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名前の由来はその臭い!?とても長寿なカメ「クサガメ」の生態や特徴、飼い方を解説






「クサガメ」という、愛嬌のある半水棲カメを知っていますか?

クサガメは日本にも生息している、ペットとして人気が高いカメの一種です。
幼体は「ゼニガメ」、中国産は「キンセンガメ」と呼ばれており、その名前は聞いたことがあるという方もいるかもしれません。

他のカメと比べても人に慣れやすく、丈夫で寿命が長く飼いやすいクサガメ。
本記事ではそんなクサガメの生態や飼い方について、1つ1つ解説していきます。

これからクサガメを飼育しようとしている方は、ぜひ参考にしてください。

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【目次】名前の由来はその臭い!?とても長寿なカメ「クサガメ」の生態や特徴、飼い方を解説

 

クサガメの生態

分布

大きさ

鳴き声

食性

特徴

繁殖

寿命

クサガメの生態まとめ

クサガメはペットとして飼えるのか

クサガメの購入方法

クサガメの値段

クサガメの飼い方

クサガメの餌

水槽

陸地

フィルター

紫外線ライト

バスキングライト

ヒーター

クサガメを飼う時の注意点

1. クサガメを絶対に外に逃がさないこと

2. クサガメの寿命が非常に長いこと

3. クサガメが想像以上に大きくなること

クサガメがいる動物園・施設

【東京都】井の頭自然文化園

【広島県】広島市安佐動物公園

さいごに

 

 

クサガメの生態

 

クサガメの正面顔

 

クサガメは 爬虫綱 カメ目 イシガメ科」 の動物です。

 

淡水生のカメで、流れの緩やかな川や沼、田んぼなどに生息しています。

基本的には昼行性ですが、夏は暑さを避けるために早朝や夕方に活動しています。

 

この項目では主に、野生のクサガメに関する生態を解説します。

 

分布

 

池のイメージ

 

クサガメは韓国や中国、台湾や日本(北海道から沖縄にかけた全国)に生息しています。

 

つい最近まで、日本に生息しているクサガメは 在来種 だと考えられていました。

しかし、江戸時代より前の記録や化石が見つからないことから、現在では18世末に移入された 外来種 だと考えられています。

 

クサガメはもともと韓国や中国にだけ生息していましたが、人為的に日本に持ち込まれたようです。

台湾に生息しているクサガメも、人間の手によって持ち込まれたのではないかといわれています。

 

大きさ

 

 

クサガメの大きさは15〜25cmほど(甲長・甲羅の長さ)です。

オスよりもメスの方が大きくなり、メスは成長すると30cmを超えることもあります。

 

鳴き声

 

 

クサガメには鳴き声があるかどうか、はっきりとわかりません。

 

鳴き声とはいえませんが、なんともいえないカエルのような音を出すことがあります。

クサガメがなぜこのような音を出すのか、どのように音を出しているのかはよくわかっていません。

器官から空気を出している、くちばしをこすり合わせているなど様々な説があります。

 

なお、これまではカメには声帯がなく、鳴き声はないと考えられていました。

しかし、最新の研究によって、オオヨコクビガメやアオウミガメには鳴き声があることが判明しています。

 

食性

 

大量のあさり

 

クサガメは雑食性の動物で、野生では甲殻類や小魚、水生昆虫や貝、水草などを食べています。

動物園ではアジや小魚、アサリやエビ、カメ用の配合飼料を与えています。

 

特徴

 

サムネイルと同じクサガメ

 

クサガメの最大の特徴は、甲羅に3本の筋状の隆起(キール)があることです。

目の後ろから首にかけて黄色い線が入っているのも、クサガメを見分けるポイントになっています。

 

また、クサガメは危険を感じると、足の付け根にある臭腺から独特の臭いを放つことでも知られています。

その習性から、 「臭亀」 というやや不名誉な名前を付けられてしまいました。

 

繁殖

 

 

クサガメは生後9~12年ほどで成熟し、繁殖できるようになります。

そして年に1~3回産卵し、1度に4~9個ほどの卵を産みます。

 

日本では5~7月に産卵し、卵は2か月ほどでふ化しますが、幼体はそのまま地中で過ごします。

通常は翌年の春になると地上に出てきますが、ふ化した直後に出てきてしまう個体もいるようです。

 

寿命

 

 

クサガメの寿命は、20~40年ほどだと考えられています。

個体によっては60年ほど生きることもある、といわれる非常に長生きする動物です。

 

クサガメの生態まとめ

 

分類:爬虫綱 カメ目 イシガメ科

別名:ゼニガメ、キンセンガメ、リーブスクサガメ

学名:Chinemys reevesii

英名:Chinese pond turtle、Reeves' turtle

分布:韓国、中国、台湾、日本

大きさ:15~25cmほど

鳴き声:不明

食性:雑食性

繁殖:

性成熟:生後9~12年ほど
産卵数:1回に4~9個

寿命:20~40年ほど

 

 

クサガメはペットとして飼えるのか

 

クサガメ

 

クサガメはペットとして飼育できます。

ただし、先述の通りかなり寿命が長いため、安易な気持ちで飼うことはおすすめしません。

 

この項目では、クサガメの購入方法やその値段について解説します。

 

クサガメの購入方法

 

足を投げ出すクサガメ

 

クサガメはペットショップで販売されています。

店頭で扱っていない場合は、取り寄せが可能かどうか聞いてみると良いでしょう。

 

しかし、飼いきれなくなった、増えすぎたなどの理由から里親を探している方も少なくありません。

サイズにこだわりがない場合は、ペットの里親募集サイトで探してみるのも良い方法です。

 

クサガメの値段

 

緑色のシートの上にいるクサガメ

 

クサガメは1,000~2,000円程度で販売されています。

 

生体自体は非常に安価ですが、彼らの寿命は20~40年といわれています。

水槽や餌の購入費用、水道代などを考えると、 飼育には生体価格の数十倍の費用がかかる ことを覚えておいてください。

 

 

クサガメの飼い方

 

 

ここまでの説明で、クサガメは非常に安価であり、手軽に入手できる動物だということがわかりました。

では、実際飼育する場合には、どのようなものが必要になるのでしょうか。

 

この項目では、クサガメの飼い方と必要なものを合わせて説明していきます。

 

クサガメの餌

 

 

野生のクサガメは様々な物を食べていますが、飼育下では カメ用の配合使用 を主食にします

与える量は飼料に書かれた量をベースにして、クサガメの様子を見ながら増減させると良いでしょう。

 

副食としては、 生餌 を与えることをおすすめします。

生餌はし好性が高く、また狩りをすることでクサガメのストレス発散にもつながります。

植物(野菜)はし好性が低いため、特に与える必要はありません。

 

なお、クサガメはややグルメな面があり、急に餌に飽きて食べなくなることがあります。

飽きは配合飼料を2種類用意して交互に与える、たまに生餌を与えることである程度予防できます。

 

そして餌を与える時は、クサガメに噛まれないように注意してください。

なぜならクサガメは細菌(サルモネラなど)を持っていることがあるからです。

 

万一噛まれてしまった時は、感染症を予防するため患部をよく洗ってから消毒をしてください。

傷口が腫れる、下痢、発熱などの症状が出た場合は病院に行きましょう。

 

 

水槽

 

 

餌の次は、クサガメの住処となる水槽を用意しましょう。

屋外で飼育する場合は、水槽ではなく丈夫な桶を使っても構いません。

 

カメを飼育する水槽は、甲羅の長さの3~5倍の幅が必要だといわれています。

メスのクサガメは成長すると30cm以上になるため、 最終的には90cm程度の幅が必要 です。

 

ただし、水槽は大きくなればなるほど管理が難しく、掃除の手間もかかるものです。

そのため、最初のうちは小さめの水槽を使い、サイズに合わせて大きくしていくと良いでしょう。

衣装ケースで飼育することも不可能ではありませんが、耐久面を考えるとおすすめしません。

 

なお、掃除の際に手間がかかるため、砂利を敷くことはおすすめしません。

水槽のレイアウトや景観のために敷きたいという方以外は、用意しなくて良いでしょう。

 

クサガメの水替えについて

 

水のイメージ

 

クサガメは水中と陸の両方で過ごす、半水棲のカメです。

1日の大半を水の中で過ごし、水の中で食事をして水を飲み、その水の中で排泄もします。

水が汚いと水が飲めずに脱水症状を起こしたり、病気にかかったりします。

 

水槽の水はあっという間に痛んで汚れるため、こまめに水替えをしてください。

フィルターを入れていない場合は特に水が汚れやすいため、1~2日に1回は水替えをしましょう。

特に夏場になると特に水が汚れやすくなるため、毎日水替えをしなければなりません。

 

なお、水槽に入れる水の量は、クサガメが水槽の底に足をついた状態で息つぎができる程度が目安です。

水深が深すぎると無駄に体力を消耗してしまい、溺れてしまうこともあります。

 

水換えをする時の新しい水は、水道水をそのまま使って構いません。

ペットショップから迎えたばかりの子亀の場合は、カルキ抜きをした水を使った方が良いでしょう。

 

陸地

 

 

水の近くで暮らしているクサガメですが、1日中水の中にいるわけではありません。

水槽の中には、体を休めるための陸地を用意しましょう。

 

陸地は市販されている物でも、レンガやカゴ、人工芝などを使って自作した物でも構いません。

大切なのは滑らずに簡単に登れること、陸地が水に沈まず完全に乾く時間があることの2点です。

 

クサガメがゆったりと休めるように、なるべく大きめの陸地を用意してください。

 

フィルター

 

 

水槽内の水質を適切に保つため、フィルターを設置しましょう。

フィルターには投げ込み式と外部式がありますが、どちらを使っても構いません。

 

フィルターを設置すると不純物が取り除かれるため、水替えの頻度を減らせます。

また、ヒーターで暖められた水が循環して水温が一定になるため、設置することをおすすめします。

 

なお、フィルターのろ過材(ろ材)は消耗品のため、製品に記載されている頻度で交換してください。

汚れたろ過材を使い続けると、ろ過の効果が弱くなってしまいます。

 

紫外線ライト

 

 

クサガメを健康的に育てるためには、日光浴と紫外線ライトが欠かせません。

 

カメは日光(紫外線)を浴びることによって、体内でビタミンD3を作り出します。

ビタミンD3は骨や甲羅のもととなる、カルシウムを吸収するために欠かせない栄養素です。

 

紫外線が不足すると、成長不良・脱皮不良などが引き起こされます。

特に小さい頃から紫外線不足が続くと、甲羅が柔らかくなる・変形するといった症状が出てきます。

 

クサガメの健康を保つためには、30分~1時間で良いので毎日日光浴をさせることが大切です。

日光浴させるのが難しい場合、また紫外線が不足しがちな冬場は紫外線ライトを使うと良いでしょう。

 

バスキングライト

 

 

カメは、気温に合わせて体温が変化する変温動物です。

 

体温が下がると行動が鈍くなり、消化不良や便秘を引き起こすことがあります。

逆に体温が上がると行動が活発になり、消化吸収や排泄も活発になります。

そんな性質を持つクサガメの健康を保つためには、体を温めるバスキングライトが欠かせません。

 

カメが自分で体温を調節できるように、陸地に向けてバスキングライトを設置します。

バスキングライトの下の温度が、30℃くらいを維持できると理想的です。

 

昼間はバスキングライトを照射し、夜には消して水槽の中に人工的な昼夜を作り出しましょう。

 

ヒーター

 

 

クサガメは水の温度が低いと冬眠してしまうため、水中で使うヒーターも用意しましょう。

 

野生下のクサガメは厳しい冬を乗り切るため、冬眠して寒い時期をやり過ごします。

飼育下でも水温が20℃を切ると動きが鈍くなり、10~15℃くらいになると冬眠してしまいます。

 

しかし冬眠にはリスクがあり、 冬眠したら二度と目覚めなかった… という事例も少なくありません。

繁殖を目指す場合は冬眠させた方が良いのですが、基本的には冬眠させないことをおすすめします。

 

クサガメを冬眠させないためには、水温を25℃程度に保つことが大切です。

水中で使えるヒーターと水温計を投入し、こまめに水温をチェックしてください。

 

秋口になって水温が下がり始めたら、ヒーターを入れっぱなしにします。

 

冬眠の方法について

 

 

冬眠をさせる場合は、夏から秋にかけてしっかりと餌を食べさせて体力をつけさせます。

そして、冬眠予定日の1週間以上前から絶食させ、しっかりと糞を出させます。

冬眠の期間は野生のクサガメにならって、11月~3月頃を目安にすると良いでしょう。

 

その後、水槽にいつもより深めに水を張り、落ち葉やミズゴケを入れて冬眠させます。

落ち葉を使う場合は1週間程度水にさらし、アクを抜いておきましょう。

 

冬眠中の水槽は静かで気温の変化が少なく、薄暗い場所に置きます。

冬眠している間はエサをやる必要はありませんが、1週間に1度はクサガメの様子を確認します。

 

水槽の水が減っているようであれば、そっと水を足してあげましょう。

水温が0度を切ってしまうとクサガメが死んでしまうため、凍らせないことも大切です。

 

起こす時は少しずつ水槽の場所を動かし、明るさと温度を数日かけて徐々に上昇させていきます。

急激に温度を上げてしまうとクサガメの体に負担がかかり、弱ってしまうので注意してください。

 

冬眠明けはもとの飼育環境に戻し、体を慣らしてもらいましょう。

クサガメの動きがスムーズになってきたら、ごく少量ずつ餌を与えてください。

 

 

クサガメを飼う時の注意点

 

緑色の桶で飼育されているクサガメ

 

非常に手軽な値段で購入できるクサガメですが、飼育にかかる手間や費用は決して手軽ではありません。

この項目ではクサガメを飼う時に特に覚えておいて欲しい注意点を紹介します。

 

1. クサガメを絶対に外に逃がさないこと

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by 矢野健将 (@arowana.yano) on

 

記事の冒頭でも書きましたが、クサガメは外来種のカメだと考えられています。

外来種とはいえクサガメはカミツキガメのように人を傷つける、アカミミガメのように他の生物を脅かすといったことは少ないようです。

 

しかし、クサガメは日本の在来種である、 「ニホンイシガメ」 と繁殖できるという点に問題があります。

クサガメとニホンイシガメの交雑種は 「ウンキュウ」 と呼ばれ、ペットとして珍重されています。

ただ、クサガメが外来種であることを考えると、ウンキュウは望ましい存在ではありません。

 

日本の在来種を守るため、クサガメやウンキュウは絶対に野外へ逃がさないでください。

クサガメに限らず、動物を飼育する時は必ず最後まで面倒を見る覚悟を持って迎えましょう。

 

どうしても事情があって飼いきれなくなった時は、里親募集サイトを使う、購入したペットショップに相談するなどして、必ずクサガメの行き先を見つけてください。

 

2. クサガメの寿命が非常に長いこと

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by より (@yorita7474) on

 

クサガメは寿命が長く、短くても20年は生きるとされている動物です。

 

寿命が長いということは、それだけ一緒にいられる時間が長いということ。

しかし、寿命が長いことは喜ばしいだけではなく、その分責任を持つ時間が長いということでもあります。

 

20年後、40年後、最長60年もの間、あなたはクサガメを飼い続けられるでしょうか。

自分に何かあった時に、引き継いでくれる人は見つかるでしょうか。

 

クサガメをお迎えする前には、ぜひ20年後のことを想像してみてください。

そして、お迎えをする時は最後の時を看取る覚悟を持ってお迎えしてください。

 

3. クサガメが想像以上に大きくなること

 

 

ペットショップで販売されているクサガメは小さく、とても愛らしい姿をしています。

しかし、そんなクサガメも大人になると、想像以上に大きくなります。

メスは特に体が大きくなり、甲長が30cm以上になることもありえます。

 

「それならオスのクサガメを飼えばいいのでは?」と考える方もいるでしょう。

ただ、幼いカメの性別を見分けることは難しく、特に甲長が10cm以下の場合はほぼ判別不可能です。(※1)

 

そのため、クサガメを飼う時は、30cm以上の大きさになる可能性があると考えておいてください。

30cm以上のクサガメが飼育できる大きさの水槽を用意し、毎日水替えをするのは相当な重労働です。

体の大きさに合わせた食費や水道代もかかるため、金銭面から考えてもかなりの覚悟が必要です。

 

(※1)成体になったオスは黄色い模様が消え、光彩を含む全身が真っ黒になります。

これを 黒化 (こっか)と呼び、生後5年以降あたりから起きることが多いです。

黒化後の性別判定は容易ですが、それまでは尻尾の長さや総排泄孔の位置で判断するしかありません。

 

一般的にオスの方が尻尾の付け根が太くて長く、総排泄腔(※2)が甲羅の外にあるといわれています。

メスはオスよりも尻尾が短く、総排泄腔が甲羅の内側にあるといわれています。

 

(※2)総排泄腔(そうはいせつこう)…爬虫類や鳥類に見られる、糞や尿、卵や精子を排出する器官のこと。

 

 

クサガメがいる動物園・施設

 

 

クサガメは非常に安価で入手しやすいカメですが、誰にでも飼える動物ではありません。

 

成体になったクサガメを見れば、なぜ安易な気持ちで飼ってはいけないのかよくわかるはずです。

お迎えする前にまず動物園に行き、実際の大きさや飼育設備を確認してみてください。

 

【東京都】井の頭自然文化園

 

 

井の頭自然文化園でも、クサガメが飼育されています。

井の頭池のかいぼり(池の水を抜くこと、池の天日干しと外来種の駆除が目的)では、クサガメは駆除の対象になっているそうです。

 

クサガメは「変わりゆく井の頭池」水槽にて、 ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ) とともに展示されています。

 

井の頭自然文化園 の基本情報

 

住所:〒180-0005 東京都武蔵野市御殿山1-17-6

マップ: Googleマップ

電話番号:0422-46-1100

入園料:

一般   400円 
中学生 150円
65歳以上 200円

開園時間:9:30~17:00(最終入園は16:00)

休園日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月1日

公式ホームページ:  井の頭自然文化園

 

※合わせて読みたい:  「井の頭自然文化園」の見どころを徹底ガイド!沢山の小動物に水辺の生き物も

 

【広島県】広島市安佐動物公園

 

 

広島市安佐動物公園では、数多くのクサガメが飼育されています。

ぴーちくパークにあるカメ池では、クサガメの他アカミミガメやニホンイシガメの姿も見られます。

 

園内で飼育されているクサガメたちは、なんと半数以上が30年以上生きている個体です。

 

広島市安佐動物公園の基本情報

 

住所:〒731-3355 広島市安佐北区安佐町大字動物園

マップ: Googleマップ

電話番号:082-838-1111

入園料:

大人(18歳以上65歳未満)  510円
大人(65歳以上)       170円
小人(高校生及び18歳未満)  170円

開園時間:9:00~16:30(最終入園は16:00)

休園日:毎週木曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月1日

公式ホームページ:  広島市安佐動物公園

 

 

さいごに

 

 

昔からペットとして愛されている、クサガメについて解説してきました。

 

クサガメは人に慣れやすく、愛嬌のある仕草からペットとして人気のあるカメです。

日光浴中に気持ち良さそうに目を細め、のんびりとしている姿にも癒される方も多いことでしょう。

 

そんなクサガメは寿命が長く、また犬や猫と比べると飼育の手間がかからない動物です。

しっかりと環境を整え、注意点を覚悟の上で飼育すれば、とても良いペットになってくれるはずです。

 

クサガメを飼う時は寿命の長さ、飼育にかかる手間や費用のことをよく把握してから迎えてくださいね。


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