logo

Top > 小型哺乳類/小動物 > ハムスター > ハムスターの種類

ゴールデンハムスターの値段、種類、毛色、飼い方






ハムスターと言えば、小動物ペットの中でも不動の人気を誇る種です。
姿や仕草が可愛らしいことから、どの世代からも愛されています。

今回はそのハムスターの中でも、ゴールデンハムスターについて、特徴と飼育方法を解説していきます。
「とっとこハム太郎」の「ハム太郎」がゴールデンハムスターであった影響もあり、ハムスターの中でも人気の種類です。

飼育の際に必要なグッズの紹介や、ゴールデンハムスターがかかりやすい病気についてもまとめました。

本ページに掲載のリンク及びバナーには広告(PR)が含まれています。


【目次】ゴールデンハムスターの値段、種類、毛色、飼い方

 

ゴールデンハムスターの特徴

ゴールデンハムスターの生態

ゴールデンハムスターの値段、価格

ゴールデンハムスターの歴史

ゴールデンハムスターの種類

1. ノーマル

2. キンクマ

3. ホワイト

4. ブラック

5. アンブロウス

6. ミンク

7. グレー

8. トリコロール

9. バンデッド

10. ドミナントスポット

ゴールデンハムスターを飼育する上でのメリット、デメリット

<メリット>

<デメリット>

ゴールデンハムスターを飼育するのに向いている人、環境

1. マンションなど集合住宅に住んでいる人

2. 夜に世話ができる人

3. 適度なコミュニケーションを取ることができる人

ゴールデンハムスターの飼育に必要な物

1. ケージ

2. 巣箱

3. 回し車

4. 給水ボトル

5. トイレセット(トイレ、トイレの砂)

6. 床材

7. ヒーター

ゴールデンハムスターのエサの種類

1. ペレット

2. 種子

3. 野菜

4. 動物性タンパク質

ゴールデンハムスターに多い病気

1. 腫瘍

2. ニキビダニ症

3. アレルギー性皮膚炎

4. 下痢

ゴールデンハムスターを飼育するうえで特に注意すべきこと

1. 健康チェック

2. ケージの清掃

3. 飼い主の姿を認識させる

4. 長期間家を空ける場合

5. 繁殖

 

 

ゴールデンハムスターの特徴

 

ゴールデンハムスター

 

生息地はシリア、レバノン、イスラエル、パレスチナ等、中東のレバント地域です。

体長は約15cm〜20cm、体重は約100〜200g。

ショーが行われているスウェーデンでは200gがスタンダードとされていますが、日本のゴールデンハムスターは200g未満、または150g前後の個体が多いです。

 

野生色で体の上半分が茶色く、ほお袋あたりに黒ライン、お腹が白いという特徴があります。

金色には見えませんが、模様のオレンジ色を金色(ゴールデン)に見立てて、ゴールデンハムスターと名前が付いています。

 

性格はおっとりしており、性格の個体差が大きい ジャンガリアンハムスター ロボロフスキーハムスター とは違い、自分から寄ってきて人を噛むような好戦的な個体は少ないです。

1匹で飼うということを守っていれば、飼いやすいハムスターと言えます。

 

単独行動をするため、特に親密になると人に触られたがるラットやマウス、テンジクネズミなどと異なり、人には慣れるものの「懐く」個体はあまりいません。

鳴き声はドワーフハムスター(ジャンガリアンをはじめとする他の小さなハムスターの総称)の「ジッ」「キッキッ」というものとは違い、 モルモット に近い「ビヒッ」というものです。

鳴くことは他のハムスター以上に少なく、この種が鳴くことはよっぽどのストレスを感じている時や、生命の異常事態であると言えます。

 

 

ゴールデンハムスターの生態

 

野生状態では地面に巣穴を掘って生活しており、基本的に単独行動を行っています。

夜行性の動物なので、昼間はほとんど寝ていますが、夜になると活発に動き出します。

 

また、雑食性で植物の葉、茎、根、種、果実、昆虫類、さらには自分より小さい動物を食べています。

これは乾燥地帯で生活していたために、どんなものでも食べるようになったと言われています。

 

生後2~3ヶ月で性成熟し、子供は大体4~17匹ほど生まれます。

ペットとして一般的なジャンガリアンハムスターより多産です。

 

なお、  ハムスターの種類に関してはこちら  にまとまっています!

ハムスター好きな方は是非ご覧になってみてください。

 

 

ゴールデンハムスターの値段、価格

 

ゴールデンハムスター自体は1匹1,000円〜1,500円くらいで購入できます。

オスとメスでは値段の違いはありませんが、オスの方が性格が穏やかだと言われています。

入手できる場所は、ペットショップやホームセンター、時にはデパートで売られていることもあります。

特にゴールデンハムスターはポピュラーな種類であるため、手に入れることが可能な場所は多いです。

 

ハムスターの値段、価格に関してはこちら  も参考にしてください。

 

 

ゴールデンハムスターの歴史

 

正式名称は「シリアンハムスター」です。

現在私たちがペットとして飼っているゴールデンハムスターは、1930年にシリアで捕獲された1匹のメスとその12匹の子の子孫が繁殖し、世界中に広まったものであるとされています。

 

当初の12匹のうち8匹が大学に送られ研究、繁殖が開始されました。

そのうち4匹が脱走、1匹が個体間での争いの中で死に、残った1匹の雌と2匹の雄の間で繁殖したと言われています。

 

捕獲時点ですでに絶滅寸前だったのか今となってはわかりませんが、発見当初から野生のハムスターはほとんどいないと言われており、発見されることは極めて稀です。

1930年に捕獲されて繁殖に成功するまで  「幻の動物」  とまで言われていました。

 

 

ゴールデンハムスターの種類

 

ゴールデンハムスターは、毛の長さや毛質が遺伝によって引き継がれます。

それらに加えて、毛色と模様も遺伝します。

ここでは1番分かりやすい、毛色と模様の種類による特徴を紹介します。

 

1. ノーマル

 

ゴールデンハムスター

 

比較的、原種に近いデザインです。

頭から背中にかけてオレンジ色で、腹側が白色になっています。

丈夫で頭が良い個体も多いため、初心者にとって飼いやすい種だと言えます。

 

2. キンクマ

 

キンクマハムスター

 

キンクマハムスター は杏色の単色カラーです。

一般的に幼少期は色が淡く、成長するにつれて色が濃くなってきます。

 

3. ホワイト

 

ハムスター

 

真っ白な個体からグレーに近い個体まで、色に幅があります。

白い個体を望んでホワイト同士を組み合わせて繁殖すると、グレーっぽくなったということも起こり得るので注意が必要です。

 

4. ブラック

 

ハムスター

 

黒い色をしています。

他の色との組み合わせで、くすんだ色の個体が生まれたりします。

 

5. アンブロウス

 

 

茶色の個体です。

体の一部に白い毛が生えていたりします。

 

6. ミンク

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by タップアップ🐹✨おかさん (@fuwarin7_tap) on

 

茶色の体で、眼の周りに白いメガネのような模様のあることが特徴です。

 

7. グレー

 

ハムスター

 

毛の色がグレーです。

 

8. トリコロール

 

ハムスター

 

白・黒・茶色の三色で、いわゆる三毛猫柄です。

ほとんどメスで、もしオスが生まれても繁殖能力がないと言われています。

 

9. バンデッド

 

ハムスター

 

茶色や黒の体に、背中から腹に掛けて腹巻きのように白い模様があります。

 

10. ドミナントスポット

 

hamusuta-_12
ダルメシアンハムスターのぶちょー(仮)
ムナ( ˙ω˙ )カタ  様に転載許諾を頂きました!

 

まだら模様です。

色の組み合わせは白と黒、白と茶色など様々です。

 

 

ゴールデンハムスターを飼育する上でのメリット、デメリット

 

毛色も様々で個性豊かなゴールデンハムスター。

その可愛らしさに、飼育への興味が湧きあがってきた人もいるのではないでしょうか。

 

しかしながらゴールデンハムスターには「こんなところが飼いやすい!」というメリットと、「ここに関してはちょっぴり飼いにくい」というデメリットがあります。

メリットとデメリットのどちらも理解しておくことで、飼育しやすく、また対策を取ることもできます。

 

<メリット>

 

1. 人に慣れやすい

 

賢い上に、緊張感も少ないのでなつきやすい特徴があります。

 

2. おとなしい

 

おとなしく、体も大きいので体調管理がしやすいです。

 

4. 噛まない

 

よほどのことがない限り、人を噛むことはありません。

 

5. トイレを覚える

 

ほぼ確実に同じ場所をトイレとして使います。

 

6. 汚さない

 

ケージ の中を散らかしません。

トイレも同じ場所でするので掃除が楽になります。

 

7. 好き嫌いがない

 

エサをあげるとどんなものでもほとんど食べます。

 

8. 繁殖が容易

 

繁殖は容易ですし、たくさん子供を産みます。

先述しているように、一度で4~17匹ほど出産する子だくさんな種類です。

もちろん、1匹ずつ飼えないのであれば繁殖させないようにしましょう。

 

9. 情報が多い

 

本などを見ると分かるように、ハムスターの情報のほとんどがゴールデンハムスターです。

ハムスターの中で最も情報量が多いと言えます。

 

10. 病院を探しやすい

 

ハムスターの診察をしてくれる獣医さんのほとんどは、ゴールデンハムスターのことを言っています。

小さなロボロフスキーなどは診察できない獣医さんもいます。

情報量が多いからこそ、ゴールデンハムスターは治療してもらいやすいです。

 

<デメリット>

 

1. 多頭飼いできない

 

ゴールデンハムスターは縄張り意識が強いので、特にオス同士はケンカになります。

1匹ずつ飼いましょう。

 

2. エサが多く必要

 

ゴールデンハムスターはよく食べます。

他のハムスターに比べると、 エサ 代はかかる方です。

キャベツの大きい葉を1日に1~2枚食べます。

 

3. 大きいケージが必要

 

市販されているケージのほとんどは、小さなジャンガリアンハムスター用です。

ゴールデン用に大きめのケージにしなければ、ストレスを溜めてしまうことになります。

 

 

ゴールデンハムスターを飼育するのに向いている人、環境

 

ペットを飼育するにあたって、飼育環境がきちんと整えられるかはとても重要です。

また、飼い主の生活リズムや性格がそのペットに合っているかもペットとの相性を決めると言っても良いでしょう。

ゴールデンハムスターを飼うのには、こんな人が向いています。

 

1. マンションなど集合住宅に住んでいる人

 

一般的にマンションやアパートといった集合住宅や都会の住宅密集地では、しばしばペットの鳴き声や臭いでトラブルになることがあります。

しかし、ゴールデンハムスターであればこの様な心配もなく、飼う場所を選ばないペットであると言えます。

ゴールデンハムスターであれば飼うことができる場合が多く、手軽な飼い方が可能です。

それに、ゴールデンハムスターは吠えたりしませんし、散歩も不要で臭いの問題も基本的にありません。

そのため、住環境に制限があるけれども、ペットを飼いたいという人に向いています。

 

2. 夜に世話ができる人

 

ゴールデンハムスターは夜行性のため、夕方以降にお世話できる方が好ましいと言えます。

世話はできるだけ毎日同じ時間帯にする飼い方が理想です。

そうすると、ゴールデンハムスターもその時間に合わせて活動するようになります。

 

3. 適度なコミュニケーションを取ることができる人

 

ゴールデンハムスターはマイペースです。

あまりにベタベタと触り過ぎると、ゴールデンハムスターはストレスに感じることもあります。

飼い主はあまり触りすぎないようにしましょう。

スキンシップし過ぎず、適度に観察して楽しめる人が向いています。

 

 

ゴールデンハムスターの飼育に必要な物

 

ゴールデンハムスターを飼うには、どのような飼育グッズが必要なのでしょうか。

ケージだけでなく、トイレ、エサ入れなど、迎え入れたその日から必要になるものがたくさんあります。

 

1. ケージ

 

ゴールデンハムスターを飼うためのケージは、安ければ2,000円程から、高ければ1万円近くするものまであります。

市販の飼育ケージはジャンガリアンハムスターの物が多いため、ちょうど良い物が見つからないこともあるかもしれません。

そんなときの1つの手段としては、透明な衣装ケースで飼うということ。

この場合ふたを金網にしたり、ネットを張るなどして通気性を良くしてください。

 

SANKO ルーミィ60 ベーシック

 

 

ルーミィ60 ベーシックの商品情報

 

参考価格:8,429円(税込)

メーカー名:SANKO

サイズ (幅X奥行X高さ) :62×45×31.5cm

重量:2.8kg

生産国:中国

 

2. 巣箱

 

ゴールデンに限らず、ハムスターは隠れるのが大好きです。

巣箱があれば、ゴールデンハムスターが寝るときも安心することができるため落ち着きます。

巣箱は500円前後で販売されていることが多いです。

 

マルカン ゴールデンハムスターのおへや

 

 

ゴールデンハムスターのおへやの商品情報

 

参考価格:1,012円(税込)

メーカー名:マルカン

サイズ (幅X奥行X高さ) :9.2×9.2×10.5cm

 

3. 回し車

 

ゴールデンハムスターの運動不足を防いだり、ストレスを軽減させるために回し車は必要です。

値段は1,000円から2,000円ぐらいです。

 

ゴールデンハムスターは夜行性のため、夜に回し車で遊びます。

そのため、ゴールデンハムスターと同じ部屋で寝る場合は、睡眠に支障をきたす可能性があります。

静音タイプの回し車があるので、そちらを購入することをおすすめします。

ケージとセットで販売されていることが多いです。

 

SANKO サイレントホイール

 

 

サイレントホイールの商品情報

 

参考価格:1,435円(税込)

メーカー名:SANKO

サイズ (幅X奥行X高さ) :83.5×45.5×24.5cm

重量:545g

生産国:中国

 

なお、  ハムスターの運動不足解消に役立つおもちゃはこちら  にもまとめてあります。

合わせてご覧になってください。

 

4. 給水ボトル

 

500円~2,000円ぐらいで販売されています。

これもケージとセットとなっていることが多いです。

皿などで水を与えると、こぼれてしまう可能性があるため、給水ボトルで水を与えましょう。

 

ペットニード 給水タイニ ハムスター用

 

 

ペットニード 給水タイニ ハムスター用の商品情報

 

参考価格:970円(税込)

メーカー名:ペットニード

サイズ (幅X奥行X高さ) :20×9×5cm

重量:64g

 

5. トイレセット(トイレ、トイレの砂)

 

両方合わせて1,000円ちょっとぐらいです。

ゴールデンハムスターはトイレを覚えるため、決まった場所に設置してあげてください。

 

SANKO ゴールデンハムスターの快適トイレ

 

 

ゴールデンハムスターの快適トイレの商品情報

 

参考価格:930円(税込)

メーカー名:SANKO

サイズ (幅X奥行X高さ) :9.5×6.5×14.5cm

重量:135g

生産国:中国

 

ラジ かたまるサンド

 

 

スドー かたまるサンドの商品情報

 

参考価格:563円(税込)

メーカー名:スドー

重量:1.5kg

生産国:中国

 

6. 床材

 

ハムスターのケージの中には床材を敷いてあげましょう。

床材は市販されてる物でよくあるのが、木屑のシダーチップやパインチップがあります。

また、家にあるいらない紙を細かくして床材にしても良いです。

 

床材は5cm程の深さを作ってあげましょう。

安いものでは1kg500円程で販売されています。

 

マルカン 牧草物語

 

 

牧草物語の商品情報

 

参考価格:1,057円(税込)

メーカー名:マルカン

内容量:900g

 

7. ヒーター

 

ゴールデンハムスターを飼育する上での適温は20〜26℃ほどとされています。

エアコンで温度管理ができる場合にはヒーターは不要ですが、そうでない場合は冬場にヒーターを使ってあげましょう。

 

マルカン ほっとハム暖 フィルムヒーター

 

 

ほっとハム暖 フィルムヒーターの商品情報

 

参考価格:3,377円(税込)

メーカー名:マルカン

サイズ (幅X奥行X高さ) :12×18×1cm

重量:100g

生産国:中国

 

 

ゴールデンハムスターのエサの種類

 

ゴールデンハムスターは、与えたエサをほぼ何でも食べてしまします。

また、食事量も多いので、栄養バランスを考えてエサを与える必要があります。

 

1. ペレット

 

ゴールデンハムスターのエサとして、主食で与えるべきものはペレットです。

必要な栄養を含んだ食べ物を固めているため、栄養管理上も好ましいエサだと言えます。

 

GEX ハムスタープレミアムフード

 

 

GEX ハムスタープレミアムフードの商品情報

 

参考価格:813円(税込)

メーカー名:GEX

内容量:400g

生産国:日本

 

2. 種子

 

ゴールデンハムスターのエサは、ヒマワリの種のイメージが強いと思います。

ただ、種子は与えすぎに注意しましょう。

与えすぎると肥満や下痢の原因になってしまいます。

 

黒瀬ペットフード 自然派宣言 ひまわりの種

 

 

自然派宣言 ひまわりの種の商品情報

 

参考価格:429円(税込)

メーカー名:黒瀬ペットフード

内容量:25g

生産国:日本

 

3. 野菜

 

野菜や牧草を与えると、体の調子が整います。

 

4. 動物性タンパク質

 

チーズや煮干しといった動物性タンパク質を、少量与えることで栄養バランスが良くなります。

これらのエサを体重の1割程度を目安に1日1回与えます。

エサを与える時間は、ハムスターが活動を始める夕方以降が良いでしょう。

 

 

ゴールデンハムスターに多い病気

 

ゴールデンハムスターに限らず、ペットを飼育すると、様々な病気にかかってしまう可能性があります。

中には飼育環境や食べ物などに気をつけることで、防ぐことができる病気もあります。

どの様な病気があるのかしっかり把握しておきましょう。

また、  ハムスターの病気に関してはこちら  も合わせてご覧ください。

 

1. 腫瘍

 

ゴールデンハムスターがかかる病気で、一番多いと言われている症状が腫瘍です。

腫瘍とはいわゆる「デキモノ」で細胞が異常に増殖している状態です。

悪性腫瘍はガンになる可能性が高くなります。

完全な予防方法はありませんが、ストレスなどによる免疫力低下も原因のひとつと考えられています。

そのため、飼育環境を快適に整え、ストレスを与えすぎないように心がけましょう。

 

2. ニキビダニ症

 

別名アカラスとも呼ばれる、ニキビダニが寄生することで発症します。

ゴールデンハムスターの場合は、背中からおしり周辺の皮膚が乾燥してフケのような状態になります。

腫瘍や他の疾患、栄養障害などで免疫力が低下したときに発症する可能性が高くなります。

他のゴールデンハムスターに感染する可能性があるため、発症したら隔離して病院に連れて行ってください。

 

3. アレルギー性皮膚炎

 

ケージ内の飼育環境が悪くなると、アレルギー症状が出る場合があります。

ゴールデンハムスターは汚れなどの環境の悪化を嫌うため、予防のためにもケージの中を清潔に保つことが必要です。

また、エサの栄養バランスを整えることも発症を防ぐことに繋がります。

症状が出た場合には病院で検査を受け、原因を特定して治療してもらうようにしましょう。

 

4. 下痢

 

風邪を引いて下痢の症状が出る場合があります。

排泄物は強い臭いがして飼育環境が汚れます。

そのことがゴールデンハムスターにとってのストレスになり、更に症状が悪化することがあります。

発症した場合には病院に連れて行くとともに、飼育環境を清潔に掃除して、室内の気温を保ち、栄養と水分の補給を十分にすることが必要です。

 

 

ゴールデンハムスターを飼育するうえで特に注意すべきこと

 

1. 健康チェック

 

ゴールデンハムスターは夜行性のため、夜の時間帯に姿を表します。

そのときの様子を観察して、健康チェックをします。

元気がないなど普段と違う状態になっていないか、病気ではないかを見ます。

 

体が汚れてくる

 

体調の悪いハムスターは、毛づやが悪くなり、毛並みがボサボサしてきます。

健康なとき程こまめに毛づくろいしなくなるせいです。

ただし、季節の変わり目に春や秋に毛が生え変わり、毛色が変化するのは病気ではありません。

 

食欲がない

 

普段に比べて食べるエサの量が極端に少なくなるのは注意が必要です。

普段から決まった量のエサをバランスよく与える習慣をつけておきましょう。

そうすると、ちょっとした変化に気づくことができます。

急激な体重の変化にも気を付けてください。

 

耳がしわしわになる

 

健康なときのハムスターの耳はピンと張っています。

体調が悪くなると、耳がしわしわになって元気のない状態になります。

 

ケージのすみでじっとしている

 

サルモネラ菌などを病原体とした、細菌性の下痢をわずらっている可能性があります。

食後数時間で発病する病気なので、たっぷりにエサを食べた後、しばらくして急にぐったりしているようなときには注意してください。

 

鼻が汚れている

 

くしゃみをし、鼻から水っぽい鼻水を出していたりしたら注意が必要です。

風邪を引いているのかもしれません。

 

夜になっても行動しない

 

夜行性のハムスターが夜に行動せず、ケージ内のエサを確認しても減っていないようなら、ケガや病気の可能性があります。

 

2. ケージの清掃

 

ケージの清掃に合わせて定期的に洗浄するようにしましょう。

ただし、洗浄を行う場合は日中に行い、ゴールデンハムスターの生活に支障が出ないようにすることが大切です。

 

飼い始めたばかりの頃はまだ環境に慣れていないこともあるため、あまり掃除しすぎたりして手を加えると、ゴールデンハムスターがストレスを抱えてしまうこともあります。

そのため、最初の1週間ぐらいはあまり掃除をしすぎないようにしましょう。

 

3. 飼い主の姿を認識させる

 

世話を行うときはゴールデンハムスターが起きている夜に行いましょう。

そうするとゴールデンハムスターは飼い主の姿を認識し、世話をする人だと理解してくれます。

ストレスにならないようにと、寝ているときに姿を見せずにこっそり世話を続けていると、飼い主のことを認識せず敵だと勘違いしてしまうことがあります。

 

4. 長期間家を空ける場合

 

旅行などで長期間に家を空けなければいけないときは、世話を頼める知人がいれば頼んでおきましょう。

頼める人がいなくても数日程度であれば、ペレットと水をたっぷり用意しておくことでしのげます。

それ以上になる場合は、ペットホテルに預けるなど対策を取りましょう。

 

5. 繁殖

 

ゴールデンハムスターは比較的簡単に繁殖させることができます。

しかし、ゴールデンハムスターは一度に4~17匹ほどの赤ちゃんを産みます。

その赤ちゃん達が増えても、最後まで責任を持って飼育することができるかどうかはしっかり考えなければなりません。

 

また、多頭飼いができないので、1匹ずつケージを分けて飼うことになるのです。

もしくは引き取り手がいるかということを考えておいてください。

 

 

かわいらしさと飼いやすさを兼ね備えたゴールデンハムスター。

ハムスターの中でも抜群の人気を誇るこの種類を、あなたも迎え入れることを検討してみてはいかがでしょうか。

 

▼合わせて読みたい

 

・  人気ハムスター20種類!飼いやすくておすすめなのはどの種類のハムスター?

・  ハムスターの飼い方、費用、しつけ、エサ、病気


フォローして最新のペット・動物関連記事をチェック!



検索

カテゴリ一覧

大型哺乳類(24)
   カピバラ(2)
   ブタ(3)
中型哺乳類(604)
   猫/ネコ(247)
   犬/イヌ(312)
   霊長類/類人猿/サル(12)
   モモンガ(3)
   フェネック(1)
小型哺乳類/小動物(103)
   うさぎ(44)
   ハムスター(23)
   ハリネズミ(7)
   モルモット(8)
   チンチラ(3)
鳥類(125)
   インコ(23)
   梟/フクロウ(10)
   文鳥(3)
魚類/甲殻類/水生生物(76)
   海水魚/熱帯魚(32)
   淡水魚(23)
爬虫類(44)
   蛇/ヘビ(9)
   トカゲ(10)
   カメ(11)
両生類(13)
   カエル(7)
   ウーパールーパー(2)
虫/昆虫(17)
   カブトムシ/クワガタ(10)
   タランチュラ(1)
ペット/動物全般/コラム(66)
   ペットや動物と触れ合えるスポット(24)
   寄付/募金/殺処分(6)

タグ一覧

飼い方/飼育方法(913)
種類/品種(730)
繁殖/育成(598)
毛色/毛質(303)
性格/生態/特徴(675)
食事/餌/栄養(690)
病気/病院/治療(714)
しつけ(477)
トイレ(155)
選び方(511)
値段/価格(589)
ランキング/おすすめ(142)
口コミ/レビュー(164)
旅行/ホテル/レストラン(24)
寄付/募金/保護活動(14)
おもしろペット/珍ペット(99)
飼育知識/豆知識(1037)
画像/動画(127)
まとめ(871)

人気記事ランキング