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ミナミヌマエビの種類と飼い方






皆さまはミナミヌマエビをご存じでしょうか?

エビペットを飼ったことがあるという方には、おなじみのペットかもしれません。
エビペットをよく知らない!という方にとっては、ピンとこないかもしれませんね。

実はこのミナミヌマエビ、エビペットの中でも、とてもスタンダードで飼いやすく、丈夫なペットなのです!

今回は、そんなミナミヌマエビについての基本的知識に加え、具体的な飼い方までを一気にご覧頂きます。
本記事をご覧になって、ミナミヌマエビを飼いたい!とお思いになる方が一人でも増えれば幸いです。

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1. ミナミヌマエビについて知ろう! ~はじめに~

 

 

今回は、エビペットの中でもとてもスタンダードな、 ミナミヌマエビ についてご紹介致します!

既に飼ったことがある!という方もいらっしゃれば、ミナミヌマエビって何?とお思いの方もいらっしゃることでしょう。

 

ですが、ご安心ください!

 

本記事では、様々な方にお楽しみ頂けるように、 7つ  の項目をご用意致しました。

この項目では、ミナミヌマエビの基本的な知識から、具体的な飼育情報までをご覧頂くことができます!

 

以下が、本記事の内容となります。

 

1. ミナミヌマエビについて知ろう! ~はじめに~

2. ミナミヌマエビについて知ろう! ~①歴史は?~

3. ミナミヌマエビについて知ろう! ~②品種とそれぞれの値段は?~

1. ノーマル

2. レッドチェリーシュリンプ

3. レッドファイヤーシュリンプ

4. ブルーベルベットシュリンプ

4. ミナミヌマエビについて知ろう! ~③特徴は?~

5. ミナミヌマエビについて知ろう!  ~④性格は?~

6. ミナミヌマエビについて知ろう! ~⑤寿命は?~

7. ミナミヌマエビについて知ろう! ~⑥かかりやすい病気は?~

・水カビ病

・体色の白濁

・ネクタリン寄生虫(オレンジ)

・エビツノヤドリムシ

・エビノコバン

・エビヤドリモ

8. ミナミヌマエビについて知ろう! ~⑦ミナミヌマエビを飼ってみよう!~

1. 準備するものは?

水槽

フィルター

保温器具

レイアウト用品(底砂、水草、照明)

底砂

水草

照明

2. どんな餌を与えればいいの?

3. どんなミナミヌマエビを選べばいいの?

①体色

②体形

③動き

9. ミナミヌマエビの基本データ

 

 

2. ミナミヌマエビについて知ろう! ~①歴史は?~

 

 

ミナミヌマエビ は、 西日本 (関西から九州にかけた広域)の淡水域に生息する、ヌマエビの仲間です。

特に、関西の池や川などで多く見ることができます。

 

日本以外の アジア圏 (中国、台湾、朝鮮半島など)にも亜種が生息しています。

最近では、外国産の亜種も日本に多く流通しています。

 

ちなみに、ミナミヌマエビを漢字で書くと、 南沼蝦 となります。

読んで字のごとく、南の沼の蝦(エビ)、という意味ですね。

 

ミナミヌマエビは田んぼなど身近な場所に生息していたため、もともと、釣り餌などに利用されてきました。

徐々に飼育がはじまり、エビペットとしての地位を築いていきます。

 

水槽内の苔や水垢を食べてくれることから、 苔掃除役 としても、もてはやされるようになります。

 

また、ミナミヌマエビは、ほかの魚ペットと一緒に飼育する タンクメイト としての人気がとても高まります。

そして今では、魚ペットとともに水槽で飼うのが定番となっています。

 

次の項目でご紹介致しますが、最近では、ミナミヌマエビの品種改良も進んできています。

これからは、さらに多彩な色のバリエーションを楽しむことができそうです!

 

 

3. ミナミヌマエビについて知ろう! ~②品種とそれぞれの値段は?~

 

watertank

 

前述したように、ミナミヌマエビには改良品種が多くいます。

一見地味な見た目のミナミヌマエビですが、あっと驚くカラーの品種も見つかるかもしれません。

 

この項目では、特に代表的な 4種類 の品種をご紹介していきます!

ぜひ、お気に入りの品種を見つけてみてください!

 

1. ノーマル

 

 

最もスタンダードな ノーマル 品種は、上の写真のように透き通った色をしています。

水草のある水槽にいる姿は、とても風情があります。

 

近年では外来種との交配が多く、純粋な原種とはいえません。

ですが、もちろん飼いやすさはバツグンです!

 

お値段は、1匹で 20~100円前後 になります。

ややばらつきがありますが、釣り餌として売られている場合、安くなることがあるようです。

 

しかし、ペットとしてお店で購入した方が、健康面からも安心でしょう。

タンクメイトとしてお飼いになるのもオススメですよ!

 

2. レッドチェリーシュリンプ

 

 

レッドチェリーシュリンプ は、その名の通り、さくらんぼのような発色の良い 赤色 が特徴です。

 

ミナミヌマエビの亜種であるシナヌマエビから作出されたと言われています。

ノーマル品種と同様、飼いやすいのも魅力のひとつです。

 

気になるお値段は、 70~300円前後 となります。

ばらつきはありますが、100円前後のことが多いようです。

 

また、個体によって赤色の濃さや透明度が異なります。

ぜひ、ほかとは違うきらめきを持った一匹を見つけてみてください!

 

3. レッドファイヤーシュリンプ

 

freshwatershrimp

 

レッドファイヤーシュリンプ とは、火のように 真っ赤な体色 が特徴の改良品種です。

個体差がありますが、発色が良いものですと、こってりとした紅色になります。

 

極火蝦 スーパーレッドチェリーシュリンプ サクラシュリンプ 等の別名もあります。

レッドチェリーシュリンプから改良され、固定化された品種です。

 

もともと、レッドチェリーシュリンプのメスは発色が良いため、レッドファイヤーシュリンプのほとんどはメスだといわれています。

飼育は難しくありませんが、 繁殖の際には注意しましょう。

 

お値段は、 100~200円 前後となります。

発色の良い個体ですと、 600円 を超えることもあるようです。

 

発色の良さにこだわりたい!という方は、ぜひお気に召すレッドファイヤーシュリンプを見つけてみてください!

 

4. ブルーベルベットシュリンプ

 

 

ブルーベルベットシュリンプ は、透き通った青が美しい改良品種です。

個体によっては、かなり濃い青色がでるものもあります。

 

ルリーシュリンプという品種から作出されたため、 ブルールリーシュリンプ と呼ばれることもあります。

ブルーゼリーシュリンプ など、異名は多いです。

 

飼育も比較的簡単なので、初心者の方でも安心して飼うことができます。

 

お値段は、 200~500円前後 となります。

お高い個体ですと、もう少し値が張ることもあるようです。

 

青いボディーに魅せられた!という方は、ぜひ購入してみてください。

 

 

4. ミナミヌマエビについて知ろう! ~③特徴は?~

 

 

前述したように、 ミナミヌマエビ 関西 九州 などの 西日本 に生息しています。

さらに亜種は、 中国 台湾 朝鮮半島 に多く存在しています。

 

近年では、改良品種も多く生み出され、体色のバリエーションが増えてきました。

もともと、 擬態をして体色を変化させる 特徴があったため、地域によっては色の違いがあったようです。

 

体長は、 オス 2cm メス 3cm と、とても小型のエビです。

良く似た種類にヤマトヌマエビという、こちらも人気のペットがいますが、 ミナミヌマエビより一回りくらい大きいです。

 

また、ミナミヌマエビは、 大卵型 であるという特徴を持ちます。

これは、比較的大きく、少なめに卵を産むという珍しい性質です。

 

さらに、忘れてはいけないのが、 水槽の苔掃除をしてくれる という特徴です!

水槽内に付着した苔や、水垢などを食べてくれるため、飼い主さんは大助かりですね。

 

(とはいえ、小型のエビですから、劇的な掃除効果はあまり狙えないようです…)

 

このほかの特徴としては、 幅広い水質に順応してくれる ということがあげられます。

つまりは、とても丈夫で飼いやすいのです!

 

さらに、 1~30℃ までの水温に耐えられることができてしまいます!

水質や水温など、基本的なお世話に気を遣わなくてもいいペットなんて、良いことずくめのような気がしますね。

 

しかし、ひとつ注意が必要です。

 

これは、 タンクメイト としてほかの魚ペットと混泳させる場合のことなのですが、 場合によっては捕食されてしまうことがあるのです。

特に、繁殖によって得られた稚エビが食べられてしまうことが多いので、注意しましょう。

 

とはいえ、大型の魚ペットでなければ、混泳させても問題はありません。

オススメの魚ペットは、 メダカ アカヒレ テトラ類 などの小型の魚ペットです。

 

以下の記事にそれぞれの種類の詳しい説明があるので、ぜひ参考にしてみてください。

 

めだかの種類、値段、病気、飼い方

アカヒレの種類と飼い方

ネオンテトラの飼い方とおすすめの混泳魚

 

 

5. ミナミヌマエビについて知ろう!  ~④性格は?~

 

 

ミナミヌマエビは、とても 温和な性格 です。

色々な魚ペットとの混泳が可能なのも、この性格のおかげでしょう。

 

また、少し 臆病 でもあります。

ほかの魚ペットがいる場合は、ほとんどのミナミヌマエビが物陰に隠れてしまうようです。

 

とはいえ、もともと水草の影や水底でじっとしているエビですから、物陰に隠れてしまっても心配する必要はありません。

むしろ、物陰になるような 水草 や、 流木 を積極的に入れてあげてください。

 

そして、ぜひ混泳をさせて、にぎやかな水槽を楽しんでください!

 

 

6. ミナミヌマエビについて知ろう! ~⑤寿命は?~

 

 

ミナミヌマエビの寿命は、野生では 1年 、飼育下ですと、 2年 程度です。

意外に短い、と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

 

ですが、ミナミヌマエビは何もしなくてもどんどん増えていきます。

繁殖がとても容易なのです。

 

大切にお世話して、何代にも渡るミナミヌマエビを、ぜひ飼育してみましょう。

 

 

7. ミナミヌマエビについて知ろう! ~⑥かかりやすい病気は?~

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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もちろん、ミナミヌマエビも病気にかかったり、調子が悪くなったりすることがあります。

しかし、エビの病気については、よくわかっていないことが多いのです。

 

この理由には、研究があまりされていないことや、そもそも寿命が短いことなどがあげられます。

ここでは、比較的よく見られる症状、病気を 6種類 まとめてみました。

 

・水カビ病

 

・原因…傷口などに、水カビ菌が感染し、発症します。

・症状…体表に白いかたまりのようなものが現れます。

・対策…水換えを行い、水質、水温管理を徹底し、水槽内を清潔に保ちます。

薬浴は、ミナミヌマエビが弱ってしまうことがあるので、オススメしません。

 

・体色の白濁

 

・原因…原因は様々あるようですが、水質や水温の急激な変化があげられます。

・症状…体色が白っぽくなり、徐々に弱ってしまいます。

・対策…水換えを行い、水質や水温を一定に保ちます。個体によっては白濁しても正常なようです。

 

・ネクタリン寄生虫(オレンジ)

 

・原因…ネクタリン寄生虫が、体内に入り込み内臓に寄生します。外部などから持ち込まれます。

・症状…体内にオレンジ色の物質が現れます。

・対策…寄生された個体は隔離しましょう。駆除は難しいです。

 

・エビツノヤドリムシ

 

・原因…エビツノヤドリムシが頭部などに寄生します。外部などから持ち込まれます。

・症状…ミナミヌマエビの頭部に白い糸状の虫が現れます。

・対策…ミナミヌマエビ自体に害はないようです。

気になる場合は、隔離しましょう。塩浴も有効です。

 

・エビノコバン

 

・原因…エビノコバンが、体表に寄生します。外部などから持ち込まれます。

・症状…ミナミヌマエビの体表に、小判のような形の虫が張り付きます。

・対策…ピンセットなどで剥がし、駆除することができます。

 

・エビヤドリモ

 

・原因…エビヤドリモが体表に寄生します。外部などから持ち込まれます。

・症状…ミナミヌマエビの体表に、藻のようなものが現れます。

・対策…ミナミヌマエビに害があるかどうかは、よくわかっていません。

気になる場合は、隔離しましょう。

 

 

ミナミヌマエビはもともと、幅広い水質、水温に順応できるほど丈夫な生き物です。

飼い主さんが日々、細やかなお世話をして、病気を防いであげましょう。

 

極端な水質悪化、水温変化 には、くれぐれも注意してください。

 

 

8. ミナミヌマエビについて知ろう! ~⑦ミナミヌマエビを飼ってみよう!~

 

 

この項目では、ミナミヌマエビを飼育する際に重要になるポイントを、順番にご紹介していきます。

 

まずは、ミナミヌマエビを飼う際に 1. 準備するもの についてご覧頂きます。

次に、 2. 餌 についてご紹介し、最後に、 3. ミナミヌマエビの選び方 についてご紹介致します。

 

 

1. 準備するものは?

 

水槽

 

 

ミナミヌマエビは比較的小型なエビですので、小さな水槽でも多くの個体を飼うことが可能です。

幅30cm の水槽でも、 20~30匹 は飼うことができます。

 

ただ、たくさん飼育すると繁殖が容易になり、 増えすぎる可能性 があるので、気を付けてください。

心配な方は、10匹未満からはじめてみてもいいでしょう。

 

もし、ほかの魚ペットと混泳をさせたい場合は、魚ペットの大きさも考慮して、水槽を購入してみてください。

メダカの場合ですと、幅30cmの水槽で10匹前後が目安となります。

 

混泳させるときは、メダカとミナミヌマエビを  2 : 3 の割合で、すこし少なめにして入れると良いでしょう。

以下の商品も、参考にしてみてください。

 

 

フィルター

 

フィルター は、必ずしもいるわけではありません。

ミナミヌマエビの場合、水換えを適切に行っていれば、充分丈夫に育ってくれるでしょう。

 

ですが、心配だからフィルターを付けておきたい!という方は、ぜひ設置してみてください。

 

フィルターには 外掛けタイプ や小型のものなど、手頃なものがたくさんあります。

底面式フィルター も、オススメです。

 

 

購入するときは、水槽の大きさに合っているかどうか、必ず確認しましょう。

 

ちなみに、フィルターを設置する場合の水換えの頻度は、  1、2週間に1回程度  です。

設置しないという場合は、  3から5日に1回程度  を目安とし、様子を見つつ換えましょう。

 

保温器具

 

ミナミヌマエビは、前述した通り 1~30℃ の水温に耐えることができます。

保温器具は、基本的にはいりません。

 

ただ、30℃まで大丈夫だからといって、水温が高くなりすぎることのないように注意しましょう。

夏場は、水温をこまめに測り、水槽に直射日光が当たらないように気を付けましょう。

 

もちろん冬場も、 特に寒い地域に住んでいらっしゃる方 は、水温をこまめにチェックしてあげましょう。

 

レイアウト用品(底砂、水草、照明)

 

aquarium

 

この3点は、華やかな水槽のレイアウトに欠かすことのできないものです。

特に 水草 底砂 は、ミナミヌマエビにとってもメリットがたくさんあるので、ぜひ設置しましょう!

 

底砂

 

soil

 

底砂 には、水槽内の環境を整える働きがあります。

底砂を敷くことで、ミナミヌマエビの好きな水質に整えてあげることができるのです!

 

底砂には、 砂利類 ソイル と呼ばれるタイプのものがあります。

どちらでも構いませんが、ソイルを使うと、 水槽内のpHを変化させることができます。

 

さらに、ソイルは土を焼いてつくられているため、 水草育成にも向いています。

 

水草には、底砂が必要のない種類もありますが、底砂があることで設置の幅が広がることは確かです。

やはり、華やかさや環境の改善の面から考えても、底砂の設置は望ましいでしょう。

 

エビ類の飼育に向いている底砂もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

もちろん、  底砂を敷くことで掃除が難しくなる  など、デメリットもあります。

ある程度使用したソイルには取りかえも必要ですので、よく吟味した上で、購入を決めてください。

 

水草

 

waterplant

 

水草 は、 ミナミヌマエビの飼育に欠かせないアイテム です。

というのも、ミナミヌマエビは、 水草を足場にして生活している からなのです。

 

また、 にもなります。

なんと、ミナミヌマエビは水草を食べているのです!

 

もちろん、隠れ場として利用することもできますし、ミナミヌマエビにとっては嬉しいことずくめです。

さらに、水槽内の美観もぐっと良くなります!

 

オススメは、 マツモ カボンバ ウィローモス グロッソスティグマ などです。

どれもスタンダードで、ミナミヌマエビにぴったりな水草です。

 

基本的には、どんな水草でも大丈夫ですから、気に入ったものを購入してみてください。

ただ、はじめての方には丈夫で育てやすい水草がオススメですので、育て方などを確認しておきましょう。

 

また、きれいな水草を食べられてしまうことが心配な場合は、きちんと餌を与えましょう。

餌を与えていれば、水草を食べられることはありません。

 

照明

 

light

 

照明 を設置することで、より華やかな環境下で、鑑賞を楽しむことができます。

ペットショップなどでも、きれいに照明を設置しているところが多いですよね。

 

また、照明には、水草の育成を助ける働きもあります。

水草の育成に力を注ぎたい!という方は、設置してみても良いでしょう。

 

もちろん、維持費などを考えて、設置をしないという選択もできます。

中には、手頃な小型蛍光灯タイプのものもありますから、ぜひ検討してみてください。

 

 

2. どんな餌を与えればいいの?

 

 

前述したように、ミナミヌマエビは水槽内の苔や水垢、水草を食べて生活しています。

そのため、 餌を与えなくても特に問題はありません

 

それほど丈夫な生き物なのですが、もちろん、与えた餌を食べないということではありません。

餌を与えると、少しずつ食べていく可愛らしい様子を見ることができます。

 

目安としては、 1日か2日に1回程度 、与えれば良いようです。

 

最近では、餌の種類もたくさん増えてきました。

動物性や植物性のもの、繁殖力が高くなるものなど、目的に合わせて様々あります。

 

餌にこだわりたい!という方は、これらのエビ専門フードを与えてみるのも良いでしょう。

 

 

ただ、専門フードは値が張りますし、もともと高価なビーシュリンプなどに開発されたものです。

もう少し安価な餌でもいいよ!という方は、ザリガニの餌や、プレコ、コリドラスの餌でも代用可能です。

 

 

 

 

ぜひ、ご自身の目的に合った餌を探してみてくださいね。

 

 

3. どんなミナミヌマエビを選べばいいの?

 

freshwatershrimp

 

この項目では、実際にショップなどでミナミヌマエビを選ぶ際に、重要になるポイントをいくつかご紹介致します。

ネットショップですと、目で見て選ぶことはできないので、専門店で選んだ場合です。

 

①体色

 

まずは、全体の色をチェックします。

もし、体内にオレンジ色の物質があったり、白く濁っていたりしたら、その個体は避けましょう。

 

②体形

 

次に、全体と部分の形を見ます。

脚の形がおかしくないか、欠けたりしていないか、細かいところまでチェックしたいですね。

 

③動き

 

最後は、動きや泳ぎ方を観察します。

明らかにおかしい動きをしていたり、一箇所でじっとしたまま手脚を振っている場合は、注意が必要です。

 

以上の3点に注目して、ぜひ、元気なミナミヌマエビを選んであげてください!

 

 

9. ミナミヌマエビの基本データ

 

英表記:Freshwater shrimp

原産地:日本(関西から九州にかけての西日本。亜種がアジア圏に生息する)

体長:オス 2cm、メス 3cm

品種:ノーマル、レッドチェリーシュリンプ、レッドファイヤーシュリンプ、ブルーベルベットシュリンプなど

値段:ノーマル20~100円前後、レッドチェリーシュリンプ70~300円前後、

レッドファイヤーシュリンプ100~600円前後、ブルーベルベットシュリンプ200~500円前後

特徴:擬態し、大卵型である。水槽の苔掃除をし、幅広い水質、水温に順応する。

性格:温和で、少し臆病

寿命:野生では1年、飼育下では2年程度

かかりやすい病気:水カビ病、体色の白濁、ネクタリン寄生虫、エビツノヤドリムシ、エビノコバン、エビヤドリモなど

入手のしやすさ:容易

 

 

ミナミヌマエビの基本的知識に加え、具体的な飼育の知識もご覧頂けたかと思います。

一見、地味ですが、実は奥深い存在のミナミヌマエビ!

とても丈夫で飼いやすいですから、明日から飼っても心配ありません!

ぜひ、これを機会にミナミヌマエビをお飼いになって、いつまでも大切にお世話してあげてください。


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