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ペンギンは 「鳥綱 ペンギン目 ペンギン科」 に属する鳥類の一種です。
2本の足でまっすぐに立つ姿は愛らしく、多くのキャラクターのモチーフになっています。
もともとはペンギンに似た、 「オオウミガラス」 という海鳥が“ペンギン”と呼ばれていたそうです。
しかし、オオウミガラスは1844年に絶滅してしまったため、それ以降オオウミガラスと似た体つきの海鳥がペンギンと呼ばれるようになったといわれています。
ペンギンは南半球のかなり広い範囲(南極大陸、ガラパゴス諸島など)に生息しています。
実は南極大陸で見られるペンギンは2種のみ(コウテイペンギンとアデリーペンギン)。
雪が降らない、温暖な地域に生息するペンギンも少なくありません。
南極大陸の中でも温暖な南極半島には、ヒゲペンギンやジェンツーペンギンが生息しています。
そして、ニュージーランドや南アメリカ、アフリカ南部などにもたくさんのペンギンが暮らしています。
なお、ペンギンたちの発祥の地は、現在のニュージーランドだと考えられています。
そこから南半球へと生息地を広げ、各地の気候に対応していったようです。
ペンギンは種類によって大きさが異なります。
最大のペンギンは 「コウテイペンギン」 で体長は115センチ、体重は40kgほどです。
逆に最小のペンギンは 「コガタペンギン」 で体長は40センチほど、体重は1kgほどです。
同じペンギンの仲間でも、ずいぶん大きさが違うことがわかりますね。
ペンギンは 「グアー」「キュ」 といった多種多様な声で鳴きます。
見た目に反して鳴き声は大きく、群れで暮らすペンギンたちが鳴きはじめるとかなりの音量になります。
鳴き声は威嚇や親が子を認識するためなど、さまざまな用途で使われています。
近年の研究により、ペンギンが地上だけではなく水中でも鳴いていることが明らかになっています。
ペンギンは魚や頭足類(イカ、タコなど)、甲殻類(エビ、オキアミなど)を食べる肉食の動物です 。
野生では生息地や種類によって主食にしている物が異なりますが、水族館ではどの種類に対しても魚を与えています。
なお、ペンギンは魚を食べる時、必ず頭の方から丸のみします。
なぜなら魚のウロコやヒレは、頭から尾に向かって生えているからです。
頭から飲み込めば喉にウロコやヒレが引っ掛からず、安全に飲み込めるという訳です。
この習性はイルカやオットセイなど、魚を主食にする哺乳類でも見られます。
また、ペンギンには歯がありませんが、その代わり舌と上あごにたくさんの突起が生えています。
この突起で魚をしっかりと捕まえ、離さないような仕組みになっています。
ペンギンは鳥類の中でもひと際変わった存在で、多くの特徴をもっています。
ここではペンギンの特徴を1つずつ取り上げて、説明していきます。
ペンギンは飛べない鳥として知られていますが、彼らはなぜ飛ばなくなったのでしょうか。
その理由の1つとしては、ペンギンの生息地に天敵が少なかったことがあげられます。
空を飛んで逃げる必要がなかったペンギンの先祖は、陸ではなく水中で食べ物を探すようになりました。
そして、水中の方がより多くの食べ物があることを知り、より早く泳ぐことに特化していったようです。
空を飛ぶ必要がなくなった彼らの翼は、 「フリッパー」 と呼ばれるオールのような形状に姿を変えました。
ペンギンといえば2本足で立ち、よちよちと歩く姿を想像する方も多いのではないでしょうか。
実はペンギンは足が長いため、 「ペンギン歩き」 と呼ばれる歩き方になってしまうと考えられています。
ペンギンの足は一見とても短く見えますが、見えている部分は足のごく一部に過ぎません。
骨格を見ると足の大部分は体内に隠れていて、空気イスのような状態で立っていることがわかります。
体内に隠れている骨には海の潜った時の水圧に耐え、体を支える役割があると考えられています。
ペンギンの体形は端が細くて中央が太い、 「紡錘形」 (ぼうすいけい)と呼ばれる形になっています。
紡錘形であることによって水の抵抗を受けにくく、より早く泳ぐことができるのです。
また、ペンギンの体はびっしりと羽毛で覆われているうえ、皮下脂肪もたっぷりと蓄えています。
羽毛と脂肪が体の熱を逃がさず、また寒さを防いでくれるため、ペンギンは寒い場所や冷たい海の中でも生きていけるのです。
そして、ペンギンの骨は水圧に耐えるため、とても重く頑丈な作りになっています。
特にフリッパーの骨は非常に頑丈で、陸上ではフリッパーを武器として使うこともあります。
多くのペンギンは警戒心が薄く、人間を怖がらない傾向にあります。(キガシラペンギン、フィヨルドランドペンギン、コガタペンギンなど一部のペンギンを除く)
その理由としては以下のような説がありますが、どれが正解なのかはわかっていません。
中には自分たちと同じ2足歩行の動物(人間)を、仲間だと思っているという説もあります。
野生のペンギンたちが研究者や写真家、観光客に近寄ってくることも珍しくありません。
繁殖の方法は種類によって異なりますが、どのペンギンも海中ではなく陸上で繁殖します。
ここでは1つの例として、フンボルトペンギンの繁殖方法について説明していきます。
フンボルトペンギンは1年中繁殖できるペンギンで、通常は1回に2個の卵を産みます。
卵がふ化するまでにかかる日数は35~45日で、ふ化するまでオスとメスが交代で卵を温めます。
卵を温めている間はオスもメスも1歩もその場から動かず、水も食べ物も一切口にしません。
卵を温める期間はエンペラーペンギンが最も長く、その日数は60~70日にも及びます。
ペンギンの寿命は種類によってやや異なります。
フンボルトペンギンの場合は野生下で10~12年、飼育下で20~30年ほどといわれています。
天敵が少ないこと、餌の心配がないことから飼育下の方が長生きする傾向にあります。
分類:鳥綱 ペンギン目 ペンギン科
別名:人鳥
英名:Penguin
分布:南半球の広い範囲(南極大陸、ガラパゴス諸島など)
大きさ:体長40センチほど(コガタペンギン)~115センチまで(コウテイペンギン)
鳴き声:「グアー」「キュ」
食性:肉食性
繁殖:
産卵数…1回に通常2個
抱卵期間…35~45日ほど(フンボルトペンギン)
寿命:
野生下…10~12年
飼育下…20~30年ほど(フンボルトペンギン)
ペンギンをペットとして飼育することは簡単ではありませんが、不可能ではありません。
ただし、通常ペットとして飼われる種ではないこと、また大量の餌と水と必要とすることから、相当な覚悟と費用が必要となります。
この項目ではペンギンの購入方法や値段について説明していきます。
ペンギンは一般的なペットショップでは販売されていません。
購入したい場合はエキゾチックアニマルに強い業者や、動物の輸入代行を行っている業者に問い合わせましょう。
珍しい動物に強い業者であれば、ペット向けのペンギンを探してくれるかもしれません。
なお、ペンギンは全種が保護の対象となっているため、野生の個体を捕獲して飼育することはできません。
また、生息地の法律(南極法など)によっては以下の例のように捕獲も輸出もできず、入手が不可能な種類もいます。
ワシントン条約の付属書Ⅰに掲載されているため、ペットとして飼育する目的での輸入はできません。
ただし、国内で繁殖した個体がいれば、入手できる可能性はあります。
フンボルトペンギンは 「国際希少野生動植物種」 に該当する動物です。
購入する場合、譲り受ける場合のどちらでも必ず 「登録票」 があるか確認してください。
登録票は国際希少野生動植物種を取引する際に必要な物で、登録票があれば正式な許可を得た個体であることが証明できます。
ワシントン条約の付属書Ⅱに掲載されていますが、飼育目的での輸入は不可能ではありません。
ただし、各種書類が必要になるため、輸入にはかなりの手間と時間がかかるものと推測されます。
国内で繁殖した個体であれば、ワシントン条約に関係なく取引することが可能です。
先ほども記載した通り、ペンギンは一般的に流通しているペットではありません。
ペンギンの値段については、業者の言い値になる可能性が高いと考えられます。
種類にもよりますが、最低でも1羽100万円以上と考えておいた方が良いでしょう。
この項目では、具体的なペンギンの飼い方を説明していきます。
ペンギンを飼う時に必要になる物、その理由について1つ1つ見ていきましょう。
水族館や動物園におけるペンギン飼育の歴史は長く、その飼育方法はある程度確立しています。
しかし、ペットとして飼育されることはほとんどないため、自力で解決しなければならない問題に直面することも多いでしょう。
ペンギンを飼う時は多くの費用、時間を使うことになると考えておいてください。
まずはペンギンの餌を安定的に入手できるルートを探しましょう。
種類は問いませんが、ペンギンが無理をせずに飲み込めるやや小さめの魚を用意してください。
「食性」の項目でも説明しましたが、野生ペンギンの餌は魚やイカ、タコなどの海産物です。
水族館ではカタクチイワシやアジ、ワカサギ、キビナゴなどの小魚を与えているところが多いです。
ペンギンの種類によって食べる量は異なりますが、基本的にペンギンは大食漢です。
フンボルトペンギンで1日に1kg近くの魚を食べるので、相当な餌代がかかることを覚悟しておきましょう。
魚は生の物を与えても構いませんが、毎日新鮮で質が良い魚を用意するのは大変です。
そのため、冷凍の魚を購入するか、生魚を冷凍してある程度の量をストックしておいた方が良いでしょう。
ペンギンを飼育する際は、大きめの冷凍庫を用意することをおすすめします。
なお、魚を冷凍すると保存性が高まるだけでなく、寄生虫を殺すこともできます。
ペンギンの健康を保つためにも、できれば1度冷凍した魚を与えることをおすすめします。
冷凍の魚を与える際は必ず自然解凍、もしくは流水で解凍してから与えてください。
ただし、冷凍するとビタミン類が失われてしまうため、冷凍した魚を与える時はビタミン剤を添加します。
ペンギンを淡水で飼育する場合は、塩を添加する必要もあります。
ペンギンを飼う時は、なるべく広いスペースを確保してください。
スペースが狭すぎると運動不足になり、肥満を引き起こす原因となります。
また、思うように動けないとストレスがたまり、抵抗力が落ちてあらゆる病気にかかりやすくなります。
野生のペンギンは海の近くに生息し、生涯の約70%を海の上もしくは中で過ごすといわれています。
つまり、ペンギンは陸にいるよりも、水の上・中にいる方が自然ということになります。
そんなペンギン本来の暮らしに近づけるために、可能な限り広い水場を用意しましょう。
水は海水・淡水どちらでも構いませんが、常に水を清潔に保つことが大切です。
可能であればろ過装置を設置し、定期的に水を入れ替えるようにしてください。
ペンギンが長い時間陸上にいたり、肥満になったりすると必要以上に足に負担がかかります。
そして、過度な負担は足裏の疾患、 「趾瘤症」 (※)を引き起こす原因となります。(※しりゅうしょう、別名バンブルフットとも呼ばれる)
趾瘤症になると足の裏が腫れる、しこりができるといった症状が出ます。
歩くだけで相当な痛みが伴うため、動くことを嫌がって最終的には自力で歩けなくなってしまいます。
趾瘤症は完治することが少なく、一度発症すると生活の質(QOL)が大幅に低下する疾患です。
水場は常に清潔に保ち、ペンギンが好きな時に泳げる環境を作ってあげてください。
ペンギンを健康的に飼育するために、エアコンや除湿器も用意しましょう。
特に南極に暮らすペンギンを飼育する場合は、ほぼ1年中エアコンをつける必要があります。
ブリザードが吹き荒れる中で生きる彼らにとっては、日本の気温はあまりにも高すぎるからです。
しかし、比較的暑さに強いフンボルトペンギンやケープペンギンを飼育する際も、エアコンを用意した方が良いでしょう。
なぜなら日本は気温が高いだけではなく、湿度が高いからです。
湿度が高い状態で気温が上がると熱中症を引き起こす可能性があるため、エアコンの設置をおすすめします。
また、ペンギンはカビに弱いため、カビの胞子を吸い込むと 「アスペルギルス症」 (感染症)を発症する可能性があります。
感染症を防ぐために常に換気を行い、ペンギンの部屋や水場は清潔に保ってください。
カビの胞子を可能な限り除去するため、室内に空気清浄機を設置するのも良い方法です。
ただし、空気清浄機は清掃を怠ると逆にカビの発生源となるため、定期的に手入れしてください。
ここまでペンギンを飼うために必要な物、そしてその理由を説明してきました。
この項目ではそれ以外にも、ペンギンを飼う時に注意したいことを説明していきます。
上の項目でも記載した通り、ペンギンは一般的なペットではありません。
そのためペンギンを診察した経験がある動物病院(獣医)はほとんどないと考えた方が良いでしょう。
もちろん、水族館や動物園の獣医であれば、ペンギンの診察をしたことはあるでしょう。
しかし、そういった獣医を見つけ、ペットのペンギンを診察してもらうのは至難の業です。
ペンギンを飼育する場合は、診察ができる動物病院を見つけたからにした方が良いです。
かわいらしい見た目のペンギンですが、その臭いはかなり強烈です。
臭い対策を万全にしてから飼わないと、近所の方から苦情が来る可能性があります。
ペンギンの臭いの多くはペンギン自体の体臭ではなく、排泄物の臭いです。
動物の排泄物は食べ物に左右されるため、魚を主食にしているペンギンの排泄物は非常に生臭いです。
ペンギンの臭いがわからない方は、ぜひ一度水族館や動物園に行ってみてください。
臭いは気温が高いとより強烈になるため、夏場の動物園で体験してみることをおすすめします。
「鳴き声」の項目でも説明しましたが、ペンギンの鳴き声は想像以上に大きいものです。
そのため、ペンギンを飼う部屋には騒音対策もしておかなければなりません。
鳴き声については近所の方への配慮はもちろん、一緒に生活する家族への配慮も大切です。
これだけ声の大きな動物と20年以上、時には30年以上一緒に暮らし続けられるでしょうか。
動物を飼う時はその時の感情に任せず、長い目で見て考えることがとても大切です。
現在ペンギンはそれぞれの生息地や見た目、遺伝的な特徴によって18種に分類されています。
しかし、世界中には日々ペンギンの研究を行う、たくさんの研究者がいます。
分類方法についてもさまざまな意見があり、研究者によっては17種や20種とする考え方もあります。(イワトビペンギンを1種とし、コガタペンギンとハネジロペンギンを別種に分ける説など)
どの説が正しいのか判断が難しいのですが、本記事ではペンギンは18種と考え説明していきます。
6属18種のペンギンについて、それぞれの特徴と飼育している動物園や水族館を紹介していきます。
エンペラーペンギン属には2種類のペンギンが分類されています。
どちらもペンギンの中でも特に体が大きく、「エンペラー(皇帝)」と「キング(王)」の名に相応しい優雅さがあります。
ペンギンの中で最も大きく、また最も南に生息しているのがエンペラーペンギンです。
彼らの生息地である南極大陸は1日太陽がでない時期があり、時には気温がマイナス60度にもなります。
エンペラーペンギンはそんな厳しい環境に上手に適応し、比較的安定した数を保っています。
ブリザードが吹いて気温が下がると、エンペラーペンギンたちは 「ハドル」 という円陣を作ります。
体を寄せ合うことによって風を防ぎ、体温を分け合って寒さをしのぎます。
また、エンペラーペンギンはペンギンの中でも、特に過酷な環境で繁殖することで知られています。
まずメスは大きな卵(約400~500g)を1つ産み、その卵をオスに託して海に向かいます。
そして2~2.5か月ほど大量に魚を食べてオスとヒナの元に帰りますが、その間なんとオスは絶食したまま卵を温め続けます。
卵をふ化させるのはオスの役目で、オスはヒナに乳のような物質 「ペンギンミルク」 を与えて育てます。
メスが帰ってくると今度はオスが海に向かい、絶食した分を取り戻すように大量に魚を食べます。
こうしてオスとメスは何度も入れ替わりながら、ヒナが巣立つ日まで協力して子育てを行います。
名古屋港水族館(愛知県) 、アドベンチャーワールド(和歌山県)など
学名:Aptenodytes forsteri
英名:Emperor penguin
別名:コウテイペンギン
生息地:南極大陸の氷上
大きさ:体長・110~130cm、体重・28〜38kgほど
キングペンギンは体が大きく、エンペラーペンギンに次いで2番目の大きさを誇るペンギンです。
比較的温暖な亜南極の島々に生息し、氷上ではなく陸上で生活しています。
エンペラーペンギンに似ていますが、キングペンギンの方がより色合いが鮮やかです。
キングペンギンはヒナが巣立つまでの日数が最も長いペンギンで、子育て方法も変わっています。
ふ化した直後のヒナは親が育てますが、生後30~40日経つとヒナだけの群れ 「クレイシ」 に移動します。
移動後もしばらくは親が餌を届けますが、冬の直前になると親はヒナの前に姿を現さなくなります。
その後、ヒナは数か月の間絶食し飢えと闘いながら、親が戻ってくるまでひたすら待ち続けます。
そして絶食に耐え、天敵の攻撃から生き延びた強いヒナの元だけに親が戻ってくるのです。
旭川市旭山動物園 (北海道) 、 仙台うみの杜水族館(宮城県) 、 鴨川シーワールド(千葉県) 、 アクアパーク品川(東京都) など
学名:Aptenodytes patagonicus
英名:King penguin
別名:オウサマペンギン
生息地:サウスジョージア島、フォークランド諸島、ケルゲレン島、マッコーリー島など
大きさ:体長は85~95cm、体重13~16kgほど
アデリーペンギン属には、3種類のペンギンが分類されています。
3種とも中型のペンギンで、国内の水族館や動物園で飼育されています。
アデリーペンギンは非常に気温が低く、自然環境が厳しい南極大陸周辺に生息しています。
その特徴は顔全体が黒く、目のまわりに 「アイリング」 と呼ばれる白い縁取りがあること。
交通系ICカード・Suicaのキャラクター、 「Suicaのペンギン」 のモデルにもなっています。
アデリーペンギンは1回に2個の卵を産みます。
メスは産卵するとオスに卵を預けて海に向かい、11~20日かけて餌を大量に食べて戻ってきます。
戻ったメスが卵を温めてその間にオスが海に向かい、交互に卵を温め続けます。
アデリーペンギンは人間が簡単に行けない場所に生息しているため、安定した生息数を保っています。
しかし、地球温暖化が進むと生息地が狭まり、彼らの生活に大きな影響を与えるのではないかと心配されています。
横浜・八景島シーパラダイス(神奈川県) 、名古屋港水族館(愛知県)、 海遊館(大阪府) 、アドベンチャーワールド(和歌山県)など
学名:Pygoscelis adeliae
英名:Adelie penguin
生息地:南極大陸周辺の島々(アデア岬、アデリーランド、ロイズ岬、ホープ湾など)
大きさ:体長は70~75cm、体重は3.6~5.9kgほど
ヒゲペンギン最大の特徴は顔全体が白で頭頂部が黒く、顔にヒゲのように見える模様が入っていること。
この模様が帽子のアゴヒモに見えることから、 「アゴヒモペンギン」 と呼ばれることもあります。
なお、ヒナの頃は全身が銀色の羽毛におおわれていて、この模様がありません。
野生のヒゲペンギンは甲殻類(オキアミ)を好み、殻ごと丸のみにして食べています。
また、鳴き声が独特で大きく、その鳴き声は雌鶏のようだと表現されています。
なお、ヒゲペンギンとアデリーペンギン、ジェンツーペンギンには生息地が重なるエリアがあります。
3種は時に巣を作る場所で争うこともありますが、基本的には食べる餌や取る場所を絶妙にずらし、お互いの不利益にならないように暮らしています。
名古屋港水族館(愛知県)、アドベンチャーワールド(和歌山県)、長崎ペンギン水族館(長崎県)など
学名:Pygoscelis antarctica
英名:Chinstrap Penguin
別名:アゴヒモペンギン、チンストラップペンギン
生息地:サウスサンドイッチ諸島、サウスシェットランド諸島、サウスオークニー諸島など
大きさ:体長・71~76cm、体重・3.7~4.1kgほど
ジェンツーペンギンは尾羽が長く、赤に近いオレンジ色のくちばしを持ったカラフルなペンギンです。
目の周りはアイラインを引いたように白く、また頭にヘアバンドのような白い模様が入っています。
ジェンツーペンギンは他のペンギンよりも子育てが上手く、ヒナの生存率が高い傾向にあります。
繁殖期には1回に2個の卵を産み、他のペンギンと同じようにオスとメスが交代で暖めます。
卵がふ化した後は甲斐甲斐しく世話を焼き、ヒナが巣立った後もしばらく両親が餌を与え続けます。
巣立ったヒナの世話をする、という習性は他のペンギンには見られません。
亜種としてはキタジェンツーペンギンとミナミジェンツーペンギンの2種が知られています。
キタジェンツーペンギンは小魚を、ミナミジェンツーペンギンはオキアミを好んで食べています。
旭山動物園(北海道)、男鹿水族館GAO(秋田県)、鴨川シーワールド(千葉県)、 那須どうぶつ王国(栃木県) 、海遊館(大阪府)など
学名:Pygoscelis papua
英名:Gentoo penguin
別名:オンジュンペンギン
生息地:フォークランド諸島、サウスジョージア島、ケルゲレン島など
大きさ:体長・75~90cm、体重・5~6kgほど
マカロニペンギン属には、7種類のペンギンが分類されています。
マカロニペンギン属の特徴は目が赤色や赤茶色で、頭に飾りのような羽 「冠羽」 が生えていること。
7種とも見た目は似ていますが、冠羽の色や形、くちばしの付け根の色、顔の色を覚えると見分けられます。
マカロニペンギンの特徴はくちばしの少し後ろから黄色~金色の長い冠羽が生えていることです。
また顔全体とのどが黒く、くちばしの付け根にピンク色の皮膚が見える点も特徴といえます。
これらの特徴を覚えておくと、他のペンギンとの見分けが付けやすくなります。
マカロニペンギンはペンギンの中で最も数が多く、その個体数は1800万羽程度だと考えられています。
しかし、年々数が大きく減っていることから絶滅危惧種に指定され、国際的に保護されています。
横浜・八景島シーパラダイス(神奈川県) 、箱根園水族館(神奈川県)、海響館(山口県)、長崎ペンギン水族館(長崎県)など
学名:Eudyptes chrysolophus
英名:Macaroni Penguin
生息地:サウスジョージア島、ケルゲレン諸島、ハード島など
大きさ:体長は66~74cm、体重は4~5.3kgほど
シュレーターペンギンの特徴は英名(Erect-crested)の由来にもなっている、逆立った冠羽です。
冠羽は全体的に上向きで、上から見ると2本の平行線のように見えます。
シュレーターペンギンはニュージーランドのバウンティ諸島、アンティポデス諸島のみに生息しています。
どちらもニュージーランド当局によって立ち入りが厳しく制限されていて、研究者でも立ち入れません。
原因は不明ですがシュレーターペンギンは近年個体数を大きく減らしているため、絶滅危惧種に指定されています。
国内外を問わず飼育している施設がなく、生息地にも立ち入れないことから姿を見ることすら困難なペンギンの1種といえます。
日本国内では飼育されていません。
2001年までは北海道にある「ノシャップ寒流水族館」で飼育されていました。
学名:Eudyptes sclateri
英名:Erect-crested Penguin、Big-crested Penguin
別名:マユダチペンギン
生息地:ニュージーランドのバウンティ諸島、アンティポデス諸島
大きさ:体長は61~69cm、体重は3~6kgほど
キタイワトビペンギン最大の特徴は、眉毛のように見える黄色い冠羽です。
またペンギン歩きをせず、両足を揃えてジャンプしながら移動することも特徴の1つです。
性格は攻撃的で、近くを通りがかったものをつついて攻撃してきます。
イワトビペンギンは、ミナミ、キタ、ヒガシの3種に分かれています。
中でもキタイワトビペンギンは他の2種と遺伝的に離れているため、別種として扱われています。(学説によってはイワトビペンギンを1種として扱う場合もあります)
キタイワトビペンギンは年々数を減らしていることから、絶滅危惧種に指定されています。
男鹿水族館GAO(秋田県)、 東山動植物園(愛知県) 、しまね海洋館アクアス(島根県)など
学名:Eudyptes moseleyi
英名:Northern rockhopper penguin
別名:ロックホッパーペンギン
生息地:トリスタンダクーニャ諸島、ゴフ島など
大きさ:体長は65m、体重は3.5~4kgほど
ミナミイワトビペンギンの特徴はキタイワトビペンギンと同じく、眉毛のように見える冠羽です。
キタイワトビペンギンと比べると体が一回り小さく、やや冠羽が短い傾向にあります。
イワトビペンギンの仲間のもう1つの特徴として、独特な飛び込みスタイルが挙げられます。
多くのペンギンは頭から海に飛び込みますが、イワトビペンギンはなんと足から海に飛び込みます。
そうとはいえ、常に足から飛び込むわけではなく、時と場合によっては頭から飛び込むこともあります。
キタイワトビペンギンと同じく、ミナミイワトビペンギンも年々その数を減らしています。
理由としては気候変動や生息地の破壊、違法な狩猟などが原因だと考えられています。
葛西臨海水族園(東京都) 、豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)(愛知県)、越前松島水族館(福井県)、長崎ペンギン水族館(長崎県)など
学名:Eudyptes chrysocome
英名:Southern rockhopper penguin
別名:ロックホッパーペンギン
生息地:チリ南部、フォークランド諸島、アルゼンチン南部
大きさ:体長は45~58cm、体重は2~3.4kgほど
ロイヤルペンギンの特徴は顔の色が白いこと、冠羽がオレンジ色っぽい黄色であることです。
マカロニペンギンと姿形が似ていますが、この2点を覚えておくと見わけがつきやすくなります。
ロイヤルペンギンの生息地は、オーストラリアにある無人島「マッコーリー島」です。
かつてマッコーリー島ではペンギンオイルを採るために、年間15万羽ものペンギンが殺されていました。
人を恐れないロイヤルペンギンは特に捕獲しやすかったとされ、1919年頃に狩猟が禁じられるまで数えきれないほどの命が奪われました。
そんな歴史を持つロイヤルペンギンですが、現在はタスマニア州の政府によって保護されています。
生息地に厳しい立ち入り制限が行われているため、その姿を見ることすら難しくなっています。
なお、名前にある「ロイヤル」は、「王」や「王室」を意味する単語です。
ロイヤルペンギンのどこか気品を感じさせる姿から、この名前が付けられたといわれています。
日本国内では飼育されておらず、今まで飼育された例も存在しないようです。
学名:Eudyptes schlegeli
英名:Royal Penguin
生息地:オーストラリア領のマッコーリー島、ビショップ島、クラーク島のみ
大きさ:体長は69~74cm、体重は4.3~7kgほど
スネアーズペンギンは同じマカロニペンギン属の「フィヨルドランドペンギン」と良く似ています。
スネアーズペンギンは背中と頭に光沢があり、くちばしの付け根がピンク色という特徴を覚えておくと良いでしょう。
スネアーズペンギンはニュージーランドの無人島、スネアーズ諸島だけに生息しています。
スネアーズ諸島は世界遺産に登録されており、ニュージーランド政府から手厚く保護されています。
島への立ち入りは基本的に禁止されているため、スネアーズペンギンは姿を見ることすら困難なペンギンといえます。
日本国内では飼育されていません。
学名:Eudyptes robustus
英名:Snares Islands penguin、Snares penguin
別名:ハシブトペンギン、スネアズペンギン
生息地:ニュージーランドのスネアーズ諸島のみ
大きさ:体長は51~60cm、体重は2.7~4.2kgほど
フィヨルドランドペンギンの特徴は顔全体が黒く、くちばしの付け根の皮膚が黒いこと。
頬のあたりに白くて細い、筋状の羽毛がある点もフィヨルドランドペンギンならではの特徴です。
フィヨルドランドペンギンはペンギンの中では珍しく、極度に人間を警戒する性質があります。
また、群れではなく1羽で行動することから、野生下での個体数や生態には多くの謎が残されています。
そんな中でも知られているのが、彼らがうっそうと植物が茂る場所に巣を作ること。
倒木や枝の下に穴を掘り、石や小枝を敷いた巣を作って子育てを行います。
日本国内では飼育されていません。
学名:Eudyptes pachyrhynchus
英名:Fiordland penguin、Fiordland crested penguin
別名:キマユペンギン、タワキ
生息地:ニュージーランドのフィヨルドランド地方、スチュアート島周辺
大きさ:体長は53~60cm、体重は4~4.5kgほど
キガシラペンギン属は1属1種で、キガシラペンギンのみが分類されています。
キガシラペンギンはニュージーランドの5ドル札に描かれています。
キガシラペンギンはその名前の通り、頭が黄色~金色という特徴的なカラーのペンギンです。
目も金色で、別名 「キンメペンギン」 とも呼ばれることもあります。
どこかペンギンらしくない顔つきで、猛禽類のような鋭い雰囲気をまとっています。
キガシラペンギンは群れを作らず、森の中で単独で暮らす変わった生態を持つペンギンです。
そんな彼らは生息地周辺の森林が伐採されたこと、人間によって持ち込まれたイヌやネコの影響を受けたことによって大きく数を減らしてしまいました。
現在はニュージーランド政府によって手厚く保護され、生息地への立ち入り制限などが行われています。
キガシラペンギンが幻のペンギンにならないよう、保護活動の成果が出ることを願うばかりです。
日本国内では飼育されていません。
学名:Megadyptes antipodes
英名:Yellow-eyed penguin
別名:キンメペンギン
生息地:ニュージーランドのキャンベル島。オークランド諸島、スチュアート島など
大きさ:体長65~76cm、体重・5~6.4kgほど
フンボルトペンギン属には、4種のペンギンが分類されています。
もともと気温が高い場所に生息しているため、日本の気候でも飼いやすいのが特徴です。
フンボルトペンギンの特徴は目から首にかけて白くて細い線が、胸には黒い線が1本入っていること。
くちばしは黒くて太く、その根本にはピンク色の皮膚が広がっています。
フンボルトペンギンは日差しが強く、砂漠とサボテンがあるような地域で暮らしています。
ペンギンですが寒さに弱く、他の種に比べると暑さに強いのもフンボルトペンギンの特徴といえます。
日本の気候で飼育しやすいことから、多くの水族館や動物園で飼育されています。
そんなフンボルトペンギンですが、実は野生では絶滅の危機に瀕しています。
野生のフンボルトペンギンは3万羽程度で、年々数を減らしているといわれています。
水族館や動物園で培われたフンボルトペンギンを飼育・繁殖する技術が、野生個体の保護に繋がることを期待したいものです。
おたる水族館(北海道)、浅虫水族館(青森県)、葛西臨海水族館(東京都)、志摩マリンランド(三重県)、桂浜水族館(高知県)など
学名:Spheniscus humboldti
英名:Humboldt penguin、Peruvian penguin
別名:ペルビアンペンギン
生息地:チリの北部~中部、ペルー
大きさ:体長は61~68cm、体重は3.5~4.9kgほど
ケープペンギンの別名は 「アフリカペンギン」 、その名前の通りアフリカに生息するペンギンです。
鳴き声がロバに似ていることから、「ジャッカスペンギン」と呼ばれることもあります。
その特徴は顔の横にある白い線が太く、胸にある黒い線が細いことです。
目のまわりからくちばしの上にかけて、ピンク色の皮膚が露出していることも特徴といえるでしょう。
温帯に生息するケープペンギンは日本でも飼育しやすく、水族館や動物園でよく飼育されています。
しかし、野生下では地球温暖化や漁業による魚の減少により、年々数を減らしています。
私たちの暮らしがペンギンたちを脅かす可能性があるということを忘れないようにしたいものです。
登別マリンパークニクス(北海道)、 サンシャイン水族館 (東京都)、千葉市動物公園(千葉県)、あわしまマリンパーク(静岡県)、長崎ペンギン水族館(長崎県)など
学名:Spheniscus demersus
英名:African Penguin
別名:アフリカペンギン、ジャッカスペンギン、ブラックフッテドペンギン
生息地:南アフリカ共和国、ナミビア共和国
大きさ:体長は68~72cm、体重は2.5~3.5kgほど
マゼランペンギンの特徴は、頭とお腹がそれぞれ白い線で丸く囲まれていること。
同じような模様をしているペンギンは多いものの、マゼランペンギンは比較的見分けやすいといえます。
マゼランペンギンの鳴き声はケープペンギンに似ていて、声量は大きめです。
彼らはケンカや威嚇、何かを確認する時など、目的によって声を使い分けることで知られています。
もともと気温が高い地方に生息していることから、日本でも飼育しやすいペンギンの1種です。
水族館や動物園での暮らしに慣れやすく、繁殖の難易度も低いといわれています。
上越市立水族博物館(新潟県)、宇都宮動物園(栃木県)、のとじま水族館(石川県)、池田動物園(岡山県)、長崎ペンギン水族館(長崎県)など
学名:Spheniscus magellanicus
英名:Magellanic Penguin
別名:パタゴニアペンギン
生息地:アルゼンチンからチリにかけて
大きさ:体長・65~72cm、体重・3.1~4kgほど
ガラパゴスペンギンは赤道直下、熱帯にあるガラパゴス諸島で暮らす熱帯性のペンギンです。
熱帯で見られる唯一のペンギンとして知られています。
ガラパゴスペンギンはペンギンの中で3番目に小さく、フンボルトペンギン属の中では最小のサイズです。
そんなガラパゴスペンギンは海の温度が上昇するエルニーニョ現象による餌不足、人間が持ち込んだネズミやネコによる食害で大きく数を減らしてしまいました。
ガラパゴスペンギンはペンギンの中で最も数が少なく、1,000~2,000羽しかいないと考えられています。
生息地も限られているため、積極的な保護活動を行わなければ絶滅は避けられないといわれています。
現在はガラパゴスペンギンの繁殖地が国立公園に指定され、一般人の立ち入りは制限されています。
保護活動が実を結び、今後彼らが個体数を増やしてくれることを願うばかりです。
日本国内のみならず、海外でもガラパゴスペンギンを飼育している施設はないようです。
国内では1963~1964年までは静岡県の「浜松市動物園」にて、その後1969年に死亡するまでは東京都の「上野動物園」で飼育されていたという記録が残っています。
学名:Spheniscus mendiculus
英名:Galapagos penguin
生息地:エクアドルのイサベラ島、フェルナンディア島
大きさ:体長・50~58cm、体重・1.9~2.6kgほど
コガタペンギン属に分類されているのは、コガタペンギン1種のみです。
コガタペンギンの特徴は名前の通り体が小さいことで、ペンギンの仲間の中でも最小のサイズです。
コガタペンギンはペンギンの中で最も小さく、また原始的なペンギンだといわれています。
別名 「フェアリーペンギン」 とも呼ばれ、一部の水族館ではこちらの名前が使用されています。
体の色は頭から背中にかけては青みがかかった灰色~黒色、お腹は白色とやや地味です。
半夜行性で朝暗いうちに海に出かけ、夕方暗くなってから巣に戻ってくる習性があります。
体が小さいことから外敵が多く、やや臆病で神経質な性格をしています。
オーストラリアのフィリップ島では、コガタペンギンの行進 「ペンギンパレード」 が見られます。
有料ですが参加費がコガタペンギンの保護に役立てられるということもあり、観光客に大人気のイベントになっています。
なおコガタペンギンには最大で6つの亜種があるといわれています。
中でもニュージーランドに生息する 「ハネジロペンギン」 は、独立した種だと考える研究者が多いようです。
ハネジロペンギンの特徴はコガタペンギンよりやや大きく、フリッパーに幅広の白い縁取りがあること。
もともと個体数が少ないうえに外来種による被害を受けていて、絶滅が危惧されています。
仙台うみの杜水族館(宮城県)、葛西臨海水族園(東京都)、アドベンチャーワールド(和歌山県)、長崎ペンギン水族館(長崎県長崎市)など
学名:Eudyptula minor
英名:Little Penguin
別名:リトルペンギン、フェアリーペンギン、ブルーペンギン、コビトペンギン
生息地:オーストラリアからニュージーランドにかけて
大きさ:体長40~43cm、体重0.9~1.1kg
ここまでペンギン18種類について、その生態や特徴を説明してきました。
実は日本は世界的に見てもペンギンの飼育数が多く、 「ペンギン大国」 と呼ばれることもあります。
水族館や動物園でたくさんのペンギンが飼育されていますが、特にフンボルトペンギンの飼育数は世界で一番多いそうです。
ここではそんなペンギン大国・日本の中でも特にペンギンの飼育に力を入れている、ペンギン好きにおすすめの水族館を紹介します。
ペンギンのレイちゃん、天空ペンギン前にお散歩
— サンシャイン水族館 (@Sunshine_Aqua) April 30, 2020
飛んでいるペンギンを見上げています。そのうち飛べると思っているかも😁 #ペンギン #休園中の動物園水族館 pic.twitter.com/f9fFiDgebv
都内の商業ビルにあるサンシャイン水族館では、約50羽のケープペンギンが飼育されています。
屋外エリアの 「天空のペンギン」 では、都会のビル群の間を飛ぶように泳ぐペンギンの姿が見られます。
ペンギンの泳ぎ方やお腹など、他の水族館ではなかなか見られない部分に注目してみてください。
住所:〒170-8630 東京都豊島区東池袋三丁目1番3号
マップ: Googleマップ
電話番号:03-3989-3466
入館料:
大人(高校生以上) 2,200円
こども(小・中学生) 1,200円
幼児(4歳以上) 700円
開館時間:
春夏…9:00~21:00(最終入館は20:00)
秋冬…10:00~18:00(最終入館は17:00)
休館日:年中無休
公式ホームページ: サンシャイン水族館
※合わせて読みたい: サンシャイン水族館の見どころを徹底解説!アクセス・料金・年パス・割引や混雑情報まで
\\ ペンギン動画 //
— 長崎ペンギン水族館【公式】 (@NagasakiPengin) April 30, 2020
Web会議風ペンギン会議!?
うちでもやってみました!
4種類のペンギンたち、分かるかな?
1種類ケンカしていますよ~…^^; #長崎ペンギン水族館 #休園中の動物園水族館 #Twitterで楽しむ水族館 pic.twitter.com/5cjqjw9Skm
長崎県にある長崎ペンギン水族館は、海外からも注目されているペンギンに特化した水族館です。
館内では全18種類のペンギンのうち、なんと8種類ものペンギンが飼育されています。
約170羽ものペンギンが飼育されている館内は、ペンギン好きの聖地といっても過言ではありません。
住所:〒851-0121 長崎県長崎市宿町3番地16
マップ: Googleマップ
電話番号:095-838-3131
入館料:
大人 520円
幼児・小中学生 310円
開館時間:9:00~17:00(お盆期間のみ18:00閉館)
休館日:年中無休
公式ホームページ: 長崎ペンギン水族館
本記事ではペンギンの生態や飼い方、種類について説明してきました。
ペンギンの体にはいろいろな秘密が隠されていること、あまりペットには向かないこと、そして絶滅の危機にある種類が多いことが伝わったでしょうか。
残念ながら、日本に野生のペンギンは生息していません。
しかし、ペンギン大国である日本ではなんと、14種類(亜種含む)ものペンギンの姿が見られます。
繁殖に力を入れている水族館や動物園も多いため、赤ちゃんペンギンの姿もよく見られます。
この記事を読んでペンギンに興味が沸いたら、ぜひ水族館や動物園に遊びに行ってください。
そしてくちばしや足、模様など今まで見ていなかった点に注目して観察してみてください。
今まで知らなかったことを知ると、さらにペンギンが好きになるかもしれません。
そして、さらにペンギンへの愛が高まったら、世界各国にいる野生のペンギンたちに会いに行ってみてください。
最終更新日 : 2021/04/15
公開日 : 2017/09/13