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まずはほとんどのトカゲに共通する飼育方法を紹介します。
トカゲの飼育に必要なものは主に9つです。
なお、 トカゲや爬虫類の飼育方法に関してはこちら の記事も参考になりますので合わせてご覧ください。
トカゲを入れるケージです。
トカゲの大きさに合わせて、ケージの大きさも変えてあげましょう。
値段はサイズによって変わります。
参考価格:3,874円(税込)
メーカー名:寿工芸
サイズ(幅X奥行X高さ):31×30.4×20cm
重量:3.3㎏
生産国:中国
床材はサンドタイプのものを用いましょう。
トカゲが生きていく上で必要なカルシウム入りのサンドがあり、それを使うのがおすすめです。
参考価格:992円(税込)
メーカー名:WILD PLANET
内容量:3kg
生産国:日本
昼間は物陰に潜んでいることが多いため、シェルターのような隠れられる隙間を作ってあげると無駄なストレスをためずに落ち着いてくれます。
シェルターに関しては色々な意見があり、幼い個体には環境変化によるストレスを与えないために必要だと言われている一方で、成長した個体には必要ないとも言われています。
高い所に登ることも好きなため、木々を組み合わせてシェルターを作ってあげるのもおすすめです。
参考価格:2,248円(税込)
メーカー名:ニッソー
サイズ(幅X奥行X高さ):19×15.5×9cm
重量:500g
生産国:中国
トカゲが水入れを飲むために、水入れは用意してあげましょう。
飲み口が広く浅いものにすれば、トカゲが水を飲みやすいです。
また、水入れをひっくり返して水をこぼさないように、水入れは重たいものを選びましょう。
参考価格:1,770円(税込)
メーカー名:ジェックス
サイズ(幅X奥行X高さ):21×18×3.2cm
重量:720獲g
生産国:中国
ケージ内の温度を保つのに使います。
種にもよって異なりますが、ペット用のトカゲは25~30℃が適温であることが多いです。
日本で飼育する場合、冬場は必ず必要です。
参考価格:1,209円(税込)
メーカー名:ジェックス
サイズ(幅X奥行X高さ):6.5×6.5×10cm
重量:35g
生産国:中国
参考価格:2,630円(税込)
メーカー名:みどり商会
サイズ(幅X奥行X高さ):25×0.1×22cm
重量:150g
直接太陽光の届かない室内飼育下においては、紫外線灯を設置して紫外線を補ってやる必要があります。
カルシウムの吸収にはビタミンD3が必要ですが、そのビタミンD3を体内で合成するためには適度な紫外線を得なければなりません。
その紫外線を供給するためのライトです。
実際には紫外線ライトでは太陽の1/10も得られないと言われていおり、本来は日光浴が1番理想的なのですが、真夏ではケージ内の温度が上がりすぎる危険性があります。
逆に真冬では、ケージ内の温度が下がりすぎる危険性があります。
日光浴はこういったリスクが伴うので、紫外線ライトを用いましょう。
参考価格:1,854円(税込)
メーカー名:ジェックス
サイズ(幅X奥行X高さ):6×6×14cm
重量:143g
生産国:中国
トカゲは日光浴で体を温めます。
そのときの日光の役割をしてくれるのがこのバスキングランプです。
このバスキングランプと紫外線ライトで、太陽の役割を果たしています。
参考価格:1,728円(税込)
メーカー名:ニッソー
サイズ(幅X奥行X高さ):9.5×9.5×12.7cm
重量:120g
生産国:中国
トカゲを飼育する上で、温度管理は1番気を付けなければならないポイントです。
必ず取り付けるようにしましょう。
参考価格:
メーカー名:ビバリア
サイズ(幅X奥行X高さ):1.2×7.4×7.4cm
重量:34g
エサ は色々と食べます。
種によっても異なりますが、 コオロギ を食べる種が多いです。
トカゲや爬虫類のエサに関して詳しく知りたい方はこちら の記事もご参照下さい。
参考価格:1,526円(税込)
サイズ:ML
内容量:80g(約120匹)
ここでは、トカゲの種類の紹介をしていきます。
価格、飼育難易度、人気度から、おすすめ度を五段階の★で示しましたので参考にしてください。
おすすめ度:★★★★★
全長15~27cmほど。
主に西日本に生息しています。
ニホントカゲの特徴は何といってもきれいな青い尻尾。
日本に生息しているため、購入しなくても捕まえることができます。
外国に生息している場合、気候の違いから器具などを用いてトカゲに合った飼育環境を作らなくてはなりませんが、ニホントカゲの場合は日本に生息しているため、野生と飼育下での環境に変化が少ないです。
そのため、飼育にかかる費用もとても安く、昆虫用の飼育ケースで飼うことができます。
土はトカゲがいたところの土を床材としますが、腐葉土であると尚良いでしょう。
冬は冬眠するので土は深めに敷いてあげましょう。
後はシェルターとエサだけで飼えてしまいます。
ニホントカゲの詳しい飼育方法に関してはこちらもご参照ください。
おすすめ度:★★★★★
全長16~25cmほど。
日本全国に生息しています。
そのため、ニホントカゲよりも入手しやすいです。
飼育条件はニホントカゲと同じで、器具を使用して温度を調節したりする必要がないため飼育にかかる費用を押さえられます。
カナヘビの詳しい飼育方法に関してはこちらもご参照ください。
→ カナヘビを飼育してみたいと思う方に。日本に生息するトカゲ達との比較やその生態、飼い方などの紹介
おすすめ度:★★★★★
全長18~25cmほど。
インド北西部、パキスタン、アフガニスタン南東部などが分布域です。
荒野や平原、砂礫地帯などに生息しています。
ペットショップでよく見るメジャーな種です。
外見の可愛らしさや美しさに加えて、丈夫で飼育が容易です。
また、動作が緩慢でおとなしい性質をしていること、ハンドリングが可能なことなどからペットとして親しみやすいです。
入手し易く品種が豊富なことなどから、ペットとして飼育されている 爬虫類 の中で、最も有名で人気がある種の1つと言えます。
飼育に関しては、ケースと保温ヒーターがあれば飼育できます。
土を敷かなくてもキッチンペーパーなどで代用すると、排泄物の処理での取り換えが楽です。
エサはコオロギで問題ありません。
ペット用の種としては飼育にかかる費用が圧倒的に安く済みます。
ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)の値段の相場は5,000~8,000円ほど。
寿命はおよそ10年です。
ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)の詳しい飼育方法に関してはこちらもご参照ください。
→ ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)の飼い方と特徴
おすすめ度:★★★★☆
最大全長49cmほどで、オーストラリアの砂漠に生息しています。
体型は幅広で、厚みがあまりありません。
アゴにある沢山の太いトゲのような突起が特徴的です。
一見固そうに見えますが、実はゴムのように柔らかく、触っても痛くありません。
危険を感じると喉の部分を膨らませ、トゲを強調させて相手を威嚇する習性があります。
色は砂と同じクリーム色で、砂漠で天敵に見つかりにくい保護色になっています。
ヒョウモントカゲモドキと同様、ペットショップでよく見かける種です。
今までの種に比べたら大きめですが、ペットとしては飼いやすいタイプです。
しかし、フトアゴヒゲトカゲにもなると、今回取り上げた飼育に必要な物は全て揃えなければなりません。
1~3万円ほどで購入できますが、1万円前後の多くは生まれて間もない個体であることが多いです。
環境変化にまだ強くないため、トカゲを飼う初心者の方は飼育が難しいかもしれません。
設備におよそ3万円ほどかかるため、飼育するときは初期費用として6万円程度を見積もっておいた方が良いでしょう。
寿命はおよそ6~8年です。
フタアゴヒゲトカゲの詳しい飼育方法に関してはこちらもご参照ください。
→ かっこよくって愛嬌バツグン!フトアゴヒゲトカゲの特徴・飼い方や繁殖方法まとめ
おすすめ度:★★★☆☆
最大では全長200cm近くにも達しますが、全長数cmの種もいるため、全長には差があります。
北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、西インド諸島、エクアドル(ガラパゴス諸島)、フィジー、マダガスカルに分布しており、砂漠から熱帯雨林まで様々な環境に生息しています。
地上棲や樹上棲等様々な環境に適応し、最たるものではウミイグアナのように食料の乏しい海洋の島で潜水能力を身につけ、海藻を食べるようになった種もいます。
食性も種により異なりますが、大型種ではグリーンイグアナのように植物食の種が多いです。
設備投資に関しては、紹介したもの全てがいる他、 イグアナ が大きいのでケージをかなり大きくしなければなりません。
また、温度を25~35℃、湿度60%を保つ必要があります。
イグアナ自体の値段は幅が広く安い固体は3,000円、高い固体は何十万円にもなります。
寿命はおよそ10~15年です。
イグアナの詳しい飼育方法に関してはこちらもご参照ください。
→ 慣れると散歩も出来る!?イグアナの魅力と懐いてくれる飼育方法教えます!
おすすめ度:★★☆☆☆
体長は20cmほどまで成長すると言われています。
見た目のかっこよさが人気です。
身の危険を感じるとアルマジロのように尻尾をくわえて丸くなって防御姿勢をとります。
これがアルマジロトカゲの名前の由来と言われています。
南アフリカの乾燥地帯に生息しています。
昼間はとても暑く、夜間はすごく寒い厳しい環境を生き抜いているので体はとても丈夫です。
そのため、飼育は比較的容易だと言われています。
しかしながら、アルマジロトカゲはとても稀少性が高いのであまり日本では販売されていません。
輸入の量が少ないことから、日本で販売されるアルマジロトカゲの値段はとても高く、30万円前後で販売されています。
寿命も長く25年以上生きるとも言われています。
アルマジロトカゲの詳しい飼育方法に関してはこちらもご参照ください。
→ 見た目のかっこよさは抜群!アルマジロトカゲの特徴や値段、飼い方を解説
トカゲと言ってもたくさんの種類がいます。
今回ご紹介したのはそのうちのごく一部。
ぜひペットショップへ行ってみてください。
素敵なトカゲに巡り会えるかもしれません。
最終更新日 : 2021/10/29
公開日 : 2016/11/13