類コーナーでは、毎週日曜日にイベントを行っています。
爬虫類に触ることができるので、興味のある方はぜひ、日曜のこの時間に訪れてみてくださいね。
ただ、自然動物館は 夜行性動物 → ワニとカメ → 爬虫類のホール というように一方向で巡るので、確実にイベントへ参加したい方は、午後3時頃には自然動物館に到着していることをおすすめします。
北園の旧オオカミ舎と対面にあるのが、世界のメダカ館です。
ここ世界のメダカ館では200種もののメダカを始め、コイやフナなどの淡水魚も展示されています。
メダカだけでなく、庄内川の上流から河口域までを再現したコーナーも見応えがあり、面白いですよ。
東山動植物園の遊園地は、北園に隣接しており、10:00~16:45で楽しむことができます。
このように、可愛らしいペイントの施された階段と、ゴリラ舎やチンパンジー舎の近くにはスロープがあるので、そちらから遊園地へと入っていきましょう。
遊園地には16ものアトラクションがあり、2才から楽しめるものも多くあります。
アトラクションで遊ぶためには、「のりもの券」が必要です。
のりもの券は、のりもの券売り場で1枚110円から販売していますが、何個か乗りたいという場合にはお得な買い方があるので、ご紹介しておきます。
<平日>
・平日に来園した場合におすすめなのが、平日限定「デビューチケット」500円。
500円で好きなアトラクションに3つ乗れるというものです。
ひとつのアトラクションに乗る為にはだいたい2~3枚ののりもの券が必要になるので、のりもの券が3枚必要なアトラクション3つに乗ると、490円もお得になりますね。
・アトラクション3つだけじゃ物足りない…!という人には「11枚つづり」1100円。
110円分がお得になるチケットです。
<土日祝日>
・土日祝日に来園した場合におすすめなのが、土日祝限定「1DAYパスポート」2,000円。
2000円は少々高く感じるかもしれませんが、こちらは乗り放題チケットなので、上限を気にせずたくさん遊びたいお子さんにはもってこいのチケットです。
・乗り放題じゃなくてもいいけど、少しでもお得に済ませたいという人は、平日と同じく「11枚つづり(1100円)」がおすすめです。
【遊園地の利用情報】
本園のコアラ舎から上池沿いにずーっと歩いていった先、上池門の近くにあるのが、こども動物園エリアです。
このエリアには、動物とふれあうことのできる「ふれあい広場」と、間近にリスや小鳥を見ることのできる「小鳥とリスの森」があります。
こども動物園には、 うさぎ 、 モルモット 、 ヤギ 、ひつじ、 ポニー 、 アルパカ などがおり、モルモットはふれあい体験、ヤギには餌やり体験ができます。
モルモットのふれあい体験時間は、入り口の上部に掲示してありました。
上記の時間内に、1グループに1匹のモルモットが渡され、5分ほどふれあうことができます。
ヤギのエサやり体験は、エサを購入することで参加することができます。
エサの販売時間は決まっており、各回50個しか販売されないので、並ぶのを覚悟で早めに待機しておくのをおすすめします。
基本的には柵の向こうにいるヤギたちですが、エサやり体験中は広場に出てくるので、エサを持っていなくとも、近くでヤギを見ることができますよ。
さて、動物たちとふれあうとなると、衛生面が気になりますよね。
こちらのふれあい広場には、出入り口前に手洗い場が設置されています。
このように、ハンドソープが常備されており、設置位置も子どもの背丈に合わせたつくりになっています。
植物園エリアは、動物園エリアの約33haに負けず劣らずの約27haという広さ。
見ることのできる植物も約7000種もあり、四季折々の彩が楽しめます。
特に春の桜や、秋のもみじは圧巻です。
また、植物園内にある合掌造りの家は、岐阜県白川村から寄贈されたものなので、合掌造りの家を「岐阜まで見に行けない…」という方は、ぜひこちらをご覧になってみてくださいね。
施設とはちょっと違いますが、デートで東山動物園を訪れた方にはぜひ行っていただきたいスポットが2つあります。
まずひとつは上池南側の少し小高い場所にある休憩所です。
こちらの休憩所にはベンチの上にズーボの石像があります。
ズーボは「つなぐ」のが得意な妖精なので、このベンチに座ってカップルの絆をより強くしてもらいましょう♪
さて、もうひとつは上池のボート乗り場です。
2015年に恋人の聖地として登録された東山動物園ですが、実は昔から「東山動植物園の上池でボートに乗ったカップルは別れる」という噂があり、実際に別れに至ったカップルがいるとかいないとか…。
そんな中、登場したのが「ラブ・チャレンジ号」。
こちらのピンクのボートはの側面には「噂のボート? 僕たちは別れません!」という文字。
ラブチャレンジ号に乗ると「乗船記念証」が贈られ、乗船記念特典として「手こぎボート60分無料券」と「星ヶ丘ボール ペアで1ゲーム無料券」が1年間有効になります♪
絶対に別れない!という自信のあるカップルは、ぜひ挑戦してみてくださいね。
まるっと1日楽しめる東山動植物園ですが、朝から夕方まで過ごすとなると、気になるのが食事に関する情報ですよね。
筆者が幼い頃の動物園の食事というと、園内の売店は軽食が主だったので、持ち込みのお弁当を食べるというのが定番でした。
もちろん現在も、持ち込みのお弁当を家族で囲んでいる姿を園内では多く見かけますが、ここ数年でフードコートや、お洒落なカフェなどが園内にできたので、どうしてもお弁当の準備をしていかなくてはいけない…なんてことはありません♪
ということで、ここでは動物園内エリアの飲食施設と、おすすめの食べ物の紹介をしたいと思います。
まず、本園の飲食施設を紹介します。
最初はクマ舎と肉食小獣舎の間にある「ZOOASIS(ゾアシス)」というフードコートです。
営業時間は9:00~16:45。
ZOOASISはWestとEastに分かれており、Westには2店舗、Eastには5店舗のお店が入っています。
Westには、ピザやジェラートを食べることのできる「Milano Style」と、名古屋名物きしめんやわらび餅などの和スイーツを食べることのできる「東山茶寮」があります。
筆者はこちらの「Milano Style」で「選べるピザセット2種」550円(税込)をいただきました。
こちらは、お店の定番マルゲリータの他に、自分の好きなピザをひとつ選べるというものでした。
筆者はこのあとに他にも食べたいものがあったので、2種を選択しましたが、「選べるピザセット3種」750円(税込)もありますよ。
またSNSで拡散され、可愛いと話題の「コアラアイス」はここ「Milano Style」で購入することができます。
なんとも言えない表情のコアラアイスが購買欲をそそりますね…!
Eastには、名古屋めしの「かま濃」、大須に本店のあるラーメン店「ラーメン梦麺88」、トルコ料理の「タクシム」、ハンバーガーの「フレッシュネスバーガー」、沖縄発もちもちドーナツのお店「BALL DONUT PARK」の5店舗があります。
ここでの筆者のおすすめは、「梦麺88」の「コアラまん」350円(税込)です。(筆者はこれをおやつに食べたくて、ピザを控えめにしました…笑)
コアラまんは2種類で、カスタードの入ったピンク色の「コアラちゃん」と肉まんの「コアラくん」があります。
筆者が訪れた時には、コアラくんが売り切れだったので「カップル」600円(税込)では買えませんでしたが、2つ一緒に買うと100円もお得ですね♪
ZOOASISはそれぞれの店内と、WestとEastの間のスペースに飲食できる席が用意されています。
お店の外のスペースは、園外から持ち込みした物を食べることも可能なので「赤ちゃんは持ち込みの離乳食を、大人はフードコートで購入したものを食べる」などもできますね。
続いては、本園の上池のそばにある「メゾン・ド・ヴェール」です。
こちらは名前は違えど、カフェドクリエさんなので、美味しいカフェドリンクやパスタ、スイーツなどを食べることができます。
おすすめはなんといってもモーニング。
モーニング文化の根強い名古屋は、動物園でもモーニングを食べることができるんです!
コーヒー or 紅茶がついて、この値段はなかなかのものではないでしょうか。
そして嬉しいのが、このモーニングセットは午前9時~午前11時まで注文が可能というところ。
入園してすぐに腹ごしらえをしても良し、ちょっと早めのお昼ごはんとして食べても良しという万能メニューです。
また、通常メニューには、「キッズ コアラパンケーキ」400円(税込)という子ども向けメニューもありますよ。
パンケーキにコアラが描かれていて、とっても可愛らしいですね♪
続いては、北園の飲食施設の紹介です。
北園には、北園門から入ってすぐのところに「カフェ ノースガーデン」があります。
こちらにはうどんや丼物、日替わりランチプレートなど豊富なメニューが揃っていますが、その中でもおすすめは「コアラカレー」750円(税込)。
ナゲットで飾られた鼻と耳が可愛い、コアラカレー。
子どもにも、大人にも人気で、動物園ならではのメニューとしてSNS映えもばっちりですね。
「カフェ ノースガーデン」にはもうひとつオススメがあります。
それは本園の「Milano Style」のコアラアイスとはまた少し違った、コアラソフトです。
コアラソフトの味はバニラ、チョコレート、抹茶などメニューの中から好きなものを選ぶことができます。
アイスよりも、ワッフルコーンのソフトクリームの方がお好きな方は、こちらのコアラソフトを購入してみてはいかがでしょうか。
さて、動物園エリアの主な飲食施設は以上ですが、最後にフードワゴンの紹介もしておきましょう♪
こども動物園エリアの近く「旧モノレール駅跡地」の前にあるのが「ズ~ボとどうぶつのキッチンカー」。
キッチンカーの周りに出ているのぼりからもわかるように、こちらの商品は名前がとってもユニーク。
「キリンのなが~いポテト」や「ゾウのどでか~いあげパン」など、思わずふふっと笑ってしまう可愛さです。
どうしても気になって「ライオンの黄金からあげ」500円(税込)と「キリンのなが~いポテト」700円(税込)を買ってみました。
お肉がとってもジューシーで、上にかかっていた甘辛ソースも、食欲をさそう香りと美味しさ。
こちらは渡されてびっくり、本当にとーっても、なが~いポテトでした!
また、こちらのキッチンカーを正面から見ると…
車体がまさかのコアラなんです!
キッチンカーで購入したものと、こちらの前で記念撮影をするのも、良いかもしれませんね♪
また、東山動物園にはベンチやテーブルのある休憩所が豊富にあるので、キッチンカーで購入したものや、持ち込みのお弁当も気兼ねなく食べることができますよ。
気候が良くお天気の良い日は、屋根なしの休憩所やベンチで、ピクニック気分を味わうのも良さそうですね。
東山動物園を思う存分に楽しんだあとは、やっぱりグッズやお土産を買いたいですよね。
動物園エリアには、グッズやお土産を買うことのできるショップが3つあります。
定番商品はどこのお店にもだいたい置いてありますが、正門近くのズーボゲートが一番広くて品数も多い印象です。
また、ズーボゲートにはちょっとしたカフェも併設されており、可愛い「どうぶつパン」250円(税込)も売っています。
グッズ売り場には、様々な動物のぬいぐるみやキーホルダー、東山動物園のキャラクターである「ズーボ」のグッズなどもありますが、東山動物園の人気者、イケメンゴリラ シャバーニのグッズなども数多く用意されています。
また、最近は”おじさんの叫び声”のような鳴き声で人気沸騰中のフクロテナガザル・ケイジのグッズがなんとシャバーニグッズを差し置いて大人気なのだそう。
そのグッズがこちら、ケイジのポストカードです!
見た目は普通のポストカードですが、このポストカードはなんと、ケイジのあの鳴き声を聞くことができるんです!
ポストカードの裏面に記載されているQRコードを読み込むか、URLにアクセスすると、ケイジの声が聴けるという仕組み。
なんとも話題性のあるグッズなので、お土産として買っていかれる方が多いようです。
こちらはズーボゲートでしか売っていないので、お求めの方は正門近くにあるズーボゲートへ立ち寄ってくださいね。
さて、もうひとつ紹介したい商品があります。
それは東山動植物園で採られたハチミツ「東山ハニー」です。
こちらは写真の120g(税込2,880円)と、50g(税込1,389円)の2種類があります。
お値段は少々張りますが、ハチミツの本場であるフランス・パリでも称賛の声があがったという、とっても美味しいハチミツです。
東山ハニーは上池門近くの「ズー・デ・ガッテン」と、東山スカイタワー1階にある「はちみつぎふと アトリエ・シェールNAGOYA東山」に置いてあります。
アトリエ・シェールNAGOYA東山は無料休憩コーナーに併設されており、そこでハチミツを使ったスイーツなども食べることができるので、東山スカイタワーに行かれた際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
東山動物園には毎週日曜日に開催されるイベントと、「春まつり」や「秋まつり」といった季節ごとに開催されるイベントがあります。
ここでは、それぞれのイベントについて紹介します。
まずは、「動物におやつをあげよう」という毎週第1~第4日曜日の14:00に行われているイベントです。
こちらは参加費無料のイベントで、週によっておやつをあげることのできる動物が異なります。
【イベント参加方法】
1. 施日の10:00に各獣舎前で先着順に配布される「参加整理券」を受け取る。(先着50名)
2. 13:55に整理券配布場所に再度集合する。
※定員になり次第、参加整理券の配布は終了
※並んだ順に、1人につき1枚の配布
※集合時間に遅れた場合や、参加整理券をなくされた場合はイベントに参加できない。
※雨天は中止。
【おやつをあげることのできる動物】
※季節や週によって、おやつをあげることのできる動物が異なります。
東山動植物園では、四季を通して様々なイベントが催されており、イベント開催期間には、飼育員による動物解説「アニマルトーク」や、普段エサをあげることのできない動物へのエサやり体験等が随時行われます。
春・秋まつり中には「キリンの展望デッキ」といって、キリンの目線の高さにある展望デッキから、間近にキリンを見ることができたりします。
夏のナイトズーでは、昼間よりも、よりたくさん動く元気な動物たちを見られますし、名古屋の夏は暑いので、少しでも快適に園内を回るには、やはり夜のナイトズーがおすすめです。
しかし、夜行性ではない動物たちは通常と同じように16時頃から獣舎へ帰ってしまうので、お昼過ぎには来園しておくと良いと思います。
また、秋には秋まつり以外にもぜひおすすめしたいイベント「もみじ狩り」があります。
特に夜間ライトアップ期間は、見た瞬間思わず息を飲むほどの美しさです。
【各季節の催し&開催期間】
※年によって開催期間が期間が異なったり、イベントが開催されないこともあるので、各時期が近づきましたら、公式ホームページにて詳細をご確認ください。
東山動植物園の魅力を徹底的にご紹介しました。
東山動物園は動物の飼育種数が日本一なだけあって、ここではご紹介できなかった愛らしい動物たちがまだまだたくさんいます。
緑豊かで、イベントも動物も盛りだくさんの東山動物園に、ぜひ一度足を運んでみてくださいね♪
公開日 : 2017/12/12